漫画『神様ですげェむ』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！神様たちとの絶望のデスゲーム

主人公がある日目覚めると、知らない森の中にいました。そこからはじまる最恐のデスゲーム……。掲載ギリギリの恐怖のゲームの始まりです。 この記事では、漫画『神様ですげェむ』のネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます。また、作品をよりお得に読めるための方法もあわせて解説します。本作に興味がある人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

ある日、目が覚めると、3人の人物は見知らぬ森の中にいました。中学の同級生2人とヤクザの男1人。彼らはいつも通りの日常を送っていたはずなのに、いつも間にかこの森にいたのです。 辺りを捜索していると、足元に梵字で書かれた魔法陣のようなものが……。それと同時に、自分たちの体にもいつも間にか梵字が浮かび上がっていました。魔法陣らしきものと、体に浮かび上がった梵字を頼りに考えるに、2人で1組を組まなければいけないということ。そして自分たちはいらないもの扱いされていることでした。 しかしそこから神と呼ばれる存在との、命懸けのゲームが始まるのです。1番最初に脱落していく中学生の2人組。生き残ったヤクザの前に、新たな人物が現れます。

ヤクザ風情のジンゴ、そして天才小学生のムロのコンビ。2人は同じようになんとか生き残ってきたグループと合流していました。グループの中には、ジンゴに悪いことを教えた初老の男・ヒロハシも混じっていました。ヒロハシが言うには、この不思議な空間では誰も殺すことができず、誰も本当の意味で死ぬことができないということ。 いわば、この空間は人間のためにあるわけでなく、神々の遊技場であるということです。そして神々が欲しがっているのは人間の脳みそだと言うのです。 彼らは言葉を話す不思議なニワトリに導かれて、次なるゲーム会場へと向かいます。会場にはまたしても信じられない数の人間たちの姿がーー。そこで彼らが戦うのは「ヨクカラゲ」という神でした。

ヨクカラゲ様と戦ったメンバーたち。だいぶ人数は減ったものの、生き残った新しいメンバーも交えて、次なる遊技場へと導かれます。そしてここでもまた、新たな人間が大勢現れます。 するとどこからともなく現れた大きなキノコ。うっかりその上に乗ってしまったムロが落下しそうになります。ギリギリのところで助けたのが、新しいメンバーのナツカとフユナでした。マメタロウという元気な男の子も仲間に加わり、みんなで協力して神を倒して生き残ろうと誓い合います。 しかし不穏な事態が起こってしまいます。ジンゴがキノコの胞子を浴びてやられると思ったところ、何も起きません。いつの間にか誰かが決着をつけてゲームが終了していたのです。

明るい存在だったマメタロウは、なんと殺人狂として目覚めてしまいます。結局彼とは別行動することになったジンゴたち。次なる遊技場は、恐怖の人形屋敷でした。つぎはぎだらけの死んだ人間たちが、そこには人形のように座らされています。 2人っきりになったムロは、変態ビッチJKのモモナに質問をします。ムロは彼女に、ヒロハシにあれこれ質問されたのではないかと尋ねます。しかし穏やかに笑っていたモモナの様子が豹変。慌てて言い訳をしますが、明らかに彼女は何か隠している様子があるようです。 一方、ムロはヒロハシの様子も警戒していました。なんとかカマをかけて、彼の秘密を掴むことに成功しました。秘密とは、彼がずっとジンゴを父親の目線で見守っていることでした。

不気味な人形の付喪神・ぱてぃちゃんを攻略したジンゴたち。しかしその代償はあまりにも多すぎました。ヒロハシとリコリス、2人が死んでしまったのです。 泣く泣く次の遊戯場へと向かうムロたちですが、次のステージはとんでもなく絶望的でした。そこには神の中の神がおり、目があっただけども太刀打ちできないことがわかるほどの威圧感。ジンゴは失禁し、ムロは呼吸困難になるほど。 こんな神と戦ってどうやってここから脱出すればいいのか、彼らの頭には答えは浮かびません。 そんなとき、神たちのなかに潜り込んだ人間・薔薇彦に出会います。彼はもとよりヒロハシから情報を受け取っていた協力者。しかし薔薇彦から聞かせられた、このゲームの意味に全員は絶望することになります。

本作『神様ですげェむ』は、神様とのデスゲームを描いた作品です。本作では序盤から主人公だと思っていた人物が突然死に、意外な人物が主人公だったりと、予想外な展開が繰り広げられます。 また、神様たちに身勝手に集められた人間たちが繰り広げる人間ドラマも必見！主人公であるチンピラのジンゴ、そして天才小学生のムロ。彼らを取り巻く人間たちのドロドロの展開も見どころですよ。 デスゲーム系の漫画が好きな人はぜひ読んでみてほしい作品です。