漫画『皇帝の子供を隠す方法』10話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！【息子の秘密】

『皇帝の子供を隠す方法』は、新婚初夜の後たった1日で皇帝から離婚を言い渡された令嬢が、政争に巻き込まれながらも、皇帝との複雑な関係を修復していくラブストーリーです。 本記事では、本作『皇帝の子供を隠す方法』を最新巻までネタバレも含めて徹底解説していきます！全巻無料で読めるかも調査したので、ぜひ最後まで見ていってくださいね！

アルテル・フォル・レストンは、「一夜限りの妃」と呼ばれていました。皇太子・カイゼンと新婚初夜を過ごした直後に離婚を言い渡され、そう呼ばれるようになった悲劇の令嬢でした。 しかし、離婚後にアルテルのお腹に子供を授かっていることが発覚します。息子・テオールは皇族だけ持つ赤い瞳をしていました。テオールが政争に利用されないために、彼を一人で育てると決め、王都から離れた田舎町へと身を潜めていました。 6年後のそんなある日、アステルとテオールの居場所を嗅ぎつけた皇室騎士団が、この町に訪れていることを知ります。そして、騎士団の一人が2人の住む家に侵入してきて......。

アステルとテオールは、皇帝・カイゼンの元へと連れ去られてしまいました。彼女が連れ去られる前に施した工作で、何とかテオールが甥であることをカイゼンに認めさせ、事なきを得ます。 カイゼンはアステルと2人きりで話したいと言い、テオールを他の部屋へ移します。アルテルは、この言葉からテオールへの疑念が薄れたと感じ、ほっとします。そして2人きりになり、カイゼンから捜索していた理由が明かされます。それは、死去した太皇太后に関することを聞き出すためでした。 太皇太后はカイゼンの祖母で、南部の大領王の娘として、南部の領土権を握っていました。本来であれば、祖母が亡くなった後、皇室に権限が戻るはずでしたが......。

アステルは、自身が持つ南部領土権を皇室へ戻すため、カイゼンから帝都へ一緒に向かうよう命令を受けます。その命令に従う代わりに、テオールと安全に暮らすための条件を提示します。その条件を呑んだ彼に連れられ、テオールと一緒にまずは南部へと向かうことになります。 南部に到着したアステルたち一行。そこで、秘書官のぺリアン・クロードと出会います。彼から、城内の案内を受けていた途中で、あるお願いをされるのでした。「都に着くまでは太皇太后様の遺書に関してはどうか内密に」という内容でした。 領土の相続問題が解決していないことが知れ渡ると、皇帝派を敵対視する貴族派に弱みを見せることになるという理由でしたが......。

アステルは、城の従待長からカイゼンが彼女を今夜の晩餐会に招待したことを知らされます。その晩餐会のために、きらびやかな衣装や宝石が彼女の部屋に運び込まれてきたのです。しかし、顔を合わせるのもぎこちない間柄なのに、どうして晩餐会に招待したのか疑問に思うのでした。 そしてアステルは、この招待を子供の子守りがあるからいけないと断ります。しかし、それを聞いたカイゼンは、「2人で出席すればいい」と言って参加を強要するのでした。そして、さすがに2度も皇帝の誘いを断ることは出来ないと思い、結局2人で出席することになります。 出席した晩餐会では、毎年秋になると開かれる狩猟大会の話題でみんなが盛り上がり......。

カイゼンは、晩餐会の途中で従侍長から耳打ちされ、「用事が出来た先に失礼する」と言って、席を外してしまいます。アステルは、その様子に異変を感じながらも、会は進行していきました。 晩餐会が終わり、アステルはテオールを寝かしつけていると、彼はクマの人形を晩餐会の会場へ、置いてきてしまったことに気が付きます。アステルはクマの人形を取りに、会場へ戻るのでした。会場へ向かう道中、カイゼンが1人で城内を歩き回っているところを見かけます。 アステルは、晩餐会で彼の異変を感じていたため、後を追うのでした。すると、ぺリアンがカイゼンへ「シエテ伯爵からの伝言です、蜘蛛が偽の巣にかかった」と報告しているところを目撃して......。

令嬢・アステルは、新婚初夜を終えた後、皇帝・カイゼンから離婚を告げられてしまいます。その後、都を追い出される形で、東部の田舎町で暮らし出します。 しかし、生まれた子供・テオールは皇族特有の赤い瞳をしていました。そのため、彼が政争に利用されないよう身を潜めていました。そのかいも虚しくカイゼンの命令で、2人は皇族騎士団に攫われて、彼の元へと連れていかれるのでした。 テオールが皇族だとバレないか、カイゼンとの復縁はあるのかなど、複数の主要なポイントが平行して進行していく中で、様々な伏線が見え隠れします。そんな最後まで目の離せないストーリーに、あなたも引き込まれるはずです。