韓国ドラマ『ヒーローではないけれど』最終回までネタバレ・全話あらすじ更新!キャスト相関図も解説
2024年5月5日にNetflixで独占配信がスタートしたJTBC土日ドラマ『ヒーローではないけれど』。演技派俳優チャン・ギヨンが主演を務めており、彼の除隊後復帰作となるファンタジーロマンスです。 この記事では、そんな『ヒーローではないけれど』のあらすじやキャスト、見どころを紹介します。
原題 | 『히어로는 아닙니다만』(英題:The Atypical Family) |
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配信日 | 2024年5月5日 ※韓国では2024年5月4日放送・配信スタート |
話数 | 全12話 |
日本配信先 | Netflix |
ジャンル | 恋愛 , ファンタジー |
演出 | チョ・ヒョンタク |
脚本 | チュ・ファミ |
『ヒーローではないけれど』のあらすじ
代々特殊な能力を持つ一家に生まれ、自身も過去へ戻る能力が発現した主人公ボク・グィジュ。彼の家族には、未来予知や飛行能力などそれぞれ違う超能力がありました。 グィジュは他人のために能力を活かそうと消防士の道に進みますが、とある事故を機にうつ病を発症し、“幸せだった過去”にすら戻れなくなりました。母や姉たちも「現代病」を患って能力を失い、娘のイナはいまだに超能力が現れていません。 過去を変え誰かを救うことができなくなり、すっかり落ち込んでしまったグィジュ。現代社会の荒波に揉まれ疲れきった彼らの前にト・ダヘと名乗る謎の女性が現れます。その後、ひょんなことから超能力一家とダヘの奇妙な同居生活が始まって……。
『ヒーローではないけれど』の口コミ・感想
待ってたよギヨン~!おかえりなさい!!設定はうつ病になってしまった超能力者で、(元?)消防士で……がっつりパパ役をやるのは初では?娘役が天才子役のパク・ソイちゃんなのも嬉しい。どんなケミを見せてくれるのか楽しみです。
韓ドラでは「超能力は家系に遺伝するもの」って捉え方が多い気がします。最初は「ラブコメかな?」と思いましたが、ホームドラマ要素の比重が大きくなりそう。主人公&ヒロイン周りの設定が悲劇的すぎるので、幸せになってほしいですね。
1話のあらすじ・ネタバレ
超能力一家であるボク家のマンフムは、崖の上に家族を集め、途方に暮れていました。なぜなら自分をはじめ、息子のグィジュ、娘のドンヒまでもが能力を失っていたからです。孫のイナに至っては、まだ能力が備わってすらおらず……。 そんな時、海で溺れたグィジュをト・ダヘという女性が救います。後日マッサージ店で働くダヘを自宅へ招待したマンフムは、彼女のマッサージのおかげで眠ることができ、“予知夢を見る”という能力を取り戻したのです。 しかも夢でダヘがボク家の指輪をはめているのを見たマンフムは、彼女こそが我が家の救世主だと考えます。しかしダヘは、実はボク家の財産目当てでわざと彼らに近づいていた詐欺師だったのです。
2話のあらすじ・ネタバレ
グィジュの能力は「幸せだった過去に戻れる力」でした。しかし事故で妻を亡くしたグィジュはイナが誕生した瞬間にさえ戻れなくなり、今では酒に溺れる日々です。 ある日デパートへ来ていたグィジュとダヘ。火災報知器が鳴り、火にトラウマのあるダヘは動けなくなってしまいます。その時グィジュが現れ、優しくダヘの手を握り……。 しかし後日ダヘからそのことを聞かされたグィジュは、身に覚えがありませんでした。イナから超能力のことを聞いていたダヘは、「もしかして未来から来たグィジュさんだったのでは?」と冗談めかします。 「過去に戻っても何も触れられない。だから手を握ることはあり得ない。」と答えたグィジュでしたが、帰宅後気になって目を閉じてみます。するとグィジュは過去に戻れたのです。そしてダヘが話していた内容通り、デパートで彼女の手を握り……。
3話のあらすじ・ネタバレ
過去に戻れたことに驚きつつ、グィジュは何度か能力を試してみますが、戻れるのは不思議とダヘがいる瞬間だけでした。しかもなぜかモノクロの過去の世界で、ダヘだけは色があり、触れられるのです。 実はイナが生まれた日、消防士だったグィジュは、班長のチョンに出勤を変わってもらいました。しかしその日、ある女子校で火事が起き、現場に向かったチョンが亡くなってしまうのです。 グィジュは何度もイナの生まれた日に戻り、過去を変えようとします。しかしチョンを救えることはなく、グィジュが過去に戻っている間に妻のセヨンが事故で命を落としたのです。 一方ボク家でまたもや未来のグィジュに遭遇したダヘは、彼の姿が鏡に映っていないことに気付き……!
4話のあらすじ・ネタバレ
鏡に映らないグィジュを目撃したダヘ。しかも予知夢を見たマンフムの口からは、ダヘが隠しているはずの実家「宮殿サウナ」の名前まで登場。怖くなったダヘは、急いで宮殿サウナへ帰ります。 しかしダヘはイルホンを「お母さん」と呼んでいるところを、後をつけてきたグィジュに目撃されてしまいました。さらにハプニングによって頭を打ったダヘは救急車で病院に運ばれます。 ボク家の財産狙いであるイルホンは、グィジュに「私は実の親ではない。」と説明。ダヘの悲しい生い立ちを聞いたグィジュは、目を覚ましたダヘを自宅へ連れて帰るのでした。 一方イルホンから「グィジュと婚姻届さえ出せば、自由になれる」と言われたダヘ。夜グィジュの部屋に行ったダヘは、「未来からきたあなたからもらった」と言って婚姻届を差し出します。そしてイナが生まれた日の火事でグィジュに助けてもらった、とも……。 そんなダヘに、グィジュは「順番が間違っている。本当に恋に落ちるのか確かめないと。」と言いながらキスをし……。
『ヒーローではないけれど』キャスト相関図
ボク・グィジュ役/チャン・ギヨン
主人公ボク・グィジュは、過去の幸せな瞬間に戻ることができるタイムトラベラーです。娘が生まれた日、娘の7歳の誕生日に起きた事故が、彼の幸せも超能力も奪ってしまいました。 グィジュを演じるチャン・ギヨンは、2014年にドラマ『大丈夫、愛だ』で俳優デビュー。『今、別れの途中です』の撮影後に兵役に就いており、本作でドラマ復帰を果たします。
生年月日 | 1992年8月7日 |
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身長 | 187cm |
主な出演作 | 『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』(2018年) 『キル・イット 〜巡り会うふたり〜』(2019年) 『今、別れの途中です』(2021年) |
@juanxkui |
ト・ダヘ役/チョン・ウヒ
ト・ダヘは超能力を失った一家の前に現れる謎の女性。彼女は17歳で一人ぼっちになり、家族が恋しいあまりに2度の結婚にも失敗しています。それでも生きてきたのは、「火事から救ってくれた恩人に申し訳ない」という思いからでした。 そんなダヘを演じるのは、「千の顔を持つ」と称される女優チョン・ウヒ。Netflixシリーズ「The 8 Show」(2024年)でも主要キャストを務めます。
生年月日 | 1987年4月20日 |
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身長 | 160cm or 161cm |
主な出演作 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(2014年) 『哭声/コクソン』(2016年) 『雨とあなたの物語』(2021年) |
@thousand_wooo |
ボク・マンフム役/コ・ドゥシム
ボク・マンフムはグィジュの母で、未来の夢を見る予知能力者。息子の運命が一変した事故が原因で不眠症を患い、眠れても暗闇の夢しか見られなくなりました。 コ・ドゥシムは数々の作品で母親役を演じており、「国民の母」の愛称で親しまれています。主演のチャン・ギヨンとは「マイ・ディア・ミスター」以来、約6年ぶりの共演です。
生年月日 | 1951年5月22日 |
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身長 | 160cm |
主な出演作 | 『伝説の魔女』(2014年) 『カーテンコール』(2022年) 『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』(2023年) |
なし |
ボク・イナ役/パク・ソイ
ボク・イナはグィジュの娘。一家で唯一、中学生になっても超能力が現れていないため、祖母のマンフムは心配で仕方がありません。イナ本人は超能力よりスマートフォンに夢中で、学校でも他の生徒との関わりは少ないようです。 パク・ソイは映画『ただ悪より救いたまえ』の好演が評価され、天才子役として活躍を期待されています。
生年月日 | 2012年3月12日 |
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身長 | - |
主な出演作 | 『ただ悪より救いたまえ』(2020年) 『先輩、その口紅塗らないで』(2021年) 『生まれ変わってもよろしく』(2023年) |
@soi_hami |
ペク・イルホン役/キム・グムスン
ペク・イルホンは行くあてがないダヘを迎え入れ、家族になってくれたもう一人の母。チムジルバン(健康ランド)で垢すりをして、麦飯石の卵を売って生計を立てています。 そんなイルホンを演じるのは、バイプレーヤーとして活躍するベテラン女優キム・グムスンです。是枝裕和監督作『ベイビー・ブローカー』(2022年)にも出演しました。
生年月日 | 1973年8月21日 |
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身長 | - |
主な出演作 | 『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019年) 『ヴィンチェンツォ』(2021年) |
なし |
グレイス役/リュ・アベル
グレイスはダヘの妹。ダヘに「姉さん」と呼びかけるものの実は年上で、名前も本名ではありません。 謎多き妹・グレイスを演じるのは、映画『青い川は流れる』(2008年)で女優デビューしたリュ・アベル。ドラマ「マイ・ディア・ミスター」ではチョン・チェリョン役を演じています。実妹は同じく女優のリュ・ヘヨンです。
生年月日 | 1988年9月15日 |
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身長 | 167cm |
主な出演作 | 『それでも僕らは走り続ける』(2020年) 『ワンダフルデイズ』(2023年) |
@abelling_ |
ノ・ヒョンテ役/チェ・グァンロク(ロイ)
ノ・ヒョンテはダヘの叔父。カタギに見えない強面な外見に反して、繊細な感受性の持ち主です。 演じるチェ・グァンロクは、「ロイ」という芸名でモデルとしてデビューし、2022年にNetflixシリーズ『グリーン・マザーズ・クラブ』で俳優デビューしました。その後目立った活動はなく、本作が2作目の出演作となるようです。
生年月日 | 1991年7月1日 |
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身長 | 185cm |
主な出演作 | 『グリーン・マザーズ・クラブ』(2022年) |
@roy____choi |
『ヒーローではないけれど』の見どころ
『ヒーローではないけれど』の見どころは、豪華スタッフ&キャスト陣が贈るホームドラマです! 本作の演出を手がけるのは、非地上波ながら最高視聴率23.8%(最終話)を叩き出し、大ヒットを記録した「SKYキャッスル」(2018年)のチョ・ヒョンタク監督。脚本は『内省的なボス』(2017年)のチュ・ファミが担当し、一人の女性と超能力一家を巡る過去と未来の物語が展開されます。 超能力×ロマンスはもちろん、ホームドラマをセットで扱った韓ドラには名作が多く、近年は『ムービング』(2023年)の大ヒットも記憶に新しいです。
『ヒーローではないけれど』のあらすじ・キャストまとめ!Netflixで今すぐ観よう
Netflixシリーズ『ヒーローではないけれど』は、2024年5月5日から日本配信がスタート。本国放送終了後すぐに更新されるので、ほぼリアルタイムでストーリーを追えます。 超能力一家とダヘの同居生活はどうなっていくのか、ぜひその目で確かめてください!