2025年8月1日更新

ドラマ『グラスハート』原作からあらすじネタバレ!相関図で佐藤健らキャストを紹介

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ドラマ『グラスハート』作品概要・あらすじ

タイトル 『グラスハート』
放送日 2025年7月31日(金)
話数 全10話
原作 若木未生『グラスハート』(集英社→幻冬舎コミックス) ※イラスト:橋本みつる , 羽海野チカ , 藤田貴美
主要キャスト 佐藤健 , 宮崎優 , 町田啓太 , 志尊淳 , 菅田将暉
監督 後藤孝太郎 , 柿本ケンサク
脚本 岡田麿里 , 阿久津朋子 , 小坂志宝 , 川原杏奈
エグゼクティブプロデューサー 岡野真紀子

あらすじ【ネタバレなし】

ある日、“女だから”という理由で所属していた学生バンドをクビになった西条朱音(宮崎優)。そんな朱音のもとへ、とある電話がかかってきます。電話の主は、なんと「ロック界のアマデウス」とも呼ばれる天才音楽家・藤谷直季(佐藤健)でした。朱音はそのまま藤谷らのバンド「テン・ブランク」に参加することに……。 天才・藤谷が率いて順風満帆に見えるテン・ブランク。しかしその中では、メンバーそれぞれが音楽やメンバーに対して、さまざまな思惑や葛藤を抱えていました。 そんなテン・ブランクで、朱音は曲作りやライブを重ねる度に成長していき……。

【ドラマ】1話のあらすじ・ネタバレ

フェス当日に「女はいらない」という理不尽な理由でバンドをクビになった西条朱音。その後、荒天のためにフェスが中止になる中、朱音は勝手にドラムをたたき始めます。すると、朱音のドラムに合わせてピアノの音が……。 それから3年、朱音はことごとくオーディションに落ち、音楽の夢をあきらめようとしていました。そんな時、母が経営するカレー屋に、朱音を指名した配達注文が入ります。 朱音が不思議に感じながらも配達すると、そこは天才音楽家・藤谷直季の家でした。朱音を探していたという藤谷。そして朱音は、凄腕ギタリストの高岡尚、キーボード担当の坂本一至と共に、新生バンドTENBLANK(テンブランク)を組むことになったのです。 しかしTENBLANKのマネージャー・甲斐は朱音のメンバー入りを歓迎せず、坂本にも朱音のドラムはデリカシーがなく、「好きじゃない」と言われてしまいます。 そんな中、真崎桐哉と有栖川真広のカリスマユニット・OVER CHROME(オーヴァークローム)の前座として初ライブをすることになったTENBLANK。

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【ドラマ】2話のあらすじ・ネタバレ

初ライブを大成功させたTENBLANKは、さっそくデビューシングルの制作に取りかかります。しかし藤谷の要求はレベルが高く、朱音は何度もダメ出しをくらってしまいました。 そんな中、TENBLANKのもとに有名音楽プロデューサーの井鷺一大が、歌姫・櫻井ユキノを連れて現れます。かつて藤谷と共に音楽をやっていた井鷺は、彼が再び自分のもとへ戻ることを望んでいました。一方藤谷は、「井鷺一大を壊したのは俺だ」と朱音に打ち明け……。 完璧を求める先生・藤谷の期待に応えようと、毎日ドラムをたたき続ける朱音。そんな朱音を呼び出した桐哉は、かつて井鷺が藤谷の曲を盗み、プロデューサーとしてダメになったことを教えます。 その後、「明日なにかの間違いで俺が死んだとしたら、もうドラムはたたかないの?」と藤谷に聞かれた朱音は、「TENBLANKがなくなっても、私だけの音をつかんでたたいてみせる!でもいなくならないで!」とまっすぐな思いを伝えました。 そして翌日、レコーディングに臨んだ朱音は、自分の音でドラムを奏で、藤谷からOKをもらいます。

【ドラマ】3話のあらすじ・ネタバレ

藤谷は櫻井ユキノへ楽曲提供をすることにし、その代わりとしてTENBLANKは人気歌番組のトリで出場できることが決定します。ついに生放送で曲を披露することになり、朱音は高揚しますが、マネージャーの甲斐だけは不満気味です。 そして迎えた当日、なんと準備した音源がすべて消えていることに気がついた坂本。藤谷はその場で音を作り直そうと言い、坂本と高岡が手伝います。朱音は甲斐から先にメイクなどの準備をするよう言われ、桟橋にある船の中へ……。 ところが船の中にドラムを見つけた朱音は、練習に夢中になり、ドアに鍵がかけられたことに気づきません。さらに船はそのまま出港してしまいます。鍵をかけたのは、マネージャーの甲斐でした。 しばらくして状況に気づき、別のドアから船上に出た朱音。しかし、すでに船は陸から遠く離れています。絶体絶命かと思われたその時、別の船で現れたのはTENBLANKのメンバーでした。 TENBLANKは急遽、船上ライブに切り替え、素晴らしい演奏を披露。デビューは大成功を収め、TENBLANKの名は一躍有名になります。そして朱音は、藤谷への恋心に気づき……。

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【ドラマ】4話のあらすじ・ネタバレ

藤谷の別荘で合宿をすることになったTENBLANK。そこにはマネージャーの甲斐と、藤谷に呼ばれたというユキノも到着します。 さっそく楽曲制作をスタートさせたTENBLANKでしたが、藤谷がかけたのは、坂本が作った曲。しかし藤谷が無断でアレンジしており、坂本は怒りを爆発させます。そんな坂本に、自分でアレンジを作るよう指示する藤谷。 その後、朱音は甲斐が当初TENBLANKのボーカルだったことを知ります。甲斐は藤谷から自分で歌いたいと言われてボーカルを諦めていました。そのため、なんとしてでもTENBLANKを成功させたいという思いが誰よりも強いのです。 しかし藤谷は、生放送の日に鍵をかけたのが甲斐だと見抜いており、「今の甲斐はTENBLANKに必要ない」と告げます。甲斐は朱音に嫉妬していることを高岡に打ち明け、泣きながら別荘を去っていきました。 一方、坂本は藤谷がアレンジを加えた意図に気づき、TENBLANKらしいアレンジを完成させます。そして夜、寝付けない朱音がリビングに向かうと、そこには藤谷の姿が……。隣に座る藤谷に、思わず「私、センセイのこと……。」と気持ちを言いかける朱音。

【ドラマ】5話のあらすじ・ネタバレ

後日、坂本に何かあったことを見抜かれ、藤谷に振られたことを打ち明ける朱音。そんな時、桐哉から新曲のデモが送られてきます。その場で曲を聞いた朱音と坂本は言葉を失いました。藤谷が作ったTENBLANKの新曲と、メロディーがまったく一緒だったからです。 一方、合宿所で自分の歌がすべて藤谷のものだったことを知ったユキノは井鷺を問い詰めました。しかし井鷺は悪びれもせず、「俺がお前を歌わせてやってるんだ。それだけは忘れるな。」と言い……。 その後、藤谷は曲を諦め、発売日までに別の曲を用意すると言います。しかし朱音は納得できず、1人で桐哉のもとに乗り込みました。すると桐哉は藤谷に電話をかけ、「西条朱音を借りる」と伝えます。 朱音が桐哉の家に入ると、すぐに藤谷も中に入ってきました。自分も桐哉の母に音楽を教わったから、メロディーが偶然同じでも不思議ではないと話す藤谷。藤谷と桐哉は異母兄弟だったのです。2人は、お客さんの前で対バンをやり、買った方が曲をリリースしようと話をつけました。 そして対バン当日、会場入りしようとした桐哉は何者かに刺されてしまい……!

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【ドラマ】6話のあらすじ・ネタバレ

本番直前、桐哉が刺されたことが藤谷たちにも伝わりました。その場にいた客たちもニュースを見てパニック状態にーー。その時、朱音はドラムをたたき始め、高岡と坂本も加わります。その間に藤谷は桐哉のもとへ……。 桐哉は無事でした。駆け付けた藤谷は、音楽を続けてこられたのは桐哉がいたからだと感謝し、対バンは改めてやろうと告げます。しかしファンの女性をかばって刺されていた桐哉は、血を流しながらも「歌うから絶対にライブに来いよ」と女性と約束していたのです。 朱音たちが演奏を続けていると、ライブ会場に病院の屋上から中継がつながりました。桐哉は藤谷と2人で同じ曲を歌い、ライブは大成功で幕を下ろします。 その夜、ライブの打ち上げをしていたTENBLANKの4人。フリスビーをビンに投げ、外したら秘密を打ち明けるゲームをします。朱音が外してしまったため、秘密を話すことになった藤谷は、「みんなに言ってなかったけど……。」と、アリーナツアーが決まったことを報告し……。

【ドラマ】7話のあらすじ・ネタバレ

OVER CHROMEとのライブから6か月後。TENBLANKはアリーナツアーをスタートさせ、全国各地をまわっていました。 朱音と神社を訪れた坂本は、「ずっと先生の傍にいられますように」と書いた絵馬を見て、「諦めたんじゃなかったの?」と問い詰めます。すると「無意味じゃないなって思ったの。誰かを好きになるって。」と、藤谷への気持ちを貫くことを打ち明けた朱音。そんな朱音に坂本は切ない表情を浮かべ……。 その頃、藤谷の曲を使い切ってしまった井鷺は、新たな曲をユキノに与えていました。そんな井鷺にユキノは「やっぱ無理です。藤谷さんの曲じゃなきゃ。」と訴えますが、「無理。」と突っぱねる井鷺。そして「TENBLANKは藤谷の音じゃない。彼も俺がいなきゃだめなんだ。」と血走った目で続けます。 そしてライブ直前、藤谷のもとに乗り込んできたユキノ。「責任取って!」と泣きわめくユキノを外に連れ出した朱音は、「音楽で誰かを自分のものにするなんてできない。」と諭しますが……。 その直後、突然会場がキャンセルされ、TENBLANKのライブは中止となってしまいます。もちろん裏で手をまわしたのは井鷺でした。 後日、謝罪として歌をライブ配信する藤谷。そんな藤谷のもとを訪れた朱音は、後ろから坂本に抱きしめられます。坂本は、「西条のこと好きすぎて窒息しそうなんだけど。」と告白し……!

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【ドラマ】8話のあらすじ・ネタバレ

5年前、最初にバンドへ誘ったのは藤谷ではなく高岡のほうでした。その時は高岡が断られます。 そして現在、ツアーが中止になった責任を感じている藤谷は、今まで以上に自分を追い詰めていました。レコーディングで頑なにOKを出さない藤谷に、何度も食い下がる高岡。 その後、井鷺からある事実を知らされた高岡は、怒りの形相で藤谷につかみかかります。そして「俺TENBLANK抜けるわ。」と言い放ったのです。 あまりに唐突な出来事に、朱音と坂本は驚いて高岡を追いました。そして2人は高岡から信じられない話を聞かされるのです。 藤谷は脳に腫瘍があり、音楽を続けられる身体ではない、と……。 その後、高岡は自分が無事からバンドに誘われた時のことを思い出していました。 一方、何も知らなかったことにショックを受けた朱音。しかし、藤谷が誰よりも音楽とTENBLANKを愛していることに気づきました。朱音は高岡や坂本に黙って藤谷を連れ出し、2人で別荘にこもって楽曲を制作します。

【ドラマ】9話のあらすじ・ネタバレ

眠ってしまっていた朱音が目を覚ますと、そこには倒れた藤谷がーー。その後、病院へ運び込まれた藤谷の検査結果を見て、主治医は“歌うか、死ぬか”だと告げます。 朱音は勝手な行動を謝りますが、高岡の怒りは収まりませんTENBLANKを辞めるという朱音に、高岡も「もうTENBLANKは終わりだ」と言い……。 そしてクリスマスの日、母のカレー屋を手伝っていた朱音のもとに、坂本がやってきます。そして、朱音を好きだと言ったのは勘違いだったと話し、藤谷が作った新曲のデータを朱音に渡しました。 坂本が去った後、思い悩む朱音に藤谷から電話がかかってきます。そして電話越しに新曲「GLASS HEART」を聞いた朱音は、藤谷が自分のことを好きだと感じました。坂本も、この曲が朱音を思って作られたものだとわかっていたのです。 居ても立っても居られず、藤谷のもとへ駆けつけた朱音。2人は雪の降るクリスマスの夜に唇を重ねました。 そして後日、ユキノが井鷺の悪事を暴露したため、彼の主催したフェスでは、当日に出場アーティストのキャンセルが相次ぎます。怒った客たちが帰ろうとしたとき、なんと現れたのはTENBLANKで……!

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【ドラマ】10話のあらすじ・ネタバレ

マネージャーに戻る決心をした甲斐は、直前だったにもかかわらず、TENBLANKのために大勢の観客を集めていました。 「俺を助けてやろうってつもりか?」と皮肉まじりにつぶやく井鷺に、「あなたが僕を導いてくれるのは当然だと思って、あなたの音を傷つけた。」と正直な思いを伝える藤谷。 そしてTENBLANKは「旋律と結晶」などヒット曲を次々と披露し、途中でユキノも登場。観客の盛り上がりは最高潮に達します。そんな中、藤谷の病気が報道され、ざわつく観客たち。 藤谷は「明日の保証なんてどこにもないこの世界で、今あなたにこの音を伝えたくてここに来ました。」、「よかったら一緒に歌おう。」と観客に呼びかけました。 次の曲は「Chasing Blurry lines」。途中で桐哉も飛び入り参加し、歓声はさらに大きくなります。 そしてついに最後の曲、「GLASS HEART」が披露されました。TENBLANKは力を出し切り、ライブは終了。朱音の耳には、大きな会場を埋め尽くしたファンたちの「戻ってこい!」いう声が響いていました。

原作小説『グラスハート』全話ネタバレ【最終話まで】

1巻のあらすじ・ネタバレ

『GLASS HEART グラスハート 』

「女だから」というだけの理由によって、学生バンドをクビになった女子高生・西条朱音。彼女のもとに、「大至急あんたのドラムが欲しい」と電話がかかってきます。相手の正体はかつて神童と呼ばれ、若くして業界に名を轟かせる天才音楽家・藤谷直季でした。 藤谷が朱音に目をつけたのは、たまたま彼女がドラムを叩いた際の音源を聞き、持病のため全力で叩けないドラマー・坂本一至の音に近いと思ったからです。 翌日、背景を知らない朱音は戸惑いつつも、藤谷と高岡尚、そして坂本と合流します。 朱音はメジャーデビューを控えるバンド「テン・ブランク」に、ほぼなし崩しで参加。華々しい才能を持つメンバーに尻込みしながら、必至で食らいついていきます。

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2巻のあらすじ・ネタバレ

『GLASS HEART 嵐が丘』

メジャーデビューへ向けて、ファーストアルバム制作に取りかかる「テン・ブランク」。朱音にとっても、初のアルバムレコーディングがスタートしました。 その現場は緊張する・しないどころではない、想像を遥かに超えた戦場!ベーシスト兼ボーカル、プロデューサも兼ねる藤谷とギターの高岡が、求める音の違いから激しく衝突します。メンバー間に不穏な空気が流れる中、バンドの中核を担う藤谷が倒れてしまいました。 ギリギリの精神状態が続いており、ついに疲労がピークに達してしまった藤谷。そんな彼自身と音楽に対して、朱音は少しずつ惹かれるようになって……。その後、危機を乗り越えて収録が完了し、ファーストアルバムは無事リリースされました。

3巻のあらすじ・ネタバレ

『GLASS HEART いくつかの太陽』

「テン・ブランク」はメジャーデビューを果たし、人気急上昇中のバンドとして話題に!そんな中、藤谷の異母弟であり、因縁の相手である真崎桐哉と有栖川シンによる音楽ユニット「オーヴァークローム」と音楽で対決することになりました。 それぞれが楽曲制作に取り組んでいく中で、藤谷も真崎も凄絶なまでに「自分たちのオリジナルの音」を求めます。 別のバンドから似た曲が出されそうになったり、藤谷が他の歌手のプロデュースに着手したりと、様々な欲望や思惑、変化がバンドの周囲を取り巻くのでした。また朱音はキーボード兼一部楽曲の作・編曲を担当する坂本と付き合い始め、藤谷を交えた三角関係に発展していくことに……。

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4巻のあらすじ・ネタバレ

『GLASS HEART 熱の城』

ぶつかり合うような強い個性を武器に、話題と人気を集めてきた「テン・ブランク」。藤谷の発案によって初の全国ライブツアーが決定し、すべてが順調に見えました。 高校3年生に進級したバンドの紅一点・朱音は、たとえ過密スケジュールであっても勉強とライブツアーを両立させなければいけません。不安な気持ちを抱える彼女と対照的に、藤谷はツアーリハーサル中もアイドル・日野ヒビキのプロデュースの仕事をかけ持ちしていました。 朱音はバンドに対する気持ちに齟齬を感じ始め、自分の中の違和感が大きくなっていきます。 藤谷はヒビキとほぼ並行して、モデルで歌手でもある櫻井ユキノへの楽曲提供も手がけており、多忙な日々が続いていたのでした。

5巻(最終話)のあらすじ・ネタバレ

完結『GLASS HEART イデアマスター 』

朱音が無事大学へ進学したのをきっかけに「テン・ブランク」は活動を本格化し、再びの全国ツアーに向けて動き出していました。 しかし一方で、バンドの内部に漂う不穏な気配。1曲のみのプロデュースという約束にもかかわらず、藤谷に異様な執着を見せるユキノが、「テン・ブランク」に罠を仕掛けます。ツアー用に発表した曲のトラックダウン(最終仕上げ)前の音源に、自分の歌声を乗せてネット上に公開したのです。 ボーカリストとしても、作曲者やリスナーの視点でも「櫻井ユキノに負けた」と語る藤谷。亀裂は決定的なものになり、朱音は「一度、終わらせてください」と伝えます。 ツアー後に「テン・ブランク」は活動休止し、朱音はその間にソロアルバムをリリース。坂本プロデュースの元、真崎や高岡、藤谷がゲストとして参加しました。休止から1年後、藤谷からの突然の連絡によって朱音と坂本、そして高岡が集められ、野外フェスで活動を再開したのでした。

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6巻(番外編)のあらすじ・ネタバレ

番外編最新作『GLASS HEART アグリー・スワン』

本編の西条朱音ではなく、地下アイドル「ミュジカ・ドリカ」センター・香椎理多がヒロインの表題を中心に、複数の短編を収録した番外編集です。 原作者曰く、「アグリー・スワン」は「高岡尚の幸せを考えてみたお話」とのこと。 理多は類まれな歌唱力と絶対音感を持つ一方で、ステージ上ではうまく笑えませんでした。活動について悩んでいた時、「テン・ブランク」のライブで高岡との接点が生まれます。 ソロ活動に転向した理多は、シングルの制作に参加してくれた高岡と再会。彼のギターの音を欲しがるようになり、やがて高岡の存在そのものにも独占欲を見せます。ボーカリスト・藤谷直季への対抗心も芽生え、彼と高岡を奪い合うことになって……。

バンドは解散する?恋愛関係は?【結末ネタバレ】

バンドは活動解散する?

最終巻の中で、バンドは一度活動休止し、ラストの野外ライブシーンで活動再開する描写があります。 *人間関係で悩むことの多かった『グラスハート』原作は、朱音の結婚で皆が納得し終わりを迎える最終回となっています。 ドラマでもバンド内の葛藤についてはしっかり描かれるのではないかと思います。

メンバー間の恋愛!恋の結末は?

原作小説では、最終回を迎える直前で坂本と付き合っている朱音に対し、藤谷が「好きだよ」と告白します。よってドラマでも、メンバー同士の恋愛も原作通り描かれると予想します! しかし朱音は藤谷の気持ちには応えず、20歳を迎え坂本との結婚を決意し物語は終わりました。ラストより1年後には坂本と結婚し同居をしている茜の姿も描かれています。

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ドラマ『グラスハート』キャスト一覧・相関図

グラスハート 相関図
藤谷直季役/佐藤健 本作の主人公 天才ミュージシャン
西条朱音役/宮﨑優 本作のヒロイン TENBLANKのドラマー
高岡尚役/町田啓太 TENBLANKのギタリスト
坂本一至役/志尊淳 TENBLANKのピアニスト
真崎桐哉役/菅田将暉 OVER CHROMEのボーカル
有栖川真広役/レイ二 OVER CHROME・真崎桐哉の相方
櫻井ユキノ役/髙石あかり 藤谷の楽曲提供を受ける歌姫
西条モモコ役/YOU 朱音の母
井鷺一大役/藤木直人 音楽プロデューサー
レージ役/山田孝之 Z-OUTのボーカル
甲斐弥夜子役/唐田えりか TENBLANKのマネージャー
上山源司役/竹原ピストル TENBLANKのマネージャー

藤谷直季役/佐藤健

『グラスハート』、佐藤健

ロック界のアマデウスと呼ばれる天才ミュージシャンの藤谷直季を演じるのは佐藤健です。藤谷は大学生の朱音をバンドに誘い、巻き込んでいくカリスマです。 佐藤は本作で主演だけでなくエグゼクティブプロデューサーも務めており、日本の実写作品が世界で愛されるようになってほしいと熱い思いを語っています。20代前半で『グラスハート』と出会い、大好きなキャラの藤谷を演じる佐藤に注目です。

西条朱音役/宮﨑優

『グラスハート』、宮﨑優

ドラマのヒロインである大学生の天才ドラマー西条朱音を演じるのは宮﨑優です。朱音は理不尽な理由で所属バンドをクビになったところ、藤谷に誘われメジャーデビューしスターダムを駆け上がっていきます。 宮崎はオーディションで朱音役に抜擢され、エグゼクティブプロデューサーの佐藤は「宮崎がいなければこの作品は走り出せなかった」と語りました。魅力・根性・熱意を持っている朱音の実際のライブシーンにも注目です。

高岡尚役/町田啓太

『グラスハート』、町田啓太

努力家のカリスマギタリスト・高岡尚を演じるのは町田啓太です。今回のキャストは佐藤健が「アジアスターになってほしい」と思った人に声をかけたと語っており、町田啓太にとって大事な作品になることは間違いありません。 『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)などで人気を博し、女性ファンのハートをガッチリ掴んだ町田。今作ではバンドマンの姿で視聴者を魅了してくれるでしょう。

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坂本一至役/志尊淳

『グラスハート』、志尊淳

超音楽マニアの孤独なピアニスト・坂本一至を演じるのは志尊淳です。他のキャスト同様に佐藤健の声かけによって出演が決定し、テン・ブランクのメンバーを演じます。 志尊は『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014年)の主役でデビュー。『女子的生活』(2018年)ではトランスジェンダー役を演じ高く評価されました。さまざまな役柄を演じ分ける高い演技力を持つ志尊の『グラスハート』での演技が楽しみです。

真崎桐哉役/菅田将暉

『グラスハート』、菅田将暉

ライバルとなるカリスマバンド・OVER CHROMEのボーカルである真崎桐哉を演じるのは菅田将暉です。音楽活動の印象も強い菅田将暉にとって、カリスマバンドのボーカルはピッタリの役柄でしょう。藤谷とどのようなバトルを繰り広げるのか楽しみです。 菅田は『仮面ライダーW』(2009年)で俳優デビューし、『民王』(2015年)や『帝一の國』(2017年)などで存在感を放ち続けています。「さよならエレジー」や「まちがいさがし」などをリリースし歌手としても活躍中です。

有栖川真広役/レイニ

『グラスハート』、レイニ

OVER CHROMEの有栖川真広を演じるのは、レイニです。 “小栗旬の秘蔵っ子”と呼び声高い俳優兼ミュージシャン。実は徳永英明の息子だそう!2025年1月にメジャーデビューしたばかりです。『FUNNY BUNNY』(2021年)や『THE LEGEND & BUTTERFLY』(2023年)などの出演しています。

ドラマ『グラスハート』プロデュースは佐藤健自身!

佐藤健が共同エグゼクティブプロデューサーを務める!

『グラスハート』、佐藤健

『グラスハート』は佐藤健が主演だけでなく共同エグゼクティブプロデューサーも務めます。Netflixの出現によって“日本の実写作品も世界で愛されるようになってほしい”と目標を設定した佐藤にとって、本作のプロデュースは夢の第一歩です。 今回佐藤は、オーディションで決定した朱音役以外のキャスティングについて、「アジアスターになってほしい人に声をかけました」と発表。佐藤の声かけによってキャストが集まったというのも、本作の魅力の1つとなるでしょう。 「自分の俳優人生をすべてかけます」と宣言したという佐藤の生み出す『グラスハート』は期待大の作品です。

監督は『全裸監督』の後藤幸太郎らが担当!

監督を務めるのは『恋する寄生虫』(2021年)の柿本ケンサクと『全裸監督』(2019年)の後藤幸太郎。柿本は「坂本龍一」や「Mr.Children」などのMVを手掛けるだけでなく、長澤まさみなどの写真集も手掛けており、国内外で幅広く活動しています。 後藤は『全裸監督』(2019年)では監督補でしたが、2021年の続編では監督としてメガホンを取っています。 脚本はアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年)の岡田麿里や若手女性脚本家が担当します。岡田はこれまでアニメ作品に多く携わっており、配信ドラマの脚本を手掛けるのは初めてとなります!

ドラマ『グラスハート』楽曲は野田洋次郎が担当

野田洋次郎

ボーカル藤谷を演じる佐藤健が歌うTENBLANKの楽曲「旋律と結晶」。この曲は、RADWIMPSの野田洋次郎が作詞を、飛内将大が作曲を手掛けた曲です。野田はこの楽曲以外にも、劇中のTENBLANKの楽曲を数曲書き下ろしています。 それらのドラマ内で披露されていくTENBLANKの楽曲は、ドラマの配信に合わせてリリースされることが決定しました。配信はドラマ配信日となる7月31日から、CDは翌日8月1日に発売されます!

漫画版『グラスハート』では原作完結のその後も

『グラスハート 音楽は何処に?』
©WAKAGI MIO,SAKUTA HIROMI/GENTOSHA COMICS

2024年11月8日より、コミカライズ作品がウェブコミック配信サイト「comicブースト」で2作同時連載中です。 どちらも原作は若木未生による小説「グラスハート」シリーズ。朔田浩美を作画に迎えた『グラスハート 音楽は何処に?』では、単行本やウェブ上で公開された番外編を厳選して漫画化!表題の原作は「アグリー・スワン」に収録されており、本編後のストーリーも描かれます。

『グラスハート』
©WAKAGI MIO,TAGUCHI SHOUICHI/GENTOSHA COMICS

田口囁一作画の『グラスハート』では、本編シリーズを1巻から完全漫画化。ブラウン管テレビなどの機器については、時代にあわせた描写に変更されています。

『グラスハート』のタイトルの意味は?

『グラスハート』とは、藤谷が17歳の時、ソロ時代に作った楽曲の曲名です。この楽曲の歌詞の一部がシリーズを通してのキーワードとなっており、作品タイトルに繋がったものと思われます。 坂本はこの歌を「純粋な曲」と表現しており、バンドにとってとても大切な曲になっているといえるでしょう。

Netflix実写ドラマ『グラスハート』7月31日配信開始!

『グラスハート』

Netflixでドラマ化される『グラスハート』は、2025年7月31日に配信開始! 佐藤健が主演&共同エグゼクティブプロデューサーを務める話題作。佐藤が俳優人生をかけて生み出した作品のあらすじ・キャストをチェックしておきましょう!