2026年9月22日更新

『全裸監督』シーズン2まで全話ネタバレあらすじ&感想!過激すぎる名言集も

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『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix 2021年6月24日(木)Netflixにて全世界独占配信

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Netflix『全裸監督』シーズン2の全話ネタバレあらすじと名ゼリフを解説

衝撃のタイトルと、主演の山田孝之がブリーフ一丁でカメラを構えたポスタービジュアルで視聴者の度肝を抜いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』。シーズン1が2019年8月8日、シーズン2が2021年6月24日から配信され、物語はシーズン2で完結しました。 各シーズンとも全8話で、2026年9月現在も全16話をNetflixで視聴できます。AV業界の黎明期を舞台に、村西とおるの栄光と転落を虚実交えて描いた本作は、海外でも高い評価を得ました。 この記事ではシーズン1のおさらいから、シーズン2の各話ネタバレあらすじ、結末の考察、そして過激な名言集までをまとめて紹介します。

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『全裸監督』の作品情報

項目 内容
タイトル 全裸監督 (英題:The Naked Director)
配信 Netflix (オリジナルシリーズ)
シーズン1 2019年8月8日配信開始/全8話
シーズン2 2021年6月24日配信開始/全8話
続編 シーズン2で完結。シーズン3の制作はなし
原作 本橋信宏『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)
総監督 武正晴
主演 山田孝之
シーズン2の脚本 山田能龍、小寺和久
年齢制限 R18+

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『全裸監督』シーズン1あらすじ

アダルトビデオで勝機を見出せ!

バブル景気に沸いた1980年代、北海道で英語教材を扱う営業マンをしていた村西とおる。彼は独特の営業トークを編み出し、売上トップにのし上がります。 しかしある時、会社が倒産してしまい、さらに妻の不倫が原因で離婚。失意のどん底に落ちた村西とおるは、スナックで出会ったトシの誘いに乗り、アダルト業界へ進出します。そこで思わぬ才能を発揮し、成人向け雑誌の流通・販売業を経て、AV(アダルトビデオ)メーカーを設立しました。 彼はアイデア力と行動力で妨害に打ち勝ち、性革命を目指すのですが……。 商売敵や警察との規制をめぐる対立、のちに伝説のAV女優となる運命の女性・黒木香との出会いを通して、村西とおるの生き様を追いかけます。

アメリカ当局に保釈金を払い、日本へと帰国した村西とおる。しかし保釈金の一部は、トシがヤクザに裏ビデオを流して得たものでした。薬に手を出していたことも発覚し、彼はすり寄るトシを断腸の思いで突き放します。 警視庁は元号の改元に伴う一斉摘発で、最大手AVメーカーの池沢社長とトシを逮捕。トシは刑期を終えてヤクザになり、池沢は獄中で自殺します。 シーズン1は村西とおるがカメラを背負い、黒木の新作の撮影に臨むところで幕を下ろすのでした。

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『全裸監督』シーズン2の全話あらすじ

第1話:宇宙からエロが降る

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

平成2年。村西は全日本ナイス党党首として選挙に出馬するまでになっていました。しかし渋谷で演説していた彼のもとに警視庁の武井が現れ、「未成年をAVに出演させた嫌疑がある」と逮捕されてしまいます。サファイア映像社長の川田は検事総長に賄賂を渡して、村西を保釈させました。 その後村西は、川田と武井、ビデオチェーン店社長の和田と会食します。武井の本当の狙いは、村西に今後爆発的に普及するはずの衛星放送事業への参入をすすめることでした。さっそく彼から紹介された赤坂銀行の本田に会った村西は、事業の壮大さに魅了され、すぐに参入を決めます。 本田は村西を衛星放送事業を手掛けるサテライトイーストの代表・海野に紹介しようとしますが、AV業界を見下している彼は、村西に会おうとしません。ムキになった村西は本田に「お前のすすめる土地はすべて買ってやるから、衛星事業に参入する知恵を貸せ」と迫るのでした。

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新たに挑戦するものを見つけた村西。時代の寵児となっても彼の勢いは止まらない!目が離せない目まぐるしい展開でした

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第2話:もっともっともっと

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

衛星事業参入の夢のため、村西はAVを量産し儲けを増やそうとしていました。しかし和田の店に新作を売り込みに行った川田は、品質の低下を指摘されてしまいます。これを受け川田は黒木香の新作を出すか、彼女に代わる新人を発掘すべきと抗議しますが、村西は聞く耳を持ちません。 AVが量産されるなか、男優として女優の相手をするラグビー後藤の体力は限界。そこで村西は童貞の三田村を使って筆おろしAVを撮影することに。しかし彼は誤って奈緒子の顔に精液をかけてしまい、彼女を激怒させてしまいます。 しかしこの映像に可能性を見出した村西は撮影を続行。これが「顔射」誕生の瞬間でした。 一方ヤクザとなったトシは、親分の古谷からAVのシノギをすすめられますが、過去のこともあり、関わりを避けていました。クラブのホステス・サヤカはそんな彼に理解を示し、トシも彼女に興味を持ちます。 ローマから人気アイドルと一夜の関係を持ったと聞かされた村西は、その内容を再現した実録物AVを次々と製作。それらはヒットを記録し、味をしめた村西は一般から芸能人のスキャンダル情報を募り、さらにAVを量産していきます。 アイドルのファンたちが抗議に集まりますが、騒ぎが宣伝となり、新作は大ヒット。しかし業界人を怒らせてしまったこともあり、和田と武井は、村西はやりすぎだと川田に忠告します。 そんななか、村西は実録物大ヒットの記念パーティーを開催。そのスピーチで売上はすべて衛星事業に投入すると発表しました。そこでついに川田がみんなの前で抗議の声をあげますが、ふたりは口論となり、村西は自分か川田どちらか信用する方について来てほしいと、会場を去っていきます。 全員が彼について会場を出ていくなか、最後に残った黒木香に、川田は村西についていくよう促すのでした。

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苦楽を共にしてきた川田とついに決別!どんどん傲慢になっていく村西を止められる人はいるの?

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第3話:ダイヤモンドの原石

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

川田と決別した村西は、新たにAV製作会社ダイヤモンド映像を設立。彼にあこがれ付き人になった小向や経理の大場、そして大勢のAV女優たちを集め、事業を拡大していきます。 新人の中にはミユキの姿もあり、彼女は黒木に、あなたにあこがれてこの世界に入ったと告げるのでした。一方の村西は、相変わらず海野に相手にされません。 サヤカと親しくなっていたトシは、ある日彼女の母親・茂子がサヤカに金を無心しに来たのを目撃。憤る彼をサヤカは部屋に誘いますが、彼女が古谷のお気に入りだと知っているため、そのまま帰宅するのでした。 ミユキにもうAVを監督しないのかと尋ねられた村西は、今は衛星事業が優先だと告げ、その言葉を聞いていた黒木は傷つきます。村西は黒木には会社の広告塔として、テレビ番組などに出演してほしいと考えていたのです。 その後、大手企業の広告の写真撮影にのぞんだ黒木でしたが、やはり自分が満たされるのは村西とともにAVを撮影しているときだと痛感します。 どうにかして衛星事業に参入できないものかと思案していた村西は、新興宗教団体に近づき、彼らが持つ衛星放送設備を売ってくれと頼むことに。莫大な額で売却の合意を得ることに成功します。 ダイヤモンド衛星チャンネル開局準備が整ったことを大々的に発表すると同時に、第1弾として最高傑作のAVを撮影すると意気込む村西。それは選りすぐりの新人女優を使い、駅弁スタイルで横浜ベイブリッジを駆け抜けるというものでした。 これを無許可で撮影し、警察が来る前に逃げるという彼の計画に、社員たちは大盛りあがり。 しかしその発表前に、生放送のテレビ番組に出演した黒木はダイヤモンド衛星チャンネル開局について言及し、その第1弾には自分が出演すると言います。番組を見た村西は、彼女が自分の計画を壊したことを知るのでした。

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村西と黒木のすれ違い……。トシの周りにも不穏な空気が漂ってきましたね

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第4話:二人の夢

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

サテライトイーストの代表・海野は、親会社の会長・渡部とゴルフをプレーしながら新事業について話し合っていました。ふたりは事業に高宮財閥の令嬢・高宮悦子を巻き込もうとしていましたが、「女帝」と呼ばれる彼女のつれない態度に手を焼いています。 村西の噂は渡部の耳にも入っており、大事な時期に風評被害があっては困ると、海野に釘を刺します。 その後またしても海野を訪ねた村西はようやく面会することができましたが、海野は彼の衛星事業への参入を拒絶。海野に「前科者とは契約しない、お前が村西とおるである限り資格はない」と言い切られ、村西はその場を去ります。 そんななか、ついにミユキのAVデビュー作の撮影が決まりました。撮影を見ようとやってきた黒木は、緊張しているミユキを励まします。ミユキは結局その日は撮影せず、「そのとき」が来るのを待つことにしました。 一方トシは古谷が用意した仲間の出所を祝う宴会に参加しています。しかしそこに中国マフィアが襲撃。同席していたコロンビア系ギャングも発砲し、修羅場と化してしまいます。古谷や怪我をして動けない仲間を見捨てて、トシはサヤカを連れて逃走しました。 一方、悦子と会食中だった海野のもとに村西が乗り込んで来ます。彼の下品なトークに悦子は興味を持ち、村西を高級料亭の一室に招待。海野が現場に到着したときには、ブリーフ一丁の村西が場を盛り上げ、ふたりにすっかり気に入られていました。そして彼に衛星事業の許可を与えてやれと海野に告げます。 そして村西が監督する黒木主演のAV撮影の日がやって来ます。しかし渡された台本を見て彼女は激怒。相手が村西ではなかったのです。こんなものでは、最高の作品はできないと抗議します。 村西はこれが会社を支えるために必要な作品だと力説します。ふたりの口論は平行線をたどり、ついに黒木は撮影現場を去ってしまいました。 撮影中止を拒む村西の前にミユキが現れ、黒木の代役を申し出ます。

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ついに衛星事業に参入!去ってしまった黒木の代わりに、ミユキが新たなミューズとなるのか?トシの行方も気になるところ……。

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第5話:崩壊

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

逃亡中のトシは偶然川田と再会し、かつてのサファイア映像の事務所に匿われていました。しかし結局ヤクザの仲間に見つかり、川田とともに事務所に連れて行かれてしまいます。 裏切りの代償に古谷はトシに3億円を要求。川田が代わりに払うと言いますが、お前が払うなら5億だと言われました。そこでトシは指を詰めて1億分だと渡し、4億の支払いで手を打つことになりました。 ミユキに「乃木真梨子」の芸名を与え、彼女のデビュー作を村西は撮影しました。 そしてついにダイヤモンド衛星チャンネルが開局します。そのセレモニーで海野は何かあればすぐに打ち切りだと村西に警告しますが、彼は気にも留めません。 村西は真梨子にどんどん入れ込んでいき、それがほかの女優たちから反感を買っていました。 そんななか日本経済は悪化の一途をたどっていき、大蔵省が不動産融資の総量規制に踏み切ったことでバブル崩壊が訪れます。 ダイヤモンド映像は資金繰りが厳しくなり、女優たちの出演料も払えなくなっていました。今月の衛星放送費用が5,000万円足らず、このままだと放送が止まると経理の大場から説明を受けた村西は、なんとか不足分をかき集めようとします。 そこで彼は女優たちをあつめ、ストリップ興行をすることに。彼女たちをなんとか説得し、女優たちは伝説のストリッパーから指導を受けます。当初は参加しなくてもいいと言われていた真梨子も、女優たちから孤立しないために参加することになりました。 そして村西プロデュースのストリップ興行は大成功。彼が入場料をつかんで大急ぎで会社に戻ると、金庫の金とともに大場が姿を消していました。そして小向も車で走り去ります。

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従順だった大場、まさかの裏切り!時代背景も反映した展開で、村西の転落が始まる……。

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第6話:暴走

『全裸監督 シーズン2』
©︎Netflix

大場と小向に金を持ち逃げされ、警察から逮捕も難しいと聞かされた村西。彼は渡部と悦子に衛星放送局存続のために助力を求めますが、すでに彼らは村西を見放していました。 彼は海野に謝罪し、契約を切らないようにと頼みますが、海野は人工衛星の打ち上げに失敗し巨額の負債を抱えていたため事業から手を引くと告げます。 万策尽きた村西は、武井からすすめられヤクザの古谷のもとに借金を申し込みにいきました。古谷は村西の過去の作品から、モザイクを薄くした裏ビデオを横流しさせることを条件に金を貸します。しかしこの取引は、武井が裏で糸を引いていたのです。 一方、川田とトシはサファイア映像のAVを次々とダビングし、廉価版を作ることで金を稼いでいました。地道な努力が実ってついに新作を撮影する目処が立ち、川田が監督として招いたのは村西のもとを離れた順子でした。 スタッフや女優たちに未払いのギャラの一部を支払い、明るく振る舞う村西でしたが、彼が流出させた裏ビデオを三田村が発見していたのです。三田村は女優たちのため、裏ビデオの回収にひとり奔走していました。 すると村西は逆上し、お前たちはただの商品にすぎないと声を荒げます。そんな彼を見て、三田村やラグビーを含むスタッフや女優たち全員が去っていきました。 ひとり事務所に残った村西のもとに、黒木がやって来ます。そして彼に、自分を殺してくれと語り始めるのでした。

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やっちゃいけないことをやってしまった村西。しかし武井の目的は……?黒木の思いも気になる!

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第7話:奇想転落

黒木は自分がエイズで死んだことにし、ともに新興宗教を立ち上げようと村西に提案します。しかし彼はそれを拒否。絶望した彼女はその場を去っていきました。順子のアパートに戻った黒木は酒をあおり、ベランダから転落します。 そのころ日本では2つの大きな変化が起きていました。1つは暴力団対策法の制定で、これが施行されれば古谷たちヤクザは、これまでのように好き勝手にできなくなります。武井は頃合いを見て古谷たちを潰し手柄をあげようとしていたようですが、それも時代とともに難しくなっていました。 もう1つの変化はわいせつ物取締方針の変更、いわゆる「ヘア解禁」です。これを商機と見たビデオチェーン店社長の和田は、川田やトシ、三田村、順子らを引き込んでオリジナルのAV製作に乗り出しました。 荒れ果てたダイヤモンド映像の本社にやってきた真梨子は、村西にやはり彼のパートナーは黒木だと告げます。彼女を駅まで送った村西は、新聞で黒木の転落事故を知ることに。マスコミはそれが自殺未遂だと書き立てていました。 マスコミにもまれながら病院にやってきた彼を、順子は追い返します。その後サファイア映像に現れた村西は、金庫から黒木の代表作のマスターテープを取り出しました。それに気づいた三田村や川田、トシはテープを取り上げ、彼を追い出します。 その後、村西は古谷の事務所に拉致されついに殺されそうになりますが、すきを見て逃げ出します。彼が姿を消したため、ヤクザたちはサファイア映像に乗り込み、借金20億を肩代わりさせると告げました。そして借金のカタにカメラや金目のものを取り上げ去っていきます。 ヤクザの追跡から逃げるため、人目を避けて逃げ回っていた村西の前に、1台の車が停車。運転席にいたのはトシでした。

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どん底に落ちた村西と周りの人たちはこれからどうなるの?黒木は回復するのかな……。

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第8話:石の意志

村西を連れてトシがやってきたのは、山奥のダムでした。そこで彼に拳銃を突きつけ、飛び降りろと言いますが、全裸になって命乞いをする村西を見てバカバカしくなったのか、そのまま彼を置きざりにします。 その後トシは単身で古谷の事務所に乗り込み、古谷を射殺。子分の荻原によって、めった刺しにされ最期を迎えました。 荻原は駆けつけた武井に逮捕されますが、警視庁に着くと武井も収賄容疑で逮捕されます。 一方、回復した黒木はリハビリを経て退院。彼女は押し寄せるマスコミに「黒木香って誰ですか?」と言い残し、車に乗り込みます。そして順子に別れを告げ、実家に戻りました。 村西は売れそうなガラクタをかき集め、ガード下の路上で売る生活をしていました。そこにスーパーで働き始めた真梨子が現れ、ふたりの交流が再開します。村西の居場所を知った川田も彼に会いにやって来ました。 トシは村西のために命を落としたと憤る川田でしたが、どうしても彼を憎みきれません。 数年後。川田が社長として仕切るサファイア映像の三田村や順子は、和田のビデオチェーン店のオリジナルAV監督として活躍するようになっていました。黒木はイタリアに渡る夢を叶え、そこで暮らしています。 真梨子と結婚した村西には子どもも生まれ、相変わらず借金に追われているようですが、バラエティ番組への出演などで地道に生活していました。 しかしあるとき渋谷での撮影中、急な予定変更で撮影は中止になることに。そこで村西はスクランブル交差点のド真ん中で、女優との絡みを撮影しようと提案します。 案の定警察に見つかり取り押さえられた村西は、カメラに向かって「死にたくなったら下を見ろ。俺がいる」と叫ぶのでした。

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過激すぎる!『全裸監督』シーズン2の名言集

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「俺たちのスケベが降り注ぐんだよ!」

第1話で衛星事業に乗り出すと決めた村西は、ダイヤモンド映像のメンバーに自身の野望を語ります。「宇宙空間にある通信衛星に、この地球局から『俺たちのスケベ』がドーンと飛んでく!これを衛星が受信して、ここからスケベが降り注ぐんだ!」と熱弁する村西。 その後、ピザやカレーに粉チーズをふりかけながら、「これを地上にあるアンテナがキャッチして、韓国にもいく、インドにもいく、アメリカもいく、全部これが降り注ぐんだ!こうやって『俺たちのスケベ』が降り注ぐんだ!」と語ると、三田村や順子、ラグビーらから歓声が上がります。 彼が新たに、大きな夢を語る活き活きとしたシーンです。

「顔面シャワー、略して顔射」

第2話では、AV量産のため体力の限界を迎えた男優に代わって、三田村の筆おろしAVが撮影されることになります。しかし童貞の彼は、意図せず相手役の奈緒子の顔に精液をかけてしまいました。 奈緒子は激怒しますが、その様子に可能性を感じた村西は撮影を続行。そしてこれを「顔面シャワー、略して顔射」と名付け、演出に取り入れていきます。 今では当たり前になったこの演出は、このときのアクシデントによって、村西が発明したのです。

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「ウィアー・ザ・ワールド!ウィアー・ザ・セックスチルドレン!」

最終話でトシにダムの上に連れてこられた村西。飛び降りろ、死んでくれと凄むトシに対して、彼は必死で命乞いをします。 銃を突きつけられて漏らしてしまった村西は、全裸になってAV版「ウィー・アー・ザ・ワールド」を作ろうと、このセリフを言います。男同士、女同士はもちろん、あらゆる人種、あらゆる性癖を超えた平等なセックスを世界に訴えると、この言葉を叫ぶのです。 そして、そんなアイデアあふれる自分を殺すなとトシに懇願するのでした。

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「死にたくなったら下を見ろ!俺がいる」

最終話のラストシーンで村西がカメラに向かって放ったこのセリフは、『全裸監督』シーズン2の広告にも使われたほど印象的なものです。 一度はすべてを手に入れ、そしてすべて失った村西。彼を演じた山田孝之は、「自分が堕ち切ってしまっている状況で、死にたくなった人に『待て、お前が死ぬのはまだ早い。俺ほどじゃないだろ!』って言えませんよね」とこのセリフの良さを語っています。

『全裸監督』シーズン2の結末を考察

シーズン2の最終話は、AV帝国を築き上げた村西とおるがすべてを失い、それでもカメラを回し続ける姿で幕を閉じます。衛星放送という壮大な夢に手を伸ばした結果、会社も仲間も資産も失うという結末は、バブル経済の膨張と崩壊そのものを村西という個人になぞらえた構成になっています。 注目したいのは、物語が村西を英雄としても悪人としても描き切らない点です。仲間を「商品」と呼んで切り捨てた場面で彼は完全に見放される一方、路上で細々と物を売りながらも笑っている終盤の姿には、どこか憎みきれない生命力が残されています。川田研二が村西を責めながらも最後まで憎みきれなかったことは、視聴者の感情をそのまま代弁したものと受け取れます。 シリーズはこのシーズン2で完結しており、続きとなるシーズン3は制作されていません。村西の物語は、再起の成功ではなく「落ちても終わらない」という一点に着地したといえます。

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ラストシーンの「死にたくなったら下を見ろ」が意味するもの

最終話のラスト、渋谷のスクランブル交差点で無許可撮影を強行した村西は、警官に路上へ押さえつけられながらカメラに向かって叫びます。この一言がシリーズ全体の結びとなりました。 アスファルトに顔を押しつけられた人間が「下を見ろ」と言う構図は、言葉と映像が噛み合った皮肉な名場面です。どん底にいる自分を見せることで他人を生かそうとする発想は、常に他人の欲望を商品にしてきた村西が、最後に自分自身を素材として差し出した瞬間とも読み取れます。 再起も救済も描かないまま、ただ地面すれすれから世界に呼びかけて物語は終わります。成功譚として閉じなかったことが、本作の結末を強く印象づけました。

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黒木香・荒井トシ・川田研二それぞれの結末

黒木香は転落事故から生還したのち、リハビリを経て退院します。報道陣に「黒木香って誰ですか」と言い残す場面は、つくられた人格を自ら手放す宣言でした。母との関係を結び直して実家に戻り、数年後には念願だったイタリア留学を実現させています。村西と出会う前に抱いていた夢に戻るという、静かな救いのある幕引きです。 荒井トシの最期は対照的です。古谷伊織を射殺した直後に荻原へ刺され、命を落とします。村西を殺そうとしてダムまで連れ出しながら結局は撃てず、最後は自分の手で決着をつけにいったトシの行動は、裏切りの負い目を清算しようとしたものと受け取れます。川田研二が「トシは村西のために命を落とした」と語ったのは、その意味を汲んだ言葉でした。 川田研二は村西と決別したあと、和田篤のレンタルチェーンと組んでオリジナル作品の制作を再開します。監督を任されたのは村西のもとを離れた小瀬田順子と三田村康介でした。村西が失った現場が、村西抜きで健全に続いていく。この対比が、シリーズの終わり方をより苦いものにしています。

【原作紹介】モデルとなった「放送禁止のパイオニア」村西とおるとは

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主人公のモデルは、AV業界の黄金期を築いた村西とおる(本名・草野博美)です。彼は高校卒業後に上京し、英会話教材などの営業マンをしていました。 営業では優秀な成績を収めたものの、出張続きのうちに妻が不倫し、そのまま離婚。1970年代はゲーム機の設置・販売業を経て、後に「裏本」の制作・販売業に転身します。この裏本とは、当時非合法に流通していたアダルト写真集のこと。 草野はアダルト雑誌業界で大成功しますが、1984年に猥褻図画販売容疑で逮捕されました。同年に執行猶予付きで保釈され、「村西とおる」の芸名でAV監督デビュー。 1988年にはAVメーカー「ダイヤモンド映像」を設立し、トップ女優たちを発掘します。自ら監督と男優、カメラマンを兼ねて実際に本番を撮影し、「放送禁止のパイオニア」と呼ばれた村西。黒木香とともに地上波のテレビ番組にも進出し、数多の伝説を生みました。 一時は50億円もの借金を抱え、前科はなんと7犯。そんな波乱万丈の半生を、公私において30年以上の交流がある本橋信宏が評伝としてまとめ、2016年に出版しました。その『全裸監督 村西とおる伝』を原作に、脚色を加えて映像化したのが本作なのです。

『全裸監督』についてよくある質問

『全裸監督』は全何話ありますか?

シーズン1とシーズン2がそれぞれ全8話で、合計16話です。シーズン1は2019年8月8日、シーズン2は2021年6月24日から配信が始まりました。

『全裸監督』はどこで見られますか?

Netflixオリジナルシリーズのため、2026年9月時点でもNetflixが独占して配信しています。ほかの動画配信サービスでは取り扱いがありません。R18+指定なので、視聴制限の設定を確認してから再生してください。

『全裸監督』のシーズン3はありますか?

物語はシーズン2で完結しており、2026年9月時点でシーズン3の制作は発表されていません。村西とおるの栄光と転落は全16話で描き切られています。

『全裸監督』の原作は何ですか?

本橋信宏のノンフィクション『全裸監督 村西とおる伝』です。2016年に太田出版から刊行されました。ドラマはこの評伝をもとに、脚色を加えて映像化した作品です。

村西とおるは実在の人物ですか?

実在します。本名は草野博美で、1980年代から1990年代にかけてAV業界で活躍した監督です。ただしドラマは評伝をもとにしたフィクションで、人物設定や出来事には脚色が加えられています。

黒木香を演じたのは誰ですか?

森田望智です。本作が実質的な出世作となり、釜山国際映画祭で新設されたアジアコンテンツアワードの第1回授賞式で最優秀新人賞を受賞しました。同じ授賞式では、村西とおるを演じた山田孝之が最優秀男優賞に選ばれています。

『全裸監督』シーズン2のスタッフは誰ですか?

総監督は武正晴が務めています。シーズン2の脚本は山田能龍と小寺和久が担当しました。

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『全裸監督』シーズン2はNetflixで配信中!過激なあらすじを堪能しよう

「AVの帝王」と呼ばれた村西とおるの栄枯盛衰を、手加減なく描き切った『全裸監督』。シーズン2では衛星放送という大きすぎる夢とバブル崩壊が重なり、築き上げたものが音を立てて崩れていく過程が描かれました。 Netflixオリジナルだからこそ実現できた本作は、日本だけでなくアジアを中心とする世界各国で高い評価を獲得し、日本のコンテンツが海外でも勝負できることを示しました。山田孝之は釜山国際映画祭で新設されたアジアコンテンツアワードの第1回授賞式で最優秀男優賞を、黒木香を演じた森田望智は最優秀新人賞を受賞しています。 シリーズはシーズン2で完結済みで、2026年9月現在もNetflixで全16話をまとめて視聴可能です。あらすじを踏まえたうえで、改めてその危うい魅力を確かめてみてください。