【閲覧注意】映画のモデルにもなった悲惨すぎる手口の猟奇殺人犯とは

2017年7月6日更新

5/30(土)公開のリーアム・ニーソン主演最新作『誘拐の掟』。本作は私立探偵が猟奇殺人事件を追うとといったサスペンスミステリー作品ですが、本作のケースは実際に起きた衝撃の猟奇殺人事件と近いという指摘があります。

凶悪な猟奇殺人鬼が登場するサスペンス映画

リーアム・ニーソン主演のサスペンス映画『誘拐の掟』

誘拐の掟

(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

96時間』シリーズなど、最近アクション俳優としての活躍がめざましいリーアム・ニーソン主演のサスペンスミステリー映画。彼が演じるのは元ニューヨーク市警の刑事である私立探偵マット・スカダー。ドラッグディーラーの妻誘拐事件の捜査を依頼された彼は、同一誘拐犯に誘拐された14歳の美少女との交渉に巻き込まれていく、という緊張感あふれるストーリーです。

映画のモデルになった実際の猟奇殺人犯がいる?

誘拐の掟

(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『誘拐の掟』はローレンス・ブロック著の人気ミステリー小説「マット・スカダーシリーズ」の中でも最も過激とも言われている『獣たちの墓』を原作としています。物語に登場する二人の殺人鬼に対して、犯罪心理学者の法政大学越智啓太教授は以下のように指摘しています。

今まで実在する二人組の連続殺人犯でこの映画のケースに近いのは、ローレンス・ビッテイカーとロイ・ノリスの二人組。彼らもバンを使って若い女性を誘拐、レイプの上、殺害を繰り返しました。
引用:yukai-movie.com

そこでローレンス・ビッテイカーとロイ・ノリスという人物及び、彼らが起こした悲惨な事件をまとめてみました。

誘拐の掟

(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ローレンス・ビッテイカーとロイ・ノリス

lawrence

ローレンス・シグムンド・ビッテイカーは1940年にアメリカ、ピッツバーグで生まれます。望まれた子供ではなく、生後間もなく産みの親によって孤児院へ送られますが、やがて養子に出されます。幼い時はIQ138もあったそうですが、高校は中退。12才ごろから犯罪を繰り返し、19才に初めて送られて以来、何度も刑務所へ送られるなど荒んだ生活を送っていたようです。

norris

ロイ・ルイス・ノリスは1948年にコロラドに生まれ、やはりお世辞にも良いとは言えない環境で子供時代を過ごします。やがて海軍に入隊、ベトナムへ送れらるもそこでマリファナを覚えてしまいます。そして帰国後21才の時、強姦の罪で逮捕。その後も再犯を繰り返しています。

二人の殺人鬼の出会い

royandbittaker

ビッテイカーが相棒ノリスと出会ったのは刑務所でのことでした。似たような変態的趣味を持つ二人は早速意気投合。出所後に「女をレイプして拷問して殺そう」という約束をします。そして実際に刑期を終えた後に二人でバンを購入し、「マーダー・マック」と名付けました。

最初の犠牲者

誘拐の掟

『誘拐の掟』より
(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

1979年6月24日にロサンゼルスのレドンドビーチ付近でマーダー・マックに引きずり込まれた、16歳のシンディー・ジェイファーが最初の犠牲者だと言われています。

手足を縛り、口をテープで塞がれた彼女は近くの山の中に連れて行かれました。ビッテイカーとノリスはまず彼女の両肘をハンマーで砕き、交互にレイプしたと言います。さらに乳首をペンチで潰した後、殺しを長引かせるために針金のハンガーで首を絞めて殺害しました。挙句シャワーカーテンにくるんで遺体を破棄したとのこと。残忍かつ計画的な犯行です。

二人目以降の犠牲者

誘拐の掟

『誘拐の掟』より
(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

1979年7月18日に2人目の犠牲者である18歳のアンドレア・ホールが、レイプされた後にビッテイカーによってアイスピックを耳に突き立てて殺されました。

1979年9月3日には15歳のジャッキー・ギリアムと13歳のリー・ランプが餌食となりました。2日間に渡って強姦の限りを尽くされた二人は、針金のハンガーを用いて拷問をされた後に、アイスピックとスレッジハンマーで殺害されました。

ビッテイカーとノリスは殺害の際に録音をしていました。二人が逮捕された後の法廷では、この録音テープが流されたそうです。その様子はドキュメンタリー映画『アメリカン・バイオレンス』に映像として残っています。

アメリカン・バイオレンス予告編(英語)

あまりに凄惨な録音により、傍聴人の中には吐き気を催して退席を余儀なくさせられた人もいました。

1979年9月30日に誘拐されたシャーリー・サンダースは運良く逃げ出すことに成功したものの、4人目の犠牲者である16歳のリネット・レッドフォードが殺害される際にも録音されていたそうです。

二人の殺人鬼の最後

ロイ・ノリス

危なげなく犯行を続けていた二人の最後は意外にも呆気なかったのです。ノリスは囚人仲間に自分の犯罪を自慢し、その友人が弁護士を通じて警察に通報したことによりノリスは逮捕されました。ノリスは逮捕された後に司法取引に応じて自らは終身刑、ノリスに裏切られて逮捕されたビッテイカーは死刑となりました。

そして現在恐ろしいことに、ビッテイカーは多くの連続殺人鬼マニアや「プリズン・グルービー」のファンレターを読みながら獄中で過ごしていますが、ノリスは2010年に仮釈放されたと言われています。

果たして『誘拐の掟』の結末は..

誘拐の掟

『誘拐の掟』にもバンが登場
(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

2人組の犯人、ヴァンへの連れ込み、録音テープ、残忍かつ計画的な犯行..

モデルになっているのか定かではありませんが、映画『誘拐の掟』に登場する二人の殺人鬼はその残忍すぎる手口など、ビッテイカーとノリスのケースに極めて近いことをわかりました。

誘拐の掟

この少女の行く末は?
(C)2014 TOMBSTONES MOVIE HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

映画『誘拐の掟』では果てして、二人はどんな殺人を犯すのか、そしてリーアム・ニーソン演じる探偵に追い詰められた行く末はどうなるのでしょうか。実際の二人のように逮捕されるのか、それとも…。

二人の末路はぜひ映画館でお確かめください!