2025年1月20日更新

『薬屋のひとりごと』玉葉妃(ギョクヨウヒ)の子供は誰?出産や過去についてネタバレ解説

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薬屋のひとりごと
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

薬をこよなく愛する少女・猫猫が後宮でさまざまな謎を解いていく『薬屋のひとりごと』。ハラハラドキドキのストーリーはもちろんのこと、個性豊かな登場人物の活躍も見どころの作品です。 本記事ではその中から猫猫の主である上級妃・玉葉について詳しく紹介していきます!プロフィールや作中での活躍、魅力を解説していくので、ぜひチェックしてみてください。

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『薬屋のひとりごと』玉葉(ギョクヨウ)妃のプロフィール

年齢 数え年19歳(初登場時)
地位 貴妃→皇后
初登場 1巻2話(原作小説) 1巻1話(スクエニ版漫画) 1巻1話(小学館版漫画)
声優 種﨑敦美

玉葉は後宮内に4人いる「上級妃」のひとりで、「貴妃」の位を与えられています。赤みがかったふわふわの髪とおっとりとした物腰、豊満な肉体が魅力的な美女で、物語開始時点から現皇帝の寵愛をもっとも受けていると言われていました。 いつもにこやかで優しげですが非常に聡明かつ胆が据わっており、多少のことでは動じません。猫猫の能力や人柄を心から信頼しており、彼女にとっても心強い味方のひとりです。

【出産】玉葉妃は二人の子供の母親

鈴麗(リンリー)

鈴麗(リンリー)は皇帝と玉葉のあいだに生まれた姫君で、母親ゆずりの赤毛が特徴です。好奇心旺盛でよく笑い、周りからたっぷりと愛情を注がれています。 かつて原因不明の体調不良で危ない状態に陥っていましたが、後宮内でその原因は「呪い」のせいだとされていました。しかし、それがおしろいに含まれる鉛のせいだと見抜いた猫猫のおかげで命拾いし、今も元気にすくすく育っています。

東宮

玉葉は原作小説第4巻にて、2人目の子を出産しました。今度は男の子で、さらに皇位継承第一位にあるため「東宮」と呼ばれます。作中では地位そのままで「東宮」と呼ばれていますが、本名は今のところ明かされていません。 宮廷では最初に男の子を生んだ妃が皇后となるため、玉葉もその決まりにのっとって無事皇后となりました。しかし、赤毛という異国人の特徴を持つ東宮は次期皇帝にふさわしくないとする勢力も存在し、今後立場が危うくなる可能性もありそうです。

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【関係】キャラクターとの関係は?

猫猫は娘の恩人

薬屋のひとりごと
©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

前述したおしろい騒動をきっかけに、玉葉はただの下女だった猫猫を「娘の命の恩人」として侍女に抜擢しました。以来、彼女に深い信頼を寄せ、園遊会の際には他の侍女たちと同じように首飾りを贈って「お気に入り」であることを周りにしめしています。 また東宮を妊娠した際には猫猫を毒見役に指名しており、玉葉にとって彼女がいかに頼れる存在であるかがうかがえます。

壬氏とはお互いを信頼している

薬屋のひとりごと 壬氏
©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

玉葉は上級妃として日々権力争いの中心にいるからか、基本的に警戒心が強く簡単に誰かを信用することはありません。しかし壬氏とはお互い信頼し合っており、何かと相手を気にかける場面もたびたび描かれます。そもそも玉葉を上級妃に推薦したのも壬氏です。 玉葉は壬氏を「あの子」呼ばわりしたり、猫猫に想いを寄せつつうまくいかない姿を見て面白がったりもしているので、ある程度くだけた親しい間柄でもあるようです。

侍女たちとの仲も良好

警戒心が強い玉葉はあまり多くの侍女を持たず、初期は猫猫を含め5人だけと極端に少なめ。しかし、そのぶん選りすぐりというわけで、侍女頭の紅娘をはじめとしてどの女性も玉葉の「お気に入り」です。 侍女のほうも玉葉を心から慕っており、また突然下女から侍女に出世した猫猫をいじめもせず可愛がっているあたり、それぞれの人柄の良さがうかがえます。主である玉葉の懐の深さが、侍女たちにも良い影響を与えているのでしょう。

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【性格】玉葉妃の魅力を紹介!

好奇心旺盛でかわいい

上級妃というやんごとなき立場にある玉葉ですが、好奇心旺盛でいたずら好きなところもあり、近寄りがたさはまるで感じさせません。だからこそ、猫猫の後宮内での活躍も楽しみに見守っているようです。 妃の義務である夜伽にかんしても、花街育ちの猫猫が「上級者向け」という感想を抱くほどの技術を有しており、ここにも好奇心旺盛な性格が活かされているのかもしれません。

強かな一面がある

一見したところ穏やかで優しそうな玉葉ですが、同時に一筋縄ではいかない強かさも持ち合わせています。かわいらしい笑顔で周りを油断させ、ここぞというときに強さを見せるイメージです。周りを本当に信頼できる人間だけで固めているのも、彼女の抜け目のなさのあらわれでしょう。 そもそも、過去に毒殺未遂に遭った経験があるにもかかわらず、精神のバランスを崩すこともなく妃としての立場を保ち続けている時点で、その精神力の強さが尋常なものではないことがうかがえます。

【家族】玉葉妃は玉袁の娘ではない?

玉葉は西都の有力な役人・玉袁と踊り子である母親の間に生まれました。母親は赤髪と碧眼が特徴の異国人であり、玉葉もその特徴を色濃く受け継いでいます。13人兄弟の末っ子ですが、玉袁には11人の妻がいるため、兄や姉とは腹違いです。 ただ、後に玉袁は子を成せない体質で、それを隠して妊娠中かつ離婚や死別などで夫がいない女性を妻としていることが判明。要するに玉葉をはじめとした13人の兄弟は、誰一人として玉袁の血を引いてはいないのです。 玉葉の本当の父親については今のところ不明ですが、今後の展開で明かされる可能性も……。裏に隠された真実次第で、彼女の運命が大きく変わることになりそうです。

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【過去】玉葉妃の笑顔には理由がある?

玉葉は良くも悪くも目立つ容姿のせいで、幼い頃異国人嫌いの長兄・玉鶯にいじめられていました。そんなあるとき、彼女は兄の仕打ちに嫌気が差し、自分を嘲笑う彼に対し心からの侮蔑をこめた笑顔を浮かべます。 やられっぱなしになるのではなく、また単純にやり返して相手と同じ土俵に立つのでもなく、「笑顔」という武器で太刀打ちした玉葉。その気高さを目の当たりにした父親は、彼女に「目をきらきらさせておきなさい。絶望だけはしてはいけない。ずっと笑顔を絶やさずに生きなさい」と助言をします。 同時に父親は「そうすれば、お前を国の一番にしてあげよう」とも約束しており、実際に彼女を後宮入りさせました。しかし、その後上級妃という立場にまでのぼりつめたのは、玉葉自身の努力と素質があってこそでしょう。 玉葉はこのときの父親の教えを胸に、今も笑顔を武器に日々強く生き続けているのです。

【声優】玉葉妃を演じるのは種﨑敦美

種﨑敦美

アニメ『薬屋のひとりごと』で玉葉を演じているのは、東京俳優生活協同組合所属の種﨑敦美。『SPY×FAMILY』の アーニャ・フォージャー役や『葬送のフリーレン』のフリーレン役などで知られ、子どもから大人、可愛い系からクール系まで幅広い役柄をこなす実力派です。 ちなみに本作では玉葉だけでなく、なんとその娘である鈴麗役も担当しています!

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『薬屋のひとりごと』玉葉妃はかわいくて強かな女性!

この記事では、『薬屋のひとりごと』の主要人物のひとりである玉葉妃について紹介してきました。 かわいい見た目に反し、意外と強かで一筋縄ではいかない一面もある玉葉。本作の主人公である猫猫とのかかわりも深く、今後の活躍がますます期待されます。アニメはもちろん、原作小説やアニメもあわせて楽しんでみてくださいね!