ドラマ『ビューティフルライフ』最終回までのネタバレあらすじを紹介!死因や病名は?再放送できない理由まで解説
タップできる目次
- 【ネタバレなし】ドラマ『ビューティフルライフ』の作品概要・あらすじ
- ドラマ第1話のネタバレあらすじ
- ドラマ第2話のネタバレあらすじ
- ドラマ第3話のネタバレあらすじ
- ドラマ第4話のネタバレあらすじ
- ドラマ第5話のネタバレあらすじ
- ドラマ第6話のネタバレあらすじ
- ドラマ第7話のネタバレあらすじ
- ドラマ第8話のネタバレあらすじ
- ドラマ第9話のネタバレあらすじ
- ドラマ第10話のネタバレあらすじ
- ドラマ最終回のネタバレあらすじ
- 【解説1】常盤貴子が演じる町田杏子の死因・病名とは?
- 【解説2】再放送できない理由とは?
- ドラマ『ビューティフルライフ』のキャストを紹介!
- ドラマ『ビューティフルライフ』の見どころはここ!悲しいけど最高のラストシーン
- ドラマ『ビューティフルライフ』のネタバレあらすじを解説しました!
【ネタバレなし】ドラマ『ビューティフルライフ』の作品概要・あらすじ
放送日 | 2000年1月16日~3月26日 |
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監督 | 生野慈朗 , 土井裕泰 |
脚本 | 北川悦吏子 |
キャスト | 木村拓哉 , 常盤貴子 , 水野美紀 , 池内博之 |
美容師の沖島柊二(木村拓哉)は、バイクで図書館に向かっていました。その時、横に止まった赤い車の女性が突然窓から手を出したため、柊二は直接文句を言います。反省する様子のない女性に柊二は腹が立ちましたが、車から降りた彼女を見て思わず言葉を失いました。 降りてきた女性・町田杏子(常盤貴子)は、車椅子に乗っていたからです。 図書館司書として働く杏子は、難病によって17歳から車椅子生活を余儀なくされていました。それでも明るくまっすぐに生きる杏子に、柊二は少しずつ惹かれていきます。 やがて恋に落ちた2人ですが、大きな試練が待ち受けており……。
ドラマ第1話のネタバレあらすじ
美容師として腕はあるものの、なかなかトップになれない沖島柊二。ある日、図書館に本を借りに行った柊二は、車椅子に乗った女性・町田杏子(常盤貴子)と出会います。 お互いの第一印象は最悪でしたが、柊二は明るい杏子のことを嫌いにはなれません。一方、杏子も偏見を感じない柊二のことが、なんとなく気になっていました。 そんな中、柊二は店長から雑誌に載せるカットモデルの写真を頼まれ、ライバル・悟と競うことに……。柊二にカットモデルを頼まれた杏子は、きれいになった自分を見て嬉しくなります。そして2人は「雑誌に写真が載ったらお祝いしよう」と約束するのでした。 しかし発売された誌面には、車椅子を強調した見出しがーー。それを見た杏子は「私を利用したんでしょ?」と柊二を責めますが、柊二は約束の場所で杏子を待ち続けます。 すると大雨の中、杏子が柊二の元に現れ……。
ドラマ第2話のネタバレあらすじ
司書として働く杏子は、ある日、図書館で柊二の落し物であるデザイン画を拾います。柊二を追いかけると、彼は母親らしき女性から責められているようでした。実は柊二の家は病院で、彼の親は美容学校を出て美容師になった柊二をよく思っていなかったのです。 落し物を渡せる雰囲気ではなかったため、杏子は後日、柊二が働く美容室へデザイン画を届けに行きます。しかし店は定休日。杏子はたまたま居合わせた悟にデザイン画を渡しましたが、少し後に悟が追いかけてきて、やっぱり直接渡すように言われました。 悟から柊二宅の住所を聞いた杏子は、差し入れの牛丼を持って向かいます。しかし家から出てきた柊二の隣には、彼の同僚で元恋人の真弓がいて……。
ドラマ第3話のネタバレあらすじ
デザイン画を渡してそそくさと帰っていく杏子を見て、柊二は何とも言えない気持ちになります。 その後、柊二が出勤すると、店では悟が雑誌の取材を受けていました。しかし悟が披露していたデザインは、柊二が考えたものだったのです。悟がデザインを盗んだことに気づいた真弓は、杏子のもとへ向かい、「あんたが悟に柊二のデザインを見せたせいよ!」と声を荒げ……。 申し訳ない気持ちになった杏子は、参考になりそうな髪型を集め、資料を作成しました。柊二は杏子からもらった資料をもとにデザインを決めることができ、2人は祝杯をあげます。 その後、柊二の家でトイレを借りた杏子は、前に欲しいと話した赤い靴があるのを発見。杏子のために衝動買いしたという柊二に、「なんで優しくしてくれるの?」と聞く杏子。すると「めちゃくちゃ気になるから。」と答えた柊二は、杏子にキスをし……。
ドラマ第4話のネタバレあらすじ
試験に合格し、見事トップスタイリストとなった柊二。杏子に報告すべく、柊二は急いで図書館に向かいますが、杏子は海外旅行中でした。 一方、杏子の兄・正夫は、“妹が車椅子だから”という理由で縁談を断られます。そのことが帰国した杏子の耳に入ってしまい、杏子は柊二と距離を置き始めました。 その態度にしびれを切らした柊二は、杏子を責めます。しかし卑屈になって憎まれ口ばかり叩く杏子。柊二は腹を立て帰ろうとしますが、サチに事情を説明され、諭されるのでした。 その後、柊二は杏子をドライブデートに誘います。しかし通行止めや階段が邪魔をし、杏子はなかなか待ち合わせ場所にたどり着けず……。 なんとか出会えた柊二と杏子は、ようやくお互いの電話番号を交換するのでした。
ドラマ第5話のネタバレあらすじ
有名モデルのカットや雑誌の取材など、仕事が順調で大忙しの柊二。彼となかなか会えない杏子は、つい憎まれ口を叩き、2人の間に不穏な空気が流れます。 そんなある日、杏子を養護学校時代の同級生・哲哉が訪ねてきました。哲哉は杏子と同じく車椅子生活を送っています。杏子は哲哉との再会が嬉しく、思わず会話が弾みーー。そんな2人の様子を見た柊二は、声をかけることができませんでした。 後日、柊二の美容室「ホットリップ」ではショーイベントが行われることに。柊二の後輩・巧にイベントのことを聞いた杏子は、サチに協力してもらい、こっそり覗きに行きます。 イベントの終盤、悟が突然「柊二とお互いにカットモデルを選び、どっちのスタイルがいいかこの場で競おう」と言い始めました。そして悟は杏子を指名します。
ドラマ第6話のネタバレあらすじ
ステージにあげられた杏子は怖くなり無理矢理降りようとしますが、バランスを崩してしまいます。そして杏子を助けようとした柊二が代わりに落ちてしまいました。柊二は左腕を負傷し、しばらく仕事ができない状態に……。 杏子は柊二に合わせる顔がないまま、哲哉からプロポーズされます。柊二への気持ちに蓋をしようとする杏子を見かねたサチは、2人を遊園地に誘い出しました。 しかしほとんどの乗り物に乗れず、またもや卑屈になった杏子は、柊二から離れようとします。そんな杏子に素直な気持ちを打ち明けた柊二。彼の思いを知った杏子は謝り、2人は少しずつ距離を縮めるのでした。 ところが柊二の前に、元恋人で憧れの女性であるさつきが現れ……。
ドラマ第7話のネタバレあらすじ
さつきは結婚していましたが、柊二は再会できたことに嬉しさを感じていました。 その夜、柊二の家で寝てしまった杏子。何もなかった2人ですが、杏子の朝帰りに家族は大騒ぎしたため、杏子は柊二を紹介することにします。杏子の両親は柊二を受け入れるものの、兄・正夫だけは「普通で健康な人と付き合ったほうがいい」と柊二に言い放つのでした。 その後、柊二はホットリップを訪れたさつきをバイクで送ることに。しかしその様子を杏子は目撃してしまい……。 後日、杏子は柊二に電話をし、「バイクに女の人を乗せるのを見た」と打ち明けます。「帰ったら電話する」と言って電話を切った柊二。しかしマンションの前にはさつきがいました。 「主人に離婚届を出したところ、殴られて追い出された」と話すさつきを柊二は抱き寄せ……。
ドラマ第8話のネタバレあらすじ
さつきを家に泊めた柊二でしたが、2人の間には何も起こりませんでした。しかし杏子は我慢できず、さつきの職場を訪れます。そしてさつきに見つかり、慌てた杏子は転んで怪我をしてしまうのでした。 さつきに連絡をもらった柊二は急いで病院に駆け付けますが、正夫に追い返され、杏子からも拒否されてしまいます。 後日、杏子と直接話をすべく町田家を訪れた柊二。しかし杏子は田舎にある親戚の家で療養中でした。仕方なく帰ろうとする柊二を、杏子の母が呼び止めます。 杏子の母は、娘が43分の13という確率で死んでしまうことを明かし、「それでも気持ちが変わらなければ迎えに行ってほしい」と柊二にお願いしました。 杏子のもとへ向かった柊二は、「あんたが好き。諦めれらない。」と告白。東京へ戻った杏子はまっすぐな柊二の気持ちを受け止め、彼にもらった赤い靴を初めて履くのでした。
ドラマ第9話のネタバレあらすじ
杏子は柊二から家の合鍵、サチは交際中の正夫から指輪をそれぞれもらい、盛り上がる2人。その後、柊二の家でシチューを作った杏子は、将来小さい店を持ちたいと話す柊二に、海辺がいいねと語ります。 柊二との穏やかな日常に幸せを感じていた杏子でしたが、病魔は確実に体を蝕んでいました。正夫から再検査が必要になったことを知らされた杏子は、ショックを受けて家を飛び出してしまいます。 杏子がいなくなったことを正夫から聞き、バイクを飛ばす柊二。杏子は少し前に柊二とドライブで訪れた山中湖で入水自殺をしようとしていました。そんな杏子をギリギリのところで見つけた柊二は、怒りながら彼女を強く抱きしめます。 そして「死ぬんだったら一緒に死んでやる」と言う柊二に、杏子は涙を流し、生きていることを実感するのでした。
ドラマ第10話のネタバレあらすじ
仕事中も杏子が気になってしまう柊二。一方サチは、妊娠したことを正夫に打ち明けたにもかかわらず、結婚を保留にされたことを杏子に相談します。自分の体調が原因だとサチに話した杏子は、サチと2人で神社にお参りに行くのでした。 後日、突然ホットリップが倒産してしまい、柊二は一時休業することに。時間ができた柊二は町田家を訪れます。交際に反対している正夫でしたが、幸せそうな杏子を見て心が揺れ……。 再検査の結果、杏子の腫瘍は悪性でした。そのまま入院することになった杏子は「出会わなければ辛くなかった。」と号泣。そんな杏子に、「俺は出会えてよかった。2人で頑張ろう。」と柊二は声をかけるのでした。 夜、眠れない杏子はこっそり病院を抜け出し、柊二の家へ。そして「大丈夫だから抱いてほしい。」と言う杏子を、柊二は優しくベッドに運び……。
ドラマ最終回のネタバレあらすじ
一夜を共にした2人は、照れながらも幸せをかみしめます。そして杏子は柊二と相談し、正夫とサチを祝うパーティーを計画しました。町田家に集まった柊二たち。杏子の母は、娘に変わらず接してくれる柊二に感謝を伝えるのでした。 その後、杏子と柊二は正夫が手配した家で共に暮らすことに。ホットリップが潰れたことを知った杏子は、「私も生きるから、柊二も夢をあきらめないで生きて」と訴えます。そして柊二は仕事への熱意を取り戻しました。 しかし後日、杏子の体調が悪化。そして最後の夢だった柊二のコレクションを見に行った杏子は、会場で倒れました。救急車の中で柊二に見守られた杏子は、「ありがとう」と言って目を閉じ……。 杏子の死から数年後、柊二はかつて杏子と夢見ていた「海辺の美容室」を実現させていました。美容院に初めて来たという少女の髪を切りながら、柊二は杏子を思い出します。そして柊二は“杏子と過ごした日々は美しかったよ”と心の中の杏子に語りかけるのでした。
【解説1】常盤貴子が演じる町田杏子の死因・病名とは?
町田杏子の病名については、ドラマの中で明言されてはいません。しかし、杏子の症状などから「多発性筋炎」であることが有力視されています。 「多発性筋炎」とは膠原(こうげん)病と呼ばれる自己免疫疾患の一種です。杏子の母のセリフに、「免疫不全」と発するシーンがあり、「免疫系疾患で、歩けなくなる難病」という病状が「多発性筋炎」にマッチしています。 また杏子は第10話で悪性腫瘍が見つかりました。死因はこの悪性腫瘍による体調の悪化だと思われますが、「多発性筋炎」の死因も悪性腫瘍や肺炎によるものが多いようです。
【解説2】再放送できない理由とは?
理由1:元ジャニーズ事務所所属の木村拓哉と権利問題
ドラマ『ビューティフルライフ』がテレビの地上波で再放送できない理由の1つ目は、“主演の木村拓哉が元ジャニーズ事務所所属である”ということです。 旧ジャニーズ事務所は、所属するタレントの肖像権に関して非常に厳しいことで有名でした。またドラマを再放送するには、再度新たな契約や承諾が必要な場合もあります。そのため厳しい制約がある旧ジャニーズ所属のタレントが出演している作品は、再放送が難しいのです。 木村拓哉は新会社「STARTO ENTERTAINMENT」の所属タレントになったとはいえ、引き続き権利関係は複雑なままなのでしょう。
理由2:配信サービスの普及
ドラマ『ビューティフルライフ』が地上波で再放送できない理由の2つ目は、“動画配信サービスが普及したから”です。世の中にはU-NEXTやNetflix、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスが広く普及し、今やリアルタイムでテレビドラマを観る人は少なくなってきています。 そのため、わざわざ地上波で再放送する必要がなくなり、多くの作品がサブスクの動画配信サービスに流れるようになりました。テレビの地上波放送と同時配信を行う作品も少なくありません。 ドラマ『ビューティフルライフ』も、2025年1月現在はU-NEXTとNetflixで視聴することが可能です。
ドラマ『ビューティフルライフ』のキャストを紹介!
沖島柊二役/木村拓哉
![木村拓哉](https://images.ciatr.jp/2024/02/w_828/vOW7bkU5ZkoBu3Vx9SDigANwKHZO0ZfjKL5jHVst.jpg)
沖島柊二は、スキルが高いにもかかわらず、こだわりが強いため客には人気が出ない美容師です。トップスタイリストにあと一歩届かず苦戦している時に、車椅子の町田杏子と出会います。 明るく繊細な杏子にどんどん惹かれていく自然体な柊二を、当時20代だった木村拓哉が魅力的に演じました。
町田杏子役/常盤貴子
![常盤貴子](https://images.ciatr.jp/2023/03/w_828/VfDSx5df5vlqpBoHt57z1JyabE9EChP52VVZxu8M.jpg)
町田杏子は、図書館で司書として働く女性です。17歳の時に難病を発症し、車椅子生活となりました。いつも明るく振舞っていますが、時に卑屈になり、1人で抱え込んでしまうこともあります。 柊二との出会いによって人生を輝かせることができた杏子を、常盤貴子が好演しました。
ドラマ『ビューティフルライフ』の見どころはここ!悲しいけど最高のラストシーン
第10話の町田杏子のセリフ「抱いてほしい」
第10話は、杏子の体調が悪化し、43分の13の確率に近づいてしまった悲しい回でした。そのラスト、病院を抜け出した杏子は柊二の家へ行き、「抱いてほしい」とお願いします。 杏子の病状を考えると、セックスをするのはかなり負担だと考えられます。そのため柊二は一度も杏子を抱いたことはありませんでした。したがって杏子が発した「抱いてほしい」は、普通のカップルより何倍も重みがある言葉です。 2人がようやく結ばれたことは幸せなことですが、同時に杏子の死が待っていることを痛感させられる、悲しいけど最高の感動シーンとなりました。
最終回・涙の死に化粧シーン
最終回では亡くなった杏子の顔に、柊二が死に化粧を施すシーンがあります。最初はアシスタントとして巧が隣におり、淡々とメイクをする柊二。しかし巧が涙をこらえきれず席を立った後、杏子の顔に触れた柊二は感情を爆発させます。 「なんでお前こんな冷たいんだよ。きれいにしてるんだから笑えよ。」と言って柊二は号泣するのです。柊二は杏子が死んでしまったことを実感し、我慢していたものがあふれ出したのでしょう。 今まで柊二が悲しみの感情を出すことはあまりなかったからこそ、柊二の号泣は観ている人の心を強く揺さぶる名シーンとなりました。ちなみにこの死に化粧シーンは瞬間最高視聴率47.1%という驚異の数字をたたき出しています。
ドラマ『ビューティフルライフ』のネタバレあらすじを解説しました!
木村拓哉主演のドラマ『ビューティフルライフ』について、全話あらすじをネタバレありで解説しました。2000年に放送された『ビューティフルライフ』は、長年愛される感動ラブストーリーです。ぜひ本編も視聴してみてください。