「連ドラの女王」常盤貴子のおすすめドラマを紹介!
常盤貴子は1972年4月30日生まれ、神奈川県出身の女優です。血液型はA型。 1991年に女優としてデビュー。下積み生活を経て、1995年に放送されたドラマ『愛していると言ってくれ』のヒロイン役などでブレイクを果たします。 30歳を過ぎたころから、映画や舞台へと活躍の場を徐々にシフト。主な出演映画には『もう一度逢いたくて~星月童話』『千年の恋 ひかる源氏物語』『20世紀少年』『野のなななのか』などがあります。 2009年に、劇作家・演出家・俳優の長塚圭史と結婚し、俳優の長塚京三は常盤にとって義父にあたります。公私ともに充実し、今後の活躍がますます期待される女優です。
1.『私の運命』
『私の運命』は1994年10月から翌1995年3月にかけて、TBS系列で放送された作品です。 結婚式を3ヶ月後に控え、幸せの絶頂にいた主人公・佐藤千秋とその婚約者・鈴木次郎。しかし次郎が癌で“余命半年”の宣告を受けてしまいます。これは限りある命を宣告された次郎と、彼を愛し支える千秋、息子の余命宣告に動揺する母・真理子らの葛藤を軸に、彼らを取り巻く人々の人間関係や、当時の日本における癌治療や告知に関する問題点を描く物語です。 主人公・佐藤千秋を演じたのは、坂井真紀。また突然の癌宣告に戸惑う千秋の婚約者・鈴木次郎を東幹久、息子の余命宣告を受け入れられずに新興宗教にすがってしまう次郎の母・真理子を野際陽子が演じています。 常盤貴子はこの作品に、後藤里美役で出演。次郎が入院する大学病院のナースで、次郎とは元恋人と言う役どころを演じています。
2.『愛していると言ってくれ』
『愛していると言ってくれ』は1995年に、TBS系列で放送された作品です。『あすなろ白書』『ロングバケーション』『半分、青い。』などを手掛けたヒットメーカー・北川悦吏子が脚本を担当しています。 幼少期に聴覚を失った新進画家・榊晃次と、アルバイトをしながら劇団に所属する女優の卵・水野紘子が、障がいを乗り越えながら愛を育んでいく過程を描くラブストーリー。紘子が覚えたばかりの手話で晃次に語りかけるシーンや、言葉を話せない晃次が遠くにいる紘子を呼び止めようと必死で名前を叫ぶシーンなど、要所要所に感動的なシーンがちりばめられ、ドラマは主に女性からの圧倒的な支持を集めました。 主人公・榊晃次を演じたのは、豊川悦司。そして晃次と運命的に出会い、恋に落ちるヒロイン・水野紘子を演じたのが常盤貴子です。切ないストーリー展開が話題となり、空前の大ヒットとなった今作は、常盤にとってもブレイクのきっかけとなりました。
3.『みにくいアヒルの子』
『みにくいアヒルの子』は1996年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 北海道の小さな小学校の教師・平泉玩助は、一方的に恋人と思い込み猛アタックしていた幼馴染・松永まさ子が上京したことや、父と暮らすために東京の小学校へと転校した教え子が自殺したショックなどから、自身も東京で教師として働くことを決意します。これは全校生徒約10名の小規模校と、1学年に3クラスを有する大規模校とのギャップに戸惑いながらも、玩助が子供たちと真摯に向き合い、迷い苦悩しながら成長していく過程を描いた物語です。 主人公・平泉玩助を演じたのは、岸谷五朗。そして玩助が一方的にアタックを仕掛ける幼馴染・松永まさ子を演じているのが常盤貴子です。玩助からの一方的なアプローチに困惑し、逃げ続けているという役どころを演じました。
4.『美しい人』
『美しい人』は1999年に、TBS系列で放送された作品です。同局の人気ドラマ『高校教師』『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』などを手掛けたヒットメーカー・野島伸司が脚本を担当しています。 主人公・岬京助は、静かな生活を好み、人間同士の諍いを嫌う美容整形外科医。そんな岬の前に、ある日「自分の顔を別人に変えて欲しい」と懇願する女性・村雨みゆきが現れます。 整形など必要のないその美しい容姿を見て、不審に思い初めは断った岬でしたが、みゆきが暴力的な夫・次郎から逃げるために決死の思いで自身の元へやって来たことを知り、手術を決意。岬は「先生の好きな顔にして欲しい」というみゆきの願いを受け入れ、亡き最愛の妻と同じ顔に、彼女の顔を整形します。 こうして運命の出会いを果たしたふたりはやがて恋に落ち、つかの間幸せなひと時を過ごします。しかしみゆきに執拗に執着する次郎の追跡は、確実にふたりの元へと近づいていました。これは岬とみゆきに芽生えた恋愛模様を軸に、女性を静かに優しく愛する岬と、狂おしく刹那的に愛する次郎が、みゆきをめぐって繰り広げる対決の行方を描く物語です。 主人公・岬京助を演じたのは、田村正和。亡き妻に似せて整形したみゆきに、いつしか癒され愛するようになるという役どころを演じました。また自身のもとを去ったみゆきを、執拗に追いかける夫・次郎を大沢たかおが演じています。 常盤貴子はこの作品に、村雨みゆき役で出演。自身の願いを聞き入れてくれた岬に感謝し、やがてそんな彼を愛するようになります。夫・次郎の追跡に怯えながらも、岬との愛を貫こうとする、強い女性を好演しました。
5.『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』
『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』は2000年に、TBS系列で放送されました。前述の『愛していると言ってくれ』を手掛けた、北川悦吏子らが脚本を担当した作品です。 主人公は、一流の腕を持ちながらもぶっきらぼうな性格が災いし人気が出ない美容師・沖島柊二と、難病に侵され車椅子での生活を余儀なくされながらもひたむきに生きる図書館司書・町田杏子。決して運命的とは言えない出会いをしたふたりでしたが、柊二は車椅子のことを「セカンドマイカー」と呼ぶ杏子の強さに惹かれ、杏子もまた、自身と同じ目線に立とうと自然に車椅子の横にしゃがみ込む柊二の優しさに心を打たれます。 いつしか、恋に落ちるふたり。しかし病魔は、確実に杏子の体を蝕んでいました。これはそんなふたりが障がいを乗り越えて育む切ない恋を描いた、王道のラブストーリーです。 主人公・沖島柊二を演じたのは、木村拓哉。そして柊二と恋に落ちる杏子を演じたのが、常盤貴子です。人気者同士の共演が話題となり、ドラマは高視聴率を記録しました。なお、このドラマはそれまであまり一般的ではなかった「バリアフリー」という言葉を、広く世の中に紹介するきっかけとなった作品としても知られています。
6.『カバチタレ!』
『カバチタレ!』は原作・田島隆、作画・東風孝広による同名人気コミックを、主人公たちの性別や舞台設定などを一部変更してドラマ化し、2001年にフジテレビ系列で放送された作品です。 自動車整備工場に勤務する田村希美は、通勤途中に婦人警官から一方的に駐禁のキップを切られた上、その同じ日に職場から理不尽な解雇通告と罰金の請求を受けます。風邪のために通院した病院で希美がハンサムな医師に事の顛末を話していると、隣で診察を受けていた栄田千春が話しかけました。「戦わなきゃダメ。」千春は書き上げた原稿を希美に渡すと、これを職場に内容証明で送るように、と告げ去っていきます。これがふたりの出会いでした。 数日後、希美の家に社長から封書が届きます。中には大金が。実は千春は行政書士で、希美が送った書類には“未払いの給与と解雇予告金、合計給与2か月分”を要求する旨が書かれていたのでした。これは環境も性格も違う希美と千春が、お互いに反発したり羨んだりしながらも、助け合って世間の荒波を乗り越えていく中で、友情を育み成長していく過程を、“行政書士”という仕事を通して描く物語です。 常盤貴子は今作で主人公・田村希美を演じました。また希美のピンチを救ったことから、彼女との間に友情が芽生える行政書士・栄田千春を、深津絵里が演じました。
7.『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』
『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』は楳図かずお原作の漫画「漂流教室」を原案として、2002年にフジテレビ系列で制作・放送された作品です。 父親が経営する花屋に勤務する三崎結花と高校教師の浅海暁生は運命的に出会い、お互い惹かれあったもののその後音信不通となり、1年ぶりに再会を果たします。しかし些細なことで口論になってしまうふたり。 2002年1月7日、暁生が勤務する神奈川県立本倉高校では、補習授業のために投稿していた数人の生徒と教師、そして偶然学校に居合わせた結花が、激しい地震に見舞われます。すると、学校の周囲に異変が。なんとそこには荒れ野が果てしなく広がっており、見慣れた街の風景が一瞬にして消えてしまっていました。本倉高校は地震によって起きた地割れと地響きの影響で、未来の世界へとタイムスリップしてしまっていたのです……。 これは食料も水もなく殺伐とした世界の中に突如放り出されたとき、その状況でどう生きるのか、そしてそもそもなぜ“タイムスリップ”などどいう事態に陥ってしまったのかを模索しながら、そこにいる人々が過酷な状況をしていく過程を描く物語です。 常盤貴子はこの作品でヒロイン・三崎結花を演じ、主演を務めました。また結花と共に過酷な試練に立ち向かう浅海暁生を窪塚洋介が演じたほか、生徒役として山下智久・山田孝之・香里奈らが出演しています。
8.『天地人』
『天地人』は、2009年に放送されたNHK大河ドラマです。 主人公は、幼いころから親元を離れ、小姓として主君・上杉景勝に仕えた忠誠心あふれる家臣・直江兼続。これは「愛」の一字を兜に掲げ、主君のために戦った兼続の激動に満ちた半生を軸に、彼らとともに戦国の世を駆け抜けた人々を、1年に渡り壮大なスケールで描いた歴史絵巻です。 主人公・直江兼続を演じたのは、妻夫木聡。主君である上杉景勝への忠誠を誓い、生涯にわたって支え続ける家臣を好演しました。また兼続の主君・上杉景勝を北村一輝が演じています。 常盤貴子はこの作品に、兼続の妻・お船役で出演。兼続を愛し、糟糠の妻として生涯支えた女性を好演しました。
9.『TAROの塔』
『TAROの塔』は2011年に、NHK総合テレビで放送された作品です。 2011年は、芸術家であり美術家の岡本太郎の生誕100周年にあたります。今作は、そんな岡本太郎の波乱に満ちた生涯に初めてスポットを当てた作品です。 太郎をはじめとする岡本家の人々が紡ぐ破天荒な人間模様を軸に、太郎の半生を、大正から昭和、戦時中から高度経済成長期、パリで過ごした青年期を経て、大阪万博のシンボルである“太陽の塔”が出来るまでの過程を中心に描いています。 主人公・岡本太郎を演じたのは、松尾スズキ。個性的かつ斬新な発想で、人々を破天荒に振り回す芸術家という役どころを好演しています。そしてそんな太郎の生涯にわたるパートナーで、後に太郎の養女となる女性・平野敏子(岡本敏子)を演じたのが、常盤貴子です。太郎の破天荒さに翻弄されながらも、献身的に支えていくという役どころです。
10.『とんび』
『とんび』は重松清原作の同名人気小説を原案として、2013年にTBS系列で制作・放送された作品です。 舞台となるのは、内海に面した街・備後市。28歳の父・“ヤス”こと市川安男と愛する妻・美佐子との間に、待望の長男・“アキラ”こと旭が誕生します。それは幼い頃に親と生き別れたヤスにとって、初めて経験する家族の“温もり”でした。 人生最高の幸せをかみしめるヤスでしたが、それは突然の悲劇によって脆くも崩れ去ります。美佐子が不慮の事故に遭い、若くして亡くなってしまったのです。深い悲しみと後悔に暮れながらも、ヤスは持ち前の親バカっぷりを発揮し、美佐子のぶんまでアキラを強く、真っ直ぐに育てていきます。これは父の息子に対するひたむきな愛情と、父を思う息子の真っ直ぐな思いを描く、ハートフルストーリーです。 主人公・ヤスを演じたのは、内野聖陽。アキラのために無い知恵を働かせ、悩み戸惑い、時には仲間たちの手を借りながら、愛するアキラを育てていく熱い父親を好演しました。またそんなヤスの愛情を一身に受ける息子・アキラの青年となった姿を、佐藤健が演じています。 常盤貴子はこの作品に、市川美佐子役で出演。ヤスの妻でアキラの母親である、優しく強い女性を演じました。
11.『グッドワイフ』
最終回いかがでしたか?
— 『グッドワイフ』 @TBSテレビ (@thegoodwife_tbs) March 17, 2019
3ヶ月間グッドワイフ????を応援して頂きありがとうございました‼️‼️
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『グッドワイフ』は2019年1月期に、TBS系列で放送された作品です。アメリカ合衆国で放送されていたドラマ『The Good Wife』が原案となっています。 出産を機に弁護士を辞めた主人公・蓮見杏子は、東京地検で特捜部長を務める夫・壮一郎を献身的に支え、育児に励み、懸命に家庭を守っていました。しかし壮一郎が突如収賄罪で逮捕され、さらには女性スキャンダルまでもが明るみに出てしまい、それまで幸せそのものだった杏子の日常は一変してしまいます。 スキャンダルの真偽がわからない中、杏子は自身の2人の子供たちを守っていくため、弁護士への復帰を決意。早速司法修習時代の同期・多田征大の口添えで、彼が共同経営者を務める法律事務所への仮採用が決定します。これは弁護士として復帰した杏子が、16年ぶりの弁護士活動に戸惑い悪戦苦闘しながらも、事件と真摯に向き合っていく過程を描くとともに、逮捕された壮一郎との関係や子供たちとの関係、さらには自身に思いを寄せる多田との関係など、杏子を取り巻く複雑な人間模様を描いた作品です。 常盤貴子は今作で主人公・蓮見杏子を演じました。また、杏子にひそかに思いを寄せる同期の弁護士・多田征大を小泉孝太郎、収賄容疑をかけられ逮捕される杏子の夫・壮一郎を唐沢寿明がそれぞれ演じています。
デビュー以来常に第一線で活躍し、今や日本にとってなくてはならない存在となった女優・常盤貴子。今後の活躍にも、大きな期待がかかります。次回作への出演が、とても楽しみですね。