「最後から二番目の恋」あらすじネタバレ!新シーズンが25年に帰ってくる【前シーズンの最終回結末も】
タップできる目次
- 『続・続・最後から二番目の恋』あらすじ
- 【新シーズン】第1話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第2話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第3話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第4話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第5話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第6話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第7話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第8話のあらすじ・ネタバレ
- 【新シーズン】第9話のあらすじ・ネタバレ
- 【シーズン1(2012年)】あらすじ・ネタバレ
- 【シーズン2(2014年)】あらすじ・ネタバレ
- 吉野千明(よしの・ちあき)役/小泉今日子
- 長倉和平(ながくら・わへい)役/中井貴一
- 長倉真平(ながくら・しんぺい)役/坂口憲二
- 長倉万理子(ながくら・まりこ)役/内田有紀
- 水谷典子(みずたに・のりこ)役/飯島直子
- 「最後から二番目の恋」新シーズンに注目!千明たちの進む道とは
『続・続・最後から二番目の恋』あらすじ
放送局 | フジテレビ系列 |
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放送日 | 毎週月曜日よる21時~ |
メインキャスト | 小泉今日子 , 中井貴一 , 坂口憲二 , 内田有紀 , 飯島直子 |
脚本 | 岡田惠和 |
主題歌 | 浜崎あゆみ「mimosa」 |
ドラマ「最後から二番目の恋」シリーズは、岡田惠和が脚本を手がけるオリジナル作品。小泉今日子と中井貴一を主演に迎え、2012年にシーズン1とSPドラマが放送されました。2014年にシーズン2が放送され、第3弾となる本作ではその11年後を描きます。 続投が決定したメインキャスト陣は、“実年齢と同じ”役柄を演じているのも特徴的です。
あらすじ
前作『続・最後から二番目の恋』のラストから11年。テレビ局のドラマ制作部で働き、ヒットシリーズを世に送り出した敏腕プロデューサー・吉野千明も、いよいよ還暦間近に……。一方、鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平は定年を過ぎ、観光推進課で「指導監」という役職に就いていました。 口を開けばケンカが絶えないものの、なぜかウマが合ってしまう千明と和平。相変わらずの距離感を保ちつつ、長倉家の面々と共に流れゆく時と人生を見つめます。
【新シーズン】第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
今もなお、テレビ局のドラマ制作部でゼネラルプロデューサーとして働く千明(小泉今日子)はもうすぐ60歳。定年を控えた社員へのセミナーに参加し、セカンドライフについて考えるとため息をこぼしました。 鎌倉市役所の観光推進課で、定年後も再任用制度で「指導監」として働く和平(中井貴一)。観光客の対応などでストレスは溜まり、体も思うように動かなくなっていました。 2020年。コロナ禍真っ只中に感染してしまった千明に、和平は寄り添います。2人は支えとなり、心の中でかけがえのない存在となり……。それから5年。相変わらず和平と千明は大きな声でいつもの言い合いを繰り広げています。
ネタバレ
古民家カフェ「ナガクラ」では、和平の弟・真平(坂口憲二)は店長、和平の娘・えりな(白本彩奈)が働いています。千明専属脚本家となった和平の妹・万理子(内田有紀)や専業主婦の典子(飯島直子)も相変わらず。 そんな中和平は同期の、千明は上司の葬儀に参列することになり、帰りに飲みに行くことに。千明は死んだ上司のことを「アホ部長」と呼んでおり、この前も会話したばかり。和平も同期の死に心を痛めていました。 翌日、和平の職場で通訳として律子(石田ひかり)が採用されます。すると律子は「ひょっとしてくらちゃん!?」と声をかけました。実は律子の父は一条(織本順吉)で、一条の遺品には「くらちゃんへ」と書かれたエロ本だらけの段ボールが残されていたのです。 一方千明はかかりつけ医を見つけようと、成瀬(三浦友和)の診療所へ。かっこいい成瀬にドキドキする千明ですが、成瀬はどうやら千明を知っているようで……。
【新シーズン】第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
律子(石田ひかり)は今日から第2の人生のスタートを切るようで、和平(中井貴一)に厳しく接してほしいと宣言します。ついでに律子は、自分も未亡人であることを和平に告げたのでした。 千明(小泉今日子)は蕎麦屋でばったり成瀬(三浦友和)に遭遇し、一緒に食事をすることに。実は成瀬の亡くなった妻に顔がそっくりな千明。千明はそのことを知らず、自分に「まだ若いから」と声をかけてくれる成瀬に少しずつ心を掴まれていて……。
ネタバレ
翌朝顔を合わせた和平と千明がいつも通り言い合いをしていると、典子(飯島直子)が湯煙り美人のグラビアにスカウトされたと言い出します。千明は名刺をもらい、怪しいスカウトかどうかを調べることに。 千明は「月9企画募集」のチラシを見て、新たに企画に挑戦することを決意。夜お酒を飲む千明と和平は、自分たちの原動力が「千明=怒り」「和平=困りごと」であることを話しています。 和平は仕事のこと、市長(柴田理恵)に食事に誘われたことなど困りごとを抱えていましたが、「そういう時こそ背筋が伸びているように感じる」と話していて……。 さらに律子のことを話した和平に、千明は「未亡人でしょ!」と言い当て2人は笑い合っていたのでした。
【新シーズン】第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
「和平エロ本号泣事件」。中学生の和平(中井貴一)は同級生に渡されて慌てて隠したエロ本が母に見つかってしまい、この本に書かれている女性像は嘘だと母に話させてしまった罪悪感から号泣してしまった事件のこと。和平は千明(小泉今日子)に、事件のを説明しました。 和平の過去を聞いた千明は、「人と人との関係はすべてキャッチボール」と和平にアドバイス。その後和平は、律子(石田ひかり)が一条(織本順吉)の娘だと知り驚きます。 律子からのさりげないアプローチを、和平は何とか切り抜けたのでした。
ネタバレ
一方真平(坂口憲二)は、病院から電話を受けてからなぜかおかしな様子。「湯煙美人」のグラビアに出演するためにダイエットを続ける典子(飯島直子)は、千明に専業主婦としての人生の不安をこぼします。 和平は居酒屋で偶然成瀬(三浦友和)と出会い、意気投合。キャッチャーだった和平とエースで4番だった成瀬は、公園でキャッチボールをします。しかし和平の投げたボールが民家のガラスを割ってしまい、いい年をした2人は住民に怒られてしまったのでした。 後日、千明は検査結果を聞きに成瀬の元へ。特に問題がなく、千明は成瀬をかかりつけ医にすることを決意します。成瀬はそんな千明を食事に誘ったのでした。 和平はその頃、鎌倉市長・伊佐山(柴田理恵)と食事中。突然「結婚してくれませんか?」と言われた和平ですが、それは冗談でした。 伊佐山は、「私の後継者になってください。鎌倉市長選に立候補しませんか?」と提案し……!
【新シーズン】第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
成瀬(三浦友和)は食事の席で千明(小泉今日子)に、10年前に愛妻を亡くしたこと、千明の顔が愛妻にそっくりなことを打ち明けます。千明は成瀬の誠実さに心惹かれ、かかりつけ医を改めてお願いしたのでした。 市長選への打診を受けた和平(中井貴一)。伊佐山(柴田理恵)は自分の誕生日までに結論を出してほしいと頼み、和平は悩み始めます。 千明は母に近況報告をするため、日常を写真で撮影します。道でばったり会った千明と和平は、最近真平(坂口憲二)の様子がおかしいことを話し……。
ネタバレ
仕事終わり、万理子(内田有紀)の様子もおかしいことを心配した千明は、万理子を呼び出します。万理子は執筆で千明の期待に応えられないことを悩んでいましたが、「あんた成長してるんだよ!」と励まし、書きたいものが生まれたら形にすればいいと寄り添いました。 翌朝、典子(飯島直子)は真平に説教を始めます。真平はずっとお世話になってきた病院の主治医・門脇先生が亡くなったことを誰にも言わず、死に恐怖を感じていました。しかし典子はお悔やみも伝えなかったこと、家族に壁を作っていたことを厳しく叱ります。 和平もすぐに知美(佐津川愛美)に話し、門脇先生の奥様に会いに行くよう命令。真平は「生きないとな。ちゃんと」と決意を新たにし、団体客に疲弊している長倉家の元に帰ったのでした。 千明は独身でも周りに囲まれて幸せに暮らしていることを、母に手紙と写真で伝えたのでした。
【新シーズン】第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
毎朝海岸でゴミを拾うえりな(白本彩奈)は、最近よく会う青年・優斗(西垣匠)とまた遭遇します。優斗は和平(中井貴一)が仕事仲間との会話の中で、えりなのことを「ファザコン気味な娘」と話していたのを聞いており、えりなに報告しました。 その日、和平と千明(小泉今日子)をカフェ・ナガクラに誘ったえりな。えりなは父・和平が嘘をついたことを受け入れ、改めてこれまでの感謝を伝えました。和平は娘の言葉を聞き、「君にそっくりだ」と夜空に向かって呟きます。
ネタバレ
典子(飯島直子)は雑誌グラビアの撮影のため、千明と共に現場の温泉宿へ。そこに男優としてやってきたのは、まさかの典子の夫・広行(浅野和之)。千明は「前にもあったなぁ。こんなこと」と苦笑いをしたのでした。 夜、和平は居酒屋で再び成瀬(三浦友和)と遭遇します。成瀬は、亡くなった妻とそっくりな患者と出会った話を打ち明けました。和平はそれが千明とは知らず、耳を傾けます。 千明は自分が憧れていた先輩から詐欺のカモにされそうになっていたことを知り、ショックを受けます。帰宅後、酔っぱらって服を脱ぎ散らかす千明。すると千秋が家に連れて帰った猫が,誤って非常ボタンを押してしまい……。 このボタンは、最近1人暮らしの女性宅が強盗に狙われているということで、鳴らすと長倉家に繋がるというもの。和平は慌てて千明の家に駆け込むも、裸で酒臭い千明を見て呆れたのでした。
【新シーズン】第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
和平(中井貴一)が千明(小泉今日子)の全裸姿を見た翌朝。千明は長倉家の面々に、実家の信州上田の母・有里子(三田佳子)から電話があったことを話します。父・隆司(小倉蒼蛙)の嘘の体調不良を理由に、実家に顔を出すよう伝えた有里子。 帰るか迷っている千明は「騙されてあげればいいじゃないか」という和平の一言に背中を押され、実家に帰ることに。しかも千明は、和平を「事実婚の恋人」として連れて行き……。
ネタバレ
千明は和平を両親に紹介。千明が通っていた小学校に行ったり、隆司と和平はスナックに行くなど帰省を楽しみました。その夜、有里子は自らの不注意で幼少期の千明に起きた事故への後悔を明かし始めます。 有里子は少し目を離した隙に千明が火傷を負ってしまったことを、今も後悔していました。しかし千明は、もうその傷は消えたと説明。すると和平も「そんなところに傷はない」と言い出し、いつもの2人の言い合いが始まってしまい……。 和平が全裸を見たことが千明にバレ、挙句の果てに2人が恋人ではないことも有里子と隆司にバレてしまいました。それでも有里子は、娘が元気に暮らしている姿に安心します。 2人が鎌倉に戻ると、カフェ・ナガクラには大勢の客が。そこには律子(石田ひかり)、優斗(西垣匠)、知美(佐津川愛美)の母・秀子(美保純)、さらに千明のかかりつけ医・成瀬(三浦友和)の姿もあり……!
【新シーズン】第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
カオスな勢ぞろいから一夜。千明(小泉今日子)の自宅には、啓子(森口博子)、祥子(渡辺真起子)だけでなく、万理子(内田有紀)、典子(飯島直子)、えりな(白本彩奈)、知美(佐津川愛美)が大集合し、女子会が行われています。 そこに合流した律子(石田ひかり)は、「千明さんと和平(中井貴一)さんはどういった関係なんですか?」と質問。その頃和平は成瀬(三浦友和)と飲んでおり、そこでも和平は成瀬に千明との関係を問われます。 2人は「付き合ってない」と言うものの、2014年、和平が酔っ払って千明にプロポーズをした時のことを思い返していました。2人は「結論を出したくない」と同じような考えを持っていて……。
ネタバレ
後日、成瀬は千明と和平の関係を知ってから「胸がチクチクする」と千明に伝えます。その後千明は会社で、律子の人生をヒアリング。律子のサレ妻体験を、ドラマ制作のヒントにしようとしていました。 典子は再びグラビア撮影に挑戦するも、自分を偽っての撮影に違和感を感じます。一方万理子は月9脚本の執筆に行き詰まっており、佐久間(上川周作)に「あなたが千明さんを見ているその表情が世界一可愛い。視聴者を僕と同じ気持ちにさせてください!」と激励されました。万理子は、千明への素直な気持ちを脚本にぶつけることに。 千明と和平は、お互いやきもちを焼いたかどうかを確認中。そんな中、真平(坂口憲二)は知美とともに、新たな病院で検査を受けていて……。
【新シーズン】第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
万理子(内田有紀)は千明(小泉今日子)への想いを月9ドラマの企画書にぶつけ、ようやく初めてのオリジナルの物語が完成します。 典子(飯島直子)は夫・広行(浅野和之)と息子の翔が家にいた頃を思い出し、1人暮らしの寂しさに涙を流します。どうしても家が片づけられず、千明を呼び出した典子。一緒に飲んでいた和平(中井貴一)も駆けつけ、典子の自宅を片づけることに。 後日、真平(坂口憲二)と知美(佐津川愛美)がカフェ・ナガクラで盛大なパーティを開催することに。真平はその場で、ある発表をし……。
ネタバレ
それは、ずっと抱えていた脳幹部の腫瘍が消えていたという報告でした。「病気は治りました」と家族に感謝を伝える真平。そして真平は双子の万理子を「旅行に行かないか?」と誘い、和平は「家族の愛が病気を治したんだ」と乾杯の音頭を取りました。 祥子(渡辺真起子)は仕事のリリースパーティに、千明と啓子(森口博子)を誘います。啓子はその場で、60歳になったら仕事を辞めると皆に報告。辞めてから次のことを考えると言い、2人に「これからも友達でいてね!」と抱きつきます。 啓子の宣言に、心が少し沈んでしまった千明。そんな千明に後輩の三井(久保田磨希)は「今の千明さんにスタッフルームに入ってほしくないです」と話します。部屋に入る時はドラマのことだけを考える。それが千明自身の教えでした。 和平は真平と万理子を登山に送り出します。そして花束を抱え、伊佐山(柴田理恵)の誕生日祝いの食事へと向かいました。その頃千明は、万理子の手紙と企画書を読んでいて……。
【新シーズン】第9話のあらすじ・ネタバレ
放送後に更新します!
【シーズン1(2012年)】あらすじ・ネタバレ
第1話「寂しくない大人なんていない」
テレビ局の敏腕プロデューサー・吉野千明は、仕事に夢中のまま45歳を迎えた独身女性。親友たちと鎌倉での古民家暮らしを約束するも、「冗談だった」と断られます。 一人暮らしを始めた新居の隣家・長倉家には、鎌倉市観光推進課の課長・和平、自宅でカフェを営む次男・真平と双子の姉の万理子、和平の娘・えりなが住んでいました。挨拶を済ませた日の夜、ネズミに驚いた千明の家に真平が駆けつけ、「朝まで一緒にいてあげる」と言い出したのでした。
第2話「ひとりって切ないくらい自由」
真平にバカにされていると感じ、夜の誘いを断った千明。買い物に出かけた彼女は、和平の妹・典子の夫や中年男性から次々と声をかけられる事態に……! 万理子が勝手に出会い系で写真を使っており、真平は「あいつが不安定なのは俺のせいだ」と呟きます。 同じ頃、市役所を訪れた一条から50代未亡人・大橋秀子との見合い話を持ちかけられた和平。さらに秀子の娘であり、自身の部下でもある知美からもアプローチを受けるのでした。
第3話「大人の青春を笑うな!」
真平と一夜を共にした千明は、朝食を食べるために長倉家へ。典子が夫・広行を引き連れてきて、万理子の引きこもりは夫と千明が原因だと言い出しました。 千明は「出会い系で自分の価値を実験した」との万理子の話を聞き、ドラマに利用しようと考えます。 一方、真平は和平から千明との関係を尋ねられ、「一人だけを愛することはない。自分こそ恋愛したら?」と返答しました。和平は秀子から「再婚する気はないけど、恋愛っぽいことがしてみてかった。」と打ち明けられ、彼女を食事に誘ったのでした。
第4話「女が年取るってせつないよね」
千明は子ども連れの若い女性と一緒にいる真平を目撃し、ショックを受けてしまいます。 万理子の情報によると、女性の正体は小学校時代の同級生・畑中みどり。離婚して地元に戻ってきた彼女を放っておけないのではないか、というのが万理子の推理でした。心配する和平とくだらない言い合いになり、後日レストランへ行く約束をします。 その後、家族から邪険にされた典子が「ここにおいてほしい」と千明の家に転がり込み、一緒にお酒を飲んで愚痴を言い合いました。
第5話「人生最後の恋って何だろう」
和平は真平が病院の定期検査行っていないことに怒り、つかみ合いになってしまいます。 翌日、脚本家の栗原ハルカから手違いで他局ドラマの原稿が届き、面白さに落ち込む千明。日曜日に親友たちと集まり、和平らが企画した「大人の鎌倉散歩」に参加しました。ランチをしようと「カフェナガクラ」に行くと、真平との関係を親友に茶化されます。 その夜、和平は謝罪する真平に「お隣さんといると楽しそうだ」と言いますが、「本当に仲良いってのは兄貴と千明みたいな関係だ」と返されました。
第6話「今迄のどんな恋にも似てない」
以前約束したレストランを訪れるも、同じメニューを選んで微妙な空気になる千明と和平。真平は帰宅した2人の様子に嫉妬し、みどりと別れて千明に告白しようと決意します。 その頃、出会い系サイトに登録した典子は、22歳の青年・フミヤとファミレスで待ち合わせました。親子関係へのアドバイスを感謝されますが、そこへ偶然、広行が通りかかります。後日、真平の変化を喜ぶ和平は、知らされていない病気の件を千明に切り出してしまいました。
第7話「恋ってどうすれば良いんだ?」
千明は真平に脳腫瘍の再発の可能性があり、残された時間で少しでも誰かを幸せにしたいと、“天使のような行動”を取ろうとするのだと知りました。千明と真平は正式に交際をスタートし、カフェでデートをすることになります。 一方の典子は、フミヤの父親から言い寄られて落ち込んでおり、帰宅した千明に慰められました。 そして和平は、千明から「大橋親子のことちゃんと知ってます?」と指摘され、渋々ながら和美とのデートの約束を取り付けるのでした。
第8話「大人のキスは切なくて笑える」
デート中、親子に間違われたと気にする和美に、「自分は気にしない」と言う和平。千明は真平との会話の中で、和平が亡き妻の真似をして桜貝を集めていると知りました。 とある日、千明とキスをする夢を見た万理子は、事あるごとに意識するようになって……。 そんな中、大橋親子と千明、典子が長倉家に勢ぞろいし、その流れでお酒を飲むことに。千明と和平はまたも痴話ゲンカが勃発し、泥酔してソファーで眠ってしまいます。翌朝、まだ寝ぼけている千明は、自分の寝顔を眺める万理子にキスをしたのでした。
第9話「キスは口ほどにものを言う!」
千明と和平はなぜか自分たちがキスをしたと勘違いし、特に和平は激しく動揺します。 万理子は複雑な思いを抱きつつ、「千明さんに恋をしているけれど、真平と同じで性的なものじゃない」と真平に打ち明けるのでした。 その後、千明から仕事の誘いを受けた万理子は「隠し事がある状態だと心苦しいので、好きです」と伝え、千明も「うれしい」と応じました。一部始終を聞いた和平は混乱し、千明に勧められるままお酒を煽った結果、今度こそ本当にキスをしてしまい……。
第10話「大人の未来だって、輝いてる」
和平たちのキスを目撃した典子から問いただされるものの、千明の機転でその場を切り抜けました。 和平は秀子に「好きな人ができました」と言われた直後、典子と広行の話し合いに駆り出されますが、エスカレートして離婚話になります。 翌日、千明の誕生日パーティーが長倉家で開かれ、真平は定期検査をクリアしたと報告。彼は千明と遠慮のないやり取りができないと悩んでいるようでした。その翌朝、千明と和平が乗り合わせた電車の窓から、言い争う真平と和美の姿が見えました。
第11話「まだ恋は終わらない~最終回」
千明はロケ地交渉でトラブルが発生し、和平の協力によって鎌倉市で撮影が行われることに。撮影当日、2人は真平と知美のやり取りを見て、それぞれの相手と別れ話をしました。 離婚届を出した典子がメル友との待ち合わせに向かうと、やって来た相手はなんと元夫の広行!盛り上がった彼らは付き添いの千明と和平をバーに残し、仲良く帰ってしまいます。千明はまた恋をすることがあっても、最後だとは思わないようにしようと心に誓うのでした。
【シーズン2(2014年)】あらすじ・ネタバレ
第1話「大人の青春って、始末に負えない」
副部長に昇進した千明は制作現場を離れ、管理職として後進を育成する立場になりました。 一方、世界遺産の登録に失敗した責任を取らされ、新市長・伊佐山良子の秘書を兼務する和平。彼は姉妹都市を訪れる市長に同行し、フランスのニースへ行くことになります。同じ頃、千明もとある作家に原作権の直談判を行うためフランスに向かっていました。 海外でも痴話ゲンカを楽しむ2人でしたが、帰国した千明の前に一回り年下の元彼が現れて……。
第2話「恋愛下手な大人たち」
同棲3日目で「ごめん、無理」とだけ書き残し、千明の元から去っていった高山涼太。彼との過去を昇華できていない千明に、和平は妻を事故で亡くした経験から共感を示します。 そんな和平自身も、一人娘のえりなのボーイフレンドである原田蒼太の母・薫子と知り合い、彼女と「何でも言い合える友人になろう」と約束をしました。 典子は元の鞘に収まった広行の浮気を疑いますが、彼はマイホームの購入を検討していたようです。
第3話「過去の恋は、笑って葬れ」
千明は涼太が仕事のコネを作りたくて自分に近づき、罪悪感から離れていったのだと知ります。大きなショックを受けたものの、仕事も行く宛もない彼を自宅に住まわせることに……。 和平は涼太本人に経緯を聞き、千明を飲みに誘って慰めますが、彼女は過去を乗り越えるために新ドラマの脚本家として涼太を起用しようと決めていました。そんな中、真平は寂しそうな薫子を見て無視できず、婚約者の和美公認で再び天使になります。
第4話「私の人生、計算外」
千明の家に典子が転がり込んできて、広行は不動産屋の詩織にご執心だと判明。会う口実だったはずのマイホームを本当に購入し、彼女と一緒に住むつもりのようです。 薫子は真平が和美のために天使を辞めると、和平に「セフレ前提の友人関係」を提案してきます。 千明は急きょ現場復帰し、涼太と万理子の脚本で連続ドラマの制作が進んでいました。しかし、涼太が仕上げてきた脚本を読み、「才能がないのでは!?」と衝撃を受けます。
第5話「全く大人って生き物は…」
涼太は才能がない自覚があり、千明に会いに来たのも引導を渡してもらうためでした。今度は「お世話になりました!」と書き置きを残し、鎌倉の街を去って行きました。 次の脚本家候補として白羽の矢が立ったのは、以前から付き合いがある栗山ハルカ。夫の浮気で現在はシングルマザーになっており、典子がベビーシッターに駆り出されます。一方で、結婚式を控える真平は、親になることへの不安から和美に手を出せないでいました。
第6話「それでも人生は素敵だ」
千明は早朝の海岸で真平の本心を知り、「未来を信じるしかない」と彼を励まします。長倉家の墓参りやバチェロレッテ・パーティーを経て、温かな結婚式が開かれました。 その裏では広行が詩織にフラれ、会社も辞めてホームレス同然の暮らしをしているようで……。 とある日、実家を出た真平の代わりに、薫子が息子を連れて夕食を作りに来ていました。千明は和平やえりなと食卓を囲む様子を見かけ、なぜか心がざわつくのでした。
第7話「歳を重ねてピュアになる」
翌朝、千明は朝食の席で和平に気遣われますが、ドラマ制作が佳境でなかなか会えなくなります。そんな矢先、鎌倉市役所内では、和平に対する伊佐山市長のハラスメント疑惑が浮上。和平は秘書課長の解任を提案されるも、「噂を認めることになる」と拒否するのです。 典子はシッターの楽しさに目覚め、広行との離婚に向けて本格的に働こうとしていました。千明は思いとどまらせようと、「一人は自由だけど、たまにさみしいよ」と伝えます。
第8話「大人はみんな問題児。」
失踪中の広行は海岸近くで和平に見つかり、彼から連絡を受けた典子に長倉家へ連行されます。話し合いの末、浮気一回につき広行が典子に10万円を支払うルールになりました。 一方、真平は身体に異変が起きますが、大役を任された万理子の不安を察知していただけでした。 翌朝千明が出社すると、シッターとして働く典子のアシスタントを務める広行の姿が見えます。そして万理子も、他の社員たちと楽しそうに仕事をしていました。
第9話「恋で泣く大人も悪くない」
極楽寺で出会った薫子に誘われ、2人でお酒を飲みに行った千明。男の前で泣いたことがあるかの話題になり、和平がどちらの電話に出るかを賭けました。 翌日、和平は伊佐山市長に「返事はいらないので、片思いを続けさせてほしい」と告白されます。その後、薫子とのセフレの件に決着をつけると、傷ついた様子の千明から電話が……。千明は幼馴染みに商品を売りつけられたらしく、酒を煽る彼女に「私の前で泣いてくれて嬉しい」と告げました。
第10話「恋をのぞけば、順調です」
千明は心配したスタッフたちに押し切られ、48歳にして初の人間ドックを受けることに。偶然にも和平と同じ日の予約で、彼は医者に「メタボ予備軍だ」と告げられます。 後日、近隣住民から苦情が出てしまい、連続ドラマのロケ先が千明の自宅と周辺に変更されました。 和平は「一緒に暮らしましょう」と言い、撮影中の住居として長倉家を提供します。そして和平の妻の遺志を叶えるため、協力してカフェ看板を桜貝で飾り付けました。
第11話「二人で200歳へ!!人生まだまだファンキーだ」
真平たちもケータリングの準備を手伝い、ついに連続ドラマの撮影がスタート!上層部の要求で一時中断したものの、和平のおかげでトラブルを回避します。 その夜にパーティーが開かれ、和平は亡き両親との長倉家での思い出を語り出しました。 年頃のえりなからも優しい言葉をかけられており、幸せな光景を見つめる千明。飲み直しながらはしゃぐ彼女を和平が抱きしめ、そのままソファーで寄り添って眠ります。その様子はまるで、幼い彼が幸せの形だと感じた両親の姿と全く同じでした。
吉野千明(よしの・ちあき)役/小泉今日子

吉野千明はJMTテレビのドラマ制作部に所属し、ヒット作を担当するゼネラルプロデューサー。年齢は59歳。世話好きの姉御肌で頼れる上司ですが、仕事に対するプライドが強く、プライベートではかなりの毒舌家な一面も持っています。 そんな千明を演じるのは、元アイドルで女優、プロデューサー、執筆家でもある小泉今日子です。
長倉和平(ながくら・わへい)役/中井貴一

長倉和平は鎌倉市役所の観光推進課で働く指導監。年齢は63歳。性格は生真面目で理屈っぽく、妻に先立たれてからは一人娘を男手ひとつで育ててきました。好みの「委員長」タイプにはフラれ、未亡人にばかり好かれてしまう特殊な女難体質です。 和平役の中井貴一は本シリーズへの出演をきっかけに、鎌倉市国際観光親善大使に就任しました。
長倉真平(ながくら・しんぺい)役/坂口憲二

長倉真平は長倉家の次男で、自宅を改装した「カフェナガクラ」の店長。年齢は48歳。千明とは元恋人の間柄でしたが、2014年に兄・和平の部下と結婚しました。 演じる坂口憲二は2023年に活動休止から復帰し、俳優とコーヒー焙煎士の二刀流で活躍中です。
長倉万理子(ながくら・まりこ)役/内田有紀

長倉万理子は長倉家の次女で、真平の双子の姉。年齢は48歳。万年恋こがれていた千明に奇抜なセンスと個性を買われ、現在は専属の脚本家を務めています。 繊細な心を持つ万理子を演じるのは、「ドクターX」シリーズなどで知られる内田有紀です。
水谷典子(みずたに・のりこ)役/飯島直子

水谷典子は長倉家の長女で、夫にはもはや無関心な専業主婦。年齢は58歳。ノリと勢いで生きており、アプリの隙間バイトをしながら自由を謳歌しています。 飯島直子は「べらぼう」(2025年)で主人公の義理の母を演じ、大河初出演を果たしました。
「最後から二番目の恋」新シーズンに注目!千明たちの進む道とは
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』は、2025年4月から放送スタート。千明と和平は前作でそばにいると誓い合った一方で、結婚にこだわりはありませんでした。新シーズンではどんな道を選んでいくのか、長倉家の面々も含め注目しましょう!