2025年9月10日更新

『九龍ジェネリックロマンス』工藤発(くどうはじめ)の正体はクローン?過去や最新話までの情報から考察&解説

このページにはプロモーションが含まれています
『九龍ジェネリックロマンス』工藤発
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

2019年より、『週刊ヤングジャンプ』で連載されている漫画『九龍ジェネリックロマンス』。本作は、2025年4月よりアニメが放送されているほか、実写映画化も決定しています! この記事では、そんな本作のキーパーソンである工藤発について、徹底解説します! ※この記事は『九龍ジェネリックロマンス』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

AD

『九龍ジェネリックロマンス』工藤発(くどうはじめ)の年齢は?プロフィールをおさらい

『九龍ジェネリックロマンス』、工藤発
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
年齢/誕生日 34歳/不明
所属 旺来地產公司
声優 杉田智和
実写キャスト 水上恒司

工藤発は「旺来地產公司」に務める、本作の主人公である鯨井令子の同僚。街中で「8」を見かけると触ってしまう癖を持っています。 過去に鯨井令子と同じ姿をしている女性と交際していた過去があり、何やら秘密を抱えているようです。

鯨井令子や他キャラとの関係は?過去まで説明

本作には、主人公である鯨井令子と、彼女と同じ姿をした鯨井Bが存在しています。ここからは、工藤とその2人の関係性について解説します!

鯨井令子との関係

『九龍ジェネリックロマンス』
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

工藤と鯨井令子の関係についてですが、2人は九龍城砦にある不動産会社支社「旺来地產公司」の同僚です。2歳年下である令子のことは、食事に連れていくなど同僚・後輩として可愛がってはいるものの、そこに恋愛感情などはないようです。 しかし、同じ会社で働くなど一緒に過ごす時間も長いため、工藤が鯨井に対して特別な情を抱えている可能性はあるかもしれませんね。

鯨井Bとの関係

『九龍ジェネリックロマンス』
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

鯨井Bは過去に存在した令子と同じ姿をした女性です。工藤の2個下である現在の鯨井玲子とは異なり、年齢は工藤の2個上。性格もまったく異なり、どちらかというと姉御肌でクールなイメージです。 そんな鯨井Bはかつて工藤と婚約をしていましたが、すでに死亡しています。その死因は自殺。彼女は蛇沼グループが作った「メビウス」という危険な薬を服用し、そのまま息を引き取ってしまいました。工藤は大きなショックを受け、未だに彼女の死に囚われ続けているようです。 また、彼は鯨井Bの自殺原因が「自分にある」と自責の念を感じていますが、鯨井Bには別の思惑があった様子。彼女は自身の考えを隠す側面があり、作中で2人が互いの感情や真意を分かり合えていなかったことが示唆されています。

AD

ユウロンとの関係

『九龍ジェネリックロマンス』、ユウロン
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

ユウロンは蛇沼みゆきの旧友で、復讐計画の協力者となっている男性です。彼は工藤たちが暮らしている「ジェネリック九龍」の消去を目的に動いている様子。それに関する調査を進めていくなかで、ユウロンは「工藤がジェネリック九龍の構築に深く関わっている」と勘付きます。 それ以降、ユウロンは工藤や令子に様々なかたちで関わっていくことになるのでした。

蛇沼みゆきとの関係

『九龍ジェネリックロマンス』、蛇沼みゆき
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

蛇沼みゆきは巨大企業・蛇沼グループの御曹司です。工藤は鯨井Bが蛇沼製の薬で死んだこともあってか、グループ全体に強い憎悪・嫌悪感を抱いているようです。みゆきと遭遇した際は口論になり、工藤は彼を殴打。かなり険悪な関係性を築いています。 ただ、みゆきの方はジェネリック九龍に関わるキーマンとして、工藤に興味を持っているようです。

【正体】九龍は工藤がつくった?工藤はクローンなのか考察

『九龍ジェネリックロマンス』
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
工藤の謎めいたポイント
  1. 過去の記憶が曖昧
  2. 本心が読めない言動
  3. 時折見せる狂気的な表情
  4. ジェネリックテラとの関係

単行本11巻において、ジェネリック九龍をつくったのは工藤だったと発覚しました。彼は鯨井Bが亡くなったのち姿を消していましたが、第二九龍が取り壊されたタイミングで再登場。彼は鯨井Bの遺骨を撒くため、九龍の跡地に現れたのです。 工藤がそこで遺骨と結婚指輪を手放すと、空に浮かぶジェネリックテラが反応。すると次の瞬間、彼は鯨井Bと暮らしていた第二九龍に立っていました。詳細な原理は不明ですが、ジェネリックテラが工藤の記憶を反映して、新たな九龍を生み出したことはまず間違いないでしょう。 ジェネリックテラが工藤の意思に反応したということは、両者には何か深い関係があるのかもしれません。また、彼はこれまで記憶が曖昧になっている場面や本心を悟らせない言動など、怪しいシーンが描かれています。時には狂気的な表情を浮かべ、まるで別人のように振る舞うことも……。 ジェネリックテラがクローン生成に関わる技術だった点もあわせて考えると、「工藤=クローン」という可能性もありそうな予感……。あるいは作中に工藤本人と工藤のクローン、「実は2人の工藤が存在していた」なんて展開もあり得そうです。

AD

【名言】工藤発(くどうはじめ)かっこよくて危ない名シーンを紹介

俺はこの懐かしいって感情は恋と同じだと思ってる

『九龍ジェネリックロマンス』、工藤発
©眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

こちらは本作第1話で令子に向けて放った名言です。工藤は「九龍は懐かしい場所であるべき」と語り、懐かしいという感情は「恋と同じだ」と断言しました。古くさいものを愛する、暑苦しいけど純な男。自分の感情を真っ直ぐに語る工藤の姿がまぶしく映る名シーンとなっています。 ただ、最新展開まで知ってから見ると、「過去に固執する危険な男」に見えてくるから不思議なものです。

【声優】工藤発を演じるのは杉田智和!

杉田智和

本作で工藤の声を演じるのは、数々の作品に引っ張りだこの人気声優・杉田智和低音で落ち着いたトーンが特徴的な、一度聞いたら忘れられない声の持ち主である彼の代表作には、『銀魂』の坂田銀時役や『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター役などがあります。

【実写】工藤発役キャストは水上恒司!

実写映画『九龍ジェネリックロマンス』、吉岡里帆、水上恒司
©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

2025年8月に公開予定の実写映画で工藤役を務めるのは、近年注目を集める若手俳優の水上恒司。 彼は人気ドラマ『MIU404』に重要な役柄で出演しているほか、映画『死刑にいたる病』や『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では主演を務めています。

『九龍ジェネリックロマンス』工藤発はキーパーソン!アニメで明らかになる?

この記事では、本作のキーパーソンである工藤について徹底解説しました!まだまだ隠されている謎や伏線を多く残している本作ですが、アニメ化や実写映画化などさらなる盛り上がりを見せています。今後の展開が、ますます楽しみですね!