『九龍ジェネリックロマンス』グエンの正体とは?みゆきとの恋愛模様も徹底解説

グエンはアニメ&実写映画で話題の『九龍ジェネリックロマンス』に登場する長身のイケメンです。本記事では、この世界の謎に深く関わっていそうなグエンを解説!愛する蛇沼みゆきとの関係やその正体などを考察していきます。
『九龍ジェネリックロマンス』タオ・グエンのプロフィール

グエンは最初、九龍内にある喫茶店「金魚茶館」のボーイとして登場します。緑がかった黒色の長髪とタレ目が印象的な高身長な男性です。 人当たりもよくフレンドリーな店員として登場しますが、店から姿を消したあとは蛇沼(へびぬま)みゆきと右腕兼恋人として再登場。店員時とは違った雰囲気をまとっており、令子の過去=鯨井Bのことにも詳しいそぶりを見せます。
鯨井令子の過去を知るグエン

喫茶店のグエン(こちらはおそらく九龍内に暮らすジルコニアン)も、みゆきと行動するグエン(おそらくこちらがオリジナル)も、令子が知らない彼女の過去を知っています。 さらにグエンは令子が単なる記憶喪失なわけではなく、かつて存在した令子のオリジナル=鯨井Bとは別人だと認識していました。口ぶりからして、令子が創られた経緯なども知っているのでしょう。
【考察】なぜ鯨井Bの「本当の死因」をはぐらかしたのか
グエンが鯨井Bについてどこまで知っているのかは謎。グエンの行動原理は愛するみゆきのため、と考えると、鯨井Bの本当の死因に言及することがみゆきの不利益につながると考えて、はぐらかしたのではないでしょうか。
グエンは感情を持つジルコニアン?
G(ジェネリック)九龍=いま存在している九龍は、普通の人には廃墟にしか見えない場所。そこで暮らす人々は、一部の例外をのぞきジルコニアンです。ジルコニアンはオリジナルが九龍に足を踏み入れると消えるので、喫茶店のボーイだったグエンはジルコニアンで確定でしょう。 一方で、みゆきと過ごしているグエンは九龍外にも出られるのでオリジナル。ただGグエンは鯨井Bの記憶を保持していたので、グエン自身がこの世界における例外的な存在である可能性も残っています。
蛇沼みゆきとの関係とは?

怪しく光るメガネと切れ長の瞳がトレードマークの、どこか妖艶な雰囲気が漂う蛇沼みゆき。巨大企業・蛇沼グループの代表取締役です。グエンとみゆきはどんな関係なのでしょうか。 2人は安酒場で偶然出会い、それをきっかけに親密な交際に発展。正反対な性格ながらも、ラブラブな関係を築いていました。みゆきが信頼を置ける相手として、彼の手伝いなどもしていたグエン。しかし、なんと*みゆきから別れを切り出されます。みゆきには「グエンを守りたい」という意思があったものと思われます。 みゆきと別れたあとも、グエンは単身九龍に乗り込み、みゆきのために独自に動きます。
【声優】グエンを演じるのは坂泰斗!

グエンを演じるのは坂泰斗(ばんたいと)です。『アンダーニンジャ』の雲隠九郎役や『俺だけレベルアップな件』水篠旬役など、近年次々と話題作の主演を射止めています。グエン役では柔らかくもつかみどころのない芝居が魅力的です!
【実写】グエン役キャストは柳俊太郎!

実写映画でグエンを演じるのは栁俊太郎(やなぎしゅんたろう)です。第24回MEN'S NON-NOモデルグランプリを経てデビュー。骨ばった体つきもあって、原作よりもワイルドな印象を受けます。
『九龍ジェネリックロマンス』グエンの恋の行く末から目が離せない
多くの謎を秘めたグエンを紹介しました。主人公カップルよりロマンスしているといわれるグエン&みゆき。2人には幸せになってもらいたい!という読者も続出しており、この先の展開から目が離せません。