『ウィッチウォッチ』若月ニコがかわいい！子供になった原因や過去・嫌いと言われている理由を解説

若月ニコは『ウィッチウォッチ』のヒロインです。本作はヒット作を次々飛ばす篠原健太の最新作。2025年4月からはアニメも放送されています。 この記事ではドジでおっちょこちょいだけと憎めない、かわいい魔女のニコを解説！過去の出来事やモイちゃんとの関係、幼児化の原因などを彼女の魅力とともに紹介します。 ※この記事は『ウィッチウォッチ』の重要なネタバレを含みます。

若月ニコは本作のヒロイン。オレンジからピンクへとグラデーションするふわふわしたロングヘアーが印象的。魔女の母を持ち、彼女も修業を終えた魔女です。いつも一生懸命な努力家ですが、おっちょこちょいな一面も。 1年以内に災いが降りかかると予言された彼女は、幼馴染で鬼の一族である乙木守仁(おとぎもりひと)と使い魔契約を結ぶことに。騒がしい学校生活を送りながら、大好きな守仁との同居生活を送っています。

1巻の表紙を飾り、作品の1ページ目から登場しているニコ。使い魔となったモイちゃんこと守仁と同居するために、親元を離れるシーンが描かれます。 そこからはかわいいけどおっちょこちょいなニコの姿が次々と描かれることに。守仁の部屋に窓ガラスを突き破って登場したり、窓ガラスを直す魔法を使うために守仁お気に入りのマグカップを粉々にしたり。 守仁の成長した姿に恋心を募らせるも、彼からは相手にされている様子がないことが1話で明示されます。

ニコがいざ告白！と意気込んだ矢先、黒魔女によってもたらされた「災の日」。その最終局面で、守仁は黒魔女を率いる樒(しきみ)に心臓を撃ち抜かれます。ニコは彼を救うため、大きな代償を必要とする魔女リカバリーを使うことに。 守仁の命は救われましたが、ニコは守仁との思い出が詰まった時間を差し出していたのです。幼児化したニコは、これまで通り守仁宅で暮らします。 守仁たちはニコの子守に振り回されがらも、そのかわいさにメロメロに。仲間との生活は子育てのようでもあり微笑ましいものの、経緯を思うと切ない展開です。

ニコの父親は普通の人間です。かつては魔女の母・伊吹と3人で暮らしていましたが、「千の魔女」の力を持つニコの魔力は膨大。修行前のニコには魔力の制御も難しく、ニコは魔法の暴走で自宅を破壊してしまったことがあります。 この出来事を受け、魔女と人間が家族として一緒に暮らすことは難しいと、父親は家を出ていってしまいました。ただこれはきっかけに過ぎず、もともと魔女と人間という違いがあったため、両親はうまくいっていなかったようです。

お互いにニコ・モイちゃんと呼び合う2人は幼馴染です。幼い頃からドジなニコの世話を守仁が焼いてきました。 当時はお互いに力がコントロールできませんでした。そのせいで2人ともつらい目にあっていましたが、そんなときにお互いの存在が救いとなっていたのです。 再会後は、ニコは変わらずに守仁が大好きでした。一方で守仁はニコを護衛する使命感にかられており、恋愛の気配は薄め。しかし後に、幼いニコが送った手紙が原因で守仁の感情が封じられていることが判明。長い時間をかけて、ようやく守仁も恋心を自覚するに至りました。

ニコは天然でおっちょこちょいなドジっ子です。それが彼女の魅力でもあるのですが、ドジっ子系ヒロインが苦手な人もなかにはいるのでしょう。そういった一部読者や視聴者から、好きではないという声が挙がっているようです。 とはいえ可愛いは正義。ニコが1話から一途に守仁を想い続けている健気な姿は、応援したくなります！

「千の魔女」として各方面に狙われてしまうニコは、特別な力を持つ魔女です。「千の魔女」は「千の魔法を持ち、千の人を救う、千年に一人の特別な“白魔女”」と説明されるほど、かなりすごい存在。 千の魔法を持つと言われるだけあり、ニコは自分で魔法を編み出すことも可能。ちなみに一般的な魔女は、基本魔法と自分の特性に合った魔法をいくつか使える程度。そう考えると次々と新魔法を使ってしまうニコのすごさがわかります！

アニメでニコを演じるのは川口莉奈(かわぐちりな)です。『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の斑鳩ルカ役に抜擢されて以降、役付きでの出演が増加。アニメでは『ダークギャザリング』の神代愛依役や『絆のアリル』のクオン役などを演じています。 今回のかわいいニコ役で、活躍の場を広げそう。注目の若手声優の1人です。

ボイスコミックでニコ役を演じたのは京花優希(きょうかゆうき)です。その際の守仁役はすでに声優は引退している末次楓(すえつぐかえで)でした。 小松未可子、松岡禎丞、福島潤、花守ゆみりが全キャラを演じるボイコミコントではニコは小松が担当しています。

『ウィッチウォッチ』のかわいいヒロイン・若月ニコを紹介しました。ギャグ多めの日常とシリアスな展開のバランスに引き込まれる本作。ぜひアニメだけでなく原作でもニコの活躍を楽しんでみてください！