漫画『桃源暗鬼』をネタバレ解説!簡単なあらすじもアニメ前におさらいしよう!

2020年から『週刊少年チャンピオン』で連載されている漫画『桃源暗鬼』。桃太郎を題材としている本作は、現代を舞台に鬼の子孫と桃太郎の子孫の戦いを鬼側の視点で描いたストーリーが魅力です。 この記事では、2025年7月よりアニメが放送されることも決定している本作のあらすじを、ネタバレありで徹底解説!アニメ放送前に、内容をチェクしておいてくださいね。 ※この記事は『桃源暗鬼』のネタバレを含みます。
漫画『桃源暗鬼』の簡単なあらすじ【ネタバレなし】
普通の高校生として暮らしていた一ノ瀬四季は、突然「桃太郎機関」に襲撃され、養父とともに逃亡。その道中で、自分が“鬼”の血を継いでいること、追ってくる者たちが“桃太郎”の血を継いでいることを知ることに。 遥か昔、凶暴であるが故に静かに暮らしていた鬼たちは、桃太郎の襲撃をきっかけに抗争へと巻き込まれます。以来、鬼と桃太郎は「鬼機関」「桃太郎機関」として、数千年にわたって争いを続けてきました。 自らの中に眠る“鬼”と出会った四季は、その血に導かれるように、宿命と対峙していきます。
漫画『桃源暗鬼』1巻~3巻のあらすじネタバレ
不良少年の一ノ瀬四季(いちのせしき)は、里親である剛志をひょんなことから桃太郎機関の桃屋五月雨(ももやさみだれ)に殺され、自らの鬼の血が覚醒。その後彼は無陀野無人(むだのないと)に拾われ、鬼の学園・羅刹学園に入学することに。その後彼は初授業の鬼ごっこで、仲間と激突します。 鬼ごっこの中で屏風ヶ浦帆稀(びょうぶがうらほまれ)も、血蝕解放を発動。四季は巨大な銃で応戦します。戦い後、無陀野を倒そうとした皇后崎迅(こうがさきじん)と四季は共闘しボールを奪取。直後、鬼機関京都支部が襲撃され、全員で京都へ急行します。 桃草の能力で無陀野が拘束・負傷し、桃宮たちは京都支部へ侵入。負傷者を避難させた後、四季たちは地下に閉じ込められます。桃宮は京夜を倒し、四季を生きたまま連行する指令を受けます。新たなアグリも投入され、戦闘が始まるのでした。
漫画『桃源暗鬼』4巻~6巻のあらすじネタバレ
生徒たちはアグリを倒し、桃宮・桃草と交戦。皇后崎や矢颪碇(やおろしいかり)の活躍で、桃草は撤退。四季が“鬼神の子”と知った桃宮は死体を操り襲撃しますが、四季が怒りで覚醒後、鬼神の力で撃破し、彼は死亡します。 戦いを終えた生徒たちは鬼ヶ島へ帰還し、羅刹学園で共同生活を始めます。四季は縁日で桃太郎機関の桃寺神門と素性を知らず親しくなりますが、皇后崎が能力を使ったことで存在が発覚。桃巌深夜は皇后崎を拉致し、監視のため細胞を埋め込みます。 皇后崎救出のため、鬼機関が出動。彼は無事保護されるも、帰路で桃角と無陀野が交戦することに。その後、桃華が桃角を救出し撤退する一方、桃巌深夜は病院に放火します。四季と皇后崎は人々を救い、四季は病院内に残された子どもの行方を探るため桃寺神門に助けを求めるのでした。
漫画『桃源暗鬼』7巻~9巻のあらすじネタバレ
深夜は放火を繰り返し、四季の犯行に見せかけ神門の怒りを煽ります。深夜一派が鬼機関を奇襲しますが、淀川の策で待ち伏せされ戦闘へ。桜介は矢颪と激戦を繰り広げ、翼の攻撃で矢颪が勝利。桜介は戦闘不能に陥ります。 地下で無陀野と月詠が激突。月詠のタロットで動きを封じられるも、無陀野は血液を操作して反撃し勝利。神門と戦う四季は、誤解を解こうと試みますが、天才的な神門の猛攻に徐々に追い詰められていきます。 その後暴走状態となった四季は、神門を圧倒。トドメを指す寸前で意識を取り戻した四季は自らの死を願うも、淀川と神門の協力で制圧されることに。一方で逃走していた深夜は皇后崎に頸動脈を斬られ死亡。 さらに、月詠と桜介は敗北しつつも再戦を誓い撤退。神門は誤解を詫び、四季と再会を約束。無陀野たちは鬼ヶ島へ戻ることに。
漫画『桃源暗鬼』10巻~12巻あらすじネタバレ
崖から落ちた屛風ヶ浦を助けた四季は雪崩に巻き込まれ重傷を負いますが、覚醒した屛風ヶ浦が巨人を操り頂上へ。その後、皇后崎は矢颪を救出しつつ合流し、水鶏たちも印南を退けゴールします。矢颪と皇后崎の危機には、四季が狙撃で援護します。 桃太郎機関では四季と戦った神門ら4人が査問を受け、和平を主張した神門は左遷。四季を仲間に誘うも断られた等々力に、矢颪が同行。矢颪は華厳の滝跡地研究所への攻撃に加わり、四季たちも彼を追って研究所へ向かいます。 等々力たちは三手に分かれて研究所を襲撃。矢颪は妊婦をも殺そうとする等々力のやり方に疑問を抱き、制止します。第二編隊は所員と交戦し、鳥飼が巨大な鳥で桃林を撃破。蛭沼は擬死からのヒル攻撃で桃田を殺害し、一方で所長は四季捕獲と無陀野抹殺に向けて大軍を差し向けました。
漫画『桃源暗鬼』13巻~15巻あらすじネタバレ
矢颪救出のため隊長・副隊長6人を引き受け、血蝕解放なしで副隊長2人を圧倒する無陀野。さらに、研究所に入った四季たちは散開し、皇后崎は百目鬼と共に戦闘を開始します。皇后崎は衝撃波を操る旋律を奇襲で撃破する一方、百目鬼は壱郎の巨大な腕を破壊し勝利するのでした。 不破は好意を持った桃脇を抱き締めて動きを封じ、自身の矢で倒しました。一方で囲は防御力の高い桃木田に苦戦しますが、水鶏とロクロの加勢で勝利。海月は桃墨に追い詰められますが、屛風ヶ浦が救援に駆けつけます。 屛風ヶ浦は血蝕解放を使い、姉とともに桃墨と互角に戦いましたが、最後は海月の助力で桃墨を倒しました。四季は桃間と激闘し、研究所所長・桃裏の爆破放送を聞いて激怒。仲間と合流し、状況を伝えて対応を急ぎます。
漫画『桃源暗鬼』16巻~18巻あらすじネタバレ
一般人を避難させ、鬼國隊と羅刹学園は爆弾除去へ。そこに桃次歪が現れたことで、追い詰められた蛭沼と鳥飼。さらに等々力が駆けつけ味方を守る中で蛭沼は戦死し、鳥飼は妊婦を救出し医務室へ。乙原は捕らわれた鬼を救い、等々力と桃次の激闘が始まります。 激しい戦いの末、等々力は桃次を追い詰めたものの、狂暴化は解除。桃次は等々力の臨死状態に気づきますが、等々力は亡き蛭沼の幻影に励まされ、復活します。乙原の機転で桃次は自傷ダメージを負い、毒も回り最後は等々力に斬首され死亡。矢颪は敵の桃ノ木兄弟に追い詰められ、死を覚悟するも四季が乱入します。 四季を助けるため「雷速・改」を解放し、高速移動で桃ノ木兄弟を倒した矢颪。さらに、榎本は飛空艇に潜入し、四季も桃裏と対峙。四季は特定の相手に炎を放ち、桃裏は自ら殺されることで心の傷を狙います。
漫画『桃源暗鬼』19巻~21巻あらすじネタバレ
桃裏は多くの人質を取り四季に殺され、飛空艇は墜落し研究所は崩壊。等々力は鬼國隊の存続を決め、方針を転換します。その頃、杉並区の鬼機関は桃太郎に襲撃され、羅刹学園全員が救援へ向かうと同時に、遊摺部(ゆするべ)がスパイとして四季を攫います。 無陀野らは桃太郎本部を攻撃し、杉並区では紫苑が鬼機関へ向かう途中で桃鐘たちと交戦していました。印南は月詠と、猫咲は桜介とそれぞれ激闘を繰り広げることに。桃際は部下を人質に、手柄を独占します。 場面は、それぞれの戦いへ。遊摺部は妹の命を救うため、桃際に従い任務を遂行。朽森は桃鐘・国領と交戦し、百鬼大我が助太刀。さらに、国領は自爆戦法を使うも倒され、桃鐘は自爆し死亡。そんな中、無陀野は月詠・桜介と戦闘に入るのでした。
アニメ化もされる『桃源暗鬼』からますます目が離せない!
この記事では、2025年7月よりアニメ化が決定している『桃源暗鬼』について、ネタバレありで徹底解説しましたがいかがでしたでしょうか! 作中でのバトルシーンが、アニメではどのように表現されるのか、楽しみに待ちましょう。