2025年10月21日更新

漫画『桃源暗鬼』を最新刊まで全巻ネタバレ&あらすじ解説!アニメではどこまで描かれる?

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桃源暗鬼
©︎漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会

2020年から『週刊少年チャンピオン』で連載されている漫画『桃源暗鬼』。桃太郎を題材としている本作は、現代を舞台に鬼の子孫と桃太郎の子孫の戦いを鬼側の視点で描いたストーリーが魅力です。 この記事では、2025年7月からアニメ版がスタートした本作のあらすじを、ネタバレありで徹底解説!第2クールに突入したアニメの予習・復習のためにも是非チェックしていってください。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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漫画『桃源暗鬼』の簡単なあらすじ【ネタバレなし】

普通の高校生として暮らしていた一ノ瀬四季は、突然「桃太郎機関」に襲撃され、養父とともに逃亡。その道中で、自分が“鬼”の血を継いでいること、追ってくる者たちが“桃太郎”の血を継いでいることを知ることに。 遥か昔、凶暴であるが故に静かに暮らしていた鬼たちは、桃太郎の襲撃をきっかけに抗争へと巻き込まれます。以来、鬼と桃太郎は「鬼機関」「桃太郎機関」として、数千年にわたって争いを続けてきました。 自らの中に眠る“鬼”と出会った四季は、その血に導かれるように、宿命と対峙していきます。

漫画『桃源暗鬼』1巻~3巻のあらすじネタバレ【入学~京都編】

不良少年の一ノ瀬四季(いちのせしき)は、里親である剛志をひょんなことから桃太郎機関の桃屋五月雨(ももやさみだれ)に殺され、自らの鬼の血が覚醒。その後彼は無陀野無人(むだのないと)に拾われ、鬼の学園・羅刹学園に入学することに。その後彼は初授業の鬼ごっこで、仲間と激突します。 鬼ごっこの中で屏風ヶ浦帆稀(びょうぶがうらほまれ)も、血蝕解放を発動。四季は巨大な銃で応戦します。戦い後、無陀野を倒そうとした皇后崎迅(こうがさきじん)と四季は共闘しボールを奪取。直後、鬼機関京都支部が襲撃され、全員で京都へ急行します。 桃草の能力で無陀野が拘束・負傷し、桃宮たちは京都支部へ侵入。負傷者を避難させた後、四季たちは地下に閉じ込められます。桃宮は京夜を倒し、四季を生きたまま連行する指令を受けます。新たなアグリも投入され、戦闘が始まるのでした。

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漫画『桃源暗鬼』4巻~6巻のあらすじネタバレ【京都編~練馬編】

四季をはじめとする鬼側勢力と、桃宮を中心とした桃太郎側勢力の決戦がスタート。四季の同級生・手術岵(きりやま)ロクロが血蝕解放を使い、窮地に陥った友人・漣水鶏(さざなみくいな)を救うなど大きな戦果をあげます。 さらに、皇后崎や矢颪碇(やおろしいかり)の活躍で、桃草が撤退。鬼側が優勢になっていきますが、四季は桃宮の圧倒的実力に追い込まれてしまいます。 しかし、この戦いで四季が危険な力を宿す「鬼神の子」と発覚。四季は桃宮への怒りをきっかけに、その力を覚醒させることに……!彼は全てを焼き尽くす炎を操る、「炎鬼(えんき)」の能力で桃宮を見事撃破します。 戦いを終えた四季たちは学園へ帰還。ここから寮での共同生活が始まるのですが、部屋割りを決める時点でロクロを気に入った水鶏が同室を熱望する、皇后崎が「一人でいい」と主張するなど大騒ぎ。何とか部屋割りを決定し、四季は皇后崎と同じB-2号室で生活することになるのでした。 その後、四季は縁日で桃太郎機関の桃寺神門と素性を知らず親しくなりますが、皇后崎が能力を使ったことで存在が発覚。桃巌深夜は皇后崎を拉致し、監視のため細胞を埋め込みます。 皇后崎救出のため、鬼機関が出動。彼は無事保護されるも、帰路で桃角と無陀野が交戦することに。その後、桃華が桃角を救出し撤退する一方、桃巌深夜は病院に放火します。四季と皇后崎は人々を救い、四季は病院内に残された子どもの行方を探るため桃寺神門に助けを求めるのでした。

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漫画『桃源暗鬼』7巻~9巻のあらすじネタバレ【練馬編】

深夜は放火を繰り返し、四季の犯行に見せかけ神門の怒りを煽ります。深夜一派が鬼機関を奇襲しますが、淀川の策で待ち伏せされ戦闘へ。桜介は矢颪と激戦を繰り広げ、翼の攻撃で矢颪が勝利。桜介は戦闘不能に陥ります。 地下で無陀野と月詠が激突。月詠のタロットで動きを封じられるも、無陀野は血液を操作して反撃し勝利。神門と戦う四季は、誤解を解こうと試みますが、天才的な神門の猛攻に徐々に追い詰められていきます。 その後暴走状態となった四季は、神門を圧倒。トドメを指す寸前で意識を取り戻した四季は自らの死を願うも、淀川と神門の協力で制圧されることに。一方で逃走していた深夜は皇后崎に頸動脈を斬られ死亡。 さらに、月詠と桜介は敗北しつつも再戦を誓い撤退。神門は誤解を詫び、四季と再会を約束。無陀野たちは鬼ヶ島へ戻ることに。

漫画『桃源暗鬼』10巻~12巻あらすじネタバレ【雪山修行編~華厳の滝跡地研究所編】

崖から落ちた屛風ヶ浦を助けた四季は雪崩に巻き込まれ重傷を負いますが、覚醒した屛風ヶ浦が巨人を操り頂上へ。その後、皇后崎は矢颪を救出しつつ合流し、水鶏たちも印南を退けゴールします。矢颪と皇后崎の危機には、四季が狙撃で援護します。 桃太郎機関では四季と戦った神門ら4人が査問を受け、和平を主張した神門は左遷。四季を仲間に誘うも断られた等々力に、矢颪が同行。矢颪は華厳の滝跡地研究所への攻撃に加わり、四季たちも彼を追って研究所へ向かいます。 等々力たちは三手に分かれて研究所を襲撃。矢颪は妊婦をも殺そうとする等々力のやり方に疑問を抱き、制止します。第二編隊は所員と交戦し、鳥飼が巨大な鳥で桃林を撃破。蛭沼は擬死からのヒル攻撃で桃田を殺害し、一方で所長は四季捕獲と無陀野抹殺に向けて大軍を差し向けました。

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漫画『桃源暗鬼』13巻~15巻あらすじネタバレ【華厳の滝跡地研究所編】

矢颪救出のため隊長・副隊長6人を引き受け、血蝕解放なしで副隊長2人を圧倒する無陀野。さらに、研究所に入った四季たちは散開し、皇后崎は百目鬼と共に戦闘を開始します。皇后崎は衝撃波を操る旋律を奇襲で撃破する一方、百目鬼は壱郎の巨大な腕を破壊し勝利するのでした。 不破は好意を持った桃脇を抱き締めて動きを封じ、自身の矢で倒しました。一方で囲は防御力の高い桃木田に苦戦しますが、水鶏とロクロの加勢で勝利。海月は桃墨に追い詰められますが、屛風ヶ浦が救援に駆けつけます。 屛風ヶ浦は血蝕解放を使い、姉とともに桃墨と互角に戦いましたが、最後は海月の助力で桃墨を倒しました。四季は桃間と激闘し、研究所所長・桃裏の爆破放送を聞いて激怒。仲間と合流し、状況を伝えて対応を急ぎます。

漫画『桃源暗鬼』16巻~18巻あらすじネタバレ【華厳の滝跡地研究所編】

一般人を避難させ、鬼國隊と羅刹学園は爆弾除去へ。そこに桃次歪が現れたことで、追い詰められた蛭沼と鳥飼。さらに等々力が駆けつけ味方を守る中で蛭沼は戦死し、鳥飼は妊婦を救出し医務室へ。乙原は捕らわれた鬼を救い、等々力と桃次の激闘が始まります。 激しい戦いの末、等々力は桃次を追い詰めたものの、狂暴化は解除。桃次は等々力の臨死状態に気づきますが、等々力は亡き蛭沼の幻影に励まされ、復活します。乙原の機転で桃次は自傷ダメージを負い、毒も回り最後は等々力に斬首され死亡。矢颪は敵の桃ノ木兄弟に追い詰められ、死を覚悟するも四季が乱入します。 四季を助けるため「雷速・改」を解放し、高速移動で桃ノ木兄弟を倒した矢颪。さらに、榎本は飛空艇に潜入し、四季も桃裏と対峙。四季は特定の相手に炎を放ち、桃裏は自ら殺されることで心の傷を狙います

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漫画『桃源暗鬼』19巻~21巻あらすじネタバレ【高円寺編】

桃裏は多くの人質を取り四季に殺され、飛空艇は墜落し研究所は崩壊。等々力は鬼國隊の存続を決め、方針を転換します。その頃、杉並区の鬼機関では桃太郎による襲撃事件が発生しており、羅刹学園全員が救援へ向かうことに。そしてそれと同時に、予想だにしない衝撃の事実が発覚します。 なんと四季の同級生・遊摺部従児(ゆするべしゅうじ)が桃太郎機関杉並部隊のスパイだと判明したのです。遊摺部は鬼たちを裏切り、桃太郎機関の一員として四季を攫います。 無陀野らは桃太郎本部を攻撃し、杉並区では紫苑が鬼機関へ向かう途中で桃鐘たちと交戦していました。印南は月詠と、猫咲は桜介とそれぞれ激闘を繰り広げることに。桃際は部下を人質に、手柄を独占します。 場面は、それぞれの戦いへ。遊摺部は妹の命を救うため、桃際に従い任務を遂行。朽森は桃鐘・国領と交戦し、百鬼大我が助太刀。さらに、国領は自爆戦法を使うも倒され、桃鐘は自爆し死亡。そんな中、無陀野は月詠・桜介と戦闘に入るのでした。

漫画『桃源暗鬼』22巻~24巻あらすじネタバレ【高円寺編】

杉並区の桃太郎を率いる桃際右京(ももぎわうきょう)が遊摺部の妹を人質にとり、スパイを強要していたことが発覚。さらに、妹はすでに死んでおり、右京の洗脳能力により彼女の幻を見せていたことも判明しました。その事実を知った遊摺部が暴走するも、皇后崎たちの活躍により沈静化に成功します。 そして、ここから四季と右京の最終決戦がスタート!右京に利用されていた月詠・桜介が四季側に加勢し、激戦を繰り広げていきます。四季はここで何とか右京を撃破し、長かった高円寺での戦いを終わらせたのでした。 ただ、これで一件落着とはいきません。スパイ行為に手を染めてしまった遊摺部をどのように扱うべきか、その処遇を決めねばならないのです。四季は遊摺部の無実を証明するため、無陀野・皇后崎と共に「記憶を覗ける鬼」のもとへ向かうのでした。

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漫画『桃源暗鬼』25巻~26巻あらすじネタバレ【松本編~神門編】

四季たちは長野県松本市へ向かい、そこで記憶を覗く能力を持つ万昴(よろずすばる)と雷の力を宿す鬼神の子・雷殿影由(らいでんかげよし)に出会います。昴は「松本市の桃太郎機関が鬼と思しき人間を虐殺している」という現状を説明したうえで、四季たちに救援を求めました。 四季は雷殿と共に市民を守るために戦い、昴の協力を得ることに成功。これにより遊摺部の無実が証明され、生徒たちの絆はより強固なものになりました。 ここから場面が切り替わり、鹿児島の霧島部隊に左遷された桃寺神門の物語が描かれます。彼はそこで穏やかに暮らす鬼たちと出会い交流を始めました。しかし、他の桃太郎たちが鬼の住む村を襲撃。一般人を巻き込みながら鬼を殺戮する姿を見て、神門は桃太郎の凶悪さを痛感することになるのでした。

アニメでは原作漫画の何巻まで描かれる?

桃源暗鬼 アニメ キービジュアル
(C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会

2025年7月からスタートしたアニメ版『桃源暗鬼』。第1クールでは原作1巻1話から5巻36話、京都編のラストまで描かれました。これと同じペースで話を進めるのであれば、10月から始まった第2クールは5巻37話から9巻76話あたり、練馬編完結までを描くのではないでしょうか。

アニメも最高におもしろい!『桃源暗鬼』からますます目が離せない!

鬼と桃太郎の激戦を描く『桃源暗鬼』。2025年7月からスタートしたアニメ版も好評で、10月からの第2クールも大きく盛り上がっています。 四季たちのド派手な戦いがいったいどう映像化されているのか。その目で是非チェックしてみてください!