2025年5月23日更新

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』あらすじキャスト解説!胸糞作品の感想がやばい

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『我来たり、我見たり、我勝利せり』
©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

大富豪の権力の実態を皮肉たっぷりに描いた映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』が2025年6月6日、日本公開です! 富豪の趣味が人間狩りだったら…、という衝撃的な導入で幕を開ける本作。罪を重ねる富豪・アマンにどのような結末が待っているのでしょうか。 この記事では映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』のあらすじやキャスト、そして試写会感想などを紹介します。

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映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『我来たり、我見たり、我勝利せり』
公開日 2025年6月6日
上映時間 86分
監督 ダニエル・ヘースル , ユリア・ニーマン
キャスト ローレンス・ルップ , ウルシーナ・ラルディ , オリビア・ゴシュラー , キラ・クラウス , 内田珠綺 , ドミニク・バルタ , マルクス・シュラインツァー

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』のあらすじ

本作は「お金の達人」と称される億万長者、アマン・マイナート(ローレンス・ルップ)の"変態的"な日常を映し出します。莫大な富を築いたアマンは、動物ではなく人間を標的とした「狩り」に熱中していました。上級国民である彼は、誰にも咎められず無差別に殺人を繰り返します。 その姿を見て育つ娘ポーラ(オリビア・ゴシュラー)もまた、上級国民とは何なのかを理解していくのです。やがて父と共に狩りへ向かうことを望んでしまいーー。マイナート家のお遊びに、裁きの鉄槌は下されるのでしょうか。

【キャスト】映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』登場人物を解説

アモン・マイナート役/ローレンス・ルップ

『我来たり、我見たり、我勝利せり』
©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

本作の主人公・猟奇的な億万長者でマイナート家の父、アマン・マイナートを演じるのは、オーストリア人俳優のローレンス・ルップ。 これまでNetflix映画『失恋セラピー』(2024)やドラマ「バーバリアンズ」シリーズに出演しています。

パウラ役/オリビア・ゴシュラー

『我来たり、我見たり、我勝利せり』
©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

父・アマンの姿を見て自身も狩りに出たいと願う少女・パウラを演じるのは、オリビア・ゴシュラー。 オリビアは長編映画初出演。日本版ポスターが解禁され、Instagramでも「日本版ポスターに夢中!」と喜びの声を綴っています。

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』の監督は?

監督:ダニエル・ヘースル , ユリア・ニーマン

本作の監督を務めるのは、仕事でもプライベートでもパートナーであるダニエル・ヘースルとユリア・ニーマン。2人はお金や富、権力などをテーマにした作品を作り続けています。 本作は経験談から着想を得たもの。2人が富豪の家へ招待された際、幸せそうな家族団らんの時間に執事が2丁の狩猟用銃を持ってきた、という真逆の光景から着想を得ました。

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【感想】映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』の試写会の評価は?

我来たり、我見たり、我勝利せり
我来たり、我見たり、我勝利せり』の総合評価
2 / 2人のレビュー
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40代男性

北欧映画というものに馴染みがなかったのですが、だいぶ尖った作品でした。ヘラヘラしながら退屈だから人間を撃つ、という主人公たちは人間の皮を被った化け物のよう。ただの紙っぺらでここまで精神を腐敗させてしまうものか、と考えさせられました。

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30代男性

腹が立つ作品ではあったが、胸糞映画好きとしては最高の1本でした。家族の胡散臭さや、主人公と実の娘のサイコパスぶりは笑ってしまうほどの恐ろしさで、オーストリアの作品のアヴァンギャルドさが炸裂していました。

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』の公開日は2025年6月6日!

『我来たり、我見たり、我勝利せり』
©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH©2024 Ulrich Seidl Filmproduktion GmbH

映画『我来たり、我見たり、我勝利せり』が、2025年6月6日にいよいよ日本公開されます! 社会情勢への痛烈な皮肉を、北欧映画ならではのシュールな描写で紡ぐ本作。本国SNSで日本版ポスターが公開されるほど、日本での上映に強い意欲が感じられます。この機会に、ぜひ劇場でその世界観を体験してみてください。