アニメ『タコピーの原罪』キャラ・声優一覧！アニメ化されたタコピーを演じるのは誰？

2021年12月10日から2022年3月25日まで「少年ジャンプ＋」にて連載されていた、『タコピーの原罪』。短期連載であったにも関わらず、読者に強烈なインパクトを与えた本作は、Netflixほかにてアニメが配信予定です。 この記事では、そんな本作に登場するキャラを、アニメで声を担当する声優とともに徹底解説します！ ※この記事は『タコピーの原罪』のネタバレを含みます。

「少年ジャンプ＋」連載時から話題になり、連載中の2022年にはさまざまな賞を受賞した本作。単行本が発売された際もSNSを中心に大きな注目を集めていた本作ですが、なんと2025年6月28日よりNetflixにてアニメ化されることが決定しています。 全6話となる本作の制作を手がけるのは、2018年に設立された制作会社・ENISHIYA。同社にとって、本作が初のシリーズアニメ制作となります。

アニメ『タコピーの原罪』のキャラと担当する声優については、上記の表のとおりです。雲母坂まりな役以外は、PV・ボイスコミックから続投しているため、それらをチェックしていた人には馴染み深いのではないでしょうか。 複雑な人間関係が魅力のひとつである本作ですが、それぞれのキャラの関係性については、下記の相関図で説明しています。

タコピーは本作の主人公で、ハッピー星からやって来たハッピー星人。ハッピーを広めるための旅の途中で地球に降り立ち、公園で飢え死にしそうになっているところをしずかに助けられます。 タコピーは本名ではなく、しずかがタコっぽい見た目から名付けたものであり、本名は「んうえいぬkf」と言っているように聞こえます。 作中では、自分の恩人であるしずかを笑わせるため、ハッピー道具を使って奮闘。明るく純粋でポジティブな性格ですが、地球のことはあまり分かっておらず、勘違いしている情報も多いです。

タコピーの声を演じるのは、81プロデュース所属のベテラン声優・間宮くるみ。1990年代からさまざまなアニメ作品に出演している彼女ですが、ハム太郎の声のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 アニメのほかにも海外映画の吹き替えやCM、ナレーションなど幅広く活躍している彼女。あどけなさの残る可愛らしいタコピーのイメージにも、声質がぴったりマッチしています。

本作のヒロインである久世しずか(くぜしずか)は、タコピーが地球で初めて出会った小学4年生の女の子。黒髪セミロングでくたびれた服を着ており、素足にスニーカーを履いているのが印象的です。 学校ではまりなを中心に壮絶ないじめを受けており、会うたびに暴言を吐かれるだけでなく、顔や体に怪我があることも多い様子。 彼女は母親と家を出て東京に行ってしまった父親が残していた愛犬・チャッピーと暮らしていますが、学校でいじめを受けている彼女にとって、チャッピーだけが心の支えに。学校では無表情なことが多い彼女ですが、チャッピーのまでは無邪気な笑顔を見せています。

しずかの声を演じるのは、81プロデュースの声優・上田麗奈。吐息の混じったようなリアルさのある声質が魅力的な彼女は、電波系や天然系のキャラクターを演じることが多いです。 しかし最近では『虫かぶり姫』や『わたしの幸せな結婚』のヒロインのような、おっとりとしていておとなしく可憐な役柄を演じることも多く、演技の振り幅が大きいところも彼女の魅力のひとつと言えるでしょう。

雲母坂まりな(きららざかまりな)はしずかの同級生で、本作におけるもうひとりのヒロイン的存在です。カチューシャに金髪ロングが特徴的な可愛らしい見た目をしていますが、性格に問題があり、しずかに対して壮絶ないじめをおこなっています。 その理由は、自身の父親としずかの母親の関係性。しずかの母親が現れたせいで父親が家庭を顧みなくなったことをきっかけにしずかのことを憎むようになり、彼女のことを「アバズレの娘」や「クズ」などと罵ることも……。

まりなの声を演じるのは、大沢事務所所属の声優・小原好美。2016年に声優としてデビューした彼女は、2017年に『月がきれい』で初のヒロイン役を演じて以降、数々の作品で主要な役を演じてきました。 本人はいたって真面目な常識人であるものの、「かぐや様は告らせたい」で藤原千花役を演じてから、「アホの子」役のオファーが増えたとのこと。しかし、ラジオDJなどを務める時は、ツッコミ役に回ることが多いです。

東直樹(あずまなおき)はしずかの同級生の男子児童で、学級委員長を務める典型的な優等生。医者の家庭に生まれた彼は成績優秀ではある成績優秀ではあるものの、母親からの束縛や優秀な兄・潤也に対する劣等感に日々苛まれています。 いじめを受けているしずかのことを密かに気にかけてはいるものの、あまり相手にはされていない様子。その一方で、しずかと行動を共にしているタコピーには高圧的な態度をとることも多いです。

東の声を演じるのは、2021年に声優デビューした81プロデュース所属の若手声優・永瀬アンナ。声優としてのキャリアはまだそこまで長くはないものの、数々の作品に主要なキャラクターとして出演しており、注目を集めています。 そんな彼女は、2023年に演じた『サマータイムレンダ』の小舟潮役が評価され、第17回声優アワード新人賞を受賞。若手でありながらも確かな実力を持っており、存在感を放ちます。

アニメの主題歌である「ハッピーラッキーチャッピー」を歌うのは、若い世代を中心に絶大な指示を集めるano。彼女はこれまでにも、さまざまなアニメの主題歌や挿入歌などを担当してきました。 本作のOPを担当するにあたり、自身の経験を思い起こして歌詞を書いたという彼女。原作の世界観が曲でどのように表現されているのか、自身で確かめてみてくださいね。

EDの「がらすの線」は、元々原作の大ファンだったというアーティスト・Teleがアニメのために書き下ろしたもの。どこか寂しさを感じさせながらも優しさが溢れる彼の歌声と静かな曲調が、本作の雰囲気にマッチしています。 EDの映像などはまだ公開されていないため、どのような雰囲気のものに仕上がっているのか、今から楽しみですね。

この記事では、『タコピーの原罪』のキャラクターや相関図などについて徹底解説しました！アニメも放送が決まっており、ますます盛り上がりを見せる本作。 アニメを視聴する前に、ぜひ原作もチェックしてみてくださいね。