2025年7月1日更新

映画『ストロベリームーン』あらすじ・原作小説ネタバレ!泣ける純愛ストーリーのキャストは?

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『ストロベリームーン』(2025年)
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員

「令和イチ“泣ける”」とSNSで話題を呼んだ芥川なおによる小説を原作とした映画『ストロベリームーン』が2025年10月に公開されます。 この記事では、映画『ストロベリームーン』のあらすじやキャスト、原作のネタバレを紹介します。

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映画『ストロベリームーン』作品概要・あらすじ

タイトル 『ストロベリームーン』
公開日 2025年10月17日
上映時間
脚本 岡田惠和
監督 酒井麻衣
原作 芥川なお『ストロベリームーン』(すばる舎)

映画『ストロベリームーン』あらすじ

幼いころから病弱で、余命半年を宣告された桜井萌(當真あみ)。病気のため家で過ごしてばかりだった彼女は、余命宣告をきっかけに高校へ通うことを決意します。 萌は入学式当日、初対面にも関わらず同じクラスになった佐藤日向(齋藤潤)に告白。戸惑う日向でしたが、萌の猛アプローチを受けて、晴れて恋人同士になります。 少しずつ心を通わせていったふたりは、6月4日の萌の誕生日に、“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という満月「ストロベリームーン」を見に行きます。しかしその日から萌は学校に来なくなり、連絡も取れなくなってしまいました。 萌が消えた理由、そして13年後に届く真実とは?

『ストロベリームーン』キャストを紹介

桜井萌役/當真あみ

當真あみ

幼いころから病気がちで、学校にもほとんど行けていなかった桜井萌。余命半年を宣告された彼女は、残された短い人生を精一杯生きようと、高校へ通うことを決意します。そして入学式で一目惚れした日向に告白し、恋人同士に。 自身の誕生日である6月4日に「好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる」というストロベリームーンを見に行く約束をしますが、その日以降行方不明になってしまいました。 萌を演じるのは、當真あみ。アニメ映画『かがみの孤城』(2022年)で主人公・安西こころの声優を務めたほか数多くの映画やドラマで活躍。本作が実写映画初主演となります。

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佐藤日向役/齋藤潤

齋藤潤
齋藤潤

萌のクラスメイトの佐藤日向。入学式当日に遅刻した萌と出会い、彼女に一目惚れされます。萌の猛アピールのすえ付き合うことになりますが、少しずつ彼女に惹かれていきます。その後、「ストロベリームーンを見たい」という彼女の夢を叶えようと、夜に一緒に出かけることに。 日向を演じるのは、映画『カラオケ行こ!』や『瞼の転校生』、『からかい上手の高木さん』(すべて2024年)での演技が評価され、第16回TAMA映画祭最優秀新進男優賞や第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した齋藤潤です。當真あみとは2025年7月放送開始のドラマ『ちはやふる-めぐり-』でも共演しています。

13年後の佐藤日向役/杉野遥亮

杉野遥亮

13年後の佐藤日向は、総合病院に勤務する外科医になっています。原作には13年後の物語はなく、おとなになった彼がどのような生活をしているのか、萌のことについてどう思っているのかはわかりません。 大人になった日向を演じるのは、杉野遥亮です。ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(2016年)で俳優デビューし、2023年には『ばらかもん』でゴールデンプライムタイム連続ドラマ初主演を果たしました。

13年後の高遠麗役/中条あやみ

中条あやみ

高遠麗は日向の幼なじみ。小学校のときに日向からもらったキーホルダーを大事に持っており、彼に密かに思いを寄せていました。しかし萌の余命を知り、落ち込む日向を励まします。 大人になった高遠麗を演じるのは、中条あやみです。モデルとしての活動と並行して、ドラマ『黒の女教師』(2012年)で俳優デビュー。2014年に『劇場版 零 ゼロ』で映画初主演を務めました。

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脚本は『余命10年』など純恋愛の名手・岡田惠和

脚本:岡田惠和

余命10年 坂口健太郎 小松菜奈
©2022映画「余命10年」製作委員会

『ストロベリームーン』の脚本を手掛けるのは、『余命10年』(2022年)などの純愛映画の名手として知られる岡田惠和です。 原作にはない13年後のストーリーを織り交ぜ、過去と現在の2つの時代が交差しながら、切なく儚いラブストーリーを紡ぎます。

監督:酒井麻衣

『ストロベリームーン』のメガホンをとるのは、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(2022年)や「劇場版 美しい彼」シリーズや『恋を知らない僕たちは』(2024年)などで知られる酒井麻衣です。 彼女はこれまでにも恋愛映画を数多く手掛けており、今回もその手腕が発揮されることが期待されます。

原作小説『ストロベリームーン』をネタバレ紹介!漫画化は?

映画の原作となった小説『ストロベリームーン』は、芥川なおのデビュー作として2023年に刊行され、2024年12月時点で発行部数7万部を突破したベストセラーです。 タイトルの「ストロベリームーン」は、アメリカ先住民の文化から派生して、北米では6月に野イチゴが収穫されることに由来しています。「恋を叶える月」とも言われ、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという言い伝えがあります。

原作小説のあらすじ【ネタバレあり】

高校の入学式に遅刻した佐藤日向は、それがきっかけでクラスメイトの桜井萌と知り合います。彼女からの積極的な告白を受け、日向は戸惑いながらも付き合うことに。 少しずつ距離を縮めていったふたりは、6月4日の萌の誕生日に「ストロベリームーン」を見に行きます。日向はストロベリームーンの伝説の実現に浮かれていましたが、帰宅すると萌の両親は激怒。 次の日から萌は学校に来なくなり、メッセージを送るものの「大丈夫」としか返ってきません。日向は担任から萌が入院していることを聞き出し、萌が隣の市の大きな総合病院に入院していることを突き止めます。 萌のところに駆けつけた日向は、彼女が余命いくばくもないことを知らされます。毎日お見舞いに通う日向でしたが、主治医からもう1、2ヶ月しかもたないと告げられ絶望します。そんななか、彼は萌の母親から彼女の日記を渡されました。 ついに今日明日が山場と知らされた日向は、萌の病室を向日葵でいっぱいにします。「変わらぬ想い」という花言葉を持つ向日葵に囲まれ、意識が遠のいていく萌に向かって日向は「僕は君のことがずっと好きだから!」と語りかけます。萌も薄れゆく意識のなかで「私もずっと変わらぬ想いだから……」と言って静かにまぶたを閉じるのでした。

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コミック版も配信中!

コミック版の『ストロベリームーン』も配信されています。小説の世界が漫画ではどう描かれるのか注目できます! コミックシーモアでは2025年6月現在、3話まで配信されています。

原作小説の感想・評価

ストロベリームーン』の総合評価
3.5 / 2人のレビュー
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10代女性

佐藤日向がすごくいい。だから萌も幼なじみの麗も彼に惹かれ、友達もいろいろ協力してくれる。個人的には最後の方に登場する向日葵畑のおじさんがツボです。

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20代女性

シンプルで、強いて言えば「予想通り」の展開も、人はここまで大事なかけがえのない人に献身的になれるものなのか、と感じる。一目惚れではなかったことが明かされる日記のシーンは泣ける。

映画『ストロベリームーン』は2025年10月17日公開

『ストロベリームーン』(2025年)
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員

泣ける純愛小説として大人気となった原作を、ヒットメーカーが映画化した『ストロベリームーン』。映画では、原作にはない13年後の物語も描かれるようで、期待が高まります。 映画『ストロベリームーン』は、2025年10月17日公開です。