2025年6月27日更新

『TO BE HERO X』はパクリ?元ネタや評価が低い理由を踏まえて魅力を解説!

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TO BE HERO X キービジュアル
©bilibili/BeDream , Aniplex

2025年4月から放送がスタートした『TO BE HERO X』。bilibiliアニプレックス、国境を越えた2社の共同制作アニメということで、大きな話題になった作品です。 しかし、『TO BE HERO X』の周囲には「パクリ」や「低評価」などのマイナスイメージが漂っている様子。この記事ではそんな噂の真相に加え、本作が持つ唯一無二の魅力についても解説していきます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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アニメ『TO BE HERO X』とは?

『TO BE HERO X』は2025年4月から、フジテレビなどで放送されているアニメです。中国の動画共有サービスbilibiliとアニメ好きなら誰もが知っているアニプレックスの共同制作で、スタッフ・声優陣にも錚々たるメンバーが揃っている超話題作です。 本作はそのタイトル通り、「ヒーロー」たちの戦いを描いています。彼らは2年に1度開かれるトーナメントの結果で順位付けされ、トップに輝いた者は「X」と呼ばれるんだとか。聞いているだけでワクワクしてくるストーリーですが、実はこれが「パクリではないか」と噂されているんです。

『TO BE HERO X』はパクリ?ヒロアカやワンパンマンが元ネタ?

「ヒーロー」や「ランキング」という設定を聞くと、どうしても思い出してしまう作品があります。それが『僕のヒーローアカデミア』『ワンパンマン』です。どちらも日本発の超人気作で、作中には特殊能力を持ったヒーローたちと彼らを順位付けしたランキングが登場します。 この世界観が似通っているため、「『TO BE HERO X』は両作をパクっているのでは?」と少々炎上してしまったのです。ただ、『TO BE HERO X』は元ネタに言及していないオリジナル作で、そもそも「ヒーロー」を扱った作品は世界中に存在します。 おそらく、『TO BE HERO X』はどこにでもある「ヒーローものの基本」を取り入れているだけ。パクリと言われるほどの模倣はしていないと思われます。

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メインビジュアルが某名作洋画とそっくり…?

ちなみに、『TO BE HERO X』には別のパクリ疑惑も存在します。実は本作のメインビジュアルが、映画『グランドイリュージョン』のビジュアルと非常に似通っているのです。 アニメ界にはオマージュ文化が浸透しているため、「パクリではなくオマージュ」と捉えることもできますが、両作には共通点がほとんどなくそれも微妙なところ。スタッフが『グランドイリュージョン』のファンという可能性もありますが、オマージュと断言できない何とも難しい状況になっています。

『TO BE HERO X』の評価が低い!その理由は…?

超豪華制作陣&声優陣が揃う『TO BE HERO X』ですが、各種レビューサイトやSNSを見てみると否定的な意見が目立っています。前述したような「パクリ疑惑」も評価を下げる一因になっていると思われますが、実はそれ以外にも言及されているマイナス点が存在。 ここからは『TO BE HERO X』の評価に深く影響しているポイントをピックアップし、低評価になっている要因を探っていきます。

ストーリーが荒削り

『TO BE HERO X』には「特殊能力を持ったヒーローたちがランキングトップを目指す」という、単純な明快な物語が描かれています。このストーリーは良く言えば「わかりやすい内容」なのですが、悪く言えば「シンプル過ぎて粗削り」な印象です。 奇抜な設定や緻密な伏線回収などが少なく、それが低評価に繋がっていると思われます。

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心理描写が甘い

『TO BE HERO X』には個性豊かなキャラクターが多数登場するのですが、彼らの心理描写が少々甘く感じられます。そのせいで人物像が捉えづらくなっており、感情移入もしづらい状況に。 視聴者を夢中にさせるには、「感情移入のしやすさ」がとても重要です。キャラクターと自分を重ね合わせることで、その世界観にどっぷりハマっていく。『TO BE HERO X』は繊細な心理描写が少ないため、そういった環境を作れていないのかもしれません。

独特なアニメーションが賛否

ハイクオリティなアニメーションで作り上げられている『TO BE HERO X』ですが、そこには斬新すぎるアニメ描写も含まれており、それに拒否反応を示している人もいるようです。 本作は3DCGや個性あふれる演出を盛り込み、従来のアニメとは違った表現を生むことに成功しています。これを「独特で良い」と評価する声もあるのですが、その一方で否定的な声も集まっている様子。チャレンジングなアニメ作りをしているがゆえに、賛否両論、様々な意見があがっているようなのです。

国外での評価は高い

このように少々厳しい評価を突き付けられている『TO BE HERO X』ですが、英語圏のレビューサイトなどをチェックするとポジティブな意見が多く集まっています。 「ストーリーの構造が社会批評的で面白い」「アーティスティックな表現が魅力的」など、日本で否定されているポイントを評価する声があがっているようです。

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『TO BE HERO X』の魅力は派手なアニメーションと豪華声優陣!

『TO BE HERO X』にはマイナスなイメージが付きまといがちですが、肯定的な声もあがっています。特に評価が高いのはド派手なアニメーション。賛否両論ある斬新なアニメ表現が採用されていますが、刺さる人にはしっかり刺さる、魅力的な映像になっています。 また、本作のメインキャラたちを担当する豪華声優陣の演技が最高!という声も。この作品には山寺宏一・花江夏樹・宮野真守・中村悠一、さらに花澤香菜・佐倉綾音・水瀬いのりなど、錚々たるメンバーが勢揃い!彼らの共演を見れるだけで価値があると、アニメファンから高い評価を受けているのです。

賛否両論!?ハマる人はどっぷりハマる『TO BE HERO X』

賛否両論、様々な声があがっているアニメ『TO BE HERO X』。 否定的な意見が目立ちがちですが、海外などを中心に高い評価も受けています。多様な意見があがり議論が交わされるのは、それだけ中身が斬新で刺激的だという証拠。気になる方は是非本作をチェックし、その目でどんな作品なのか確かめてみてください!