『ダンダダン』ズマの死亡説や母親や警官との過去を解説!再登場は何巻?

2025年7月3日からスタートしたアニメ第2期も好評を博し、その注目度がさらにアップしている『ダンダダン』。 この記事ではそんな本作の人気キャラ・ズマについて徹底解説!基本的なプロフィールや能力はもちろん、彼にまつわる死亡説や過去の真相など、気になるポイントをまとめて紹介していきます。 ※この記事は『ダンダダン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ダンダダン』ズマ・頭間 雲児(ずま うんじ)のプロフィール
名前 | 頭間雲児(ずまうんじ) |
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あだ名 | ズマ |
年齢 | 15~16歳(高校1年生) |
能力 | アンブレボーイ |
初登場 | 16巻136話 |
声優 | 未発表 |
「ジオラマ世界・團曼羅(だんまら)編」で初登場を果たしたズマこと、頭間雲児(ずまうんじ)。黄色いラインが2本入った坊主頭がトレード―マークの青年で、不良高校として知られる連雀高校の1年生です。 喧嘩の実力は相当高く、見た目もイカツいため危険人物と思われがち。しかし、その性格はむしろ優しく、男気にあふれた好青年です。
【死亡説】メルヘンカルタとの決闘の結末は?

結論から言うと、ズマは生存しています。彼はオカルンたちと共に「團曼羅(だんまら)」というボードゲーム型の箱に閉じ込められ、そこでメルヘンカルタという怪異と対峙しました。 その圧倒的な強さに苦戦を強いられますが、謎多き人物・サンジェルマン伯爵の参戦などもあり形勢逆転。最後はズマ・オカルン・サンジェルマン伯爵・セルポ星人の同時攻撃で、見事に勝利を掴みました。
ズマが再登場するのは何巻何話?視力が悪化する後遺症
ズマが再登場するのは181話です。2025年7月14日時点では単行本に収録されておらず、おそらく次に発売する21巻に入るものと思われます。 メルヘンカルタ戦終了後、なぜか体が小さくなってしまったモモ。そんな彼女と同じように、ズマにも戦いの後遺症が出ていました。久々に再登場を果たしたズマは視力が急激に悪化していたのです。彼はこの状況を打破するため、モモたちと共に解決策を探り始めるのでした。
【過去】母親ら家族との悲しい最期
メルヘンカルタ戦の最中に描かれたズマの過去編。彼の人生は想像以上に悲惨なものでした。幼い頃、ズマは父親を亡くし、母と弟と3人で暮らすことになります。貧しいながらも何とか生きていましたが、大雨の日に弟が川へ落下。そのまま死んでしまい、ズマと母だけが残されてしまいます。 悲しみに暮れる2人。ですが、それを振り払うかのように、母がズマを遊園地に連れて行きます。アトラクションに乗りパフェを食べて、ズマは今まで見せたことがない明るい表情を浮かべていました。このまま2人は幸せに暮らす……かと思いきや、なんと母がその帰りにズマとの無理心中を決行。 彼女は最後に楽しい思いをさせてあげるため、ズマを遊園地へ連れて行ったようなのです。母は泣き叫ぶズマの腕を引きムリヤリ線路に飛び込もうとしますが、最終的に母だけが電車に轢かれ死亡。家族を全員失ったズマは養護施設へ入ることになるのでした。
警官・部賀との関係!「親父」と呼ぶズマ
ズマよりも先に本作に登場していた警官・部賀(べが)。実は彼とズマには深い関係があります。養護施設に入ったズマはそこでイジメを受け、世の中に絶望。「こんなクソみたいな世界ブッ壊してやる」という思いを胸に、街でも有名な札付きの不良になっていきます。 そんななか、暴れる彼を制圧し逮捕したのが部賀でした。ズマの境遇を知った彼は、「自分が里親になりズマを更生させる」と決意。最初は衝突したものの、彼らは次第に信頼関係を築き始めます。しかし、そこで予想外の事態が発生。 なんと部賀が大雨の日に溺れる子供を助けようとし、死の窮地に立たされてしまったのです。これはまるで、弟が死んだときを再現するかのよう。どうしても助けたいと願うズマに、怪異アンブレボーイが力を貸します。 彼はその力を駆使し、何とか部賀を助けることに成功。それ以降、ズマは部賀を「親父」と呼ぶようになるなど、本物の親子のような関係になっていきます。
能力を解説!アンブレボーイは弟が関係している?
アンブレボーイが強すぎる!唐傘の能力を解説
ズマに力を貸してくれたアンブレボーイ。「唐傘お化け」という名でも知られており、その名前通り傘がそのまま怪異になったような見た目をしています。ターボババア曰く、アンブレボーイは「心優しいが一度戦いだせば手がつけられない」とのこと。 一部では最強クラスの存在と噂されており、その力を手にしたズマの戦闘力も作中上位レベルとなっています。アンブレボーイの力が発動すると、ズマの周囲に2本の唐傘が出現。この傘には衝撃波の放出・高速移動・防御利用など、様々な能力が宿っています。 ただ、変身は1日に1度だけ、傘は2本しか使用できないなどのデメリットが存在。その力が強すぎるゆえにズマの体に大きな負担がかかってしまうため、このような制限が設けられているのです。
弟の死と関係している能力?
部賀を助けたいと願うズマの前に現れ、「ボクの傘かしてあげる」と告げたアンブレボーイ。実はこの直前に、ズマの弟・風太が傘を持って歩く姿が描かれているのです。生前の風太は1本の傘を宝物のように肌身離さず持っていました。 作中で明言されたわけではありませんが、もしかしたらアンブレボーイは死んでしまった風太が怪異化した存在なのかもしれません。それであれば、突如ズマの前に現れたこと、彼に無条件で力を貸したことにも納得がいきます。
【元ネタ】アメリカ映画『ジュマンジ』がモデルに?

ズマが閉じ込められた團曼羅は、1995年に公開された映画『ジュマンジ』が元ネタになっていると思われます。こちらは「ジュマンジ」という怪しいボードゲームに閉じ込められた人々が、そこから逃げ出そうと奮闘する脱出劇です。 團曼羅はふれた者を取り込んでしまうボードゲーム型の箱で、その設定は「ジュマンジ」そのもの。また、ズマの本名「ずまうんじ」が「じゅまんじ」と似ているため、ズマ及び團曼羅のモデルは『ジュマンジ』でほぼ確定でしょう。 ちなみに、『ジュマンジ』にはジュディとピーターという両親を亡くした姉弟が登場します。もしかしたら、彼らがズマ兄弟の元ネタなのかもしれません。
『ダンダダン』かっこいいズマの母親との過去や警官との関係を解説!アニメが待ち切れない
壮絶な過去を持ちながら、男気あふれる性格で周囲を守るズマ。その兄貴肌な性分と圧倒的な強さから、登場間もないにも関わらず高い人気を誇っています。 彼が活躍する團曼羅編がアニメになるのはまだ先になると思われますが、アンブレボーイの力を駆使した戦いは絶対に動画映えするはず。これを機に原作でズマの活躍をチェックし、アニメ化前の予習をしてみてはいかがでしょうか!