【映画・漫画】『君がトクベツ』ネタバレあらすじ・相関図でキャスト解説!続編ドラマの前に予習しよう

2025年秋ドラマとして、MBS・TBS系列「ドラマイズム」枠で『君がトクベツ』が放送決定!同名映画の続編となる本作について、あらすじやキャスト情報を詳しく解説していきます。
ドラマ『君がトクベツ』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
タイトル | 『君がトクベツ』 |
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放送日 | 2025年9月16日~ |
監督 | 浅野敦也 , 宮本秀光 |
脚本 | おかざきさとこ , 桐乃さち |
キャスト | 畑芽育 , 大橋和也 , 木村慧人 , 矢吹奈子 , 山中柔太朗 |
原作 | 幸田もも子『君がトクベツ』(集英社) |
ドラマ『君がトクベツ』あらすじ【ネタバレなし】
国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND(ライクレ)」。そのリーダーを務める桐ヶ谷皇太(大橋和也)は、過去の経験から「トクベツな相手は絶対に作らない」と誓っていました。 しかしある日、定食屋で働く陰キャ女子・若梅さほ子(畑芽育)と出会い、さほ子に惹かれていきます。 一方、国民的女優・七瀬えみか(矢吹奈子)は幼い頃に画面越しで見たLiKE LEGENDの遊馬叶翔(木村慧人)に恋をし、叶翔に近づきたい一心で芸能界入りしました。叶翔との距離を縮めようと奮闘するえみかですが、彼からは異性として見てもらえなくて……。
映画『君がトクベツ』あらすじを解説
タイトル | 『君がトクベツ』 |
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公開日 | 2025年6月20日 |
監督 | 松田礼人 |
脚本 | おかざきさとこ |
キャスト | 畑芽育 , 大橋和也 , 木村慧人 , 矢吹奈子 , 山中柔太朗 |
原作 | 幸田もも子『君がトクベツ』(集英社) |
幸田もも子による大人気少女漫画を、畑芽育と大橋和也のW主演で実写映画化。『パパと娘の7日間』(2022年)などの松田礼人がメガホンを取り、2025年6月に公開されました。ドラマでは映画のストーリーを皇太目線で描くほか、さほ子と皇太のその後も明かされます! ドラマの内容を最大限楽しむために、映画のあらすじを知って予習しておきましょう。
映画のあらすじ
過去のトラウマから、イケメンが大嫌いになった陰キャ女子大生・若梅さほ子。日々イケメンを呪っていたある時、実家の定食屋に国民的アイドル・桐ヶ谷皇太が来店します。 さほ子が自分のファンだと勘違いし、ファンサをしてくる皇太にさほ子は大激怒!思わず「誰もが自分を好きになると思ったら大間違いだっ!」と言い放ちます。それ以来、さほ子は皇太や彼の所属グループ「LiKE LEGEND」との接点が増え、皇太への印象も変わっていくのでした。 そんな中、皇太にスキャンダル報道が巻き起こり、LiKE LEGENDは存続の危機に陥ります。
ドラマ・映画『君がトクベツ』相関図

ドラマ・映画『君がトクベツ』登場人物を解説
若梅さほ子役/畑芽育
若梅さほ子(わかうめ さほこ)は母親が営む定食屋で働く女子大生。さほ子はイケメン嫌いの陰キャ女子ですが、ひょんなことから国民的アイドルたちと出会うことに。そんな非日常に困惑しつつも、第一印象最悪だった皇太の人柄に惹かれていきます。 演じる畑芽育は1歳でデビューし、小学生アイドルグループ「Pocchimo」としても活動。映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023年)のほか、少女漫画原作の作品で数々のヒロインを演じました。
桐ヶ谷皇太役/大橋和也
桐ヶ谷皇太(きりがや こうた)はLiKE LEGENDのリーダー。幼馴染みとの死別を経験し、“自分に恋をする資格はない”と思うようになりました。さほ子を自らのファンにしようとしていたはずが、健気な彼女に心を奪われていきます。 そんな皇太を演じるのは、個性豊かな「なにわ男子」を支えるリーダー・大橋和也です。
遊馬叶翔役/木村慧人
遊馬叶翔(ゆうま かなと)はLiKE LEGENDのクール担当。自身に想いを寄せるえみかのことは、俳優仲間として尊敬しているようですが……。 演じる木村慧人は2016年に「FANTASTICS」を結成し、2018年にメジャーデビュー。俳優としても活動しており、『飴色パラドックス』(2022年)では山中柔太朗とW主演を務めました。
七瀬えみか役/矢吹奈子
七瀬えみか(ななせ えみか)は国民的な人気を獲得した若手女優。さほ子の恋のライバルで、高校の同級生同士でもある皇太とは気軽に相談できる仲です。画面越しに恋をした叶翔への想いを募らせ、彼と同じ芸能界を目指しました。 えみかを演じるのは、「HKT48」や「IZ*ONE」としても活躍した子役出身の女優・矢吹奈子です。
来栖晴役/山中柔太朗
**来栖晴(くるす はる)はLiKE LEGENDのイタズラ天使。えみかのことが気になっており、彼女が恋をしている叶翔との仲をかき乱します。 晴を演じる山中柔太朗は「BATTLE BOYS」を経て、2018年8月に「M!LK」へ加入。同年にドラマ『高嶺の花』で俳優デビューし、『ブラザー・トラップ』(2023年)などに出演しました。
榛名優生役/大久保波留
榛名優生(はるな ゆう)はLiKE LEGENDの微笑み王子。ライクレ公式YouTubeの企画も主導する優等生ですが、とある事件を起こしてしまいます。 優生を演じるのは、6人組ボーイズグループ「DXTEEN」として活動する大久保波留です。
成瀬一生役/NAOYA
成瀬一生(なるせ いっせい)はLiKE LEGENDのピュアな末っ子。ライクレへの思い入れが強く、さほ子と皇太の関係に複雑な感情を抱いています。 一生を演じるのは、8人組ボーイズグループ「MAZZEL」のメンバー・NAOYAです。
【ネタバレ】漫画『君がトクベツ』結末まで解説
原作漫画『君がトクベツ』は、『ラブ★コン』や『orange』といった名作を送り出した『別冊マーガレット』にて、2019年4月号から連載スタートしました。 同誌の2025年2月号掲載分をもって完結を迎えており、単行本は全11巻。イケメン嫌いの陰キャ女子と国民的アイドル、正反対な2人の“うぶキュン”シーンが読者の心を掴みました。ヒロインの若梅さほ子は女子高生の設定ですが、映画では女子大生に変更されています。
1巻・2巻ネタバレあらすじ
高校1年生の若梅さほ子は、中学時代に想い人のたっくんに陰で笑われており、彼と同じイケメンを毛嫌いするようになりました。 そんなある日、国民的アイドル・桐ヶ谷皇太が実家の定食屋「ホヤぼーや」に来店します。 皇太の優しい人柄に惹かれていき、ふとした瞬間に告白してしまったさほ子。皇太は幼馴染み・木崎玲衣への罪悪感から、「特別な相手は作らない」と彼女を拒みます。 その矢先、皇太の過去のスキャンダルが週刊誌に暴かれ、若梅家で彼を匿うことに……! 皇太の母が病死した後、献身的に彼を支えていた玲衣。彼女の愛情に向き合えずに死別した後悔を明かす皇太に、さほ子は「あなたをひとりにしない」と伝えます。後日、皇太はさほ子を玲衣の墓参りに連れて行き、帰り際に背後から抱きしめたのでした。
3巻・4巻ネタバレあらすじ
「ずっと一緒にいて」と皇太が告白し、戸惑いつつも交際スタートしたさほ子たち。さほ子は皇太らの友人で人気若手女優の七瀬えみかに出会い、彼女との差に自信を喪失します。 えみかはライクレの遊馬叶翔に恋をしており、ひょんなことからさほ子をライバルと勘違い!なんとかえみかの誤解を解き、皇太と初キスをしたさほ子はすべてが順調でした。皇太も多忙な中、ロケ地からさほ子の修学旅行先に駆けつけ、京都デートを楽しみました。 皇太の後輩・木村初芽に交際がバレてしまうトラブルも乗り越え、絆を深めていく2人。皇太は主演映画『センセイ失格』の企画の一環で、さほ子の高校で2週間の先生体験が始まります。しかし、さほ子のクラスメイト・芥川夏はアイドルに偏見があるようでした。
5巻・6巻ネタバレあらすじ
芥川は皇太と個人的な交流を持つさほ子に興味を示し、彼女に付きまとうようになりました。 そんな中、芥川の遊び人的な異性との関わりへの疑問を口にするさほ子。次第に芥川のさほ子への態度が軟化していき、彼をライバル視した皇太は若梅家で交際宣言します!さほ子はライクレの食事スタッフとして沖縄ライブへ同行し、終演後に皇太から指輪を贈られました。 一方、えみかは叶翔とのドラマ共演が始まるも、台本にはなんとキスシーンが……! それでも叶翔との距離が縮まらないため、えみかはさほ子の助言で彼を遊園地に誘い、「憧れている人がいるから芸能界に入った」という話をします。その後、えみかの自宅で台本の読み合わせをしますが、叶翔にとって自分は仕事仲間でしかないと痛感するのでした。
7巻・8巻ネタバレあらすじ
えみかと叶翔のW主演ドラマ「アゲイン」の追加キャストとして、来栖晴が参加することに。晴はえみかの叶翔への想いを知り、「他の男の存在を匂わせよう」と提案します。 以前からえみかに惹かれていた叶翔は、彼女と接近する晴や憧れの存在に大慌て!両片思いなのにお互いから回ってばかりで、キャンプデートでのキスも未遂に終わりました。 叶翔はえみかとの宅飲み中に告白を試みますが、泥酔状態の皇太を連れた晴が訪ねてきます。 ドラマの打ち上げの日、締めの挨拶で「叶翔が憧れの人」だと打ち明けるえみか。叶翔は逃げ出した彼女を追いかけてキスをし、「めちゃくちゃ好きだよ」と伝えます。初めての家デートの日、えみかは無自覚に叶翔を翻弄し、彼の幼い頃のアルバムを見たまま寝落ちしてしまいました。
9巻・10巻ネタバレあらすじ
年明け2日目。叶翔は帰省中のえみかに「会いたい」と言われ、彼女の両親に挨拶することに!クセが強いえみか母に怯える叶翔でしたが、実は母娘で彼のファンだと判明します。 叶翔と親公認の仲になり、初体験の日が近づくえみか。彼女は処女だと言い出せずに空回りしてしまうものの、叶翔のリードでようやく結ばれました。その後、えみかが周囲の女性から「男はヤレたら良い」という話を聞いて拗れかけますが、無事に楽しいバレンタインを過ごします。 時は遡り、皇太と叶翔の養成所時代。叶翔は母親の病気や陰の努力を隠してアイドルらしく振る舞う皇太に絆され、一緒にドームライブを実現すると約束します。その後、皇太の誘いでオーディションを受けたドラマがきっかけとなり、えみかの芸能界に入りに繋がったのでした。
11巻(最終巻)ネタバレあらすじ
交際4ヶ月を迎えた叶翔とえみか。叶翔はステージからの落下事故を機に結婚を強く意識し、えみかにプロポーズしようと決意しました。 一方のえみかは、「叶翔が生きてるだけで幸せ」と悟りを開き、すれ違いが起きてしまいます。 えみかの暴走を察して遊園地デートに誘うも、なんと逆プロポーズを決められる叶翔。彼はうなだれつつも「喜んで」と返し、世間への発表から2年後に結婚式を行います。 さほ子は料理の専門学校へ進学が決まり、ライクレも世界デビュー目前!そんな中、皇太はハワイでさほ子にプロポーズしますが、彼女の返答はまさかの「NO」でした。「隣に立つ自信がない」というさほ子を尊重し、皇太は遠距離恋愛を受け入れます。 さほ子は悩みながらも自分の本心と向き合い、アメリカへ飛んで皇太に逆プロポーズしました。
『センセイ君主』など幸田もも子最新作
『君がトクベツ』の原作者は、王道の中にもひと捻り加えた少女漫画を描く幸田もも子です。 『ヒロイン失格』以降、『センセイ君主』に本作とすべての長期連載作品が実写化されている人気漫画家で、早くも次回作への期待が高まっています。映画『君がトクベツ』では、2018年公開の『センセイ君主』でヒロインを務めた浜辺美波が本人役で特別出演しました。
実写映画と原作の違いは?ドラマで描かれるポイントも紹介!
実写映画の大筋はほぼ原作通りで、さほ子と皇太の出会いから恋の始まりまでが実写化されました。 原作で描かれるのはさほ子と皇太のエピソードだけではなく、6巻以降はえみか&叶翔がメインになっており、今回のドラマではその2人の恋が掘り下げられます。ライクレの晴も大きく関わってくるので、映画とはまた違う盛りあがりがありそうです。 さらに、ラブラブ状態のさほ子と皇太や結婚までのその後など、映画では描き切れなかった続きも観られるかもしれません。楽しみですね!
映画『君がトクベツ』の感想・評価

SFではないけれど内容は非現実的なので、実写化されると聞いて不安はありました。でも原作を壊すような改変はなく、キャストもアイドル勢揃いで画面がずっとキラキラでした(笑)終盤のあのライブシーンは絶対に観てほしいです!

大橋くんが「アイドルグループのリーダー」を演じるなんてまんますぎて最高!芽育ちゃんの陰キャ女子っぷりも意外とハマっててびっくりです。キュンキュン&笑えるシーンが多いけど、その中に泣ける要素もあって後半は大号泣でした。
ドラマ『君がトクベツ』見どころを解説
LiKE LEGENDに扮するのは、人気アイドル・ボーイズグループ所属の俳優たち。LiKE LEGEND名義で映画・ドラマ共に主題歌も担当しており、映画では劇中のライブシーンが大きな話題に!ストーリー構成なども含めて、高い再現度が原作の読者から評価されました。 今回のドラマは映画の続編となり、W主演の畑芽育、大橋和也を筆頭に主要キャストが続投します。ファンが夢中になったあの世界観が、ドラマでもそのまま味わえるのです!
ドラマ『君がトクベツ』あらすじ・キャスト解説!映画の続きが楽しみ
ドラマ『君がトクベツ』は2025年9月16日から「ドラマイズム」枠で放送スタート!さほ子と皇太の恋の行方はもちろん、叶翔とえみかの恋模様からも目が離せませんね。 映画でもドラマでも、『君がトクベツ』の世界をたっぷり楽しんでください!