「サカモトデイズ」キンダカがついに復活？死亡からの経緯や強さを解説

キンダカは「サカモトデイズ」に登場する最速の殺し屋です。過去編に登場し死んだかと思われていたキンダカは、のちに復活を果たしました。本記事ではキンダカの強さや復活までの経緯、坂本や南雲との関係などを解説していきます！ ※この記事は『SAKAMOTO DAYS』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

キンダカは作中トップクラスのスピードを誇る凄腕の殺し屋です。かつて四ツ村暁(よつむらさとる)とともにORDERを創設した人物で、ORDERの元リーダー。オールバックにサングラスというガラの悪い容姿ですが、殺し屋としては高い実力と経歴を持ちます。 物語開始時点では過去の任務の影響で植物人間でした。

キンダカの年齢は不明です。現リーダーの沖(37歳)はかつてキンダカの部下でした。またORDER創設仲間の四ツ村暁の息子の年齢を考えるに、キンダカは40代後半から50代くらいではないかと推測します。

キンダカ初登場となる109話は、坂本太郎のJCC時代の回想回。坂本と南雲与市(なぐもよいち)、赤尾リオン、さらに有月憬(うづきけい)は補講に挑むことに。 そこでターゲットとして設定されたのが鋼龍という仮名で登場したキンダカでした。キンダカは4人を相手どり、それぞれの実力を測りながら圧倒していきます。

補講組の4人にキンダカは殺連会長妻子の護衛任務を与えます。キンダカは反会長派の麻樹(あさき)が送り込んだ毒使いのコバと対戦。コバを撃破するも5人全員に毒が回っており、キンダカと有月の分の解毒剤が足りないという事態に。 有月は麻樹に人質を取られており、キンダカを殺すよう脅されます。有月は見つけた解毒剤を破棄して、キンダカと共に死ぬことを選びました。 ところがキンダカは持ち前の超スピードで解毒剤をキャッチ。しかし運動量が上がったことで毒がさらに回り、そのまま瀕死状態となってしまいます。

ORDERから追われる立場となった南雲は、最後にキンダカに会いにいきます。南雲が立ち去ろうとすると、キンダカが目を覚まし「南雲、状況は？」と問いかけました。 目覚めてすぐ約12億の治療費を請求されたキンダカは、早速懸賞金10億の坂本を狙うことに。キンダカは太っている坂本を偽物だと決めつけ襲います。そのスピードは8年寝たきりだったとは思えないものでした。 坂本偽物疑惑が解けると、坂本はキンダカに師匠になってほしいと提案します。キンダカも現会長の麻樹が嫌いなため、坂本への協力を快諾するのでした。

キンダカの持ち味はそのスピード。坂本いわく瞬きしている間に殺されてしまうとのこと。 過去編では学生時代の南雲を戦意喪失させ、リオンも目潰しで撃退、坂本も大苦戦していました。有月を一般人と勘違いして急ブレーキをかけた際に腰を痛めて坂本に捕まってしまいましたが、純粋な強さではキンダカが数段格上でしょう。 彼の攻撃の破壊力はそれほどないようですが、そもそも当たらない速さで動けるのが彼の強みです。

キンダカの使用する相棒がオンソクシューズ。キンダカのスピードに耐える耐久性を持つ特製シューズです。名前がダサいのは、彼のネーミングセンスが壊滅的だから。ちなみにマジックテープでとめるタイプです。

南雲にとってキンダカは、リオンの死の真相を知るための手がかりでした。 要人護衛任務を最後に、有月を追いかけたリオンは失踪。そして1年後に死亡しますが、南雲はその死に疑問を抱いていました。リオン失踪直前に一緒に任務についていてORDERのリーダーという立場にいたキンダカなら、何か新しい情報を持っていると期待したのでしょう。

キンダカの病室は南雲がORDERの特権で確保したもの。南雲がORDERから除籍された時点で、延命措置を止められてもおかしくありませんでした。その場合、キンダカは死んでしまっていたはず。 しかしORDERは消息不明の南雲がキンダカの病室に現れると踏んでいました。このおかげでキンダカは命拾いしたのです。

最後に病室を訪れた南雲は、すでにリオンの死の真相を知っていました。つまりもうこれ以上、キンダカを延命する必要はないのです。近いうちにORDERがキンダカを殺すことも悟っていたのでしょう。 それでも南雲は最後に顔を見て別れを言おうと、わざわざ足を運んだのです。南雲がキンダカを意外と大切に思っていたであろうことが伝わってきます。

坂本陣営の頼れる男・キンダカについて紹介しました。復活後はシンと平助の戦力アップに貢献したり、金策したりと忙しそう。今後激化する対新生殺連との戦いでどんな活躍を見せるのか、今後の展開からも目が離せません！