日本映画『スペシャルズ』のあらすじ・キャストを解説！孤高の殺し屋たちがダンスに挑む！？

「Snow Man」佐久間大介・単独初主演の映画『スペシャルズ』が2026年春公開予定と発表されました！個性バラバラな殺し屋・元ヤクザ5人が集結し、なぜかダンスバトルに挑むことに。 この記事では『スペシャルズ』(2025)のあらすじやキャスト情報、見どころをまとめて紹介します。

ターゲットを排除する方法は、まさかのダンス大会で優勝すること！？ 年齢も性格もバラバラな孤高の殺し屋たちが、報酬目当てに集まります。経験も協調性もゼロなデコボコ即席チームが、本気でダンスに打ち込むという、予測不能な展開に。 主人公は、児童養護施設で働く元伝説の殺し屋・ダイヤ(佐久間大介)。彼を筆頭に、裏社会のナンバー2やクールな殺し屋など、個性豊かなキャラクターが奮闘します。内田監督いわく「ハラハラして、笑って、泣ける」作品です。

ダイヤは、児童養護施設で働く心優しき補助職員です。しかし実は元伝説の殺し屋という過去がありました。 演じるのは、人気アイドルグループ「SnowMan」の佐久間大介。本作が単独での初主演映画です。内田監督とは『マッチング』(2024)でタッグを組んでおり、佐久間は監督を「映像での芝居の楽しさを教えてくれた恩師」と語り、厚い信頼を寄せています。

熊城は、風間組のナンバー2です。任務のため、ダイヤ達を引き合わせます。 演じるのは、ベテラン俳優の椎名桔平。『アウトレイジ』(2010)や『アウトサイダー』(2018)、ドラマ『この素晴らしき世界』(2023)など、数々の暴力団役を経験してきた椎名。本作ではダンスが踊れるヤクザという新境地に挑戦します。

桐生は、過去のある出来事から群れての行動を避けるクールな殺し屋です。 演じるのは、韓国で活躍するアイドルグループ「NCT」の中本悠太。SMエンタテインメントのグローバルオーディションに合格し、渡韓。「NCT127」のメンバーとしてデビューし、韓国を拠点に日本でも活躍中です。邦画は2022年の『HiGH&LOW THE WORST X』以来の出演となります。

シンは、人情深いものの沸点が低い殺し屋です。 演じるのは、劇団EXILEのメンバー・青柳翔。「LDH JAPAN」所属のため、踊れると思われてしまい「劇団EXILEなので踊りはできません」と、現場で何度も口にしたそう。これまで「HiGH&LOW」シリーズや『BADBOYS -THE MOVIE-』(2025)などに出演しています。

村雨は、熊城の兄貴分のような存在だった元ヤクザ。しかし、現在ではすっかり落ち着いてしまいました。 演じるのは、ヤクザ役が板に付く大御所俳優・小沢仁志。内田監督作『列島制覇ー非道のうさぎ』(2021)では、歌唱を披露し、本作ではダンスに挑戦。2人の関係性があっての抜てきでした。

本作の監督を務めるのは、内田英治です。監督＆小説版も担当した『ミッドナイトスワン』(2020)で、第44回日本アカデミー賞の優秀監督賞・優秀脚本賞をダブル受賞しました。 そのほか『獣道』(2017)やサイレントラブ(2024)、マッチング(2024)など、幅広い作風、ジャンルで邦画界を引っ張る名監督です。

本作の大きな見どころは、やはり俳優陣によるダンスシーンです。佐久間大介や中本悠太は、アイドルとして日頃からダンスで培った実力を持つ一方、椎名桔平、小沢仁志、青柳翔といった俳優陣は、本作のために猛特訓を積みました。ストーリーの重要な見せ場となるダンスで、どれほどキレのある動きを見せてくれるのか、期待が高まります。 また、内田監督が「むちゃくちゃなストーリー。正直、制作は困難と諦めていた作品」と語っており、カオスな展開になることは必至。ガンアクションあり、コメディあり、そして心温まるストーリーから最後には感動へと、観る人の喜怒哀楽を強く揺さぶる作品となるようです。

映画『スペシャルズ』は2026年春公開予定です！ 「Snow Man」の佐久間大介をはじめ、豪華キャスト陣が集結。どのようなキレッキレのダンスを披露してくれるのか、今から楽しみですね。特報や追加キャストが判明次第、ciatrでもまとめていきます。