【毎話ネタバレ更新】ドラマ「ESCAPE(エスケープ)」あらすじ＆考察！結以の目的や犯人は？逃亡劇の結末とは

社長令嬢・八神結以(桜田ひより)の二十歳を祝う誕生日パーティー当日。誘拐犯が結以を拐おうとするも失敗し、犯人の林田大介(佐野勇斗)はその場に立ちすくんでいました。 すると突然、大介は人質に取ろうとしたはずの令嬢から「私と一緒に逃げて！」と言われます。 “人質と誘拐犯”という関係の2人は、なぜか奇妙な逃避行を始めることに……。日本中が注目する中、行く手には包囲網が張り巡らされ、敵と味方も一瞬の内に入れ替わります。

日本有数の大企業・八神製薬の社長令嬢･結以(桜田ひより)の20歳のバースデーパーティーが盛大に行われます。結以は早くに母を亡くし、八神製薬2代目社長で父の慶志(北村一輝)に育てられました。結以はパーティーの挨拶で、「給付型奨学金プログラム」を立ち上げることを発表します。 パーティーの後、結以は慶志の秘書・万代(ファーストサマーウイカ)に付き添われてホテルの控室へ。しかし万代が戻ると結以は姿を消していて……。なんと結以は、大介(佐野勇斗)と仲間の山口(結木滉星)によって誘拐されてしまったのです。

万代はすぐ、結以に取り付けられていたGPSを追います。慶志の元には「今日の18時までに3億円用意しろ」と脅迫メールが届きました。主犯格の斎藤(飯田基祐)は、「鐘のためじゃない。あんたの父親を苦しめたいだけだ」と結以に告げます。 万代が結以の元に到着した時、斎藤は心臓発作を起こして亡くなってしまいます。慶志は斎藤と大学の同期で研究仲間だったとのこと。一方結以と大介は手錠で繋がれたまま車に乗り込み、なんとそのまま2人で逃亡することになりました。 山口は計画が失敗したのは大介の裏切りだと勘違いし、大介を探します。週刊誌記者・白木(山口馬木也)は八神製薬を嗅ぎ回り、結以に何かあったのではないかと推測していました。 結以と大介は住む世界が全く違うため、ぶつかり合いながらも逃亡を開始。2人は車に乗り、八神家の元家政婦・晶(原沙知絵)のいる宇都宮へと向かったのでした。

結以(桜田ひより)にとって晶(原沙知絵)は、本当の母親のように慕っていた存在。晶は4年前に結婚し仕事を辞めたのですが、それからも2人は連絡を取っていました。しかし晶はすでに離婚したようで……。 一方慶志(北村一輝)は、若かりし頃の斎藤夫妻と幼い娘が写る昔の年賀状を眺めていました。万代(ファーストサマーウイカ)は白木(山口馬木也)から、”あの件がきっかけで”斎藤(飯田基祐)が離婚したこと、斎藤と慶志との間で27年前に何かがあったことを知らされたのです。

27年前、斎藤は難病の娘のために新薬を開発していました。慶志は友人としてだけでなく八神製薬としても協力したいと申し出たのですが、新薬はアメリカでの特許を急ぎ国内で開発されず……。娘は亡くなり、慶志は出世したのでした。 晶と再会し、一緒に暮らしたいという結以。ですが昌は息子の星(阿部来叶)を置いて男に会いに行っており、大介(佐野勇斗)は昌が信じられず結以から99万円を受け取ってここで結以と離れることにしました。 結以も少しずつ昌に不信感を感じ、なんと昌がお金のために八神家に結以の居場所を報告していたことが判明。パトカーのサイレンが聞こえた結以は、星を連れて大介の乗っていた車に飛び乗ります。 万代(ファーストサマーウイカ)は逃げる結以の姿を目撃したのですが、結以が自分の意思で逃げようとしていることに気づき……。警察は、大介が結以を誘拐しているとして捜査が始まりました。 すると幼い頃から大介のことを知る、警視庁少年捜査課の刑事・小宮山(松尾諭)が捜査を担当することになり……。

お金のために自分を八神家に売ろうとした晶(原沙知絵)と決別し、昌の息子・星(阿部来叶)を連れて大介(佐野勇斗)と再び逃亡することにした結以(桜田ひより)。慶志(北村一輝)は結以を捜索するSNSで、情報提供者に最大1億円の懸賞金を支払うことを発表します。 世間が結以と大介の捜索を始める中、万代(ファーストサマーウイカ)は昌から情報を収集。この時万代は、昌が息子よりもお金を気にしている姿に呆れていました。 その頃大介は、過去に逮捕されるきっかけとなった「ヤバいヤツ」に協力を求める決心をし……。

その頃昌は結以と一緒にいた男が、「リンダ」と呼ばれていたことなどを告げ口。その頃小宮山(松尾諭)は、大介の母・智子(野波麻帆)の元にも大介がいないか訪ねていました。 喫茶店で客に正体を気づかれ、大介が協力を求めたのは闇バイトの指示役・ガン(志田未来)。ガンは小宮山が捜査に加わっていることを知り、「大介と結以には協力するが星は置いていけ」と命令します。 2人は断腸の思いで、星を小宮山に託すことを決意。2人は星が、無事に小宮山が保護ところを防犯カメラ越しに見つめていました。この時小宮山はカメラに向かって、「ヤガミユイは無事か」と訴え……。 ガンのキッチンカーに乗り、大介と結以は宇都宮を出発。その頃万代は白木(山口馬木也)から、「恭一(間宮啓行)には人に触れると心が読めるさとりの力がある」と聞かされます。そして万代は、結以にもその力があるのではと教えられたのでした。

裏社会に精通するガン(志田未来)の手を借りて逃亡する結以(桜田ひより)と大介(佐野勇斗)は、次に大介の元カノ・莉里(影山優佳)のマンションに転がり込みます。莉里は何も知らないため、結以は「父親から虐待を受けて逃げている」と嘘をつきました。 その頃慶志(北村一輝)は、勝手に大介の名前や背格好の情報を公開。万代(ファーストサマーウイカ)は白木(山口馬木也)から「さとり」の噂を耳にし、真相を探ります。「さとり」とは、恭一(間宮啓行)が持っていたといわれる特殊能力で……。 結以は莉里と意気投合し、ハロウィンの仮装をして青春を取り戻します。莉里は現在畑中(内博貴)という男と交際中ですが、この交際には裏がある様子。大介が莉里を心配する中、警察はすぐ近くまで迫っていたのでした。

放送後に更新します！

冒頭から、結以は「特殊能力」を持っていることが分かりました。結以が大介に触れた際にピンクの映像が見え、結以は人に触れると感情が見える能力が備わっているようです。色には意味があるようで、パーティー会場で武藤幹事長と握手した時には紫色、星を触った時には白色が見えていました。 この能力は、八神家の血の力であることが判明！結以の祖父・恭一が慶志の手を握っていた時にも表情が変わっており、この能力は「さとり」として遺伝している可能性が。ただ恭一には色だけでなく「気持ち」まで見える強い力が備わっているのではないでしょうか。 慶志は結以にも遺伝していると分かり、GPSを取り付けて行動を監視していたと予想。結以の能力は最初から備わっていたのか、はたまた恭一の実験によって備わった可能性も考えられます。今後結以の生い立ちに注目です。

結以を誘拐した主犯の斎藤は27年前、難病の娘のために新薬を開発。慶志は八神製薬として協力したいと伝えたものの、実際は新薬はアメリカで特許を取得し日本では開発されないという結果に。斎藤の娘は亡くなってしまい、慶志は社長へと出世したという過去が明らかとなりました。 斎藤が慶志や八神製薬を恨んでいることは分かったのですが、裏に本当の黒幕が存在すると考えられます。 黒幕予想としては、結以の義理の叔母・霧生京(富田靖子)が怪しいと思います。慶志とは関係がよくなく、血縁関係のない慶志が養子縁組されたことに不満を募らせています。

第1話からちょこちょこ登場している謎の女(志田未来)。第3話で、この謎の女の名前は「ガン」で大介が以前関わっていた闇バイトの指示役であることが分かりました。ガンはキッチンカーで移動しながら警察などをハッキングし、裏社会の情報を得ています。 ガンは今のところ結以たちの協力者ですが、これには裏がありそう。また結以がガンの手を握った時、虹のようないろんな色が写し出されました。ガンは八神製薬や恭一と繋がりがあるかもしれません。

八神結以(やがみ・ゆい)は日本有数の企業「八神製薬社長」の一人娘。幼い頃に母親を亡くし、社長でもある父親から愛情を注がれて育ちました。現在はエスカレーター式の有名大学に通っており、社会福祉や貧困問題に関心を持っています。 演じるのは子役出身の女優で、ドラマ『silent』(2022年)の佐倉萌役などで知られる桜田ひよりです。

「リンダ」こと林田大介(はやしだ・だいすけ)は誘拐犯グループのメンバー。攻撃的な見た目や言動に反して実は素朴で、噓が吐けない性格をしています。 家庭環境が影響して犯罪行為に関わっており、結以との出会いが彼を変えていくようです。 そんな大介を演じるのはM!LKの佐野勇斗。キャリア初となる誘拐犯役に挑戦します。

本作はひかわかよの完全オリジナル脚本で展開するため、結末がまったく予想できません。 始まりは身代金目的の誘拐だったはずが、大掛かりな逃亡劇へとエスカレート！その上、結以は八神家に代々受け継がれる”ある秘密”を持ち、他人との触れ合いに抵抗を持ち続けてきました。彼女は果たして何から、そしてなぜ逃げようとしているのでしょうか？ 結以の秘密も含めて謎が謎を呼びそうな設定だけに、SNS上などで考察が盛り上がりそうですね。

ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は、毎週水曜夜10時から。 主人公を演じる桜田ひよりと佐野勇斗ともに、地上波GP帯ドラマ初主演となる本作。予測不能な逃亡劇はどんな結末を迎えるのか、最終回までのネタバレを更新予定です！