2025年10月4日更新

映画『ひゃくえむ。』海棠の万年2位の過去とは?実力あるベテラン選手の名言や年齢に迫る

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映画『ひゃくえむ。』ポスター画像
:©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

魚豊による漫画『ひゃくえむ。』に登場するベテラン陸上選手・海棠。2025年9月公開のアニメ映画化作にも登場し、強烈な印象と名言を残しています。この記事では、海棠のキャラクターと声優情報を紹介します。 ※本記事には、『ひゃくえむ。』の結末ネタバレが含まれています。未読・未鑑賞の方はご注意ください。

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映画『ひゃくえむ。』海棠のプロフィール!年齢は

アニメ映画『ひゃくえむ。』海棠
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

社会人となった主人公トガシが所属する「株式会社クサシノ」陸上部のベテラン選手・海棠(かいどう)。陸上部の新年会で挨拶に立ち、短い間に次々と名言を残し、悩めるトガシの相談にも自分独特の考え方を躊躇なく伝えていました。 年齢は33歳、短距離界で15年間も最前線で戦い続けている強者。この新年会の前年には日本陸上で3位入賞を果たしており、自他共に認めるクサシノ陸上部のエースです。

海棠の「万年2位」の過去とは?財津との関係は

アニメ映画『ひゃくえむ。』、財津
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

小中学生までは地元でも県でも負けなしだった海棠。しかし高校3年生のインターハイ、初めて1位を狙えそうな好機だったにもかかわらず、高校1年生で15歳の財津が彼の前に立ちはだかりました。 それから15年、ずっと一歩先を行く財津の背中ばかりを追ってきた海棠は、いつしか「万年2位」と呼ばれる選手に。しかし海棠はその地位に甘んじていたわけではなく、そんな「現実」を“逃避しよう”としていたのです。

海棠は最後に勝った?決勝戦の結末に迫る

ひゃくえむ
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

日本陸上の準決勝で、海棠は驚くべき活躍を見せました。誰もが1位は「財津か小宮か」と囁き合っていた中、その予想を大きく覆す大番狂わせを巻き起こしたのです。海棠は準決勝でついに万年2位の地位を捨て、“現実逃避して”財津を破り、小宮が持つ記録さえも塗り替えて1位となったのでした。 そして迎えた決勝戦、トガシと小宮、同じクサシノ陸上部の樺木といったライバルたちと並んでスタート!原作漫画でもアニメ映画でも、決勝戦の結末ははっきり描かれないまま終わっていますが、海棠もおそらく全力の走りを見せたに違いありません。

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海棠の名言&名シーンを振り返る!

「俺は俺を認める」

トガシから相談を受けた海棠は、これまでの「万年2位」の15年間と勝てない現実を語ります。ところが当の海棠は実のところ自信を喪失しているわけではなく、むしろ「次こそは俺が勝つ」と信じ切っているのです。 海棠は自分の勝利が非現実的なら「全力で現実から逃避する」と考えており、それは自分自身への期待だと熱弁。結論として「俺は俺を認める」と言い切っています。

「現実から逃げようか」

日本陸上の準決勝2組で、最大のライバルである財津と小宮と走ることになった海棠。レース前半は予想通り小宮と財津の後を追う展開でしたが、海棠自身は自分史上最高の走りができていると感じていました。 「現実」を認めた上で“準備が整った”ことを悟った海棠は「たった今から現実から逃げようか」と、中盤で全力疾走。小宮を抜き、50M地点で財津を追い抜き、1位をもぎ取ったのです。

映画『ひゃくえむ。』海棠の声優は津田健次郎が担当

津田健次郎

海棠の声優を務めているのは、声優・俳優・ナレーターなど多方面で活躍している津田健次郎です。年齢の割に渋く落ち着いた海棠を、独特のイケボでしっかりとキャラ付けしています。 津田健次郎は2025年は他にも、『沈黙の艦隊 北極海大海戦』など映画6本、朝ドラ『あんぱん』と大河ドラマ「べらぼう」の両方に俳優として出演しています。

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万年2位を返上!海棠の活躍をぜひ劇場で

ひゃくえむ
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

話題のアニメ映画『ひゃくえむ。』に登場するベテラン単距離選手・海棠。独自の哲学を持ち、自分を信じる大切さを説く姿と言葉はインパクト大!有言実行のその活躍を、ぜひ劇場で見届けてみてください。