漫画『超巡!超条先輩』完結の最終巻までネタバレ！「こち亀」コラボ回は何話？rawやpdfはやめよう

『超巡！超条先輩』は沼駿が描く漫画。超能力が使えるのにびっくりするほど嫌われている超巡(ちょうじゅん)こと超条巡(ちょうじょうめぐる)を中心に、濃いキャラたちが次々と登場する超能力ポリスコメディです。 アニメ化も決まって話題の本作の内容を完結まで紹介するとともに、「こち亀」とのコラボ回についても解説します。

_珍宿の傾奇町の交番に務めるのは超能力を使える超能力巡査長の超巡こと超条巡(ちょうじょうめぐる)。読心術も使える彼は警察署内だけでなく、町の人々からも厄介者扱いをされています。そんな珍宿西交番に配属された新人女性警官・一本木直(いっぽんぎなお)。 1話でのヤクザ絡みの騒動をきっかけに、「左遷されしゴリラ」と不名誉な二つ名がついてしまった一本木は、超巡とタッグを組んで町の様々なトラブルを解決したり解決しなかったり。 途中からは新人ロボ警官ローボくんや、超巡に対して激重感情を抱く元相棒でエリートの犬養由基(いぬかいゆき)が登場。交番常連のスマホのホッさんこと保坂千尋(ほさかちひろ)や女子高生の尖里(とがり)リリも1巻から登場しています。

3巻では伝説の極道と呼ばれた男・獅子原非有児(ししはらひゅーじ)が超巡の前に現れます。力は超巡と互角ながらも、町の人々からの信頼は圧倒的に熱いライバルの登場に、超巡のクズさが際立つ展開に。 また3巻では犬養の部下・恵那院肇(けいないんはじめ)や、交番の天井裏に住む巡査部長ハセガワさんなども存在感を示します。 4巻では非有児がエロガキこと伴平助(ばんへいすけ)と邂逅を果たしメイドカフェ店員に心打たれたり、一本木とリアルゴリラが対決したり。超巡が任務の成り行き上、地下アイドル・巡子として奮闘する回では、意外にもかわいい巡子が楽しめます。

ある日、犬飼が犬養Ωへと変身してしまいます。ローボくんの特効薬で犬飼はもとに戻ったものの、原因となったウイルス兵器は珍宿で広がっていました。この一件で超巡は町を救った英雄になってスポットが当たると当時に、彼がこじらせていた頃の黒歴史エピソードが次々と投下されます。 5巻後半では恵那院の補佐として新たに真噛明日香(まかみあすか)が着任。あらゆることがH(ハレンチ)に見えてしまう彼女によって、珍宿の風紀は大いに乱れることに。 超能力が暴走して超巡が2人に分裂したり、作者の前作『左門くんはサモナー』の主人公・左門召介(さもんしょうすけ)が登場したり。「こち亀」コラボ回はこの6巻に収録されています。_

超巡はホッさんの出店するカレー屋の助っ人になったり、超巡に思いを寄せる花園春香(はなぞのはるか)の領域展開並の妄想に取り込まれ、超巡自身がカレーの具材となったり。カレー成分多めの7巻となります。 8巻では元超能力捜査官・夜墨迷夜(よすみまや)が登場。その護衛任務を通して、超能力を持つ故の孤独と苦悩に一本木が向き合いました。また犬養と超巡の重い過去も明らかに。犬養の超巡への罪の意識が、激重感情へつながっていたことがわかります。 最終回は推し漫画の打ち切りを回避するために、超巡は超能力で未来を覗きますが、どの未来も悲惨な結末に。とはいえ各未来でそれぞれに成長したキャラたちが登場。未来の可能性を感じさせるきれいな終わり方で終わりました。

「日暮×超条＝超能力対決！？」という煽りで掲載された「こち亀」コラボ回。6巻収録の44話と45話の間で掲載されています。コラボ後の45話では「こち亀」とのコラボの余韻に浸っているエピソードで、超巡が両さんのような先輩になることを目指していました。 さてコラボ回では「こち亀」の超能力課勤務、4年に1度しか起きない日暮熟睡男(ひぐらしねるお)も登場。両さんたちがタイムスリップして超巡たちの世界へ。先輩後輩対決が繰り広げられます。 両さんからはプラモやベーゴマの描写が薄いと手痛い指摘も入り、同じジャンルだからこそのかけあいが楽しめました。

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全8巻で完結した漫画『超巡！超条先輩』のあらすじを紹介しました。本作は2026年にアニメ放送が決定しています。単話ギャグがメインの作品なので、その面白さはぜひ漫画でチェックしてみてください！