漫画『モブサイコ100』最終話まで全話ネタバレあらすじ&感想!超能力を持った主人公の成長ストーリー
『ワンパンマン』の原作者・ONEによる漫画『モブサイコ100』。超能力を持った主人公のモブが仲間とともに成長していく姿を描いた青春作品です。2017年に原作が完結し、その後は実写ドラマが放送、アニメも全3期の放送を終え完結しました。 本記事では、そんな『モブサイコ100』を最終話までネタバレ込みであらすじを紹介します。モブはどのような成長を遂げたのでしょうか?
1巻・2巻ネタバレ感想
超能力者の影山茂夫、通称モブはその才能を買われ、自称霊能力者の霊幻新隆のもとで除霊のアルバイトをしています。実はこの霊幻は霊感がまったくありません。しかし、口先がうまくモブを言いくるめ除霊の仕事をさせています。 自分を変えて片思いの相手であるツボミに振り向いてほしいモブは、肉体改造部に入部しました。さらに、モブは恋の悩みをこじらせ新興宗教「(笑)」に引っかかってしまいます。そこでは、教祖であるエクボと出会いますが、持ち前の超能力でこの組織を壊滅させました。 事件が解決したかと思いきや、今度は塩中学校の番長である鬼瓦により、黒酢中学校の裏番長である花沢輝気、通称テルと肉体改造部が対立することに。しかも、実はテルも超能力者だったのです。以前の事件ですり寄ってきたエクボとともにモブはテルに立ち向かいます。
モブとテルの超能力バトルが熱い!アクションだけじゃなくて、おたがいの葛藤も良かったな~。
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原作は『ワンパンマン』のONE
同作の原作のONEは、『ワンパンマン』の作者としても知られています。今回の実写化を機に、『ワンパンマン』のファンの方も、ドラマ版『モブサイコ100』をご覧になってみてはいかがでしょうか?
3巻~6巻ネタバレ感想
テルに勝利を収めたモブは不良たちから「白Tポイズン」とおそれられます。一方、モブの弟の律は超能力を持つ兄へコンプレックスを抱えていました。次第に追い詰められた律は、怪しいセミナーや自身が通う中学校の生徒会と関わるうちに、超能力として覚醒し、闇堕ちしてしまいました。 そんな律はモブと対立して戦うことに。しかし、超能力組織「爪」の第七支部が律を誘拐します。モブはテルやエクボに協力してもらいながら、律の救出へ向かいました。 「爪」との戦いで暴走するモブですが、そんなモブを止める人物がいました。モブの師匠である霊幻です。霊幻に暴走を止めてもらったモブは第七支部に勝利し、律とも和解しました。しかし、本部から視察にやってきた謎の少年、ショウは律に目をつけており——。
普段は詐欺師みたいな霊幻だけど、モブをに言葉をかける霊幻は大人の姿でカッコよかった!
7巻~10巻ネタバレ感想
ある日、資産家の浅桐から娘に憑いた除霊の依頼を霊幻は引き受けます。霊の正体は、最強の元霊能力者の最上啓示です。モブですら勝てないと思うほどでしたが、感情を爆発させたモブの「100%」状態に最上は敗れました。 依頼をこなしたモブと霊幻ですが、霊幻がモブを否定するような発言をしたことにより、モブが初めて反発します。2人は距離を置きますが、霊幻がハメられ霊能力がないのが世間にバレてしまいました。そんな窮地をモブが救い、2人はまた元の姿に戻ります。 仲直りした2人ですが、そんな2人に襲い掛かるものが。「爪」たちが襲撃を始めたのです。「爪」は他の霊能者たちにも襲い掛かり、モブの家もショウによって燃やされてしまいました。「爪」との戦いの途中、モブは意識を失ってしまいます。
最初から霊幻に霊能力がないのをモブが知っていたことに驚き!さらに、霊幻を「いい奴」というモブが尊い。
11巻~14巻ネタバレ感想
テルや以前にモブが倒した「爪」の第七支部のメンバーは、ともに「爪」たちと戦います。そんななか、実は「爪」のボスの息子であるショウは父に反発しており、世界征服を目論む父を止めに単身で乗り込みました。しかし、圧倒的な実力を持つ父には敵いません。 一方、モブは目を覚ましてボスのもとへ向かいます。側近の芹沢が立ちはだかりますが、モブに諭され改心しました。ついに、ボスと対峙するモブ。熱い戦いの末に、モブは勝利して世界征服を止めます。 激しい戦いを終えたモブですが、街では巨大なブロッコリーが発生していました。このブロッコリーを神樹と崇めるサイコヘルメット教は急速に拡大し、モブは単身この教団に乗り込みます。偽教祖として活動していたのは、なんとエクボでした。2人は再び衝突します。
偽教祖がエクボだったのにびっくりした!戦いの後エクボの行方がわからないけど、どうなったんだろう。
15巻・16巻(最終回)ネタバレ感想
平和な日常を送っていたモブですが、片思いをしているツボミが引っ越すことを知りました。告白を決意して、待ち合わせ場所へ向かうモブですが、途中で子どもと猫を庇い事故に遭います。この事故をきっかけに、モブの内にいる「何か」が表に出てしまいました。 暴走する「何か」を止めようと、仲間たちが説得にあたります。しかし、暴走は止まりません。そんなモブの前に現れたのは霊幻でした。霊幻は初めて自分の口から霊能力がないことやモブを利用していたことを告げ、謝罪したうえでモブの背中を押します。 霊幻の言葉をきっかけに元に戻ったモブは、待ち合わせ場所へ行き告白しました。しかし、フラれてしまい、そんなモブを霊幻たちが励まします。無事、事件を終えモブたちは日常に戻り、最後は3年に進級したモブの笑顔で締めくくられました。
最後に自分の口から告白して謝罪した霊幻に感動した!やっぱモブと霊幻の関係は尊いな。
『モブサイコ100』の見どころ
ギャグだけじゃない!感動を呼ぶストーリー
その絵柄からギャグ漫画にも見える『モブサイコ100』。確かにコメディ作品でもありますが、青春、アクション、学園とあらゆる要素が盛り込まれています。なかでも、たがいの感情がぶつかり合うアクションシーンは必見です。 本作の登場人物はさまざまな感情を内に秘め戦っています。兄へコンプレックスを抱いていた律や、超能力以外に自信を持てないテル、別れた妻に会いたい「爪」のボスなど、葛藤は人それぞれです。たがいの思いがぶつかり合うアクションシーンは、ときには涙を誘うでしょう。
『モブサイコ100』ドラマ概要まとめ
『モブサイコ100』は2018年から実写ドラマが放送されました。 ドラマ版でモブを演じるのは『龍馬伝』の幼少期の坂本龍馬役や、『ウルトラマンジード』の主人公・朝倉リクことウルトラマンジード役を務める濱田龍臣。 監督は、日本の「ウルトラマン」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズ、「仮面ライダー」シリーズをはじめ、海外の「パワーレンジャー」シリーズでも監督した経験をもつ坂本浩一。坂本は『ウルトラマンジード』でも監督を務めているため、濱田とは再タッグになります。 なお、同作のプロデューサーの小林史憲は、原作の「超能力バトルシーン」に特に力を入れたとコメントしています。
脚本は実力派の吉田玲子&国井桂が担当!
同作の脚本を担当するのは、吉田玲子と国井桂です。 吉田はこれまでテレビアニメに加えて、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『映画 聲の形』『夜明け告げるルーのうた』といった様々なアニメ映画に参加しています。また、国井桂はアニメだけでなく、『修羅雪姫』『夕凪の街 桜の国』といった実写映画の脚本も手がけています。 人気のある原作だけに、脚本家が実写化に向けてどうアレンジするのかも楽しみですね!
『モブサイコ100』あらすじをネタバレ解説しました!
超能力を持ったモブがあらゆる事件を解決していく『モブサイコ100』。好きな人にはフラれてしまいましたが、最終話で仲間とともに笑顔で過ごすモブの姿には成長を感じ、思わず涙が出てしまうでしょう。ぜひ、モブの成長を原作で読んでみてください。