映画『マーティ・シュプリーム』あらすじ・キャスト解説!ティモシー・シャラメが破天荒な卓球選手を演じる
『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で世界中の批評家から絶賛され、クリティクス・チョイス・アワード監督賞にもノミネートされたジョシュ・サフディが、待望の単独監督作『マーティ・シュプリーム』(原題: MARTY SUPREME)を完成させました。 舞台は1950年代のニューヨーク。実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生から着想を得た本作は、世界一を夢見る青年の破天荒な生き様を描くサイコ・スポーツ・ドラマです。主演を務めるのは、ハリウッドの若きトップスター、ティモシー・シャラメ。サフディ監督の手腕とシャラメの新境地が融合した、2026年注目の一本となっています。 この記事では本作のあらすじやキャストを一挙紹介します。
映画『マーティ・シュプリーム』作品概要・あらすじ
本作は、サフディ兄弟として『グッド・タイム』(2017)や『アンカット・ダイヤモンド』(2019)を手がけてきたジョシュ・サフディが、単独でメガホンを取る初の長編映画です。 物語は、アメリカで人気の低かった卓球の世界に情熱を注ぐ青年マーティ・マウザーの野望と転落を描きます。親戚の靴屋で働きながら世界選手権出場を夢見るマーティは、敗北をきっかけに“夢より大事なもの”を見つけていく——。 実在の伝説的卓球選手マーティ・リーズマンにインスパイアされた本作は、アメリカン・ドリームの裏側を生々しく、ユーモラスに切り取ったサフディ流の“スポーツ×人間ドラマ”です。
映画『マーティ・シュプリーム』あらすじ
1950年代のニューヨーク。靴屋で働く青年マーティ・マウザーは、卓球で世界一になることを夢見ていた。 ロンドンでの世界選手権で日本の選手エンドウに敗北したマーティは、次回の日本大会でのリベンジを誓い、資金を稼ぐために奔走する。 しかし、不倫相手レイチェルの妊娠、卓球協会からの資格はく奪、資金難、裏取引と、状況は次第に悪化していく。それでも夢を諦めずに走り続けるマーティが最後に辿り着くのは、栄光か、それとも破滅か──。
映画『マーティ・シュプリーム』キャスト解説
マーティ・マウザー役:ティモシー・シャラメ

『君の名前で僕を呼んで』(2017)で世界的ブレイクを果たし、「デューン」シリーズなどで人気・実力ともにトップに立つ俳優。NY映画祭では「キャリア最高の演技」と絶賛され、アカデミー賞®主演男優賞ノミネートが有力視されています。
ケイ役:グウィネス・パルトロウ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以来6年ぶりの本格映画出演。引退したハリウッド女優として、マーティの人生に影響を与える存在を演じます。
レイ役:タイラー・ザ・クリエイター
グラミー賞受賞アーティストが俳優デビュー。マーティの破天荒な友人として、音楽的センスを活かした自由奔放なキャラクターを体現します。
レイチェル役:オデッサ・アザイオン
マーティの恋人であり、不倫関係に苦悩する女性を演じる。若手ながら感情表現の幅広さで注目を集める実力派。
ミルトン役:ケビン・オレアリー
ケイの夫でインク会社社長。マーティとケイの関係を知り、物語に緊張と皮肉をもたらすキーパーソン。
エンドウ役:川口功人
東京2025デフリンピック卓球日本代表。クライマックスとなる卓球の決戦シーンでリアルな技術と迫真の演技を披露します。日本での撮影にも参加し、国際的な話題を集めています。
監督はサフディ兄弟の兄・ジョシュ・サフディ
1984年、ニューヨーク出身。弟ベニーと共にサフディ兄弟として活動し、『グッド・タイム』(2017)、『アンカット・ダイヤモンド』(2019)などを監督。独自の緊張感と人間ドラマで、現代アメリカ映画界を牽引する存在。本作では、単独監督として原点回帰しつつも、新たな映像世界に挑んでいます。
映画『マーティ・シュプリーム』2026年3月公開予定
ジョシュ・サフディが描く“成功と破滅のあいだ”に生きる男、そしてティモシー・シャラメが演じる“最高にチャーミングな最低男”。 『マーティ・シュプリーム』は、笑いと痛みが交錯する1950年代のニューヨークを舞台に、夢の光と影を見つめる物語です。 2026年3月公開予定。 世界が再びティモシー・シャラメの新たな表情に熱狂する日が近づいています。