映画『マーティ・シュプリーム』あらすじ・キャスト解説!ティモシー・シャラメ主演 A24史上最高興収を記録した話題作
『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で世界中の批評家から絶賛され、クリティクス・チョイス・アワード監督賞にもノミネートされたジョシュ・サフディが、待望の単独監督作『マーティ・シュプリーム』(原題: MARTY SUPREME)を完成させました。 舞台は1950年代のニューヨーク。実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生から着想を得た本作は、世界一を夢見る青年の破天荒な生き様を描くサイコ・スポーツ・ドラマです。主演を務めるのは、ハリウッドの若きトップスター、ティモシー・シャラメ。サフディ監督の手腕とシャラメの新境地が融合した、2026年注目の一本となっています。 この記事では映画『マーティ・シュプリーム』のあらすじやキャストを一挙紹介します。
映画『マーティ・シュプリーム』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | マーティ・スプリーム |
|---|---|
| 原題 | Marty Supreme |
| 製作年・製作国 | 2025年・アメリカ |
| 上映時間 | 149分 |
| レイティング | G |
| 監督・脚本 | ジョシュ・サフディ |
| 出演 | ティモシー・シャラメ , グウィネス・パルトロウ , オデッサ・アザイオン , ケビン・オレアリー , タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター) |
| 配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『マーティ・スプリーム』は、1950年代のニューヨークを舞台に、卓球の世界チャンピオンを夢見る野心家の男の姿を描いた社会派コメディドラマです。実在の卓球選手、マーティ・リーズマンの人生に着想を得た本作は、「嘘つきで女たらしで自己中」な"最低男"が、持てる武器のすべてを使ってアメリカン・ドリームを追い求める姿をユーモラスかつ力強く描き出します。 監督・脚本は、インディー映画界の鬼才として名高いジョシュ・サフディ。主演のティモシー・シャラメが「最初に脚本をもらったとき、とにかく興奮した」と語るほどの完成度を誇り、キャスト・スタッフともに全力投球で臨んだ意欲作です。
映画『マーティ・シュプリーム』あらすじ
1950年代のニューヨーク。叔父の靴屋で働きながら、卓球の世界チャンピオンになって人生を一発逆転しようともがく野心家の青年・マーティ・マウザー(ティモシー・シャラメ)。ルックスも口先も卓球の腕前も、使えるものはすべて使い、どんな手段も厭わないそのスタイルは、周囲からは呆れられ、時に軽蔑される存在でした。 ロンドンで行われた世界選手権では日本人選手に敗れ、雪辱を期して次回の日本大会への参加を目指すマーティ。しかし、不倫相手のレイチェルの妊娠発覚、卓球協会からの選手資格はく奪、資金難と、次々と窮地が訪れます。それでもあの手この手で渡航費を工面しようとするマーティの姿は、めちゃくちゃで滑稽でいて、どこか目が離せません。 夢を追い続けるなかで、マーティがやがて見つける"夢より大事なもの"とは何か——。"最低で最高な男"の波乱万丈な物語が、いよいよ幕を開けます。
映画『マーティ・シュプリーム』キャスト解説

マーティ・マウザー役:ティモシー・シャラメ

主人公マーティを演じるのはティモシー・シャラメ。1995年生まれ、ニューヨーク出身。『君の名前で僕を呼んで』(2017年)で一躍世界的スターとなり、以降『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024年)など話題作に主演し続けています。 クリティクス・チョイス・アワード主演男優賞を史上最年少受賞。本作では第83回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞も史上最年少で受賞し、全米映画俳優組合賞(SAG)主演男優賞にもノミネート。 3度目のノミネートとなったアカデミー賞主演男優賞の行方にも大きな注目が集まっています。自身もニューヨーク育ちということもあり、「マーティとは精神的にこれまでの役のなかでいちばん自分に近い」と語っており、その魂が乗り移ったような圧巻のパフォーマンスは本作最大の見どころです。
ケイ役:グウィネス・パルトロウ

引退したアメリカの有名女優・ケイを演じるのはグウィネス・パルトロウ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)以来、スクリーン出演は『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(2022年)での声の出演のみだったため、本作が実に6年ぶりの本格的なスクリーン復帰作となります。
レイ役:タイラー・ザ・クリエイター
グラミー賞受賞アーティストが俳優デビュー。マーティの破天荒な友人として、音楽的センスを活かした自由奔放なキャラクターを体現します。
レイチェル役:オデッサ・アザイオン
マーティの恋人であり、不倫関係に苦悩する女性を演じる。若手ながら感情表現の幅広さで注目を集める実力派。
ミルトン役:ケビン・オレアリー
ケイの夫でインク会社社長。マーティとケイの関係を知り、物語に緊張と皮肉をもたらすキーパーソン。
エンドウ役:川口功人
東京2025デフリンピック卓球日本代表。クライマックスとなる卓球の決戦シーンでリアルな技術と迫真の演技を披露します。日本での撮影にも参加し、国際的な話題を集めています。
監督はサフディ兄弟の兄・ジョシュ・サフディ
本作の監督・脚本を手掛けるのはジョシュ・サフディ。兄のベニー・サフディとともに「サフディ兄弟」として知られ、2017年の『グッド・タイム』、2019年の『アンカット・ダイヤモンド』で世界的な評価を確立したインディー映画界の鬼才です。 緊張感あふれるリアルな人物描写と、息もつかせないテンポの演出が持ち味のジョシュ。本作では単独監督として初めてメジャー級の題材に臨み、1950年代NYの空気感を鮮やかに再現しながら、"夢を追う男"のおかしくも切ない物語を紡いでいます。ティモシー・シャラメが「ジョシュとずっと仕事がしたかった」と熱望していたことでも知られ、ふたりが初めてタッグを組んだ本作は、その期待に十二分に応える仕上がりとなっています。 主演のティモシーに「"マーティをジャッジするな、マーティの視点に立て"と最初に伝えた」というジョシュのアプローチが、道徳的に複雑なキャラクターに深みと説得力を与えています。
『マーティ・スプリーム』見どころ解説

ティモシー・シャラメ、渾身の一人二役——俳優としての新境地

「いろんな人に好かれるように描かれた人物は演じたくない」と語るティモシーにとって、マーティは"ギフト"のような役柄だったといいます。 道徳的に曖昧で、めちゃくちゃで、それでも全力で夢を追い続ける姿——その演技はベン・アフレックをして「30年にひとり現れるような素晴らしい俳優」と言わしめるほどの圧巻の仕上がりです。複数の映画賞を席巻するティモシーの最高傑作とも評される本作、スクリーンで体感する価値は十二分にあります。
日本ロケ×デフリンピック代表選手が実現したリアルな卓球シーン

日本でも撮影が行われた本作のクライマックスは、マーティと日本人選手エンドウが激突する卓球の世界選手権シーン。 エンドウ役に東京2025デフリンピック卓球日本代表の川口功人氏を起用したことで、本物の競技レベルのラリーがスクリーンに映し出されます。手に汗握る迫力の卓球シーンも、本作の大きな見どころのひとつです。
映画『マーティ・シュプリーム』2026年3月13日公開

ティモシー・シャラメ主演、ジョシュ・サフディ監督によるA24製作映画『マーティ・スプリーム』は、ハピネットファントム・スタジオ配給にて日本公開中です。 アカデミー賞9部門ノミネート、ゴールデングローブ賞受賞、A24史上最高の全世界興収突破と、あらゆる記録を塗り替え続けてきた本作がいよいよ日本のスクリーンに登場。夢を追いかけるしかなかった"最低で最高な男"マーティが教えてくれるのは、諦めない人間の持つ底知れないエネルギーかもしれません。 ティモシー・シャラメの最高到達点ともいえる熱演と、ジョシュ・サフディの唯一無二の演出が生み出す、前のめりな149分をぜひ劇場で体感してみてください。 2026年3月13日公開。 世界が再びティモシー・シャラメの新たな表情に熱狂する日が近づいています。