「アバター4」公開日・内容・キャストを徹底解説！製作費は史上最高額に？

ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画「アバター」シリーズ。2025年12月19日には、待望の3作目『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の公開が控えており、再び日本でも注目を集めています。 この記事では、ひと足早くその続編「アバター4」のあらすじや撮影状況、出演キャストなど、最新情報をまとめて紹介します！

ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」シリーズ。1作目『アバター』(2009)は世界興収歴代1位、2作目『ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)も年間1位を記録する大ヒットシリーズです。 2025年12月19日には、火口に住むアッシュ族が登場する3作目『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が日米同時公開に。さらに、2029年公開予定の4作目も一部撮影が終了しており、全5部作の完結に向け順調に製作が進んでいます。

2025年10月、米メディア「Variety」のインタビューを受けたジェームズ・キャメロンは、今後の作品について下記のような懸念を語っています。 「(次回作について)コストを削減する方法が見つかるまでしばらく待つかもしれません。ここ数年、特にVFXの制作費が急騰しています。あらゆるものがものすごく値上がりして、私が作りたいタイプの映画がなくなり始めています」 一方で「(アバター3が)大成功を収めたら、すぐに（『アバター4』と『アバター5』に）取り掛かり、少しの休みを取って次の映画を作るような制作手法を考え出そうという意見もある」とも付け加えており、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の興収が、シリーズの公開に影響を与えるかもしれません。

2022年の時点で、ジェームズ・キャメロン監督は「アバター4」の脚本をスタジオに提出しています。その脚本をチェックしたスタジオ幹部からは「なんてこった(Holy fuck)」というメールが返ってきたそう。 監督が「戻しはどこ？」と確認すると「これが戻しです」、とそのまま返すほどすでに完璧な脚本でした。公開予定の2029年までに、この傑作がどこまで洗練され映像化されていくのか、想像するだけでワクワクが止まりませんね。

「アバター4」の詳しいあらすじは明かされていません。 しかし米メディア「Variety」にて、ジェームズ・キャメロンは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の撮影時に、一部「アバター4」の撮影を行ったと明かしています。その理由について「『4』の脚本では、25ページ目で、6歳も年を取ることになっているんです」と語ったのです。 もともとアバター2・3は一本の映画となる予定だったため、「アバター4」では大きく時間が経過するようです。

ジェームズ・キャメロンはシリーズ全体を通して「パンドラの「森」「海」「火(火山地帯)」「風/極圏(山岳や氷雪地帯)」といった異なるエレメント(要素)や文化を描く」と度々語っており、2作目が海、3作目が火中心であるため、4・5の舞台は「山」や「極圏」が描かれるのではないでしょうか。 また、2023年にプロデューサーのジョン・ランドーは「『アバター5』には地球へ向かう物語がある」と語り、のちに間違いだったと訂正。常にパンドラが舞台だった作品ですが、4・5で地球の姿が描かれる可能性も捨てきれません。

ジェイク・サリーを演じるサム・ワーシントンや、ネイティリを演じるゾーイ・サルダナ、そしてクオリッチ大佐(2からはリコン)を演じるスティーブン・ラングらメインキャストは、2014年に「アバター4」までの契約を締結。当時の「20世紀フォックス(現20世紀スタジオ)」が発表しています。 「家族の物語」をテーマとするアバターシリーズは、第5作が2031年に公開予定という長期プロジェクト。この長い現実の製作期間を通して、メインキャストたちもまたその絆を深めています。

映画「アバター4」は、2029年公開予定です。1作品になる予定だった「アバター2」「アバター3」と、完結作「アバター5」を繋ぐ、重要な位置づけとなる作品です。 2025年12月19日には『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』もついに公開！配信で「アバター」シリーズを復習して、新作に臨みましょう。