『ストレンジャー・シングス』ダスティンは死亡する？キャストの病気やかわいい歌シーンも解説

2025年11月27日から最終章となるシーズン5の配信がスタートするNetflixドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス』。この記事では、メインキャラクターの1人であるダスティンについて詳しく解説していきます。

※本記事には「ストレンジャー・シングス」シリーズのネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください。

ダスティン・ヘンダーソンはホーキンス中学に通う学生で、マイク、ウィル、ルーカスの仲良しグループのメンバー。中学では彼らと一緒の放送部に所属しています。 メンバーの中でも科学知識に長けており、特技はコンパスを使いこなすこと。明るい性格で知的好奇心が旺盛、「裏側の世界」に関する事柄でも彼の知識が重要な役割を果たしています。

ダスティンはゴミ箱で見つけた爬虫類に似た未知の生物に「ダート」と名付けて可愛がっていましたが、実はそれがデモゴルゴンの幼体である「デモドッグ」だと判明します。ダートはどんどん育っていき、ついに水槽を破って脱走し、猫を捕食していました。 ペットとして可愛がっていたのに、まさかの成長したダートに襲われる寸前に！。命の危険に直面したことで、「裏側の世界」への危機感もさらに強くなっていきました。

シーズン4の最終話でヴェクナとの戦いでエディが瀕死の重傷を負った時、ダスティンはそばにいて彼の最期を看取っていました。エディとダスティンは「裏側の世界」で蝙蝠の怪物の気を引く役割を果たしていましたが、エディが自分を犠牲にして時間を稼いだのです。 エディが死んでダスティンが生き残ったのは“偶然ではなく”、「次は彼が犠牲になるのでは？」という憶測もささやかれていました。

最終章のシーズン5でダスティンがどうなるのか、死亡説もあるものの、彼の特異なキャラクターは唯一無二の存在で、最後まで生き延びるのではないかとも思えます。仲間が感情的になる中でも、ダスティンは冷静に作戦を立てる頭脳担当といったところ。 みんなが恐怖にかられる場面でも笑いを生み出すような、いわば“ほっこりする”キャラクターでもあるため、ファンの気持ちを支えてくれる必要不可欠な存在といえるでしょう。

仲間内でも持ち前の明るさで場の雰囲気を和ませたり、彼が持つ科学的思考が役に立ったりと、有能なのに可愛いという特異なキャラクターであるダスティン。メインキャラクターの中でも一番の愛されキャラかもしれません。 またダスティンは本作のテーマでもある「未知の存在や現象を前にしても“考える力で立ち向かう”」という知的な冒険や、「友情こそ武器」といったエモーショナルな部分も象徴する人物として描かれているようです。

シーズン3では、ダスティンのガールフレンドであるスージーが登場！スージーは無線を操る天才少女でソルトレイクシティに住んでおり、ダスティンとは遠距離恋愛中ですが、仲間はその存在を疑っていました。 そんなスージーに無線で呼びかけたダスティンでしたが、そこで彼女の「お願い」で映画『ネバーエンディング・ストーリー』の主題歌を歌うことに。キレイにハモる2人の姿がとてもラブリーで、その後この曲に一気に注目が集まったこともありました。

シリーズを通してダスティンを演じているのは、アメリカ出身の俳優ゲイテン・マタラッツォです。舞台出演やインディーバンド「Work In Progress」のリードボーカルなど、多方面で活動しています。 また先天性の難病である「鎖骨頭蓋異形成症」を抱えており、歯の発達に影響を及ぼしているそう。ゲイテンは自身の知名度を活かしてこの難病の啓発・募金活動を行っており、ダスティンのキャラクター設定にも取り入れています。

ダスティンはマイクの姉ナンシーの元ボーイフレンドであるスティーブと仲良くなり、シーズンを追うごとに良き相棒となって重要な局面で活躍するように。その発端として、例のダートの事件がありました。怪物化したダートを地下室に閉じ込めたダスティンはスティーブに助けを求め、一緒に解決しようとしています。 またシーズン3では、怪しいロシア語の通信を無線で傍受したダスティンが、スティーブや彼の同僚のロビン、ルーカスの妹エリカと秘密基地を調査。ロシア人科学者たちが「裏側の世界」のゲートを開けようとしているのを発見していました。

存在が癒しで可愛く知的なキャラクター、仲間思いで明るい性格のダスティン。シーズン5での活躍も見逃せません！最終章となるシーズン5の配信はNetflixで2025年11月27日からスタートです。