兎耳山丁子(とみやまちょうじ)の過去とは？年齢や身長のプロフィールから強さまで徹底解説【ウィンドブレイカー】

兎耳山丁子(とみやまちょうじ)は強さ至上主義のチーム・獅子頭連を率いる頭取です。小柄ながら圧倒的強さと自由への渇望を抱える兎耳山とはどんな人物なのでしょうか？本記事で兎耳山の過去や強さ、十亀条との関係などを解説します。 ※この記事は『WIND BREAKER』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

兎耳山丁子(とみやまちょうじ)はチーム獅子頭連(ししとうれん)の頭取です。力の絶対信仰を掲げるチームにおいて最年少で頭取となった実力者です。一見すると幼く無邪気に見えますが、強さゆえの孤独も抱えている人物。彼のそばにはつねに副頭取の十亀条(とがめじょう)が控えています。

兎耳山が獅子頭連に入ったのはいつ頃かは明言されていませんが、加入当初から兎耳山と彼が誘った十亀はチーム内でめきめきと頭角を現したそうです。その噂はボウフウリンのトップである梅宮一(うめみやはじめ)の耳にも届いていました。 獅子頭連が掲げる力への絶対信仰とは、力を持つ者が自由になるという考え方。誰よりも自由であることを望む兎耳山はこの理念に共鳴し、より自由になるために太陽のような笑顔でトップを目指します。

兎耳山は頭取になったものの、ちっとも楽しくないことに気づきます。そこで彼が考えたのは、チーム全体を強くすればきっと楽しくなる、というもの。 自由に取り憑かれたように虚ろな瞳となった兎耳山は、ここから弱者排除の動きを取ります。本来は仲間思いだったチームの雰囲気は半グレのような荒んだものに。 兎耳山を心の支えとする十亀は、兎耳山がみんなに嫌われないように自ら泥を被ることを決意。結局、兎耳山を止める者はおらず、彼の冷酷っぷりに拍車をかけたのです。

兎耳山の戦闘スタイルは、小柄な体格を生かしたスピーディーかつトリッキーな動きから繰り出す攻撃です。重力を感じさせないほど軽やかに、拳や蹴りを短時間で何発も打ち込むことができます。名前にあるように、うさぎのようにぴょんぴょんと飛び跳ねる姿も印象的。 頭脳派というよりも本能的に戦うタイプ。常に強い戦闘相手を求める戦闘狂なところがあり、相手が強いと上機嫌になります。

兎耳山丁子をアニメで演じているのは戸谷菊之介(とやきくのすけ)です。新人ながら『チェンソーマン』のデンジ役に抜擢されたことで一躍有名に。『黒執事』のチェスロック役や『柚木さんちの四兄弟。』柚木尊役などを次々と射止めています。 本作では奔放で掴みどころのない兎耳山を好演。梅宮とのタイマンでの芝居がとくに印象的でした。

2025年12月5日公開の実写映画版では山下幸輝(やましたこうき)が兎耳山を演じています。2022年にはドラマ『君の花になる』内のアイドルグループ8LOOMのメンバーとして大きな話題となりました。 2024年には5人組ボーイズグループ「WILD BLUE」のリーダーに。ドラマ『プロパガンダゲーム』では初主演も務め、多方面で活躍しています。

「ウィンドブレイカー」兎耳山丁子について紹介しました。主人公にとっても兎耳山丁子率いる獅子頭連との勝負は大きな意味を持ちます。実写映画でも描かれる序盤の重要人物の1人・兎耳山の活躍をぜひ漫画でも楽しんでみてください！