映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』あらすじ解説!“精子の世界”を描いた笑撃作がまさかの公開?
ノルウェー発の笑撃アニメ『SPERMAGEDDON(原題)』が、邦題『スペルマゲドン 精なる大冒険』としてついに日本上陸します。本国ノルウェーではハリウッド超大作並みの大規模公開を果たし、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』や『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』を抑えて、2週連続で第1位を記録する大ヒットとなりました。 さらに台湾や香港でも、公開直後から10代を中心に熱狂的な反響が広がり、連日満席回をたたき出す社会現象に発展しています。世界中で話題沸騰中の本作が、2月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されます。あわせて、日本公開決定と邦題決定に伴い、ティザービジュアルと特報も解禁されています。
映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
『スペルマゲドン 精なる大冒険』は、舞台をなんと“精子の世界”に置いた、前代未聞のインナーワールド・アドベンチャー作品です。「精子版『インサイド・ヘッド』」「精子版『はたらく細胞』」とも言える大胆なコンセプトで、2024年アヌシー国際アニメーション映画祭でも最も注目を集めた話題作として知られています。 監督を務めるのは、デヴィッド・ハーバー主演のクリスマス・アクション『バイオレント・ナイト』(2022)で知られるトミー・ウィルコラさんと、ノルウェーのアニメ映画界で活躍するラスムス・A・シーヴァートセンさんです。10代カップルの“初めてのチョメチョメ”と、外の世界を求めて挑む10億もの精子たちの命がけの大冒険を、ミュージカル・ナンバーとともに描くユーモア満載の新感覚アニメーションとなっています。
映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』あらすじ
物語は、思春期真っ只中の10代の少年・イェンスさんの体内で展開します。気になる女の子とキスを交わした瞬間、体内では血液や細胞が大暴走し、事態は一気に制御不能へと傾いていきます。 そんな混乱の中で始まるのが、“セイシ”をかけたガチンコレースです。外の世界を目指して必死に泳ぎ続ける精子たちは、それぞれの運命を背負いながら過酷な競争に挑みます。果たして彼らの行く末はどうなるのでしょうか。この冬、イェンスさんの成長とともに描かれる、最小にして最大の大冒険が幕を開けます。
映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』は2026年2月13日公開
本作の大きな魅力は、スケールの大きさと際どさが見事に共存している点にあります。ティザービジュアルでは、壮大な宇宙空間を思わせる背景の中央に、太陽のように輝く“卵子”が君臨し、その周囲へ精子を思わせる2体のキャラクターが突き進んでいく姿が描かれています。作品の持つスケール感と挑戦的なテーマが、一枚のビジュアルで鮮烈に伝わってきます。 また、コピーに掲げられた「イっきま~す!!」という一言には、作品が放つユーモアだけでなく、一つの目的に向かって突き進む熱量と覚悟が込められています。精子たちの大冒険を、まさかのミュージカルで軽快に届ける『スペルマゲドン 精なる大冒険』は、2月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーです。世界中で沸き起こった“笑撃”が、日本でもどのような反響を呼ぶのか注目されます。