2026年1月19日更新

映画『ザッケン!』を原作漫画からネタバレ解説!実在する雑草研究部を描く青春ストーリー

このページにはプロモーションが含まれています

雑草研究部を舞台にした青春映画『ザッケン!』が、2026春に公開されます。W主演を務めるのは、若手注目株の中島瑠菜と大島美優です。 本記事では、映画化で改めて注目を集める原作漫画『ザッケン!』を、最終巻までネタバレありで徹底解説!さらにキャスト陣や、メガホンを取る上村奈帆監督のプロフィールについても詳しく紹介します。

AD

映画『ザッケン!』作品概要・あらすじ!雑草研究部は復活できる?【ネタバレなし】

「青春不適合者」と悩む女子高生・杉野ゆかり(中島瑠菜)が、雑草を愛する「ドクダミちゃん」こと徳田みみ(大島美優)と出会い、廃部寸前の「雑草研究部(ザッケン)」に入部する物語です。 実在の部活動への取材に基づいたリアルな描写が特徴で、足元の植物の世界を深く学べるとともに、笑いや感動も詰まった作品。普段何気なく見ている身近な雑草が愛おしく感じられ、「学べて笑えて泣ける」青春ストーリーです。

原作漫画を最終回までネタバレ解説!雑草から始まった友情の結末は?

原作漫画は、小学館マンガワンにて2021年から連載された上村奈帆の『ザッケン!』です。4巻まで単行本が発売されており、すでに完結しています。 作中ではドクダミちゃんが「雑草図鑑」を毎回記録しており、1話ごとに登場した雑草の豆知識がラストページに描かれています。

1巻のネタバレあらすじ解説

高校入学後、どの部活にも馴染めず「青春不適合者」だと悩む1年生・杉野ゆかりは、雑草をこよなく愛する「ドクダミちゃん」こと徳田みみに出会います。 「世界は雑草(たからもの)で溢れている」と笑顔で語る彼女に惹かれ、ゆかりは廃部状態の「雑草研究部(ザッケン)」再建を決意。部活承認には「顧問の確保」と「5名以上の部員」という高い壁がありましたが、ひたむきな2人の姿が周囲を動かします。 四葉のクローバーをきっかけに野球部の「球拾い君」こと三木カオルが加入し、元部員の3年生・緑山朝陽も幽霊部員の入部届2枚を持って合流。 最後は、2人の頑張りを見守っていた担任の福澤先生が顧問に名乗り出たことで、ついに正式な部活動として認められたのでした。

AD

2巻のネタバレあらすじ解説

学年登山から帰り、ゆかりはお母さんにザッケンの話をするも「将来をきちんと考えて」と言われ喧嘩状態に。お母さんは小さい頃のゆかりが雑草で遊んでいた姿を思い出して反省し、娘が持って帰った「ナズナ」を花瓶に挿して帰りを待ちました。 一方、東大模試がD判定で落ち込む3年生の朝陽は、「ハルジオン」の名付け親・牧野富太郎の本を思い出し、「新しい植物に名前を付けたい」という原点の夢を再確認。 そして、ザッケンに不登校気味の松田がやってきます。ドクダミちゃんは「オジギソウ」を見せて「開くためには閉じる時間も必要」と励まし、感激した松田は入部を決めました。 夏に行われた生物部との合同合宿では、野球部の練習後に遅れて合流した球拾い君が、ドクダミちゃんへの恋心を抱いており――。

3巻のネタバレあらすじ解説

文化祭準備中、「ヒルガオ」を採集したゆかりは、1人では雑草採取を楽しめない自分に悩みますが、福澤先生から「仲間と楽しめるのも君らしさ」と励まされます。 その後、松田とともに「ヨシ」を採集し、文化祭でビオトープ作りに挑むことに。さらに幽霊部員の月橋と小野も参加します。月橋がビオトープをひっくり返してしまうハプニングがあったものの、ゆかりの雑草の絵を展示することで無事解決させました。 当日は創設者の道草や、ゆかりの母も来場。さらにかつてのドクダミちゃんを彷彿とさせる少年から「いつかザッケンに入る」と伝えられ、部員たちの胸を打ちます。 文化祭の後、球拾い君が「冬の植物まつり」でまさかの退部の意思を告げました。兼部で中途半端にしたくないという想いがあり、ドクダミちゃんは涙ながらに、冬にも咲く「待雪草」の鉢植えをプレゼントして送り出しました。

AD

4巻のネタバレあらすじ解説

3学期、ゆかりはドクダミちゃんの祖母の家で一足早い「菜の花」を見て春の訪れを感じます。卒業する朝陽には、東大理科二類への合格祝いに「キュウリグサ」の花束を贈りました。 その後、外部の活動に熱中するゆかりと、疎外感を抱くドクダミちゃんの間で衝突が起きます。泣きじゃくるドクダミちゃんを、球拾い君が大事にしていた「四つ葉のクローバー」のお守りを貸して励ましました。 一方、ゆかりも姉からの「友情なんて道草しながら築くもの」という言葉で、再びドクダミちゃんと向き合うことに。2人は涙の和解を経て、ザッケンが「青春」だったと気づいたのです。 新入生歓迎会では「雑草図鑑」を披露することに。ゆかりは「大会やコンクールはないけれど、ザッケンで私の毎日は息吹きました」と胸を張って伝えるのでした。

モデルは日比谷高等学校にある実在の部活

「ザッケン!」は、東京都立日比谷高等学校にある雑草研究部がモデルとなっています。実際に作者・上村奈帆自身が取材を行って、作品作りの参考にしたそう。 小学館が運営する『HugKum』のインタビューで「雑草研究部の生徒たちは、それぞれが自分の興味に対して真っ直ぐで素直」だったと語っており、その部員像がドクダミちゃんの純粋で好きなものに一直線なキャラクター像に反映されているのかもしれませんね。

AD

映画『ザッケン!』W主演のキャストを紹介

杉野ゆかり役/中島瑠菜

中島瑠菜

杉野ゆかりは、「青春不適合者」と思い悩む高校1年生。ドクダミちゃんとの出会いからザッケンへの入部が決まり、彼女に引っ張られるように心境も変化していきます。 演じるのは2006年生まれの女優・中島瑠菜です。2025年大河ドラマ『べらぼう』にも出演し、映画『蔵のある街』で主演デビュー。2026年は本作のほか、1月16日公開の『とれ!』でも主演を務めるなど、大注目の若手女優です。

徳田みみ(ドクダミちゃん)役/大島美優

ドクダミちゃんこと徳田みみは、"雑草命"な高校1年生。「雑草研究部(ザッケン)」があるために入学を決めたものの、既に廃部になっており意気消沈。しかし、ゆかりとの出会いで再びザッケンを立ち上げるため奮起します。 演じるのは、2009年生まれの女優・大島美優です。「ラジエーションハウス」シリーズでドラマ初出演。近年は連続テレビ小説『おむすび』(2024年)や、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(2025年)など、多くの話題作に出演しています。

映画『ザッケン!』監督・脚本は原作者の上村奈帆

上村奈帆

映画『ザッケン!』の監督・脚本は、漫画の原作者でもある上村奈帆です。 これまで『僕の一番好きだった人』(2022年)や『話したりない夜の果て』(2022年)、『三日月とネコ』(2024年)などで監督・脚本を務めました。 2023年に脚本を務めた映画『市子』では、社会の制度からこぼれ落ち、存在を奪われた一人の女性の半生を鮮烈に描き、高い評価を得ています。

AD

映画『ザッケン!』は2026年春に公開!

『ザッケン!』は、ゆかりとドクダミちゃんの絆を軸に、部員たちが抱える等身大の悩みや葛藤を丁寧に描いた、心温まる青春ストーリー。2026年春公開の映画版では、原作で毎話登場した"雑草たち"がどのように散りばめられるのかにも注目です。 4巻完結と読みやすい原作漫画『ザッケン!』を、映画公開に合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。