2021年10月19日更新

『秒速5センチメートル』の動画を配信中のサブスクはここ!【新海誠作品】

『秒速5センチメートル』
(C)Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

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『秒速5センチメートル』の作品概要

原題『秒速5センチメートル』
公開日2007年3月03日
ジャンル恋愛
再生時間63分
制作国日本
言語日本語

『秒速5センチメートル』のあらすじ

1話「桜花抄(おうかしょう)」

貴樹と明里の出会いは、東京の小学校。転校生同士で似たような境遇のため、すぐに仲良くなりました。しかし小学校卒業と同時に、明里が栃木県に転校してしまいます。 明里からの手紙をきっかけに連絡を取り合っていた2人ですが、今度は貴樹が鹿児島県に引っ越すことに。 さらに遠く離れてしまう前に、貴樹は意を決して明里に会いに栃木へ向かいます。 ところが約束の当日は大雪になり、貴樹の乗る電車は大幅に遅れてしまい……。

2話「コスモナウト」

舞台は鹿児島県の種子島。高校の同級生・花苗は、中学2年で貴樹が転校してきた時から彼に恋をしていましたが、なかなか想いを伝えることができません。 卒業後の進路も決まらず、趣味のサーフィンもスランプ。 そんな時、貴樹が東京の大学へ進学することを知り、ある決意を持って波に挑戦し、とうとう成功します。スランプを克服した花苗は、貴樹への告白を決心するのですが……。

3話「秒速5センチメートル」

社会人になった貴樹は、何かにもがきながら東京の街で仕事に追われる日々を過ごしていました。3年間交際している恋人にも心が向かず、彼女からもそのことを指摘されてしまいます。 貴樹の心は完全にすり減り、懐かしい昔の夢を見ます。

登場キャラクターと声優

遠野貴樹役/水橋研二

主人公の遠野貴樹(とおの たかき)は、転勤族の家に生まれた1人っ子。小学3年生の時に東京の学校に転校しました。その後、同じ学校に転校してきた明里と出会うところから物語は動き出します。 貴樹の声を少年から大人まで通して担当したのは東京都出身、1975年生まれの水橋研二(みずはし けんじ)です。 1996年の映画『33 1/3 r.p.m.』で、初主演を務めました。 その後、映画やテレビドラマ、CMなど多くの作品で活躍し、フジテレビのスペシャルドラマ『これでいいのだ!! 赤塚不二夫伝説』では赤塚不二夫役を務めました。 本作の貴樹役に選ばれた経緯ですが、新海監督が水橋出演の映画『月光の囁き』を観たことがきっかけでした。彼の落ち着いたウィスパーボイスが新海監督の印象に残っており、貴樹役の声優を決める際に水橋が思い浮かんだそうです。

篠原明里(少女)役/近藤好美

貴樹の初恋の少女・篠原明里(しのはら あかり)は、貴樹と同じく一人っ子。親の都合で転勤が多く、境遇が似ていることから彼と親しくなり、淡い恋心を抱きます。 1話「桜花抄」で少女時代の明里を務めたのは、埼玉県出身、1988年生まれの近藤好美(こんどう よしみ)です。 ファッション雑誌のモデルをしながらドラマやCMにも出演していましたが、2011年には所属事務所を退所し、一般企業に就職。結婚したこともブログで報告されています。 明里役はMDオーディションが行われました。彼女の録音での演技が少し気になった新海監督が実際に会ってみたところ、自然体の声が格段に良く、また儚さも感じる声が役のイメージと一致し決定しました。

篠原明里(大人)役/尾上綾華

3話「秒速5センチメートル」で明里は成人した姿で登場します。栃木県の両親と披露宴についての会話がされているシーンで彼女の声が確認できます。 大人になった明里を演じたのは埼玉県出身、1982年生まれの尾上綾華(おのうえ あやか)です。 ファッション雑誌のモデルやキャンペーンガールなどの活動のほか、情報番組『スッキリ!!』にも出演歴があります。 本作のMDオーディションで大人の明里役に決定した理由は、声が美しいこと、そして少女時代を務めた近藤好美と声質が似ていたためです。少女の儚さが消え、落ち着いた大人の女性となった明里にイメージが合ったと新海監督が語っています。

澄田花苗役/花村怜美

貴樹の転校先の種子島の少女・澄田花苗(すみだ かなえ)。彼女は貴樹に一目惚れをし、貴樹と同じ高校に進みますが、その想いを伝えられないでいます。 そんな花苗の声は東京都出身、1984年生まれの花村怜美(はなむら さとみ)が担当しました。 映画『バトル・ロワイアル』中川有香役などの女優活動を経て、2002年に声優としてデビューした彼女は、アニメ『東京マグニチュード8.0』で主人公の小野沢未来役を務めるほか、声優ユニットsorachocoとしての活動歴もあります。 花苗役もMDオーディションが行われ、決まった経緯は少女時代の明里役の近藤好美とほぼ同じでした。実際に会って聴いた声が録音時より自然で良く、演技にもそうした面を出してほしいと新海監督は思ったそうです。

水野理紗役/水野理紗

貴樹と3年間付き合った水野理紗(みずの りさ)。貴樹の心が自分にないことを感じていて、「1000回のメールのやりとりをして、心は1センチくらいしか近づけなかった」という内容のメールを送り別れを告げました。 演じたのは神奈川県出身、1978年生まれの水野理紗(みずの りさ)です。 郷田ほづみ率いる劇団「湘南テアトロ☆デラルテ」で看板女優として活躍するほか、アニメ『アカメが斬る!』では殺し屋のナジェンダ役を務めました。 本作では花苗の姉役も兼任しました。新海監督が手掛ける映画の常連声優であり、本作以外にも『雲のむこう、約束の場所』や『星を追う子ども』、『言の葉の庭』などの彼が監督した作品に出演しています。

見どころ:「連作短編アニメーション」という構成への想い

『秒速5センチメートル』は、ひとりの少年を軸にした「連作短編アニメーション」と称していますが、新海監督が初めに考えたのは10本の異なる内容のオムニバス映画だったそうです。 しかし作品全体を観た時に、「ひとつのもの」としての満足感を込めたいと思い、10本の中からストーリーを繋げられそうな3本に絞りました。 「ひとつのもの」を目指すならば、わざわざ連作短編にせず長編の物語にまとめてしまう方法もあります。しかし生活の隙間にすっと入れそうな長さの作品、短い中でもしっかりと語られた作品を作りたいという新海監督の思いから「連作短編アニメーション」という形になったといいます。

『秒速5センチメートル』の感想・評価は?

お互いに惹かれ合っていた少年少女が、引っ越しや月日の経過によって、心も変化していく様子を描いた本作。「距離」や「時間」や「速度」をテーマに、切ないエンディングの物語となりました。 新海作品のファンだというお笑い芸人の田村淳は、時間の流れが独特なこと、観終わった後に浄化された気分になることを語り、映画『恋空』の今井夏木監督は美しい空の描写を絶賛しています。

ciatrユーザーの感想もチェックしてみましょう。

映像美や音楽、切ない終わり方も良い

oomo96 アニメーション映画としての画力は桁違いの良さ。主人公の感情の変遷や人を思い続ける気持ちが痛いほどはっきりそして、深く描かれている。 初めて見たときから、衝撃が消えずに何度も何度も機会があるたびに見ている作品。
Mamio 短編3本がまとまった映画。最後の話は社会人になった今の私の目線で見ると共感できる部分が多かった。山崎まさよしの声と映像がリンクして、最後は鳥肌ものでした。
dachi023 何回か見たが3部が毎回辛い気持ちになる。 しかし、その辛さが何となくクセというかなんというか。 すれ違いの恋の儚さにジーンとする1本。 一度は見たい映画。アニメだからと馬鹿には出来なかった。

ラストに不満が残るという意見も

bluegirl_beer #ネタバレ 映像がすごく綺麗です。 3部構成になっていて、1~2部はとてもサイレントな作りの映像美が マッチして良い雰囲気を出しています。 それだけに3部の構成が悪目立ちしてしまっています。泣かせにきてるんだろうけど、泣けなくて、戸惑っているうちに映画が終わって呆然としてしまうという。
Teppeyc2Rock バッドエンドだね。 辛い。

概ね高評価ですが、3話が駆け足的になったことで、あっけなく終わってしまった印象を持った人もいるようです。より深く物語を読み取るために、映画とあわせて小説も読んでみると良いかもしれません。

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