映画『私はあなたを知らない、』あらすじ・キャスト解説!坂口健太郎×中野量太で贈るヒューマンサスペンス
映画『私はあなたを知らない、』は、坂口健太郎を主演に迎え、『湯を沸かすほどの熱い愛』以来10年ぶりに完全オリジナル脚本を手がけた中野量太監督の最新作です。 人を愛すること、そして罪と贖罪、赦しをテーマに、孤独なひとりの青年の人生を描くヒューマンサスペンスとして、2026年晩夏に公開されることが決定しました。 本作はフランスのPyramide Productionsとの共同製作で、すでにフランス配給も決定。ワールドセールスはGoodfellasが担当し、日本のみならず海外展開も見据えた意欲作。坂口健太郎と中野量太監督、初タッグによる新たな代表作の誕生に、大きな期待が寄せられています。 この記事では映画『私はあなたを知らない、』のあらすじや見どころを紹介していきます。
映画『私はあなたを知らない、』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
本作は、家族を持たずに生きてきたひとりの男性の人生を軸に、「愛すること」と「赦すこと」の本質を静かに、しかし深く問いかける作品です。ユーモアと愛情を内包しながらも、サスペンスの緊張感をはらんだ物語が展開されます。
映画『私はあなたを知らない、』あらすじ
西山夕平は、天涯孤独の身として、粛々と働き、自分の中で決めたルーティンだけを守りながら生きてきました。たったひとりの生活を、寂しいと感じることすらなく過ごしてきた夕平の毎日は、職場に新しくやってきたパート職員・紗月との出会いをきっかけに変わり始めます。 彼女との交流を通して、生きる喜びを知った夕平は、やがて紗月から5歳の娘を紹介されます。紗月がシングルマザーであることを知り、彼女と娘との時間を重ねていく中で、夕平の心に長年抑え込んできた「家族への渇望」が溢れ出していきます。 しかし、その幸福な日々の裏には、夕平自身が抱え続けてきた過去と、ある“罪”が横たわっていました。 人を愛するとは何か。人を赦すとは何か。その問いが、静かに、しかし決定的に夕平の人生を揺さぶっていきます。
映画『私はあなたを知らない、』キャスト解説!坂口健太郎主演

天涯孤独の青年・西山夕平を演じます。坂口健太郎は本作のために髪を短くカットし、孤独な青年期から40代までの時間の流れを体現。感情を抑えながら生きてきた男が、愛と向き合うことで揺れ動く内面を、繊細かつ力強く表現します。
監督は『湯を沸かすほどの熱い愛』中野量太

監督・脚本を務めるのは中野量太です。『湯を沸かすほどの熱い愛』では、日本アカデミー賞をはじめ数々の国内映画賞を席巻し、『浅田家!』では国内のみならずフランスでも大ヒットを記録するなど、家族の形を独自の視点で描き続けてきました。 本作は、中野監督にとって10年ぶりとなる完全オリジナル脚本作品です。中野監督は、「初めて人を殺めるシーンを書いた」と語りつつも、殺人を肯定するのではなく、そこに至るまでの人間の複雑な感情と、赦しの可能性を描きたかったと明かしています。 憎しみの連鎖が絶えない現代において、「人を赦すこと」を真正面から描いた意欲作となっています。
映画『私はあなたを知らない、』見どころ解説
本作の最大の見どころは、坂口健太郎が体現する“静かな感情の爆発”です。多くを語らず、日常を淡々と生きてきた男が、家族の温もりに触れることで少しずつ変わっていく姿は、観る者の心に深く刺さります。 また、中野量太監督ならではのユーモアと温度感のある演出が、重いテーマを扱いながらも観客を包み込むように作用。ティザービジュアルに描かれた保育園の風景が象徴するように、無垢な場所と重い過去が交錯するコントラストも印象的です。
映画『私はあなたを知らない、』は2026年晩夏公開予定
『私はあなたを知らない、』は、人を愛することの難しさと尊さ、そして赦すという行為の意味を、静かな問いとして差し出すヒューマンサスペンスです。坂口健太郎と中野量太監督、国内外で評価を得るふたりの初タッグが、深い余韻を残す物語を生み出しました。 誰かを家族として受け入れることは、救いなのか、それとも――。2026年晩夏、観る者一人ひとりに問いを残す一本として、大きな注目を集めることでしょう。