映画『スクラップ・ヘブン』あらすじ・キャスト解説!『国宝』李相日監督の原点、2026年4月リバイバル上映決定
李相日監督の初期作にして原点とも言える映画『スクラップ・ヘブン』が、2026年4月24日(金)よりテアトル新宿・アップリンク吉祥寺・キネカ大森ほか全国の劇場にてリバイバル上映されます。 2005年の公開から21年ぶりとなる本作は、加瀬亮×オダギリジョー×栗山千明という豪華出演陣が競演した鋭利な青春映画です。第49回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した李監督の社会への眼差しと詩的な感性が、この初期作ですでに際立っています。 この記事では、映画『スクラップ・ヘブン』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
映画『スクラップ・ヘブン』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】
| タイトル | スクラップ・ヘブン |
|---|---|
| リバイバル上映開始 | 2026年4月24日(金) |
| 上映劇場 | テアトル新宿 , アップリンク吉祥寺 , キネカ大森 ほか全国 |
| 公開年 | 2005年 |
| 出演 | シンゴ 役/加瀬亮 , テツ 役/オダギリジョー , サキ 役/栗山千明 , 光石研 , 森下能幸 , 田中哲司 , 鈴木砂羽 , 団時朗 , 山田辰夫 , 柄本明 |
| 監督・脚本 | 李相日 |
| 撮影 | 柴崎幸三 |
| 音楽 | 會田茂一 |
| エンディング・テーマ | フジファブリック「蜃気楼」(東芝EMI) |
| 配給・宣伝 | アップリンク |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『スクラップ・ヘブン』は、2005年に公開された李相日監督によるオリジナル脚本の青春映画です。行き場のない怒りと孤独を抱えた若者たちの疾走を描いた本作は、李監督の初期作にして原点とも言える一本で、社会への鋭い眼差しと詩的な映像表現が早くも際立っています。 2026年のリバイバル上映に際してメインビジュアルとロゴを一新。「あれから20年後の今、"想像力"でマシになったのか!?」というキャッチコピーが掲げられ、現代にも通じる普遍的なテーマがあらためて問い直されます。
『スクラップ・ヘブン』あらすじ

"正義の味方"を夢見て警察官になったシンゴ(加瀬亮)は、無機質なオフィスでのデスクワークにうんざりする日々を送っています。ある日、シンゴはバスジャックに遭遇。乗り合わせていたのはテツ(オダギリジョー)と、サングラスをかけた女サキ(栗山千明)でした。 テツの言葉をきっかけに、社会に絶望した人々の願いを叶える"復讐代行"というゲームをはじめるテツとシンゴ。それは一見、鬱屈を解放するためのささやかな反抗でした。しかしその行為は次第に現実を侵食し、彼ら自身が社会の闇へと呑み込まれていきます。 ユーモアと絶望が紙一重で交錯するその世界には、李監督ならではの人間へのまなざしと、美しくも痛切な映像表現が息づいています。
『スクラップ・ヘブン』キャスト解説!加瀬亮×オダギリジョー×栗山千明の競演
シンゴ 役/加瀬亮

"正義の味方"を夢見て警察官になりながらも、現実とのギャップに鬱屈を抱える主人公・シンゴを演じるのは加瀬亮です。不器用な誠実さと内なる怒りを抱えた若者の葛藤を、繊細かつ力強く体現しています。
テツ 役/オダギリジョー

シンゴを"復讐代行"ゲームへと誘うテツを演じるのはオダギリジョーです。自由奔放でありながら鋭い言葉を放つキャラクターを、独自の存在感で体現。物語全体のトーンを決定づける重要な役どころです。
サキ 役/栗山千明

バスジャック事件でふたりと出会う、サングラスをかけた謎めいた女・サキを演じるのは栗山千明です。ミステリアスな佇まいと圧倒的な存在感で、物語に独特の緊張感をもたらしています。
その他の出演者
主要3人を支える共演者として、光石研、森下能幸、田中哲司、鈴木砂羽、団時朗、山田辰夫、そして柄本明といった実力派俳優陣が顔を揃えています。
監督は『国宝』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した李相日

監督・脚本を務めるのは李相日です。映画『国宝』で第49回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した李監督にとって、本作はオリジナル脚本による初期監督作にあたります。社会の閉塞感と若者の怒りを詩的かつ鋭利に切り取った本作は、後の作品群にも通じる李監督の本質が凝縮された一本です。 今回のリバイバル上映に際し、監督からは「若気の至りならではな気恥ずかしさと、真っ直ぐな熱情への羨ましさがない交ぜとなる。色褪せない俳優たちの瑞々しさから、映画の色香を嗅ぎとってもらえれば本望です」というコメントも届いています。
『スクラップ・ヘブン』見どころ解説
後に日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞する李相日監督の初期作として、すでに際立っている社会への眼差しと詩的な映像表現が本作最大の見どころのひとつです。過激な衝動と危うさの中に宿る人間への深いまなざしは、21年を経た現在も色褪せることなく響いてきます。
『スクラップ・ヘブン』は2026年4月24日(金)よりリバイバル上映!21年ぶりに蘇る鋭利な青春映画

『スクラップ・ヘブン』は、2026年4月24日(金)よりテアトル新宿・アップリンク吉祥寺・キネカ大森ほか全国の劇場にてリバイバル上映されます。 シンゴ 役/加瀬亮、テツ 役/オダギリジョー、サキ 役/栗山千明の豪華競演、李相日監督の原点が宿す社会への鋭い眼差し、そしてフジファブリック「蜃気楼」が彩る独特の余韻——。21年ぶりに大スクリーンで蘇る本作を、ぜひ劇場で体感してみてください。
