2025年7月16日更新

映画『国宝』少年期を演じた子役とは?黒川想矢と越山敬達の演技に賞賛の嵐

このページにはプロモーションが含まれています
『国宝』 黒川想矢 越山敬達
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会

2025年6月6日に公開され、記録的大ヒットとなっている『国宝』。最高の歌舞伎役者を目指す若者2人が、切磋琢磨しながら数奇な運命をたどる姿を描く芸道映画です。 高く評価されている本作の中でも注目を集めているのが、主人公たちの10代のころを演じた子役たち。この記事では、『国宝』で注目された2人の子役について、紹介していきます。

AD

映画『国宝』の子役の名前は?魅力を徹底解説

『国宝』では、ある事件をきっかけに上方歌舞伎の有名役者・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られた喜久雄(黒川想矢)は、その才能を認められ、半二郎の息子である俊介(越山敬達)とともに最高の女形を目指して厳しい稽古を受けて成長していきます。 そんな2人の少年時代を演じた子役たちが注目を集めています。以下では、それぞれの来歴と『国宝』での演技について、紹介していきましょう。

立花喜久雄役/黒川想矢

黒川想矢

立花喜久雄は長崎のヤクザの組長の息子で、抗争のすえに両親を亡くしたことをきっかけに、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎のもとに身を寄せることに。喜久雄は半二郎も顔を出した宴席で踊りを披露し、その才能を見込まれたのです。 そんな喜久雄を演じたのは、是枝裕和監督の『怪物』(2023年)で第66回ブルーリボン賞新人賞を受賞した黒川想矢。5歳から芸能活動を開始し、いくつかのドラマに出演。『怪物』で映画デビューを果たしました。 その後、ドラマ『からかい上手の高木さん』(2024年)や映画『この夏の星を見る』(2025年)など、次々と注目作に出演しています。

大垣俊介役/越山敬達

越山敬達

喜久雄の親友でありライバルとなる大垣俊介は、喜久雄を引き取った半次郎の息子であり、将来を約束された歌舞伎界の御曹司です。喜久雄と切磋琢磨しながら、2人で若手の有望株として注目を集めていきます。 俊介を演じた越山敬達は保育園のころにスカウトされ、キッズモデルとしてCMを中心に活動してきました。2023年8月号からはファッション雑誌『ニコ☆プチ』(新潮社)のレギュラーモデルを務めています。 同年には、BS-TBSのドラマ『天狗の台所』で主人公の弟役を演じました。2024年には『ぼくのお日さま』で映画初主演を果たしています。

AD

映画『国宝』の少年期を演じた子役たちの魅力に迫る

『国宝』では、主人公たちの少年時代を演じた2人の演技も注目されています。 特に喜久雄を演じた黒川想矢は少年ながら妖艶な女形姿を披露し、喜久雄が半二郎の関心を引くのに充分な説得力を見せつけました。 越山敬達もまた、天性の才能を持つ喜久雄に嫉妬しながら、彼に追いつこうと食らいついていく俊介の複雑な心境を見事に表現しています。 映画全体の上映時間からすると、少年時代の時間は長くはありませんが、それでも観る者の記憶に残る演技を見せてくれています。心から歌舞伎を愛し、厳しい稽古を乗り越えていく少年たちを、2人は活き活きと演じています。

映画『国宝』子役の黒川想矢と越山敬達を解説しました!

大ヒット中の『国宝』で、存在感を見せつけた少年時代の主人公たちを演じた黒川想矢と越山敬達。同い年の2人はそれぞれに実績を積み、本作でその実力を見せつけました。 黒川想矢と越山敬達の今後の活躍にも期待したいですね!