2026年4月7日更新

「パトレイバー」シリーズのおすすめの見る順番は?新作前におさらいしよう!【ネタバレなし】

このページにはプロモーションが含まれています
機動警察パトレイバー EZY
Ⓒ HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会

押井守監督の参加作品として、また近未来ロボットアクションとして長年愛されてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ。2026年には新作劇場版3部作の公開が決定し、再び注目を集めていますが、作品が多く初心者には入りにくいという一面も……。 そんな「実際どこから観たらいいの?」を解消すべく、おすすめの観る順番を新作も含め解説していきます!

AD

「パトレイバー」シリーズのおすすめの見る順番は?

公開年 タイトル
1988年~漫画版 『機動警察パトレイバー』
2002年劇場版 『WXIII 機動警察パトレイバー』
2002年劇場版 『ミニパト』
2016年上映 『機動警察パトレイバーREBOOT』

独自の時間軸を持つ漫画版を含めると、主に3つの時間軸があります。映像作品としては大きく2つの軸があり、まずはこの2つの軸を時系列で視聴したうえで、漫画版を含めた番外編に位置する作品群を観るのがおすすめです。

①原作軸(4作):ここから「パトレイバー」は始まった

原点となるのが初期OVAと呼ばれる「アーリーデイズ」の全7巻7話です。ここを起点に、劇場版の「the Movie」、「2 the Movie」2作品へと展開されました。その後、この軸は実写映画シリーズ「THE NEXTGENERATION」へとつながっていきます。

1.『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』(1988・OVA)

機動警察パトレイバー アーリーデイズ
© HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA

レイバー犯罪を取り締まるため、警視庁に設立されたパトロール・レイバー隊、通称「パトレイバー」。そのうちのひとつ特車二課第二小隊に配属された新米警官・泉野明(いずみのあ)が主人公です。 新機種イングラム1号に乗り込む泉や、1号指揮担当の篠原遊馬(しのはらあすま)を中心とした隊員たちの日々が描かれます。

2.『機動警察パトレイバー the Movie』(1989・映画)

『機動警察パトレイバー 劇場版』
©1989 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA

東京湾で進行する国家プロジェクト「バビロン・プロジェクト」の一環として建設された巨大建造物・方舟から天才的プログラマー・帆場暎一(ほばえいいち)が投身自殺。さらに彼が開発したシステムを搭載したレイバーが暴走をはじめ……。 シリアスなサスペンスドラマとレイバー対レイバーの戦いが見ごたえのある作品です。

AD

3.『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993・映画)

機動警察パトレイバー2 the Movie
©1993 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA/Production I.G

「劇パト1」から3年後。第2小隊はそれぞれ異動があり、主人公は隊長の後藤喜一(ごとうきいち)と特車二課の責任者・南雲しのぶとなります。 仮初の平和に慣れた人々が、自衛隊のクーデターによりあらためて平和や戦争について突きつけられる、「劇パト1」を凌ぐシリアスなテーマを内包した作品です。

4.『THE NEXT GENERATION 機動警察パトレイバー』(2014・実写映画)

THE NEXT GENERATION 機動警察パトレイバー

舞台は2013年、小隊メンバーは総変わりしており、この時間軸では歴代3代目となるメンバーたちが所属しています。レイバー自体が過去のものとなり、パトレイバーも存在意義を失った時代において、無能と陰口を叩かれる3代目メンバーが新たなテロ組織との戦いに挑みます。 約309分の短編12話と、長編1本が制作されました。

②TVアニメ軸(5作):日常と人間ドラマも魅力の新シリーズ

初期OVAの大ヒットを受けて制作されたのが、このTVアニメシリーズ。OVAからTVシリーズになった初の作品です。 登場人物や設定など共通する部分はあるものの、時間軸としては初期OVAシリーズとは異なっています。こちらの軸は日常回も多めです

1.『機動警察パトレイバー ON TEREVISION』(1989・アニメ)

全52話で、黒いレイバー「グリフォン」との戦いを描きます。主人公は初期OVAとおなじく泉で、篠原や後藤隊長といったおなじみの面々の日常や成長もみどころ。 オリジナル要素として、シャフト・エンタープライズという組織が登場。内海課長という漫画版にも登場するサイコパスな敵キャラの暗躍が楽しめるのも本作ならでは。

AD

2.『機動警察パトレイバー NEW OVA』(1990・OVA)

特車二課とッグリフォンとの最終決戦を描くのが「NEW OVA」です。全16話のうち序盤でグリフォンとの死闘を描き、残りの話数では特車二課がシャフトの面々のその後も描きます。任務外でのキャラ同士の交流も描かれ、人間ドラマとしての面白さも抜群。 TVシリーズに登場したキャラの後日譚の側面も大きい作品です。

3.『機動警察パトレイバー EZY』(2026年5月予定・映画)

機動警察パトレイバー EZY
Ⓒ HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会

TVアニメ版、「NEW OVA」を経てつながっていく物語が新作の劇場版3部作です。その1作目となるのが「機動警察パトレイバー EZY」。 舞台は2030年と、再びリアルな世界軸より少し先の未来に設定されます。レイバーは時代遅れになりつつも第二小隊は健在。新たな面々がテクノロジー犯罪に向かう姿を描きます。

『機動警察パトレイバー EZY2(仮)』(2026年8月予定・映画)

3部作のうちの2本目が「File.2」。公開は2026年8月が予定されています。1部から主人公が引き継がれるのであれば、イングラム1号機パイロットの久我十和(くがとわ)が主人公として活躍するのでしょう。

『機動警察パトレイバー EZY3(仮)』(2027年3月予定・映画)

3部作の完結にあたる本作は2027年3月に公開予定です。十和のパートナーとなる1号機指揮担当の天鳥桔平(あとりきっぺい)とともにどんな犯罪に立ち向かうのか。TV版の系譜とあり、シャフト組の再登場などにも期待が高まります。

AD

③番外編(3作):漫画版や刑事ドラマ風など異色のアナザーストーリー

1988年~漫画版 『機動警察パトレイバー』
2002年劇場版 『WXIII 機動警察パトレイバー』
2002年劇場版 『ミニパト』
2016年上映 『機動警察パトレイバーREBOOT』

独自の路線をいく漫画版は上記2つの軸とはまた別物になります。映像作品においては、スピンオフ作品の劇場版「WXIII」、「ミニパト」は番外編という位置づけ。「WXIII」は二課とは関係ない刑事2人を主人公にした刑事ものの作風です。 また「REBOOT」は新世代スタッフ主導で制作されたリブート短編集にあたります。こちらはロボットアクションを楽しみたい人におすすめ。二課の面々も一新されている作品です。

「パトレイバー」はどこから入っても熱いロボ&人間ドラマが楽しめる名作!

「パトレイバー」を観る順番を軸に紹介してきました。TVアニメは話数が多いので、まずは「劇パト」あたりから入って世界観に触れてみて、気に入ったら全作踏破を目指してみるのもありかも。新作公開前に予習&復習しておきたいですね!