『ヒカルの碁』強さランキングTOP10!最強の棋力を持つ棋士は誰だ
空前の囲碁ブームの火付け役となった『ヒカルの碁』。平安時代の天才棋士が現代の少年に取り憑くというファンタジーな入口ではあるものの、緻密なストーリーと盤面のリアルさが好評を博しました。 そんな『ヒカルの碁』で一番強いのは果たして誰なのか?今回はciatrオリジナルランキングとともに、棋士たちの強さを考察していきます! ※この記事は『ヒカルの碁』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『ヒカルの碁』強さランキングTOP10!最強の棋士は誰だ

| 1位:藤原佐為 | ・天皇の囲碁指南役 ・江戸時代の天才棋士・本因坊秀策に取り憑いていた ・日本囲碁界最高峰の塔矢行洋に勝つ |
|---|---|
| 2位:塔矢行洋 | ・一時は五冠獲得 ・神の一手に一番近い人物 |
| 3位:徐彰元(ソ・チャンウォン) | ・「国手」のタイトルホルダー ・塔矢行洋と同等の実力者 |
| 4位:王星(ワンシン) | ・中国No.1棋士 |
| 5位:緒方精次 | ・塔矢名人との十段戦で勝利し七大タイトル獲得 ・碁聖のタイトルを獲り二冠 |
| 6位:座間 | ・王座のタイトルホルダー |
| 7位:倉田厚 | ・2年でプロ入り |
| 8位:桑原仁 | ・本因坊戦の連続防衛記録を保持 ・27連勝の記録を持つ |
| 9位:塔矢アキラ | ・中1でプロ棋士になった天才少年 ・中3で本因坊戦リーグ入り |
| 10位:進藤ヒカル | ・藤原佐為が師匠 ・中2でプロ試験合格 ・韓国の洪秀英に勝つ |
『ヒカルの碁』強さのポイントを解説!段位や年齢の実力との関係に迫る

【ポイント①】『ヒカルの碁』では対戦が実力通りの結果に?
日本棋院の監修をしっかりつけている作品ということもあって、ドラマチックな少年漫画的な一発逆転より、リアルさが重視されている印象です。そのため、本作では実力相応の結果が出やすくなっています。 対戦結果はそのまま、登場人物の実力を示していると考えてよいでしょう。今回のランキングも戦績を参考にしているため、実際の実力と大きな乖離のない順位になっていると思います。
【ポイント②】段位と実力の関係は?格差に迫る
段位は実力の指標となりますが、段位だけを見てすべてを判断することはできません。段位は一度昇格してしまえば、実力が落ちても段位が下がることはありません。なので、なかには昔取った杵柄状態の棋士もいるでしょう。 また制度上、最高段位の九段棋士の人数が多く、九段棋士の実力格差がリアルでも問題になっていたほどです。なので段位がすべてではなく、一定の段位を取ったうえでのキャリアに注目する必要があります。
【ポイント③】囲碁は高齢世代が強い?棋力のピークは
本作では高齢のベテラン棋士が絵の迫力も含め格上に見えますが、年齢を重ねれば強くなるというわけではありません。一般的には棋力のピークは20~30代といわれており、低年齢ほど成長しやすいといわれています。 高齢になるほど強くなっていくわけではなく、そういった棋士は若い頃から強く頭角を現しているのです。そんな棋士が、年齢を重ねても衰えずに強さをキープしていると考えるのが自然でしょう。
1位:藤原佐為
| 出身国 | 日本(江戸時代) |
|---|---|
| 段位 | - |
| 主な実績 | ・天皇の囲碁指南役 ・江戸時代の天才棋士・本因坊秀策に取り憑いていた ・日本囲碁界最高峰の塔矢行洋に勝つ |
平安時代の天才棋士である藤原佐為(ふじわらのさい)。生前は天皇の囲碁指南役を務めており、この時代からすでに世に並ぶものがいない実力者だったことが窺えます。さらに佐為が取り憑くことで、後の棋聖・本因坊秀策が誕生しました。 そんな彼が現代の知識を習得し、最終的には現役棋士最強の塔矢を倒します。ネット碁を通じて自身でも成長を実感しており、天才がさらに貪欲に強さを追い求めたことで神がかった強さを手に入れました。
2位:塔矢行洋
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 国内五冠棋士 |
| 主な実績 | ・一時は五冠獲得 ・神の一手に一番近い人物 ・saiに負ける |
佐為とともに作中で双璧をなすのがプロ棋士の塔矢行洋(とうやこうよう)です。名人・十段・碁聖・天元・王座の五冠を有した人物で、「神の一手に一番近い人物」と称されています。あの佐為が執念じみたライバル心を向けたことからも、その強さは火を見るよりも明らか。 十段防衛戦では心筋梗塞により倒れ、saiとの本気の勝負に負けてプロを引退。後半は負けの印象が強くなったものの、世界トップレベルの棋士としてこの位置です。
3位:徐彰元(ソ・チャンウォン)
| 出身国 | 韓国 |
|---|---|
| 段位 | 九段 |
| 主な実績 | ・「国手」のタイトルホルダー ・高永夏の挑戦を退ける ・塔矢行洋と同等の実力者 |
徐彰元(ソ・チャンウォン)は囲碁大国・韓国のトッププロ棋士です。韓国囲碁タイトルのひとつ・国手のタイトルホルダーで、塔矢名人と同等の実力者として描かれています。作中での活躍はそれほど描かれていませんが、塔矢名人と遜色ない強さを持つのならこのあたりの位置が妥当でしょう。 囲碁強国である韓国のホープである高永夏(コヨンハ)も退けており、おそらく韓国No.1の棋士です。
4位:王星(ワンシン)
| 出身国 | 中国 |
|---|---|
| 段位 | 九段 |
| 主な実績 | ・中国No.1棋士 |
王星(ワンシン)は中国のプロ棋士。団体戦で北京チームの一員であり、中国No.1の棋士として名が知られています。伊角慎一郎の中国での武者修行中に、好意で1局交えていましたが、本気の実力はやや未知数。 ただ中国囲碁は急成長を遂げる半ばであり、すでに成熟していた韓国囲碁よりもトップ層はやや劣るであろうこと。また彼の強さを塔矢名人と並べて評する描写がなかったことから少し下のこの位置としました。
5位:緒方精次
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 九段 |
| 主な実績 | ・塔矢名人との十段戦で勝利し七大タイトル獲得 ・碁聖のタイトルを得る |
第1話で若手No.1といわれていた緒方精次(おがたせいじ)は、終盤にかけて大きく成長しました。塔矢名人引退後は日本現役棋士のトップに上り詰めます。 本因坊戦7番勝負でベテランの桑原仁に負けるも、これがきっかけで一皮むけることに。師である塔矢名人との十段戦で勝利し十段を獲得。さらに塔矢名人引退で空いた碁聖の座も獲得し二冠を達成します。精神面での成長も顕著で、終盤での強さを評価しました。
6位:座間
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 九段 |
| 主な実績 | ・王座のタイトルホルダー ・本因坊戦リーグに在籍&在留 ・アキラにニ度勝利 |
座間(ざま)は中年のベテラン棋士です。王座のタイトルホルダーでしたが、塔矢名人に負けて奪還されてしまうも、再度王座を獲得します。タイトルホルダーに返り咲く、本因坊戦リーグに残り続けているといった安定した強さを評価しました。 塔矢アキラとは2度対局し2度とも下すなど、その実力を示す描写も十分。緒方と本因坊挑戦権をかけて争うなど、最後まで衰えない強さを見せてくれました。
7位:倉田厚
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 四段→七段 |
| 主な実績 | ・2年でプロ入り ・2000年の最多対局者で最多勝利者 |
倉田厚(くらたあつし)は新進気鋭の若手棋士です。物語序盤で若獅子戦優勝。中学3年で囲碁を始めてからわずか2年でプロ入りを果たした、主人公並の成長スピードを持つ棋士です。 中学時代はもともと競馬に熱中しており、競馬でも囲碁でも鋭い勝負感を発揮。高い予想能力も備わっており、北斗杯編では日本代表団の団長を務めました。物語後半では負けてしまうも本因坊戦挑戦者になっており、さらなる成長を期待させてくれました。
8位:桑原仁
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 九段 |
| 主な実績 | ・本因坊戦の連続防衛記録を保持 ・27連勝の記録を持つ |
桑原仁は本因坊戦の連続防衛記録を保持するかなり高齢な老棋士。作中ではどんどん下から若手棋士が突き上げてくるなか、防衛戦での強さを読者に印象づけました。 緒方との本因坊防衛戦では相手を動揺させて防衛を果たし、碁聖挑戦するなどの活躍を見せます。若手の成長にスポットがあたるなか、タイトルホルダーには届かず。年齢的にピークを過ぎていることも考慮してのこの位置です。
9位:塔矢アキラ
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 三段 |
| 主な実績 | ・中1でプロ棋士になった天才少年 ・中3で本因坊戦リーグ入り |
主人公のライバルであり、塔矢名人の息子として2歳から囲碁の英才教育を受けてきた塔矢アキラ。1話の小6時点でプロ並の実力を有し、実際翌年には余裕でプロ試験を合格しました。プロ試験時点で、院生1位だった伊角が格下扱いなことからも、アキラの別次元の強さが窺えます。 タイトルホルダーレベルの棋士にはあと一歩及ばないものの、中3でリーグ入りする実力からTOP10入りとしました。
10位:進藤ヒカル
| 出身国 | 日本 |
|---|---|
| 段位 | 初段 |
| 主な実績 | ・藤原佐為が師匠 ・中2でプロ試験合格 ・韓国の洪秀英に勝つ |
佐為との出会いをきっかけに囲碁を始めた主人公の進藤ヒカルは10位でのランクイン。主人公らしく、対局の度に強くなっていきました。途中、佐為が消えたショックから囲碁から離れていた期間があり、最終話まで初段止まりでしたが、そこを乗り越えてからは再びかなりのスピードで成長します。 まだ安定したアキラには並びませんが、彼からも実力を認められ「最強の初段」に。中国・韓国の一流棋士との対局からも、一流に並び得る力がついていると考えられます。
『ヒカルの碁』リアルな強さと対局が魅力の囲碁漫画!

異色の囲碁漫画として完結後も長く愛されている『ヒカルの碁』。今回は強さにスポットを当ててそのランキングを紹介しました。猛者の対局を漫画で楽しみながら、そのリアルな盤面や人間模様を改めて味わってみてはどうでしょうか。





