2026年6月15日更新

「トイ・ストーリー」ザーグの正体はお父さん?登場シーンやおもちゃの機能を解説

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『バズ・ライトイヤー』
© 2022 Disney/Pixar

ピクサーアニメ「トイ・ストーリー」シリーズに登場する悪役キャラクターのザーグ。この記事では、ザーグについて基本プロフィールや登場シーン、バズとの関係やその正体などを解説・考察していきます。

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【基本概要】「トイ・ストーリー」ザーグのプロフィール!どんなおもちゃ?

キャラクター名 悪の帝王ザーグ(Emperor Zurg)
登場作品 トイ・ストーリー2(1999年)
キャラクター設定 劇中の作中劇におけるバズ・ライトイヤーの宿敵。宇宙の支配を目論む悪の帝王。
玩具としての特徴 ・底面の車輪による走行が可能
・背中のレバーを回すとピンポン玉(イオン・ブラスター)を発射するギミック付き
・玩具店「アルのトイ・バーン」で箱から出た状態で登場
作中での動向 ・バズ(ニュー・バズ)を追跡し、エレベーターの上で戦闘を行う
・バズに対し「私がお前の父親だ」と言い放つパロディシーンがある
・レックスに突き落とされて落下するが、その後はバズとキャッチボールをして和解する
声優 原語版:アンドリュー・スタントン
日本語吹替版:佐々木梅治

「トイ・ストーリー」シリーズに登場する「悪の帝王ザーグ(Emperor Zurg)」は、スペース・レンジャーであるバズ・ライトイヤーの宿敵として知られる悪役キャラクターです。 武器はピンポン玉のような丸い球を高速連射する「イオンブラスター(ザーグ砲)」。黒マントをまとい、紫のドレスのような下半身の底面に3つの車輪がついており、コロ走行で移動します。首の後ろに「ザーグビジョン」があり、その穴から覗くと暗闇を見通せる赤外線ビジョンのように見えます。

【登場シーン】「トイ・ストーリー」や映画『バズ・ライトイヤー』での活躍

ザーグは「トイ・ストーリー」何作目に登場?

1作目で名前だけ言及されていたザーグですが、本格的な初登場は2作目から。劇中劇のアニメ「スペース・レンジャー」のアクションフィギュアとして「アルのトイ・バーン」で売られていました。1作目のバズのように自分が本物の「悪の帝王」だと信じ切っており、バズを追いかけます。 エレベーターでの戦闘中、ザーグはバズに向かって「お前の父親は私だ」と衝撃の告白をします。これは映画『スター・ウォーズ』の名シーンの有名なパロディ。新作の別個体のバズはショックを受けますが、最後はなぜか仲良くキャッチボールをして遊ぶ仲になっていました。 3作目ではエンディングのみ登場し、サニーサイド保育園に寄付されたことが明らかに。4作目には残念ながら登場していません。

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ザーグは映画『バズ・ライトイヤー』にも登場?

『バズ・ライトイヤー』
© 2022 Disney/Pixar

スピンオフ映画『バズ・ライトイヤー』に登場するザーグの正体は、「別の未来からやってきた、年老いたバズ・ライトイヤー自身」です。『トイ・ストーリー2』での「バズの父親」という設定は、あくまでも劇中アニメのパロディ設定であり、本作ではまったく異なる驚愕の事実が明かされました。 バズは自分が原因で惑星に不時着した乗組員たちを地球へ帰すため、命がけのハイパースペース飛行実験を繰り返します。ザーグの正体は、過去の失敗に執着し続け、誰の静止も聞かずに孤独なまま未来へタイムトラベルしてしまった「もう1人のバズ」の成れの果てでした。 ザーグの目的は、時間を遡って「そもそも最初の不時着自体をなかったこと」にすること。しかし現在のバズは失敗を受け入れ、今の仲間たちと未来へ進む道を選びました。そのため、過去の失敗に囚われ続けるザーグと激しく対立することになります。

【正体】ザーグはバズのお父さん?それとも本人?

『バズ・ライトイヤー』
© 2022 Disney/Pixar

制作陣がザーグの正体を元の「父親設定」にせず、「自分自身」の設定にした理由は、作品のテーマに沿ったものでした。 アンガス・マクレーン監督へのインタビューによると、当初は『トイ・ストーリー2』のように「父親設定」にすることも検討されました。しかし、観客が「いつ父親だと明かされるか」ばかりに気を取られてしまうと考え、変更したといいます。最終的に、「バズの最大の敵は、過去のミスに執着し、孤立を恐れない自分自身(傲慢さ)である」というテーマを文字通り表現するために、この「ザーグ=未来のバズ」という設定に行き着いたそうです。 父親設定にすると、なぜ父なのかということに意味を持たせなければならず、それよりも「バズが自分自身と向きあう」ことに重きを置くことに。父親も自分自身も、それぞれの作品におけるザーグの正体となっています。

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【モデル】ザーグの元ネタは「スター・ウォーズ」のダースベイダー

スター・ウォーズ、ダース・ベイダー
© &™ Lucasfilm Ltd.

『トイ・ストーリー2』に登場する「スター・ウォーズ」のオマージュは、ザーグが「ダース・ベイダー」をモデルとしている他にもいくつもあります。特に映画冒頭のバズのビデオゲームのシーンと、中盤以降の「アルのトイ・バーン」からエレベーターのシーンに集中していました。 例えば、惑星に降り立ったバズのマスク越しから「コーホー」という独特の重い呼吸音が聞こえますが、これはダース・ベイダーの生命維持装置の呼吸音そのもの。またザーグが作ろうとしている「銀河を滅ぼすほどの威力を持つ巨大兵器」という設定も、巨大宇宙要塞「デス・スター」のオマージュといえるでしょう。

「トイ・ストーリー」ザーグの正体や登場シーンを深掘り

「トイ・ストーリー」シリーズの2作目に本格的に登場した悪役ザーグ。バズと深い関りを持つこのキャラクターは、バズのスピンオフ映画にも登場して様々な面を見せてきました。深掘りできるキャラクター、ザーグに注目してシリーズを鑑賞してみてはいかがでしょうか?