2026年7月6日更新

映画『海辺の一日』あらすじ・キャスト解説!エドワード・ヤン長編デビュー作

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『海辺の一日 4Kレストア』
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エドワード・ヤン監督の長編デビュー作『海辺の一日』(1983年)が、4Kレストア版として2026年7月10日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、角川シネマ有楽町、シネマート新宿ほかで全国公開されます。 本作は、のちに世界的撮影監督となるクリストファー・ドイルにとっても長編デビュー作にあたる一本です。台湾ニューシネマの胎動を告げた「伝説の傑作」が、ついに日本で初めて一般劇場にかかります。この記事では、映画『海辺の一日 4Kレストア』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。

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映画『海辺の一日』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

邦題海辺の一日 4Kレストア
原題海灘的一天(That Day, on the Beach)
公開日2026年7月10日(金) Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、角川シネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国公開
製作年1983年
監督・脚本エドワード・ヤン
撮影クリストファー・ドイル
出演シルヴィア・チャン ほか
公式サイト公式サイトはこちら

『海辺の一日』(原題:海灘的一天)は、のちに『牯嶺街少年殺人事件』(1991年)や『ヤンヤン 夏の想い出』(2000年)などで世界的な評価を確立するエドワード・ヤンが、1983年に手がけた初の長編監督作です。 撮影を担当したのは、ウォン・カーウァイ作品などで独自の映像美を築くクリストファー・ドイル。ふたりの才能の出発点となった記念碑的な一本が、鮮明な4Kレストアで甦ります。主演は、台湾・香港映画界を代表する女優シルヴィア・チャンが務めました。

映画『海辺の一日 4Kレストア』あらすじ

物語は、13年ぶりに再会したふたりの女性の会話から始まります。封じ込められていた記憶と人生の層が、波のように立ち返ってくる構成です。 医師の娘として伝統的な価値観のもとで育った佳莉(ジャーリィ)は、父が望む結婚を拒み、同級生の徳偉(ドゥウェイ)との結婚を選んで家を出ます。ある日、警察に呼び出されて海辺へ向かった佳莉は、夫と過ごした歳月、自ら選び取ってきた人生、そして見ないふりをしてきた感情と静かに向き合い始めます。 近代化へと移りゆく都市に生きる人々の孤独と選択を、みずみずしくエモーショナルに映し出した物語です。

映画『海辺の一日』キャスト解説!シルヴィア・チャンが主人公・佳莉を演じる

『海辺の一日 4Kレストア』
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佳莉 役/シルヴィア・チャン

主人公・佳莉を演じるのはシルヴィア・チャンです。女優としてだけでなく監督・製作者としても台湾・香港映画界を長年牽引してきた存在で、本作では伝統と自立のあいだで揺れながら、自らの人生を見つめ直す女性像を繊細に体現しました。まだ20代だった彼女の瑞々しい佇まいも、4Kの映像で改めて堪能できます。

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監督はエドワード・ヤン、撮影は世界的名手クリストファー・ドイル

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件
© 1991Kailidoscope

監督・脚本はエドワード・ヤンです。台湾ニューシネマを牽引し、『牯嶺街少年殺人事件』(1991年)や『ヤンヤン 夏の想い出』(2000年)などで国際的な名声を得た巨匠にとって、本作は原点となる長編デビュー作にあたります。 撮影監督はクリストファー・ドイル。のちに『恋する惑星』(1994年)などウォン・カーウァイ作品で世界的な評価を確立する名手ですが、その長編デビュー作もまた本作でした。ふたりはこの一本から、それぞれの道で映画史に名を刻んでいきました。なお、ヤンの初期を代表する『恐怖分子』(1986年)のデジタルリマスターも、2026年8月21日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で公開されます。

映画『海辺の一日 4Kレストア』が公開に

クリストファー・ドイルからメッセージ動画が到着——「私たち二人にとってとても特別な作品」

公開に先立ち、撮影監督のクリストファー・ドイルから日本のファンへメッセージ動画が届きました。ドイルは「撮影監督として初めて手掛けた映画であり、エドワード・ヤンにとっても長編初監督作です」と振り返り、「私たち二人にとってとても特別な作品なのです」と語りかけます。 作品については「男女の関係を異なる視点から描いた、ひとりの女性の物語」と表現し、「当時、それまでの映画にはない形で何かを伝える必要があると感じていました。だからこそ、とても個人的な映画なのです」と、40年以上前の挑戦に思いを馳せました。

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岡本太玖斗のオルタナティブ・ビジュアル16点、入場者特典やトートバッグも

日本版ビジュアルを手がけた岡本太玖斗によるオルタナティブ・ビジュアル16点も公開されました。佳莉や同級生の徳偉、佳莉の兄の元恋人・蔚青(ウェイチン)ら登場人物が配され、海辺にただよう若者たちの姿を、色あせないタッチでエモーショナルに描き出しています。 都内の公開劇場では、このビジュアルから4種類を選んだ特製ポストカードが入場者特典として配布される予定です。さらに、岡本によるデザインのトートバッグも、都内の公開劇場と奥渋谷の本屋SPBS、Filmarks Storeで販売されます。

映画『海辺の一日 4Kレストア』は2026年7月10日(金)公開!映画史の原点を大スクリーンで

『海辺の一日 4Kレストア』
© 2010, 2024 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.

映画『海辺の一日 4Kレストア』は、2026年7月10日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、角川シネマ有楽町、シネマート新宿ほかで全国公開されます。 エドワード・ヤンとクリストファー・ドイル、ふたりの才能が出発点で放った伝説の一本を、鮮明な4Kの映像で。13年越しの再会が呼び起こす記憶の物語を、ぜひ大きなスクリーンで見届けてください。