2026年9月5日更新

【独占インタビュー】『ファーストクライ 母子救命救急班』19歳妊婦役で出演・横溝菜帆に聞く制作秘話

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日本テレビ系水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』の第9話(2026年9月2日放送)、第10話に、横溝菜帆がゲスト出演します。 横溝菜帆は、ドラマ『義母と娘のブルース』で宮本みゆきの幼少期を演じて注目を集め、その後も数々のドラマや映画に出演。さらに、ディズニー&ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』では主人公ライリーの日本版声優を務めるなど、活躍の幅を広げています。 日本屈指のセレブ病院で結成された母子救命救急班が、行き場を失った妊婦と“新たな命”を守るため奔走する本作。横溝が演じるのは、父親からの虐待に苦しんできた19歳の特定妊婦・沢田希美です。かつて父の暴力により流産するという凄惨な過去を持つ希美は再び宿った命を守るため、羽鳥美咲(徳永えり)が代表を務めるNPO法人「HOME うぶごえ」に身を寄せます。 ciatr編集部では、横溝菜帆にインタビューを実施。難役に挑んだ役づくりの舞台裏から、憧れの存在になったという徳永えりとのエピソード、笑顔の絶えない撮影現場の様子まで、たっぷりと伺いました。 ※インタビュー取材の模様を撮影した動画コンテンツを、YouTubeのciatr/1Screenチャンネルで公開中!

ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』作品概要

放送日本テレビ系 毎週水曜よる10時/第9話は2026年9月2日(水)放送
脚本浜田秀哉
演出大谷太郎 , 上田迅 ほか
音楽菅野祐悟
出演 光井明希役/比嘉愛未 , 永坂海斗役/松島聡 , 羽鳥美咲役/徳永えり , 富永航役/濱正悟 , 磯崎修一役/川西賢志郎 , 富永香織役/優希美青 ,姫島義保役/遠山俊也,間山千夏役/珠城りょう , 高木梨乃役/瞳水ひまり , 成宮忍役/前田敦子 , 倉田千広役/山村紅葉 , 藤堂直樹役/岡部たかし , 神谷玲子役/真矢ミキ
主題歌 JUJU「夏蝉」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作協力ザ・ワークス
製作著作日本テレビ
配信TVer&Huluで見逃し配信中

第9話「最大の試練」(2026年9月2日放送)あらすじ

母子救命救急班に最大の試練が訪れます。 コインロッカーベイビーだった産婦人科医・光井明希(比嘉愛未)は、自分を産み捨てた母親であり、聖フィオナ病院の院長・神谷玲子(真矢ミキ)に思いをぶつけます。「今まで頑張って生きてきた自分のことを、自分を産んだ人に見てもらいたかった」――。勇気を出して神谷と向き合った光井を、親友・羽鳥美咲(徳永えり)が優しく抱き締め……。 そんな中、神谷の過去を知った娘・富永香織(優希美青)が切迫早産を発症。光井の素早い処置で危機を脱するものの、予断を許さない状況が続きます。香織は駆け付けた神谷に「もしも赤ちゃんに何かあったら、お母さんのせいだから」と言い放ち……。 さらに週刊誌に神谷の暴露記事が載り、聖フィオナ病院は大混乱に。理事会での神谷の院長解任は避けられず、光井たちの母子救命救急班も存続が危ぶまれる事態となります。 それでも立ち止まっていられない母子救命救急班のもとに、父親の虐待から逃げる19歳の妊婦・沢田希美(横溝菜帆)が、羽鳥に付き添われてやって来て――。過去に父親の暴力により流産している希美を、妊娠中の羽鳥は「絶対に父親と接触させるわけにはいかない」と守ろうとしますが……。

横溝菜帆(よこみぞ なほ)プロフィール

横溝菜帆
©ciatr
名前横溝菜帆(よこみぞ なほ)
生年月日2008年3月27日
出身地神奈川県
主な出演作(ドラマ) 『平清盛』(2012年) , 『義母と娘のブルース』(2018年) , 『スカーレット』(2019年) , 『君と世界が終わる日に』(2021年) ,『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(2025年)
主な出演作(映画)実写版『魔女の宅急便』(2014年) , 『ハローマイフレンド』(2026年)
主な出演作(アニメ・声の出演) 『かがみの孤城』(2022年) , 『インサイド・ヘッド2』(2024年)

2008年3月27日生まれ、神奈川県出身。 2018年放送のTBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』で主人公の娘・宮本みゆきの幼少期を演じて一躍注目を集め、その後も連続テレビ小説『スカーレット』(2019年 , NHK)、『君と世界が終わる日に』(2021年 , 日本テレビ系)、『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(2025年,カンテレ・フジテレビ系)など数々の話題作に出演。 近年は『時光代理人』(2026年,東海テレビ・フジテレビ系)、『タイムトラベルダディ』(2026年,テレビ朝日系)、映画『ハローマイフレンド』(2026年)などに出演し、活動の幅を広げています。

【出演オファーの感想】第1話から視聴し「私も出たかった」と密かに思っていた

ファーストクライ 母子救命救急班
(C)日本テレビ

Q. 『ファーストクライ 母子救命救急班』への出演が決まったとき、率直にどう感じましたか。 横溝  出演のお話をいただいた時には、すでに第1話が放送されていて。私自身、第1話から見ていたんです。 すごく重たいテーマを扱っている作品ではありますが、ドラマ全体の雰囲気や皆さんのお芝居、脚本も含めて、すごく好きだなと思っていました。 実は「私も出たかったな」と、密かに悔しく思っていたくらいで(笑)。そんなタイミングで出演のお話をいただけたので、初めて聞いた時は率直にすごく嬉しかったです。

【沢田希美役の役作り】妊娠や医療について調べながら「真正面から向き合った」

ファーストクライ 母子救命救急班 横溝菜帆
(C)日本テレビ

Q. 沢田希美役を演じるうえで、準備されたことや役作りされたことをお聞かせください。 横溝  希美はひどい虐待を受けていて、妊娠・出産をする役も初めての経験なので、脚本を初めて読んだ段階から「すごく難しい役だな」と感じていました。真正面から向き合って、しっかり演じなければいけないなと思っていました。 私自身、妊婦さんとお話したり接したりする機会があまりなく、お腹に赤ちゃんがいる状態もなかなか想像がつかなかったんです。 今回、希美は前置癒着胎盤が判明し、子宮を摘出しなければならないという展開があります。そうした医療の専門用語も初めて知るものが多かったので、どのくらいリスクがあるのか、痛みはあるのかといったことを事前に調べながら、少しずつ役作りをしていきました。

【撮影現場の雰囲気】比嘉愛未が作り出す「笑顔の絶えない明るい現場」

横溝菜帆
©ciatr

Q. 撮影現場の雰囲気はどのように感じられましたか。 横溝  重たいテーマですし、辛いシーンも多いので、現場もそうした雰囲気に引っ張られるのかなと思っていたんです。でも実際は正反対で、常に笑顔が絶えない、明るく和気あいあいとした現場でした。 特に印象的だったのが、主演の比嘉愛未さんです。誰に対しても分け隔てなく、明るく優しく接していらっしゃって。比嘉さんならではのオーラというか、その存在が「ファーストクライ」のチーム全体を明るく、素敵な雰囲気にしているんだなと感じました。

【撮影で苦労したこと】精神的にも体力的にも辛かった虐待シーン

ファーストクライ 母子救命救急班 横溝菜帆
(C)日本テレビ

Q. 撮影中、特に苦労されたことをお聞かせください。 横溝 自分のお腹の中に赤ちゃんがいる状態を想像すること自体も難しかったのですが、それ以上に辛かったのは、やはり父親から虐待を受けるシーンでした。精神的にも体力的にも、かなり大変な撮影でした。 ただ、お父さん役の画大さんが本当に優しい方で。辛くなりすぎない環境を作ってくださっていたので、そのバランスにもすごく助けられました。皆さんに感謝しています。

【徳永えりとの共演】「私の憧れの俳優さんになりました」

横溝菜帆
©ciatr

Q. 羽鳥美咲役・徳永えりさんと共演された感想をお聞かせください。 横溝  徳永さんは、今回の共演を通して私の憧れの俳優さんになりました。初めてお会いした時からずっと、優しさや愛にあふれた雰囲気をお持ちの方で。声もすごく癒やされるというか、本当に綺麗な声だなと感じています。 希美にとって羽鳥さんは、唯一信頼できて、頼ることのできる大人だと思うんです。私自身も役と同じように、徳永さんには何でも包み込んでくれるような温かさを感じています。お会いすると、こちらまで心がほっこりするような、そんな存在です。

【妊婦役へのアドバイス】徳永えりの実体験から学んだリアルな所作

Q. 妊婦を演じるうえで、徳永さんから教わったことはありましたか。 横溝  休憩の合間にも、徳永さんがたくさんお話してくださいました。 徳永さん演じる羽鳥さんも妊娠中の役ですが、実際に徳永さんご自身が妊娠されていた時のお話も聞かせてくださって。赤ちゃんがお腹を蹴る様子や、「たぶん今、肘で押しているんだよ」といったことが分かる実際の動画も見せていただきました。 また、階段を上る時や歩く時も、「お腹が結構重いから、こういう姿勢になっちゃうんだよね」と教えてくださって。妊婦さんならではの動きや姿勢について、徳永さんからたくさん学ばせていただきました。

【母子救命救急班との共演】「ボケとツッコミが飛び交う」明るい現場

Q. その他、母子救命救急班の皆さんとの印象的なエピソードがあればお聞かせください。 横溝  母子救命救急班の皆さんは、本当に明るい雰囲気で。松島聡さんや前田敦子さんを中心に、ずっとボケとツッコミが繰り返されているような現場でした。 そんな明るいチームの中に、少しでも私も参加できたことがすごく嬉しかったです。

【役を通して感じた変化】「お芝居って楽しい」と改めて実感

Q. 今回の役を演じたことで、ご自身の中で変化した価値観や考え方はありましたか。 横溝  ここまで長い時間、台本と向き合ったのは初めてでした。もともと物持ちはいい方なんですけど、「ファーストクライ」の台本はボロボロになるくらい、本当に何度も何度も読み込みました。 すごく辛い役ではありますが、台本を読み込んで、役に真正面から向き合って、その人物を一番理解してあげられる存在になる。そうやって役を深く知っていく時間を通して、役者として「やっぱりお芝居って楽しいな」と改めて感じさせてもらえた現場でした。

【今後挑戦したい役柄】時代劇に挑戦してみたい

Q. 今後、挑戦してみたい役柄やジャンルはありますか。 横溝 時代劇にはまだあまり出演したことがないので、今後ぜひ挑戦してみたいです。かつらをつけたり、着物を着たりする役にも挑戦してみたいですね。

【第9話 第10話の見どころ】過酷な展開の中で描かれる希美の成長

Q. 第9話・第10話で、特に注目してほしいポイントをお聞かせください。 横溝  第9話・第10話は、これまで以上に過酷で辛い展開が多いのですが、その一方で、ユーモアのあるシーンやほっこりする場面もたくさんあります。そういった『ファーストクライ』らしい空気感にも注目していただきたいです。 私が演じる希美も、大きな信頼を寄せる羽鳥さんを中心に、さまざまな人と関わる中で少しずつ成長していきます。希美の心境の変化にも注目していただけたら嬉しいです。

【視聴者へのメッセージ】希美が周囲との関わりの中でどう成長していくのかに注目

Q. 最後に『ファーストクライ』を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。 横溝  今回私が演じる希美は、とても重く辛い過去を抱えた女の子です。傷つきやすさや弱さを持っている一方で、大切なものを守るためなら立ち向かっていける強さも持っている子だと感じています。 羽鳥さんをはじめとした大人たちとの関わりの中で、希美がどのように成長していくのかにも注目していただけたら嬉しいです。第9話、第10話、ぜひ続けてご覧ください。

▼取材・文:増田慎吾