ドラマ『ポリティカルパン』最新話までネタバレ&相関図!紙幣の遊び心も解説
大泥棒が狙うのは、首相官邸の金庫に眠る“官房機密費”——。石原さとみが史上最強の女ルパン・如月弥生を演じるドラマ『ポリティカルパン』が、2026年10月7日(水)からフジテレビ系「水10ドラマ」枠で放送中です。 第1話では、弥生がスキャンダルまみれの政治家一族の娘・小早川雅(河合優実)をそそのかし、雅を総理大臣に仕立てて官房機密費を盗み出す計画が始動。第2話では兄・颯(寛一郎)との17区の選挙戦が描かれ、弥生が士郎(草刈正雄)陣営のバラまき資金を宝くじとすり替える奇策も飛び出しました。結果は雅が210票差で颯を制して当選。弥生の“政界潜入”はいよいよ本格化します。 この記事では、各話のネタバレ早見表と詳しい解説に加え、夏目将門(高橋一生)や情報屋・乾(渡部篤郎)の動きをふまえた最終回予想、キャスト・スタッフ、見どころを紹介します。脚本は、石原と『アンナチュラル』(2018年)以来約8年ぶりのタッグとなる野木亜紀子です。
タップできる目次
- 【概要】ドラマ『ポリティカルパン』原作なしの野木亜紀子作品
- ドラマ『ポリティカルパン』最新話まで各話ネタバレ解説!
- 【相関図】『ポリティカルパン』政治と金を取り巻く人間関係
- 【トリビア】たぬきのお札など細部にこだわりが
- ドラマ『ポリティカルパン』最終回ネタバレ予想!弥生が最後に盗むのは政治の金か、それとも“国”そのものか
- ドラマ『ポリティカルパン』キャスト解説!石原さとみ×高橋一生を河合優実、渡部篤郎、草刈正雄らが囲む
- 脚本は野木亜紀子、プロデュースは北野拓、チーフ演出は髙野舞——豪華スタッフが集結
- ドラマ『ポリティカルパン』見どころ解説
- ドラマ『ポリティカルパン』ネタバレ&相関図!可愛いお札にも注目
【概要】ドラマ『ポリティカルパン』原作なしの野木亜紀子作品
| タイトル | ポリティカルパン |
|---|---|
| 放送局 | フジテレビ系 |
| 放送枠 | 水10ドラマ |
| 放送日時 | 2026年10月7日(水)スタート 毎週水曜22:00〜22:54 |
| 配信 | TVerで見逃し配信 |
| 出演 | 如月弥生役/石原さとみ、夏目将門役/高橋一生、小早川雅役/河合優実、乾役/渡部篤郎、小早川士郎役/草刈正雄、岩倉憲之助役/酒向芳、木内賢明役/古舘寛治、風祭大治役/岩松了、本間栄人役/間宮啓行 |
| 脚本 | 野木亜紀子 |
| プロデュース | 北野拓 |
| チーフ演出 | 髙野舞 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| 公式SNS | X・Instagram・TikTok いずれも @politicalupin |
『ポリティカルパン』は、2026年10月7日からフジテレビ系「水10ドラマ」枠で放送中の連続ドラマです。毎週水曜22時から放送されています。 主演は石原さとみ。使われ方が不透明な“政治の金”に目をつけた、史上最強の女ルパン・如月弥生を演じます。物語の舞台となるのは、架空の国・ニッポニアです。 脚本は、数々のヒット作を手がけてきた野木亜紀子によるオリジナル作品。知的な刺激とエッジの効いた世界観で、政界を舞台にした怪盗劇が描かれます。
あらすじ
物語の主人公は、直感とひらめき、そして圧倒的なコミュニケーション能力を武器に人の懐へ入り込む女ルパン・如月弥生です。彼女が目をつけたのは、使われ方が不透明な“政治の金”でした。 架空の国・ニッポニアを舞台に、弥生は怪盗として政界へと潜り込みます。与党の金庫番であるエリート議員と騙し合いを繰り広げながら、ダークな政治の金を根こそぎ鮮やかに奪い取っていきます。 果たして彼女は悪党なのか、それとも正義の味方なのでしょうか。不透明な政治の金の行方が、いよいよ明らかになります。
ドラマ『ポリティカルパン』最新話まで各話ネタバレ解説!
まずは各話で起きた出来事を早見表で振り返ります。「詳しく見る」をタップすると、各話の詳しいネタバレに移動できます。
| 話数(放送日) | 出来事 | 詳細 |
|---|---|---|
| 第1話「箱の中の娘」 (10月7日) | 弥生が雅を総理にする計画を始動、雅は兄・颯と同じ17区から出馬 | 詳しく見る |
| 第2話「17区」 (10月14日) | 弥生が士郎陣営の金を宝くじにすり替え、雅が210票差で当選 | 詳しく見る |
| 第3話 (10月21日) | 放送後に更新します | — |
第1話「箱の中の娘」
あらすじ
日本によく似た国・ニッポニアで、大泥棒として金持ちの家で盗みを働いている弥生(石原さとみ)は、偶然目にしたワイドショーで「ダークな政治の金」にまつわる暴露話を耳にします。 弥生はパウロ(渡部篤郎)という男に接触し、呆れながらも「国会議員になったら政界に詳しい情報屋を紹介してやる」と告げられます。数日後、弥生はクラブで華麗なる政治家一族の娘・雅(河合優実)に接触してある提案を持ちかけ……。
ネタバレ
雅は副総理である士郎(草刈正雄)の娘ですが、素行が悪く遊んでばかり。弥生はそんなスキャンダルまみれの雅に接触し、雅を総理大臣にして札束が詰まっている官房機密費を盗もうと動き出します。 弥生は雅を酔っぱらわせ、雅に総理大臣になるよう説得。雅が「国会議員に俺はなる!立候補します!」と上機嫌になったところを撮影し、雅はインスタに自らアップしたのです。 翌朝自らの行動を後悔する雅でしたが、弥生はパウロとともに説得に当たります。一方千羽県庁では、雅の兄・颯(寛一郎)の出馬のために夏目(高橋一生)が立候補届を準備中。弥生はあえて颯と同じ17区で雅を出馬させることを決めたのでした。 雅は士郎と颯に「私が政治家になったら世襲を止める。選挙制度を改革する」と宣言。弥生は女性議員を増やしたいコンサルとして雅をサポートするふりをして、官房機密費の金庫までたどり着くことを決意します。 そして、雅は無事立候補届を提出したのでした。
感想
石原さとみ演じる弥生のつかみどころのない軽やかさが、とにかく魅力的な第1話でした。酔った勢いで「国会議員に俺はなる!」と叫ぶ雅を、そのままインスタにアップさせてしまう強引さには思わず笑ってしまいます。 一方で、世襲や選挙制度といった重いテーマをさらりと会話に織り込むのは、さすが野木亜紀子脚本。コメディの皮をかぶった政治ドラマとして、今後どこまで踏み込むのか期待が高まる幕開けでした。
第2話「17区」
あらすじ
お宝である首相官邸内の金庫にある官房機密費を盗み出すため、謎の情報屋・パウロこと乾(渡部篤郎)を仲間に引き入れて雅(河合優実)を総理大臣にしようとする弥生(石原さとみ)。国自党をバックに潤沢な資金や組織力を持つ颯(寛一郎)と直接対決することとなります。 そんな中、無所属の八巻(吉田ウーロン太)候補と共に出演したネット番組で、雅と颯は泥沼の兄妹ゲンカをしてしまいます。それをきっかけに、選挙の裏に隠されたポリティカル・マネーが明らかとなり……。
ネタバレ
金がない雅は、父・士郎(草刈正雄)に黙って士郎の実家を担保に銀行から金を借ります。雅は車もなく、走ってポスターを貼り続けました。その様子がSNSで話題となり、颯と比べられ「かわいそう作戦」が成功した雅と弥生。颯は季節の挨拶として、士郎や夏目が支援者にお金を配っていることを知りショックを受けます。 しかし弥生は選挙前から士郎側が金をバラまいていたことに気づき、こっそり金と宝くじを入れ替えていました。気づいた時には選挙期間中で、士郎側は金を配れなくなってしまいます。 泥酔動画が拡散されやる気を失っていた雅でしたが、弥生は雅が英語ペラペラなことに気づきSNSで拡散。一方颯は士郎の演説を断り、自分の力で闘っていくことを決意します。 そんな時、颯の買収工作についての記事が拡散され……。雅は210票差で当選を勝ち取り、颯は比例で何とか当選を果たします。すると士郎は、雅に国自党に入るよう促したのでした。
感想
選挙にまつわるお金の生々しさを、宝くじとのすり替えという痛快なトリックでひっくり返す展開に胸がすく回でした。汗だくでポスターを貼り続ける雅の姿は、河合優実の体当たりの演技もあって思わず応援したくなります。 印象的だったのは、父の金に頼らず自力で戦うと決めた颯の変化です。210票差という僅差の決着も含め、兄妹それぞれが“世襲”と向き合う姿が丁寧に描かれていました。当選直後に士郎が雅を取り込もうとする幕切れも不穏で、次回が待ちきれません。
3話ネタバレ
あらすじ
雅(河合優実)を当選させることに成功した弥生(石原さとみ)は、雅の私設秘書として永谷町に潜り込みます。雅は士郎(草刈正雄)の国自党入りの提案を断り、SNSで雅への誹謗中傷の投稿を繰り返していたアカウント「ワッシー」の開示請求を行いました。 一方国自党の重鎮たちは、選挙資金を盗んだ犯人を探るように夏目(高橋一生)に指示を出します。 動画の出どころは仕事発注サイトで募集されていたため、弥生は幼馴染で泥棒仲間のルイ(きょん)に応募させ、発注者を探ることにし……。
ネタバレ
放送後更新します。
【相関図】『ポリティカルパン』政治と金を取り巻く人間関係
ドラマ『ポリティカルパン』相関図(第3話時点)
【トリビア】たぬきのお札など細部にこだわりが
『ポリティカルパン』の舞台は、日本によく似た架空の国・ニッポニア。現実の日本をベースにしながらも、作中には思わずクスッとさせられる“ニッポニア仕様”の小ネタが随所に仕込まれています。 なかでも話題を集めているのが、肖像がたぬきになった紙幣です。政治の金を盗む物語だけに劇中では札束が映る場面も多く、そのたびに愛らしいたぬきの顔が目に入ります。 地名や固有名詞にもひとひねりが加えられています。政治の中枢である永田町は「永谷町」、千葉県は「千羽県」、Instagramは「Winstagram」として登場。国会議事堂の屋根が赤く塗られているのも、現実とは異なるポイントです。その一方で、「キッザニア」や「参議院」はそのままの名前で出てくるなど、現実と架空の境目の絶妙さも見逃せません。 SNSでは、たぬきの紙幣のかわいさや、現実とフィクションが入り混じる世界観を楽しむ声が多く寄せられています。物語の行方とあわせて、画面の隅々に散りばめられた遊び心にも注目してみてください。
ドラマ『ポリティカルパン』最終回ネタバレ予想!弥生が最後に盗むのは政治の金か、それとも“国”そのものか
ここからは、第2話の展開や放送前に明かされた人物設定をもとに、『ポリティカルパン』の最終回を予想していきます。あくまで現時点での予想なので、物語が進むにつれて随時更新していきます。
弥生の目的は“政治の金の仕組み”を暴くこと?義賊として国民に還元する結末か
公式のあらすじでは、弥生について「悪党か、それとも正義の味方か」という問いが投げかけられています。使われ方が不透明な“政治の金”を狙う以上、彼女の目的は私腹を肥やすことではないと考えるのが自然でしょう。 最終回では、弥生が盗んだ金の流れを白日の下にさらし、裏金の構造そのものを暴く展開が予想されます。盗んだ金を国民に還元する“義賊”としての顔が明かされる一方で、彼女がなぜ政治の金にこだわるのかという過去も、終盤で描かれるかもしれません。
夏目将門は弥生の味方に?「理想を持っていた男」が内側から仕組みを壊す
与党の金庫番・夏目は、弥生と騙し合いを繰り広げる最大のライバルです。ただし高橋一生は夏目について「理想を持っていた人」とコメントしており、社会の暗部に立ち向かえると思っていた男が、いつの間にか仕組みの一部になってしまったという人物像が示されています。 そう考えると、弥生との出会いをきっかけに夏目がかつての理想を取り戻す展開は十分にありえそうです。最終回では、党の金を知り尽くした夏目が内部から裏金の実態を告発する、あるいは弥生の最後の大仕事に手を貸すといった共闘が見られるのではないでしょうか。
ラスボスは小早川士郎?キングメーカーの失脚で政界の構図がひっくり返る
元総理大臣で与党副総裁、そしてキングメーカーとして政界に君臨する小早川士郎。弥生が雅の秘書として小早川家に潜り込むことからも、士郎が支配する政治の金こそが最終的な標的だと考えられます。 士郎の周囲には、総理の座を狙う幹事長・岩倉や、士郎の影に怯えながら人事権を握ろうとする総理・風祭など、それぞれの思惑を抱えた政治家がそろっています。最終回では弥生の仕掛けによって彼らの力関係が崩れ、キングメーカーが失脚するという痛快な結末が予想されます。
小早川雅は父を超える政治家へ?理想を取り戻した娘が物語の“希望”に
大物政治家の娘でありながら、夜遊びを繰り返す日々を送っていた雅。河合優実はその姿を「大きな大きな家からぽろっとこぼれ落ち」と表現しており、自分で自分の志に蓋をしてきた人物だとされています。第2話では兄・颯との選挙戦を210票差で制し、国会議員としての一歩を踏み出しました。 弥生との出会いで目を開かされていく雅は、父・士郎とは異なる政治の形を目指す存在になるのではないでしょうか。当選直後には士郎から国自党入りを促されていますが、最終回では雅が父の影響から抜け出し、自らの理想を掲げる政治家として次の世代への希望を感じさせるラストが描かれそうです。
情報屋・乾の「大きな目的」とは?弥生を利用した復讐か、それとも黒幕か
弥生に政界の情報を流す謎の情報屋・乾。面白半分で協力しているように見えますが、公式には乾自身にも果たしたい大きな目的があると明かされています。 政界のあらゆる情報を握る乾が、なぜ弥生に手を貸すのか。考えられるのは、過去に政界から何らかの被害を受けた人物による復讐という線です。また、弥生を利用して自らの目的を果たそうとしている“黒幕”である可能性も捨てきれません。終盤で乾の真意が明かされたとき、物語が大きく反転するかもしれません。
木内と本間、2人のベテラン秘書が握る“秘密”が勝敗を分ける?
士郎の秘書・木内は、陰で画策しながら秘密と金を守り抜く忠実な側近です。一方、夏目の秘書・本間はキャリア40年のベテランで、夏目が唯一本音を言える相手とされています。 政治の金の流れを最も近くで見てきたのは、実は彼ら秘書たちです。最終回では、木内が守り抜いてきた秘密が暴かれる、あるいは本間が夏目の背中を押すといった形で、秘書の存在が勝負の決め手になる展開も考えられます。
野木亜紀子作品らしい結末に?痛快さとほろ苦さが同居するラストを予想
脚本の野木亜紀子は、『アンナチュラル』(2018年)や『MIU404』(2020年)などで、社会の問題を鋭く描きながらも希望を残す結末を描いてきました。一方で、すべてがきれいに解決するのではなく、問題の根深さを視聴者に突きつける余韻を残すのも野木作品の特徴です。 本作でも、弥生が政治の金を鮮やかに盗み出す痛快な結末が期待される一方、政治と金の問題そのものは完全には解決しないというほろ苦いラストになるのではないでしょうか。怪盗ものらしく、弥生が次の標的に向けて姿を消す——そんな余韻のある幕切れを予想します。
ドラマ『ポリティカルパン』キャスト解説!石原さとみ×高橋一生を河合優実、渡部篤郎、草刈正雄らが囲む
如月弥生役/石原さとみ

主演の石原さとみが演じるのは、怪盗・如月弥生です。掴みどころがなく、何を考えているのか読ませない自由奔放でミステリアスな人物で、標的に狙いを定めたときの切り替えの鋭さが持ち味。弥生は野木亜紀子が石原に当て書きしたキャラクターだといいます。 石原は2003年のデビュー以来、ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014年)や『アンナチュラル』(2018年)、映画『シン・ゴジラ』(2016年)、『ミッシング』(2024年)など数々の話題作に出演してきました。確かな演技力と存在感で第一線を走り続ける彼女が、本作ではこれまでにない新たなキャラクターに挑んでいます。
夏目将門役/高橋一生

与党の金庫番を任されたエリート議員・夏目将門を演じるのは高橋一生です。元財務官僚で、与党の経理局長として党の金を管理する立場。常にスマートに立ち回り、決して敵を作らない一方で、裏では猛烈な皮肉屋という顔ものぞかせます。 高橋は『カルテット』(2017年)や大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)などに出演。関西テレビ制作の『僕らは奇跡でできている』(2018年)や『岸辺露伴は動かない』シリーズ(2020年〜)でも、幅広い役柄を変幻自在に演じ分けてきました。フジテレビ制作の連続ドラマへの出演は、2017年の『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』以来およそ9年ぶりとなります。 夏目について高橋は「夏目将門は、理想を持っていた人です」とコメント。社会の暗部に立ち向かえると思っていた男が、いつの間にかその仕組みの一部になっている——そんな夏目が大泥棒との出会いでどう動くのかが見どころです。
小早川雅役/河合優実

大物政治家の娘・小早川雅を演じるのは河合優実です。父は政界に君臨するキングメーカーですが、雅自身は夜遊びを繰り返す日々を送っていました。そんな彼女に政治の金を狙う弥生が目をつけ、雅の秘書という立場で小早川家に入り込んでいきます。 河合は2019年のデビュー後、映画『由宇子の天秤』(2021年)と『サマーフィルムにのって』(2021年)の演技で第64回ブルーリボン賞新人賞を受賞しました。『不適切にもほどがある!』(2024年)で1980年代の不良少女を演じて一躍脚光を浴び、2025年には『あんのこと』(2024年)で第48回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いています。本作がフジテレビ系連続ドラマ初出演となります。 雅について河合は「大きな大きな家からぽろっとこぼれ落ち、やさぐれて、あばれて、逃げて」と表現しています。自分で自分の志に蓋をしてきた雅が、弥生によって再び目を開かされていく——。ぶれながらも理想を追うことを諦めない姿が、物語に希望をもたらしそうです。
乾役/渡部篤郎

渡部篤郎が演じるのは、謎の情報屋・乾です。独自の情報網を駆使してニッポニア政界のあらゆる情報を集め、流している人物。そのウワサを聞きつけて訪ねてきた弥生から「政治の金を盗む」という目的を聞き、面白半分で政界の情報を流しはじめます。ただし乾自身にも、果たしたい大きな目的があるようで…。 渡部は主演から助演まで幅広い役柄を演じてきた実力派です。フジテレビ系のドラマだけでも『ルパンの娘』シリーズ(2019年、2020年)や『さよならノワール』(2026年)などに出演を重ねてきました。2026年は連続テレビ小説『ブラッサム』でヒロインの父親役を務めているほか、Netflixシリーズ『ダウンタイム』、DMM TV『幸せカナコの殺し屋生活2』にも出演するなど、話題作が続いています。 野木亜紀子脚本のドラマに出演するのは、本作が初めて。乾は野木が渡部に当て書きしたキャラクターで、渡部は「石原さとみさん、高橋一生さん、河合優実さんという、素晴らしい俳優さんたちと一緒に自分が演じるということを聞いて、自分としても相当な覚悟で臨まなければいけないと思いました」とコメントしています。
小早川士郎役/草刈正雄

政界の絶対的権力者・小早川士郎を演じるのは草刈正雄です。自身も元総理大臣で、現在は与党の副総裁としてキングメーカーの座に君臨する人物。親子二代にわたって総理大臣を輩出した政治家一族の当主でもあります。義理人情を重んじる一方で、それに反した相手は徹底的に潰す冷徹さを持ち、同時にどんな人でも瞬時に取り込む人たらしの顔も併せ持ちます。娘・雅(河合優実)の秘書として政界に潜り込んだ弥生が、この男の支配する政治の金を盗み出せるのかが物語の軸になります。 草刈は『真田丸』(2016年)の真田昌幸役で改めて注目を集め、『おじさまと猫』(2021年)や『小さい頃は、神様がいて』(2025年)、映画『記憶にございません!』(2019年)など幅広いジャンルで存在感を放ってきました。野木亜紀子作品への出演は本作が初めてです。 撮影については「専門用語が多く、セリフを覚えるのには少し苦労しました」と明かしつつ、現場は穏やかで明るい雰囲気だったと語っています。
岩倉憲之助役/酒向芳

与党幹事長・岩倉憲之助を演じるのは酒向芳です。小早川士郎(草刈正雄)の指名で幹事長ポストに就き、若い頃から従順に仕えてきた党の実力者。ただし総理の座を狙う野心家の一面ものぞかせます。 酒向は野木亜紀子作品の常連と言える俳優です。『MIU404』(2020年)で演じた刈谷貴教を映画『ラストマイル』(2024年)でも再演し、『海に眠るダイヤモンド』(2024年)にも出演してきました。フジテレビ制作の連続ドラマとしては『愛の、がっこう。』(2025年)に続く出演となります。 役づくりについて酒向は「岩倉は自分であり、自分は岩倉なんでしょう、きっと」とコメント。キャスティングの時点で8割は決まっていて、残りの2割を現場でどう表現するかだという趣旨を語っています。
木内賢明役/古舘寛治
小早川士郎(草刈正雄)の秘書・木内賢明を演じるのは古舘寛治です。政界の絶対的支配者に長年仕えてきた忠実な側近で、陰で画策しながら秘密と金を守り抜く役回りになります。 古舘も野木亜紀子作品ではおなじみの俳優です。『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)に始まり、滝藤賢一とのダブル主演で野木が脚本を手がけた『コタキ兄弟と四苦八苦』(2020年)、映画『罪の声』(2020年)などで組んできました。そのほか『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)や『リーガル・ハイ』第2期(2013年)でも確かな演技力を見せています。 本人は「久しぶりの野木さんとの仕事で喜びを噛み締めています」とコメント。「喜劇というのは真面目にやればやるほど面白くなるもの」という言葉どおり、今回も喜劇俳優としての持ち味が引き出されそうです。
風祭大治役/岩松了
内閣総理大臣・風祭大治を演じるのは岩松了です。表向きはニッポニアのトップとして政権を率いていますが、実態は小早川士郎(草刈正雄)の後押しで擁立された操り人形。キングメーカーの影に怯えながら、官邸と党内の人事権を握ろうと画策するという、なんとも人間くさい総理大臣です。 岩松は俳優であると同時に、岸田國士戯曲賞を受けた劇作家・演出家としても知られる存在。『時効警察』シリーズ(2006年〜)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)など、数多くの作品で独自の存在感を発揮してきました。野木亜紀子作品への出演は『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(2018年)以来となります。 役柄については「まるでツキのない人生を送ってきた人がたまさか権力者の立場に立たされたけど、どうしても体になじまない」総理大臣だと語り、だからこそ演じるのが面白そうだと感じたと明かしています。
本間栄人役/間宮啓行
夏目将門(高橋一生)の秘書・本間栄人を演じるのは間宮啓行です。キャリア40年を誇るベテラン秘書で、政界の表も裏も知り尽くした生き字引。夏目が唯一本音を言える相手として、静かに支えます。 間宮は舞台を中心にキャリアを重ねてきた俳優です。2022年に開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本版には2023年から参加し、エイモス・ディゴリー、ダンブルドア、スネイプの3役を演じてきました。2024年にテレビドラマへ初出演すると、『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年)で民放の連続ドラマに初出演して話題を集めています。フジテレビ系の連続ドラマ、そして野木亜紀子作品への出演は、いずれも本作が初めてです。 本人は「ややこしい政治用語が飛び交って噛みそうですが、脚本が面白くて」とコメント。真面目さとちょっとした一言が魅力のキャラクターだと語っています。
脚本は野木亜紀子、プロデュースは北野拓、チーフ演出は髙野舞——豪華スタッフが集結
脚本/野木亜紀子
脚本を担当するのは、野木亜紀子です。『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)、『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)、『フェンス』(2023年)など、数々のヒットドラマを手がけてきました。 さらに映画『罪の声』(2020年)で第44回、『ラストマイル』(2024年)で第48回の日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞しています。ユーモアに富んだ会話劇と、現代社会を鋭く切り取る視点に定評がある実力派です。本作は、そんな野木のオリジナル最新作となります。 なお野木がフジテレビの連続ドラマを手がけるのは、14年ぶりのこと。長く他局を主戦場としてきた書き手が、久々にこの枠へ戻ってきました。
プロデュース/北野拓

プロデュースを務めるのは、フジテレビの北野拓です。NHK記者出身という異色の経歴を持ち、社会性のある題材を鋭いエンターテインメント作品へと落とし込む手腕で知られます。 野木とは『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(2018年)、そして第61回ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞した『フェンス』(2023年)に続き、三度目のタッグとなります。野木が14年ぶりにフジテレビの連続ドラマを書くことになったのも、この北野がフジテレビへ移籍したことがきっかけでした。 企画の立ち上げはおよそ2年前。夏目役は野木との話し合いで真っ先に高橋一生の名が挙がったといい、北野と高橋は大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)の現場で助監督として出会って以来、およそ10年ぶりの再会となりました。
チーフ演出/髙野舞

チーフ演出として参加するのは、髙野舞です。『いちばんすきな花』(2023年)や『silent』(2022年)などで繊細な人間模様を描き、多くの視聴者を魅了してきました。 強力なスタッフ陣とともに、政界を舞台にしたスタイリッシュな映像世界を立ち上げています。
ドラマ『ポリティカルパン』見どころ解説
石原さとみ×野木亜紀子が約8年ぶりにタッグ

最大の見どころは、主演の石原さとみと脚本の野木亜紀子が約8年ぶりに再タッグを組んだ点です。ふたりがともに作品を手がけるのは、『アンナチュラル』(2018年)以来となります。 法医学者・三澄ミコトを演じた石原が、今度は大泥棒・如月弥生として新境地を開拓。名コンビの再結集が、軽快で痛快な怪盗劇を生み出しています。
“政治の金”を狙う怪盗エンターテインメント
“政治の金”という、この国ではタブー視されがちなテーマに切り込む点も見どころです。使われ方が不透明な政治の金に目をつけた女ルパンが、政界の裏側を鮮やかに暴いていきます。 野木亜紀子ならではの鋭い社会風刺とエンターテインメント性が融合した、知的でスリリングな怪盗劇が展開されます。
架空の国ニッポニアで繰り広げる騙し合い
物語の舞台が、架空の国・ニッポニアである点もユニークです。フィクションならではの自由な世界観のなかで、弥生と与党の金庫番議員・夏目将門(高橋一生)による、緊迫した騙し合いが繰り広げられます。 何を考えているのか読ませない夏目というキャラクターと、テンポの良い会話劇。“野木節”が炸裂する頭脳戦から、目が離せません。
実力派が顔をそろえた政治家キャスト
弥生が相手取る政界側に、草刈正雄、酒向芳、岩松了、古舘寛治、間宮啓行という実力派がそろいました。副総裁に幹事長、総理大臣、そして彼らに仕える秘書たち——権謀術数が渦巻く布陣です。 注目したいのは、野木亜紀子作品の常連と初参加組が入り混じっている点。酒向と古舘は野木脚本の作品に何度も呼ばれてきた顔ぶれで、勝手知ったる呼吸が会話劇の密度を支えます。岩松も『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(2018年)以来の合流です。 一方で草刈と間宮、情報屋・乾を演じる渡部篤郎、そして夏目役の高橋一生は、いずれも野木作品への出演が今回初めて。河合優実にとっても、フジテレビ系の連続ドラマは本作が初出演となります。
ドラマ『ポリティカルパン』ネタバレ&相関図!可愛いお札にも注目
直感とひらめきを武器に政界へ潜り込み、“政治の金”を盗み出す——。石原さとみが史上最強の女ルパン・如月弥生を演じるドラマ『ポリティカルパン』は、2026年10月7日(水)からフジテレビ系「水10ドラマ」枠で放送中です。第2話では雅が210票差で当選を果たし、弥生の官房機密費を狙う計画はいよいよ永谷町へと舞台を移しました。 弥生の前に立ちはだかる与党の金庫番議員・夏目将門を演じるのは高橋一生。河合優実、渡部篤郎、草刈正雄ら実力派が脇を固め、脚本は野木亜紀子が手がけています。 架空の国ニッポニアで繰り広げられる、痛快な怪盗エンターテインメント。騙し合いの行方を、ぜひリアルタイムで見届けてください。




