2026年10月5日更新

ドラマ『チュノ~推奴~』あらすじ・キャスト解説!奴婢を追う男と逃亡将軍の宿命を描く時代劇

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『チュノ~推奴~』
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2010年に韓国KBS2で放送され、最高視聴率35.9%を記録した時代劇『チュノ~推奴~』。逃げ出した奴婢を捕らえて報酬を得る「推奴師」を主人公に、身分制度に翻弄される男女の運命を描いた骨太な作品です。 主演のチャン・ヒョクが鍛え抜いた肉体で挑んだアクションは韓国で大きな反響を呼び、同年のKBS演技大賞では大賞に輝きました。この記事では、『チュノ~推奴~』のあらすじ・キャストを解説していきます。

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ドラマ『チュノ~推奴~』作品概要・あらすじ【ネタバレなし】

タイトルチュノ~推奴~
原題추노
韓国放送期間2010年1月6日~2010年3月25日(KBS2)
話数全24話
日本での展開2010年10月22日DVDレンタル開始 , 2010年11月1日M-netで放送開始
演出クァク・ジョンファン
脚本チョン・ソンイル
出演イ・テギル役/チャン・ヒョク , ソン・テハ役/オ・ジホ , オンニョン役/イ・ダヘ , ファン・チョルン役/イ・ジョンヒョク , オッポク役/コン・ヒョンジン , チェ将軍役/ハン・ジョンス , ワンソン役/キム・ジソク , ソルファ役/キム・ハウン , チョン・ジホ役/ソン・ドンイル
最高視聴率35.9%(韓国全国)
主な受賞歴2010年KBS演技大賞 大賞(チャン・ヒョク) , ソウルドラマアワード2010 ミニシリーズ部門作品賞 , 第39回国際エミー賞 主演男優賞ノミネート(チャン・ヒョク)

『チュノ~推奴~』は、17世紀半ばの朝鮮王朝を舞台にした全24話の時代劇です。タイトルの「推奴(チュノ)」とは、主人のもとから逃げた奴婢を追跡し、連れ戻す仕事を指します。 物語の中心にいるのは、推奴師として生きる男、無実の罪で奴婢に落とされた元武将、そして名を変えて生きる女性の3人。それぞれの思惑が交差するなか、王宮の権力争いまでもが絡み合い、スケールの大きなドラマが展開していきます。 演出を手がけたのはクァク・ジョンファン、脚本はチョン・ソンイルです。従来の宮廷劇とは一線を画す“泥くさく”生々しい映像と迫力のアクションが支持を集め、韓国では放送期間中に7週連続で視聴率首位を独走しました。

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あらすじ

名門の両班家に生まれたイ・テギルは、屋敷で働く奴婢の娘オンニョンと身分違いの恋に落ちていました。しかしある夜、オンニョンの兄クンノムが屋敷に火を放ち、テギルの一家は没落。オンニョンも行方知れずとなってしまいます。 それから10年。顔に傷を負ったテギルは、腕利きの推奴師として名を知られる存在になっていました。仲間のチェ将軍、ワンソンとともに逃亡奴婢を捕らえて稼ぐ日々のなか、彼が肌身離さず持っているのはオンニョンを描いた一枚の似顔絵です。 一方、かつて昭顕世子に仕えた勇将ソン・テハは、世子の急死後に濡れ衣を着せられ、奴婢の身分に落とされていました。世子の遺児を守るため、テハは決死の覚悟で脱走を図ります。 高額の報酬と引き換えに、テハの追跡を引き受けたテギル。しかし逃亡の途中でテハが出会う女性こそ、名を変えて生きるオンニョンでした——。追う者と追われる者、そしてふたりの間で揺れるひとりの女性——3人の運命は、やがて国を揺るがす陰謀へと飲み込まれていきます。

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ドラマ『チュノ~推奴~』キャスト解説!チャン・ヒョク×オ・ジホ×イ・ダヘら実力派が集結

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イ・テギル役/チャン・ヒョク

チャン・ヒョク
©女性チャンネル♪LaLa TV

主人公のイ・テギルは、逃亡した奴婢を捕らえて生計を立てる推奴師です。もとは両班の家の息子でしたが、ある事件で一家が没落し、すべてを失いました。荒っぽい言動の裏には、生き別れたオンニョンへの一途な想いと深い孤独が隠されています。 演じたチャン・ヒョクは、ドラマ『ありがとうございます』(2007年)や『運命のように君を愛してる』(2014年)、『ボイス~112の奇跡~』(2017年)で主演を務めてきた俳優です。本作では撮影に向けて体を徹底的に鍛え上げ、野性味あふれるテギルを熱演。2010年のKBS演技大賞で大賞を受賞したほか、国際エミー賞の主演男優賞にもノミネートされました。

ソン・テハ役/オ・ジホ

ソン・テハは、昭顕世子に仕えて武勇をとどろかせた元武将です。世子の急死後に濡れ衣を着せられ、奴婢の身分に落とされてしまいました。それでも忠義を捨てず、遺された王孫を守るため命がけの逃亡を続けます。 テハを演じたオ・ジホは、ドラマ『ファンタスティック・カップル』(2006年)のようなラブコメディで人気を集めてきた俳優。本作では一転して寡黙な武人役に挑み、重厚な存在感で新境地を切り開きました。2010年のKBS演技大賞では、中編ドラマ部門の優秀演技賞を受賞しています。

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オンニョン役/イ・ダヘ

オンニョンは、かつてテギルの家で働いていた奴婢の娘です。身分の差を越えてテギルと想い合っていたものの、兄が起こした事件を境に屋敷から姿を消しました。10年後の彼女は「キム・ヘウォン」と名を変え、両班の娘として暮らしています。逃亡中のテハと出会ったことで、彼女の運命も大きく動き出すのでした。 演じたイ・ダヘは、ドラマ『マイ・ガール』(2005年)でブレイクし、『ミス・リプリー』(2011年)でも主演を務めた女優です。本作では、過去を隠して生きるヒロインの揺れる心を繊細に表現しました。チャン・ヒョクとともに、2010年KBS演技大賞のベストカップル賞にも選ばれています。

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ファン・チョルン役/イ・ジョンヒョク

ファン・チョルンは、テハと同期の武官です。いつもテハの後ろを追う立場だったため、憧れと嫉妬が入り混じった複雑な感情を抱えています。権力者の命を受け、逃亡したテハを執拗に追い詰めていく人物です。 演じたイ・ジョンヒョクは、映画『マルチュク青春通り』(2004年)で強烈な印象を残した俳優。ドラマ『紳士の品格』(2012年)でも存在感を発揮しました。本作では屈折したエリート武官の内面を、鋭いまなざしで体現しています。

オッポク役/コン・ヒョンジン

オッポクは、借金を返せず奴婢として売られた男です。銃の名手で、奴婢として生きる理不尽さに強い怒りを抱えています。“人間らしく生きたい”と願う奴婢たちの思いを背負う人物で、物語のもうひとつの軸を担う存在と言えるでしょう。 演じたコン・ヒョンジンは、映画やドラマで個性豊かな役柄を数多くこなしてきた実力派。本作では、素朴さと激しさをあわせ持つオッポクを説得力たっぷりに演じました。

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チェ将軍役/ハン・ジョンス

チェ将軍は、テギル率いる推奴師チームの一員です。武官への道を断たれた元両班で、冷静な判断力と確かな武術の腕でテギルを支えます。荒くれ者ぞろいのチームにおいて、頼れる兄貴分と呼べる存在でしょう。 演じたハン・ジョンスは、ドラマや映画で活躍してきた俳優です。本作では落ち着いた佇まいと迫力ある立ち回りで、チームの精神的支柱を体現しました。

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ワンソン役/キム・ジソク

ワンソンは、推奴師チームの弟分です。スリの腕前を自慢するお調子者で、口がうまく女性にも目がありません。シリアスな展開が続く物語のなかで、場を和ませるムードメーカーとして活躍します。 演じたキム・ジソクは、のちにドラマ『椿の花咲く頃』(2019年)のノ・ギュテ役でも注目を集めた俳優です。本作では憎めない愛嬌でチームの空気を明るくしています。

ソルファ役/キム・ハウン

ソルファは、テギルたちと行動をともにするようになる紅一点です。幼いころから過酷な環境を生き抜いてきたたくましさと、明るく奔放な性格の持ち主。旅の途中でテギルと出会い、しだいに彼に惹かれていきます。 演じたキム・ハウンは、本作のソルファ役で一躍注目を浴びた女優です。陽気さの奥に寂しさをのぞかせる演技が、多くの視聴者の心をつかみました。

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チョン・ジホ役/ソン・ドンイル

チョン・ジホは、テギルたちと獲物を奪い合うライバルの推奴師です。手下を引き連れて派手に立ち回る親分肌で、コミカルな言動が物語に独特のアクセントを加えます。 演じたソン・ドンイルは、ドラマ『応答せよ1988』(2015年)でも知られる名バイプレーヤー。本作の怪演が評価され、2010年KBS演技大賞の助演男優賞に輝きました。

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ドラマ『チュノ~推奴~』は身分の壁に抗う人々を描いた不朽の名作時代劇

奴婢を追う者と追われる者——相容れない立場に置かれた人々が、それぞれの信念を胸に激しくぶつかり合う『チュノ~推奴~』。2010年の放送から時を経ても、物語の熱量は色あせません。 主演のチャン・ヒョクが体現したテギルの一途な想いと、息をのむような迫力のアクションは本作ならではの魅力です。身分制度という巨大な壁に翻弄されながらも、懸命に生き抜こうとする人々の姿を、ぜひその目で見届けてください。