映画『コロニー/群体』あらすじ・キャスト解説!ヨン・サンホ監督が描く“進化する感染者”の恐怖
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)で世界に「Kゾンビ」旋風を巻き起こしたヨン・サンホ監督。その最新作『コロニー/群体』が、2027年1月1日(金)に日本で公開されます。 舞台は、未知のバイオテロによって封鎖されたソウル都心の超高層ビル。集団知性を持ち、進化を続ける感染者たちから、生存者は逃げ切れるのか——。韓国で興行収入4週末連続No.1を記録し、アジア10カ国でもNo.1に輝いたメガヒット作です。 この記事では、『コロニー/群体』のあらすじ・キャスト・見どころを解説していきます。
映画『コロニー/群体』作品概要
| タイトル | コロニー/群体 |
|---|---|
| 英題 | COLONY |
| 公開日 | 2027年1月1日(金)全国公開 |
| 監督 | ヨン・サンホ |
| 脚本 | ヨン・サンホ , チェ・ギュソク |
| 出演 | クォン・セジョン役/チョン・ジヒョン , ソ・ヨンチョル役/ク・ギョファン , ヒョンソク役/チ・チャンウク , スルヒ役/シン・ヒョンビン , ヒョンヒ役/キム・シンロク , ギュソン役/コ・ス |
| 製作国・製作年 | 韓国 , 2026年 |
| 上映時間 | 123分 |
| レーティング | PG12 |
| 字幕翻訳 | 根本理恵 |
| 配給 | ギャガ |
| 出品歴 | 第79回カンヌ国際映画祭 ミッドナイト・スクリーニング部門 第39回東京国際映画祭 クロージング作品 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
『コロニー/群体』は、『新感染』シリーズを手がけたヨン・サンホが監督・脚本を務める韓国発のパニック・アクションです。2026年5月の第79回カンヌ国際映画祭ではミッドナイト・スクリーニング部門でワールドプレミア上映され、約7分間のスタンディングオベーションに包まれました。 韓国では2026年5月21日に公開され、興行収入4週末連続No.1を記録。さらにマレーシア、台湾、フィリピン、シンガポール、香港、ベトナム、カンボジア、タイ、インドネシアを含むアジア10カ国でもNo.1を獲得しています。 邦題の「コロニー」は、同じ種の生物が群れや集団を形づくっている状態を指す言葉です。そのタイトルどおり、感染者たちが「群体」となって押し寄せる絶体絶命のサバイバルが描かれます。
あらすじ【ネタバレなし】
ソウル都心にそびえる超高層ビルで、突如として未知のバイオテロが発生します。ビルは瞬く間に封鎖され、中に取り残された人々は逃げ場を失ってしまいました。 その中のひとりが、バイオテクノロジー教授のクォン・セジョン。粘る糸を引きながら猛スピードで襲いかかる“未知の感染者たち”を前に、彼女はある事実に気づきます——ヤツらは集団知性を持ち、進化し続けているのです。 セジョンたち生存者は感染者の群れから逃げ切り、超高層ビルを脱出できるのでしょうか。
映画『コロニー/群体』キャスト解説!チョン・ジヒョン×ク・ギョファン×チ・チャンウクら豪華キャストが集結
クォン・セジョン役/チョン・ジヒョン

主人公のクォン・セジョンを演じるのは、『猟奇的な彼女』(2001年)で日本でも広く知られるチョン・ジヒョンです。本作は『暗殺』(2015年)以来、11年ぶりのスクリーン復帰作となりました。 セジョンは、封鎖されたビルに取り残されたバイオテクノロジー教授。極限状況のなかでも仲間を率いて突き進む主人公を、圧倒的な存在感と身体性で体現しています。出演作がカンヌ国際映画祭に正式招待されたのは、本作が初めてです。
ソ・ヨンチョル役/ク・ギョファン

バイオテロのカギを握る生物学者、ソ・ヨンチョル博士を演じるのはク・ギョファンです。『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)や『寄生獣 -ザ・グレイ-』(2024年)に出演し、ヨン・サンホ作品で異彩を放ってきた常連俳優と言えるでしょう。 「天才」と称される生物学者が、未知の感染とどう関わっているのか。物語の核心に迫る重要人物として、その一挙手一投足から目が離せません。
ヒョンソク役/チ・チャンウク
ビルの警備員・ヒョンソクを演じるのは、『ヒーラー〜最高の恋人〜』(2014年)で知られるチ・チャンウクです。ヒョンソクは、ビルを訪れていた姉のヒョンヒを守るために奔走します。 アクションに定評のあるチ・チャンウクが、家族を守るために戦う警備員をどう演じるのかに注目です。
スルヒ役/シン・ヒョンビン
シン・ヒョンビンが演じるのは、ビルの外から救出に奔走する教授・スルヒです。ドラマ『賢い医師生活』(2020年)で知られる実力派で、本作では封鎖されたビルの外側から事態の収束に挑みます。 ビルの中の生存者たちと、外の救出側。ふたつの視点が交差することで、物語にいっそうの緊迫感が生まれるでしょう。
ヒョンヒ役/キム・シンロク
ヒョンソクの姉・ヒョンヒを演じるのは、キム・シンロクです。ヨン・サンホが手がけたドラマ『地獄が呼んでいる』(2021年)にも出演し、強烈な印象を残しました。 弟とのランチのためにビルを訪れ、事件に巻き込まれてしまうヒョンヒ。弟のヒョンソクとともに、封鎖されたビルの中で生き延びる道を探ることになります。
ギュソン役/コ・ス
セジョンの元夫で、同じく教授のギュソンを演じるのはコ・スです。本作には特別出演というかたちで参加しています。 かつて夫婦だったふたりが、極限状況でどう向き合うのか。主人公セジョンとの関係性が物語にどう影響するのかも見逃せません。
監督はヨン・サンホ——「Kゾンビ」旋風を巻き起こした韓国ジャンル映画の旗手

監督を務めるのは、韓国を代表するジャンル映画の作り手、ヨン・サンホです。アニメーション監督として出発し、長編アニメ『豚の王』(2011年)で注目を集めました。 初の実写長編『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)はカンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門で上映され、世界中に「Kゾンビ」旋風を巻き起こす大ヒット作となります。続く『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)では、その世界観をさらにスケールアップさせました。 ドラマでもNetflixシリーズ『地獄が呼んでいる』(2021年)や『寄生獣 -ザ・グレイ-』(2024年)を手がけ、日本のドラマ『ガス人間』(2026年)では脚本とエグゼクティブ・プロデューサーを担当。本作の脚本は、ヨン・サンホとチェ・ギュソクが共同で執筆しています。
映画『コロニー/群体』の見どころを解説

集団知性を持つ感染者——これまでにない“進化する”群れの恐怖
本作最大の見どころは、集団知性を持ち、進化を続ける感染者たちの存在です。粘る糸を引きながら猛スピードで迫るヤツらは、本能のままに人を襲う従来のゾンビとは一線を画しています。 ティザービジュアルに描かれているのは、大量の感染者が群れとなってこぼれ出す衝撃的な光景。キャッチコピー「感染も、進化も、超高速。」が示すとおり、人間の想像を超えるスピードで変化していく「群体」の恐怖が観る者を追い詰めます。
逃げ場なき超高層ビル——封鎖空間で繰り広げられるノンストップ・サバイバル

舞台となるのは、バイオテロによってロックダウンされたソウル都心の超高層ビルです。外へ逃げられない閉鎖空間で、生存者たちは感染者の群れと向き合わなければなりません。 『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)が高速鉄道という限られた空間で観客を圧倒したように、本作でも縦に伸びる巨大な密室が極限の緊張感を生み出します。ビルの内部と外部、それぞれの立場で奔走する人々のドラマにも注目です。
チョン・ジヒョン×実力派キャスト——極限状況で光る新たな主人公像
主演のチョン・ジヒョンは、『猟奇的な彼女』(2001年)で見せたチャーミングな姿とは異なり、本作では極限状況で仲間を導く強く、たくましいリーダーを演じています。 ク・ギョファンをはじめ、チ・チャンウク、シン・ヒョンビン、キム・シンロク、コ・スと、韓国エンタテインメント界を代表する俳優陣が集結しました。豪華キャストのアンサンブルが、物語をさらに厚みのあるものにしています。
中村悠一ナレーションの特報——東京国際映画祭のクロージング作品にも選出
日本版の特報では、声優の中村悠一がナレーションを担当しています。高層ビルの日常が一変し、感染者が容赦なく飛びかかる映像に加え、大量の感染者が一様に上を向きながら震える異様な姿も映し出されました。 さらに本作は、第39回東京国際映画祭(2026年10月26日〜11月4日)のクロージング作品に選出。11月4日の上映にあわせて、ヨン・サンホ監督、ヤン・ユミンプロデューサー、ク・ギョファンの来日も発表され、日本での初お披露目の場として注目を集めました。
映画『コロニー/群体』は2027年1月1日(金)全国公開!進化する感染者の群れから生き延びろ

集団知性を持ち、超高速で進化する感染者たち——ヨン・サンホが『新感染』シリーズの先に描くのは、逃げ場のない超高層ビルを舞台にした新たな恐怖です。主演はチョン・ジヒョン。仲間を率いるセジョンの姿が、極限のサバイバルを牽引します。 韓国とアジア10カ国でNo.1に輝いた話題作は、2027年1月1日(金)に全国公開。迫り来る「群体」から生存者たちが逃げ切れるのか、ぜひ劇場で見届けてください。
