映画『スティーブ・ジョブズ』あらすじ・キャスト【2016年2月全国公開!】

2017年7月6日更新

Appleに多くのイノベーションを働きかけ、人々の生活を一変させた世紀の天才スティーブ・ジョブズですが2013年に上映された映画から新たな視点でスティーブ・ジョブズを描く映画が制作されます。

2016年2月全国公開!映画『スティーブ・ジョブズ』

2011年にこの世を去るまで、アップルの共同設立者として世界を変えてきた男、スティーブ・ジョブズの映画が再び公開されます!

本作は、2013年には描かれることのなかった人物や、ジョブズの過去をより詳しく描かれるとされており、アカデミー賞の前哨戦にあたるゴールデングローブ賞で4部門にノミネート、2013年版を上回る出来が予測されます。公開日は2016年の2月12日です!

ジョブズの3つのプレゼンテーションを描く!映画『スティーブ・ジョブズ』あらすじ

今回の『スティーブ・ジョブズ』はジョブズの伝記映画ではありません。この映画はジョブズが行った3つのプレゼンテーションの舞台裏を描く、ただそれだけの映画です。

その3つのプレゼンテーションとは1984年の「Macintosh」、1988年の「NeXT Cube」、1998年の「iMac」。映画は120分、それぞれのプレゼンテーション直前の40分の舞台裏を描いた作品になります。

1984年「Macintosh」

Macintosh発表会の40分前、「ハロー」とあいさつするはずのマシンがあいさつをしないというトラブルが発生していました。普通なら諦めて演出を変えるところですが、ジョブズは諦めようとしません。そこへ元恋人のクリスアンが、娘のリサを連れてやってきて……。

1988年「NeXT Cube」

アップルをクビになったジョブズは、アップルから引き抜いた社員数人とともに「ネクスト」という会社を立ち上げます。「ネクスト」が大学などの高等教育市場向けに開発したコンピューターが「NeXT Cube」です。会社の資金も底を尽きかけていたジョブズは起死回生の一手を打てるのでしょうか?

1998年「iMac」

立て直しのためにアップルに舞い戻ったジョブズ。倒産寸前の状況をひっくり返すには、圧倒的な製品を作ることと、圧倒的なプレゼンをすることが必要でした。ジョブズはアップルの未来を背負い、一世一代のプレゼンの舞台に立ちます。

新『スティーブ・ジョブズ』キャスト紹介!

スティーブ・ジョブズ/マイケル・ファスベンダー!

『スティーブ・ジョブズ』にてスティーブ・ジョブズを演じるのは『X-MEN:フューチャー&パスト』でマグニートーを演じたマイケル・ファスベンダーです!前回ジョブズを演じたアシュトン・カッチャーを超える演技に期待がかかりますね!

スティーブ・ウォズニアック/セス・ローゲン

アップル初のヒット製品「アップルⅡ」を製作したことで知られるスティーブ・ウォズニアック。彼なくして、アップルの成功はありえませんでした。

スティーブ・ウォズニアックは『The interview』や『40歳の童貞男』で知られるセス・ローゲンが演じます。コメディ俳優である彼が演じる、ウォズニアックはどのようなものになるのでしょうか?

ジョアンナ・ホフマン/ケイト・ウィンスレット

元マッキントッシュのマーケティング主任だったジョアンナ・ホフマン役を演じるのは、ダイバージェントなどに出演している、ベテラン女優のケイト・ウィンスレットが演じます!

ジョアンナ・ホフマンは、初めて開発チームに加わった女性エンジニアで、ジョブズの歴史を語る上で重要な人物です。しかし2013年には彼女の存在は描かれておらず、新作『スティーブ・ジョブズ』では重点を置かれるキャラクターになることが予測されます。

クリスアン・ブレナン/キャサリン・ウォーターストン

ジョブズが若いころに付き合っていたクリスアン・ブレナンをキャサリン・ウォーターストンが演じます。キャサリン・ウォーターストンはハリー・ポッタースピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にヒロインとして出演予定です。

ジョン・スカリー/ジェフ・ダニエルズ

ジョブズがペプシコから引き抜いたアップルのCEOジョン・スカリーを演じるのはジェフ・ダニエルズ。ジェフ・ダニエルズは2016年2月5日公開の映画『オデッセイ』に出演することが決定しています。

監督と脚本家は最強コンビ!

脚本は『ソーシャルネットワーク』のアーロン・ハーキン。そして、監督はというと『スラムドッグ・ミリオネア』のダニー・ボイルという最強コンビで『スティーブ・ジョブズ』に挑みます。

台本を読んだケイト・ウィンスレットは、とても言い争いが多く、激しくぶつかるジョブズの姿が多く見られるとコメントしており、ダニー・ボイル監督の早いスピード感が生かされた台本になっているとのことです。

2016年版『スティーブ・ジョブズ』では異例の入念なリハーサルがされた?

この映画は会話だけで200ページにも脚本が及んだこともあり、撮影前に異例のリハーサルが行われたといいます。なんとそのリハーサルに費やした時間は7週間だということ。アップルを変えた3つの重要なプレゼンテーションの直前40分の舞台裏を描いた本作は「言葉のアクション映画」と表されるほど、その脚本にかける時間は長かったようです。

幕ごとに数週間に及ぶリハーサルを繰り返したことに関して、マイケル・ファスベンダーやケイト・ウィンスレットなどのキャストたちはこう述べています。

「万にひとつもないケースだ。ダニーには永遠に感謝するよ。だって、あれがなかったら、これだけの脚本に取り組めなかっただろうからね」

「1幕1幕を撮影する段取りに入る頃には、私たちにはセリフが全部頭に入っていて、自分たちが何をやっているかもきちんと分かっていたの。復習をすればするほど、懐が深くなって、演技が勝手に出てくるようになるのは当たり前なんだけど、今回もそれが証明されたわね」

引用:映画.com

ケイト・ウィンスレットがユニークな方法でキャスト入り?

映画『スティーブ・ジョブズ』でジョアンナ・ホフマンはユニークな方法で、自身が役にぴったりだと映画プロデューサーを務めるスコット・ルーディンだと伝えました。そのユニークな方法とはなんとセルフィーで自分がどれだけ変身できるかを示すものだったといいます。

すっぴんのまま黒髪の短いカツラをかぶり、そしてメガネをかけたセルフィーを1枚撮り、スコット・ルーディンにメールで送ったのだといいます。それがきっかけでこの役を勝ち取ったといいます。さらにケイト・ウィンスレットは本物のジョアンナ・ホフマンに会ったそうで、その時は似てなさを指摘されるのが怖く、とても緊張したそうです。

スティーブ・ジョブズの伝説のプレゼンをご覧ください

スティーブ・ジョブズ史上最高とも言われる2007年のプレゼンテーションです。ジョブズのプレゼンテーションの上手さはもちろんよく知られていますが、じっくりと観たことがある人は実はそう多くないのではないでしょうか。

一度観れば惹きつけられること請け合いのプレゼンテーションショー。そんなジョブズのプレゼンの舞台裏を描いた本作。アカデミー賞の最有力候補と言われていることからも、面白くないはずがないと言えるでしょう。

2013年版『スティーブ・ジョブズ』はここが間違っていた!

Appleの共同設立者にしてスティーブ・ジョブズの盟友であるとして、映画でも描かれていたスティーブ・ウォズニアックは2013年版の映画に対して事実と違うところが多くあると指摘しました。

たとえば、ウォズニアックはジョブズよりも先にコンピューターが人々のコミュニケーションや教育、産業に革新を齎すと考えており、そういったクラブにすでに所属していました。ジョブズの映画の中での考えは先駆者がいたということです。そして、映画では悪役のように描かれていたジェフ・ラスキンは、コンピューターの発展の面でジョブズに勝ると劣らない貢献をした偉人であり、そしてジョブズに敵わないという描写だったマイク・マークラは実際にはAppleの進化に欠かせない人物でした。

ピクサーとジョブズの意外な関係を紹介!

ピクサーこと、ピクサー・アニメーション・スタジオは『トイ・ストーリー』などの人気ディズニー作品を誕生させた、日本には知らない人はいないほどのアニメーション制作会社です。

ピクサーは元々は1979年に設立されたルーカス・フィルムのコンピュータ・アニメーション制作部門であり、『スター・ウォーズ』の製作者で知られるジョージ・ルーカスが設立した映像製作会社でした。

しかし、後にジョージルーカスの離婚により発生した莫大な慰謝料がによって事業を縮小せざるを得ない危機となり、その会社を買収したのが、アップル社の共同設立者の一人であったスティーブ・ジョブズだったのです。

ピクサーの歴史

1979年に設立されたルーカスフィルム社をアップル社の共同設立者の一人であったスティーブ・ジョブズが1986年に1000万ドルで買収し、「ピクサー」と名付けて新しく高級ハードウェアの製造会社として運営されますが、思うように売上は伸びず、赤字が続いてしまいます。

そこでピクサーはコンピューター販売からCGアニメーション切り替えたところ、数々の短編アニメや賞を取るようになり、1988年には短編CGアニメ『ティン・トイ』でアカデミー賞短編アニメ賞を受賞するという快挙を達成します。

1995年にはディズニーとの共同製作で『トイ・ストーリー』を発表し、大ヒットを果たします。

さらに『ファインディング・ニモ』や『カールじいさんの空飛ぶ家』でもそれぞれアカデミー長編アニメ賞、第66回ヴェネツィア国際映画祭名誉金獅子賞をチーム受賞しており、今では数々の大ヒット作を生み出す素晴しい映画製作会社に成長し、映像業界では先を行く映像技術で世界を圧倒し続ける存在です。

スティーブ・ジョブズは何を目指したのか?

今では、世界から評価されているピクサーも一時は赤字が続き、スティーブ・ジョブズ自らの個人資産で会社を運営させていた時期もあったほどの危機的状況にありました。しかし、なぜそこまでしてピクサーを手放そうとしなかったのか、それにはスティーブ・ジョブズの信念があったからこそなのではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズにとって大切なのは、必ずしもお金や名誉ではなく、才能のある人たちを集め、世界をあっと言わせるようなものをつくり出すことだそうです。

そしてピクサーを手放さなかったのも、「会社を売れば大金が転がり込むかもしれない。しかし、ひょっとしたら、自分の人生でもっと価値あるすばらしい経験をする機会を放棄してしまうかもしれない」と発言しています。

ジョブズが目指したのはお金や地位、名誉ではなく、「世界を変える」ことだったのです。

一足早く公開された海外での映画『スティーブ・ジョブズ』の感想や評価は?

アメリカでは2015年の10月23日と日本よりも大幅に早く公開されている『スティーブ・ジョブズ』。マイケル・ファスベンダーが主演男優賞、そしてケイト・ウィンスレットが助演女優賞にノミネートされている本作ですが、作品自体の感想や評価はどうなんでしょうか?海外サイトを通して紹介していきます。

まず、アメリカ最大のレビューサイトIMDbの評価を見てみると星10個中7.5となっています。「これはドキュメンタリーではなく、本当にあった話を脚本家したストーリー調になっていて、面白かった!」などという、2013年にアストン・カッシャーが主演で撮られた『スティーブ・ジョブズ』との比較して書かれたレビューが多く、2013年バージョンよりも楽しめたというのが感想として多かったようです。

ちなみに、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは85点というこちらも高評価になっています。

海外では比較的高評価な本作。2013年版ではCiatr評価で星3.1ですが、これを超えることができるのでしょうか?

映画『スティーブ・ジョブズ』の公開日は2016年2月12日です!再び映画化されることになった『スティーブ・ジョブズ』が楽しみですね!