『おおかみこどもの雨と雪』の名言・名シーン!人生の糧になる言葉を紹介
多くの名言を残した細田守作品『おおかみこどもの雨と雪』。母親の花が2人を育てていくなかで、様々な苦悩を経験します。 そこで、本記事では花の名言を中心に心に残る言葉を紹介します!亡き父親やこども2人の名言も解説します。
映画『おおかみこどもの雨と雪』とは?名言が数多く登場

『おおかみこどもの雨と雪』は、2012年7月に公開された、アニメ界で有名な細田守監督の長編オリジナル作品第2作で、第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を含む約20近い賞を受賞する快挙を遂げた人気のアニメーション作品です。 女子大生であった主人公の花が同じ学校の「おおかみおとこ」と出会い恋に落ちていくシーンから始まります。おおかみおとことの間に2人の雨と雪と名付けられた子を授かりますが、おおかみおとこは亡くなり、花はシングルマザーとして人里離れた古民家での子育てを決意します。 そんな子供たちが人間とオオカミのあいだで悩み、葛藤しながら成長していく姿を追いかけた作品です。
母親・花の温かい名言や共感できる言葉3選!

「あなたにはお母さんらしい事をまだしていないの」

どの母親にもこういった思いはあるのではないでしょうか?子供のために何をしても満足できないくらい足りないと思うのが母親です。 雨が人間界を離れる時に花が放ったこの言葉は切なく、寂しく、花らしい一言でした。
「しっかり生きて!」
雨が狼として生きることを決めて旅立った時に、母親の花が息子の雨に向かって言った一言です。 息子を手放す寂しさと、息子を想う愛情に満ちたこの名言は、強い母親の心が垣間見え、観る者の心に深く残ります。
「おみあげみっつ、たこみっつ!」

母親の花が、娘の雪に、おおかみになりそうになったら唱えるおまじないとして教えた言葉です。映画の中で何度も登場します。
雨の質問「どうしておおかみはいつも悪者なの?」に対する花の答え

こどもの無垢な気持ちが現れました。雨が花に「どうしておおかみはいつも悪者なの?」と聞きます。大人になると世間体という言葉の通り、良い悪いも、社会の感覚でそこに答えとして存在しています。 真っ白で無垢な子供にそんな大人の事情を見透かされそうになります。
「でも、おかあさんは、おおかみが好きよ。みんながおおかみを嫌っても、おかあさんだけは、おおかみの味方だから」
上の雨の問いに対する言葉。愛する人・家族の全てを受け入れ、味方でい続ける、そんな花の強い思いが現れた一言です。
花の父親の名言!笑顔でいる大切さ

「いつも笑顔でいなさい。辛いときとか苦しいとき、とりあえずでも無理矢理にでも笑っていれば、たいていのことは乗り越えられるのだから。」
この名言は、花の父親が花に向けて言った言葉。シンプルな言葉ですが、とても深い言葉です。単純なことですがいつも笑顔でいることは難しく時には苦しいくもあります。笑顔にでいることにより、周りも自分も助けられるのです。
2人の父親・おおかみおとこの名言

「同じ団地でも、家の中はまるで違うんだ。お金のあるうち。ないうち。家族のたくさんいるうち。ひとりのうち。赤ん坊のいるうち。年寄りだけのうち。」
亡き父親であるおおかみおとこの名言です。 家族のかたちも色々あります。それによって幸せのカタチも色々なのです。ひとつのものさしでは計り知れず、比べるものではありません。
母親の花が、娘の雪に、おおかみになりそうになったら唱えるおまじないとして教えた言葉です。映画の中で何度も登場します。
「大丈夫。少しくらい調子が悪くても、温かい食べ物と優しい君の手があれば、また元気になるよ。」
人は一人では行きていけない。人とのつながりの大切さが身にしみる名言ですね。
『おおかみこどもの雨と雪』人生が少し豊かになる名言の数々

細田守作品『おおかみこどもの雨と雪』。家族や生き方について考えさせらえる本作の名言を紹介しました。母親でのこどもに対する思いがあふれた言葉に共感する方も多いのではないでしょうか。
