2021年7月2日更新

映画『おおかみこどもの雨と雪』雪は幸せに生きたのか?声優を務めたのは黒木華!

『おおかみこどもの雨と雪』雪

細田守監督によるアニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』の主人公の1人、「おおかみこども」の「雪」について解説します。幼年期から少女期にかけて彼女が歩んだ道を振り返り、ラストからその後についても考察。雪は自分が選んだ道を幸せに生きたのでしょうか?

目次

映画『おおかみこどもの雨と雪』雪について解説!【ネタバレ注意】

スタジオ地図による細田守監督の第2作『おおかみこどもの雨と雪』は、「おおかみおとこ」と人間の間に生まれた「おおかみこども」が主人公。この記事では、おおかみこどもの姉弟・雪と雨について解説していきます。 雪の幼年期から少女期を振り返り、彼女が選んだ道を解説し、その後を考察。加えて、雪の声優を務めたキャストも紹介します。 ※この記事には『おおかみこどもの雨と雪』のネタバレが含まれているので未鑑賞の人は注意してください。

【幼年期】雪は山を駆け回る活発な女の子だった

『おおかみこどもの雨と雪』雪

雪は「おおかみおとこ」と人間の間に生まれた「おおかみこども」。雨の姉で、雪の日に生まれました。 幼少期は活発でおてんばな女の子で、野生動物を追いかけ回すなど、雨よりも野性的でした。しかし、小学校に入ると、周りの大人しい女子たちを見て自分の野性を封印するようになります。 友だちも多く出来て、より女の子らしく、人間らしく生きたいと願うように。そんな頃、弟の雨は山でおおかみとして生きる道を模索しており、まったく立場が逆転してきていました。 人間として生きたい雪は、ある日そのことが原因で雨と喧嘩になってしまいます。しかしすでに、おおかみとして目覚めた雨には力で叶わなくなっていました。

【少女期】人間としての幸せを選ぶ……草平との関係は?

『おおかみこどもの雨と雪』雪

転校生の藤井草平をおおかみの姿で傷付けてしまったことが大きな一因で、おおかみになることを完全にやめてしまった雪。そのことで雨とは仲違いしたままになってしまいますが、その時から人間として生きていく覚悟が据わったともいえます。 雨が山に向かった大雨の日、親の迎えが来ない雪と草平は学校で2人きりで夜を過ごすことに。そこで、草平に自分がおおかみこどもであることを告白しますが、実は草平はそのことは知っていて受け入れ、誰にも言わないことを約束しました。 小学校の卒業後は、寮制の中学校へ進学。写真にはバドミントンや募金活動をしている姿が写っており、活発な性格はそのままに、人間として幸せに生きているようです。

声優を務めたのは黒木華・大野百花

「おおかみこども」の雪の幼少期の声優を務めたのは、2001年8月19日生まれ、東京都出身の女優・大野百花。幼少の頃から子役として芸能活動を始め、2007年にCMデビューしました。 2010年には、映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』での演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。 雪の少女期を担当したのは、1990年3月14日生まれ、大阪府出身の女優・黒木華。本作で声優として評価され、スタジオ地図の『バケモノの子』(2015年)、『未来のミライ』(2018年)にも声優として出演しています。 若手演技派女優として高い人気を博す彼女は、『小さいおうち』(2014年)、『母と暮らせば』(2015年)、『浅田家!』(2020年)と、日本アカデミー賞では3度の最優秀助演女優賞に輝いています。 テレビドラマでも、『重版出来!』(2016年)や『凪のお暇』(2019年)などの主演作で活躍しています。

映画『おおかみこどもの雨と雪』雪は信念を持った強い女の子

「おおかみこども」の雪は、母の花に似た強い信念を持った女の子で、人間として生きる道を自ら選びました。早くに親の元を離れ、自分の力で先へ進もうとしているのも頼もしいですね。 『おおかみこどもの雨と雪』は、親子の絆、子どもの成長と自立をテーマにしています。姉弟が主人公なので、男女どちらの立場からも観ることができますね。ぜひ雪の成長にも注目してみてください。