2025年8月1日更新

『サマーウォーズ』名言まとめ15選!おばあちゃんの遺言から健二の名セリフまで!あの言葉の背景もおさらい

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『サマーウォーズ』
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

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『サマーウォーズ』に登場する名言を紹介

映画『サマーウォーズ』は『時をかける少女』『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』で知られる細田守監督の監督作品です。 天才高校生の主人公・小磯健二を始め、ヒロインの篠原夏希、戦国時代から数百年以上続いている陣内家の当主でみんなの「おばあちゃん」である陣内栄、そしてネットゲームの世界チャンピオンの「カズマ」こと池沢佳主馬など魅力的なキャラクターが多数登場する『サマーウォーズ』。 そんな『サマーウォーズ』のキャラクター達から飛び出た名言・名台詞をまとめてご紹介します。

主人公・小磯健二の名言

『サマーウォーズ』(2009年)

まずは17歳、東京都内の久遠寺高校の2年生である主人公・小磯健二の名言からご紹介します。

「あきらめたら、解けない。答えは出ないままです」

『サマーウォーズ』(2009年)

キングカズマまでもラブマシーンに乗っ取られ、悲嘆にくれる陣内家の人々のなかで、健二が放った言葉です。数学と重ね合わせた名言です。

「ネットの中だからって、何でもやっていいと思ったら、大間違いだ!」

とても正論です。そして実際にも真似して使いやすい言葉ですね。

「よろしくお願いしまああああす!!」

『サマーウォーズ』
©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

クライマックスで頭をフル回転しながら叫ぶセリフ。予告などでも使われており、印象に残っている人も多いのでは?

おばあちゃんの名言

『サマーウォーズ』
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「おばあちゃん」こと陣内家16代目の当主である陣内 栄(じんのうちさかえ)の言葉には、長年生きてきたおばあちゃんならではの温かい言葉、背中を押してくれるような勇気が出る言葉が多数あります。

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「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」

おばあちゃんが残した遺言に含まれていた一言。彼女は一家の中心として、「みんなで食卓を囲むこと」をとても大切にしていました。家族を心から愛しているおばあちゃんらしい、とてもあたたかで優しい言葉です。 こちらは本作に登場する名言のなかでも、1、2を争うほどの人気を誇っています。

「あんたなら出来る。出来るって。そうだよ。その意気だよ」

日本中が混乱し、慌てふためいていた親戚や知り合いを電話で励ますシーンのおばあちゃんのセリフです。自信を持たせてくれるあたたかいセリフです。

「何千、何万って人が困ってる。ここで頑張らないでいつ頑張るんだい!」

ラブマシーンのせいで世界が混乱していくなか、おばあちゃんは家族や知り合いに電話をかけ激励の言葉をかけ続けます。そこで飛び出したのがこのセリフです。厳しさがありながらも、そこには相手への信頼と気遣いが詰まっている。聞くと「頑張ろう!」と元気が湧いてくる、印象的な名言です。

「家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、もし、辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族みんな揃って、ご飯を食べること」

亡くなってしまった栄おばあちゃんの、遺言の中の一文。これからも生きていく家族に向けた力強いメッセージです。

篠原夏希の名言

『サマーウォーズ』(2009年)

ヒロインである篠原夏希の名言をご紹介します。

「止めて...涙を。ここ、握って止めて」

おばあちゃんが亡くなり悲しみに暮れている夏希が、となりに座る健二に向かって言ったセリフです。これを聞いた健二がおそるおそる夏希の手を握ると、彼女はその優しさに安心したのか、せきを切ったように泣き始めてしまいます。 明るく朗らかな夏希が声をあげて泣きじゃくる。その姿に胸が締め付けられる切ないシーンであると同時に、夏希と健二の恋模様がほのかに感じられる甘酸っぱいシーンでもありました。

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陣内万作の名言

70歳で、陣内栄の二男である陣内万作の名言を紹介します。

「こういうのは、勝ちそうだから戦うとか負けそうだから戦わないとかじゃないんだよ。負け戦だって戦うんだ、うちはな。それも毎回」

決戦を控えて、陣内家が全員集合したシーンで陣内万作が言うセリフです。

陣内侘助の名言

サマーウォーズ 栄 侘助
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栄の養子にあたり、本作のラスボス・ラブマシーンを作り出した張本人でもある陣内侘助。物語の根幹に深く関わる、本作のもうひとりの主人公とも言われる重要キャラです。ここからはそんな侘助の名言を紹介します。

「ばあちゃん!!ばあちゃん!!」

こちらは栄の訃報を聞いた侘助のセリフです。彼は栄の夫・徳衛(とくえい)の隠し子で、陣内家では少々浮いた存在でした。そんな彼にも分け隔てなく、優しく接してくれたのが栄だったのです。 彼女の死を知らされた侘助は普段の冷静さを失い、一目散に家へ向かいます。そしてやっと家に着いたところで、「ばあちゃん‼ばあちゃん‼」と声をあげたのです。栄を大切に思う侘助の気持ちが詰まった、胸に迫る名言となっています。

「ばあちゃん、ただいま」

こちらは栄の遺体に向けて侘助が言った言葉です。侘助は今まで素直になれず反抗してきたこと、そしてラブマシーンのせいで巻き起こった混乱を謝罪するかのようにこの一言を放ちました。ひょうひょうと振る舞い続けてきた侘助が見せた真剣さに、思わず胸を締め付けられる切ない名言です。

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【その他】キュンとする!人気のセリフも紹介

「でも、二人じゃ多いかな。募集人員、一名なの」

『サマーウォーズ』
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こちらは物語冒頭、夏希が健二と佐久間に向かって言ったセリフです。彼女は「恋人役を演じてもらう」という真の目的を隠しつつ、健二たちに「一緒に実家へ行って欲しい」と声をかけます。そこで2人が手を挙げるのですが、夏希は「募集人員、一名なの」と返答。 イタズラっぽい笑みを浮かべる夏希はとても可愛らしく、その魅力に一気に引き込まれてしまいます。彼女が持つ天真爛漫さや小悪魔感が伝わる、胸キュンなシーンになっていました。

「ゲームじゃない、スポーツ。戦って勝つのが好きなんだ」

『サマーウォーズ』(2009年)
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栄の曾孫(ひまご)の一人で、格闘ネットゲームの世界チャンピオンでもある13歳のカズマ。こちらは背伸びをしたいカズマの心情が現れているセリフです。

「言い方がダメ、もっと取引先に言うみたいに言って」

こちらはカズマが健二に向かって言った一言。健二はOZにログインするため、カズマに「パソコン借りてもいい?」と尋ねます。するとカズマは「言い方がダメ、もっと取引先に言うみたいに言って」と反論。年上の健二にもっと丁寧に頼めと要求したのです。 中学生だけど大人として扱って欲しい、そんなカズマの思いがにじみ出た微笑ましいセリフでした。

「ちょっと言えないとこ」

陣内家本家の長男で、陸上自衛隊に勤務している理一。ラブマシーンと戦うために自衛隊の特殊車両を持ってきた彼に対し、健二は「どこに所属しているんですか?」と質問を投げかけます。それに対し理一は「ちょっと言えないとこ」と微笑みながら返答したのです。 これまで冷静沈着な雰囲気をまとっていた理一が見せたチャーミングな一面。謎めいたセリフとお茶目な態度に、思わずキュンとしてしまった方が多かったようです。

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印象に残る『サマーウォーズ』の名言集

『サマーウォーズ』
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いかがでしたか?夏に観たくなる青春映画としてぴったりな『サマーウォーズ』に登場する魅力的な登場人物たちの名言集でした。