『おおかみこどもの雨と雪』声優キャスト一覧&キャラ相関図!上白石萌音など俳優も多数出演!?
日本アニメ界を代表する監督の1人、細田守によるアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』。「おおかみこども」というファンタジーな設定でありながら人間のリアルな葛藤を描き出し、感動的かつ様々なことを考えさせる作品です。 今回は、この『おおかみこどもの雨と雪』を彩る素敵な声優陣を紹介します。若手から大ベテランまで演技派俳優が揃った今作は見逃せません。
『おおかみこどもの雨と雪』キャラ相関図

『おおかみこどもの雨と雪』声優キャスト一覧表
| 花役 | 宮崎あおい |
|---|---|
| 彼(おおかみおとこ)役 | 大沢たかお |
| 雪(少女期)役 | 黒木華 |
| 雪(幼少期)役 | 大野百花 |
| 雨(少年期)役 | 西井幸人 |
| 雨(幼少期)役 | 加部亜門 |
| 韮崎(にらさき)役 | 菅原文太 |
| 韮崎のおばさん役 | 片岡富枝 |
| 藤井草平役 | 平岡拓真 |
| 草平の母親役 | 林原めぐみ |
| 田辺先生役 | 染谷将太 |
| 土肥役 | 谷村美月 |
| 堀田役 | 麻生久美子 |
| 毛野役 | 上白石萌音 |
花役/宮崎あおい

『おおかみこどもの雨と雪』の主人公は雪と雨を女手ひとつで育て上げる花。父親と2人で生活していた彼女は、父親を亡くしたことにより天涯孤独の身となります。東京の国立大学に通い、そこで彼(おおかみおとこ)と出会うことになります。 花という名前は亡き父が花のように笑い続けて欲しい、という願いから名付けられました。そのため、花はどんな時でも笑顔でい続けるという信念を持ち、辛い時も笑顔でいることを心がけています。
花の声優:宮崎あおい

そんな主人公・花の声を担当したのは女優やモデルとしても活躍中の宮崎あおい。代表作は2008年に放送されたNHK大河ドラマ『篤姫』の篤姫役、2010年公開の『ソラニン』で健気にバンドマンを支えるヒロイン・井上芽衣子を熱演しました。 声優としても数々の作品に参加し、本作の他にも2010年の『カラフル』、2015年には細田守監督の『バケモノの子』でも声優を務めました。2025年は新海誠監督の初期名作アニメを実写映画化した『秒速5センチメートル』に出演しています。
彼(おおかみおとこ)役/大沢たかお

ニホンオオカミの末裔で、「彼」と呼ばれる謎多きキャラクター。トラックのドライバーとして働く傍ら、国立大学に潜り込んで勉強していたところ主人公の花と出会いました。そして花とのあいだに2人の子供を授かっています。
彼(おおかみおとこ)の声優:大沢たかお

おおかみおとこの声は俳優・大沢たかおが演じています。数々の映画やドラマに出演する知名度の高い俳優の1人です。代表作は2009年に放送されたテレビドラマ『JIN-仁-』、2013年に公開された映画『藁の盾』など。 声優としてもたびたび活動しており、2005年の『皇帝ペンギン』や、ゲーム『レイトン教授と悪魔の箱』に出演しています。2025年は主演作「沈黙の艦隊」シリーズの劇場版2作目「北極海大海戦」が公開しました。
雪(少女期・幼少期)役/黒木華・大野百花

『おおかみこどもの雨と雪』のストーリーテラーで、花とおおかみおとこの子供である雪。彼女の名前の由来は雪が降っていた日に生まれたからだそうです。 幼い頃は活発で元気に走り回るような女の子でしたが、成長するにつれて周りに合わせおしとやかになっていきます。小学校での生活を通して、人間社会で生きることを決意しました。
雪(少女期・幼少期)の声優:黒木華・大野百花

雪の少女期を演じたのは、2021年現在ドラマや映画に引っ張りだこの女優の1人、黒木華です。デビューしてから今までに第37回日本アカデミー賞 新人俳優賞を含む10以上の賞を受賞しており、実力派女優として評価も高い人物です。 声優としては他に、2015年『花とアリス殺人事件』、『バケモノの子』などに出演しています。 雪の幼少期の声を担当するのが子役でも活躍している大野百花です。子役にして、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、演技力も高評価を得ています。
雨(少年期・幼少期)役/西井幸人・加部亜門

花とおおかみおとこの子供で、雪の弟である雨。幼少期は体も弱く、内向きな性格をしていますが、物語の中のある出来事をきっかけにおおかみとしての本能に目覚めていきます。
雨(少年期・幼少期)の声優:西井幸人・加部亜門
「おおかみこども」で、雪の弟である雨の声を担当したのは俳優でタレントでもある西井幸人です。俳優としての代表作は2011年に放送されたドラマ『鈴木先生』や2012年に公開された『悪の教典』など。声優としての参加は今作品が初めてです。 幼少期の雨の声を担当したのが子役の加部亜門です。こちらも声優としての参加は今作品が初めてでした。
韮崎(にらさき)役/菅原文太
田舎に引っ越してきた花の近所に住むぶっきらぼうな老人・韮崎(にらさき)。花に対してきつい態度をとりますが、実はとても花のことを気にかけています。 そんな韮崎の声を担当したのは菅原文太。彼は『仁義なき戦い』シリーズでお馴染みの日本映画史に残る名俳優です。 2014年11月28日に他界し、様々な著名人からも惜しまれましたが、彼の出演作品は今でも愛され続けています。
韮崎のおばさん役/片岡富枝
明るく人懐っこい性格で花の世話係的存在の韮崎のおばさんは、片岡富枝が声を担当。 数々のアニメに多く参加しており、日本を代表とする声優の1人です。代表作として、『名探偵コナン』や『忍たま乱太郎』にも出演しています。
藤井草平役/平岡拓真
花のクラスの転校生で、花と友情を育んでいく藤井草平。花の正体にそれとなく気付いており、直接告白を受けた後は同じ寮制中学に行くほどの親友となっていきました。 声優を担当したのは、2008年に映画『252 生存者あり』のスペシャルドラマ「episode.ZERO」で俳優デビューを飾った平岡拓真。『中学生円山』(2013年)や『ハルチカ』(2017年)など映画でも活躍していましたが、現在は俳優業を引退しているようです。
草平の母役/林原めぐみ

草平の母親役を務めたのは、声優の林原めぐみ。草平の母親は雪が草平にケガをさせた時は激怒していたくらいに彼を気にかけていましたが、再婚と出産によって変わってしまったようです。 林原めぐみは「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイ役や「ポケットモンスター」シリーズのムサシ役、「名探偵コナン」シリーズの灰原哀役や『らんま1/2』の早乙女らんま役などでよく知られています。
田辺先生役/染谷将太

雪の小学校の担任教師の声は、俳優の染谷将太が担当しています。 2013年に『ヒミズ』『悪の教典』で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を総ナメ受賞し、一躍有名になりましたが、実は子役時代も活躍していた経歴があります。声優としては2015年に『バケモノの子』に参加しています。
土肥役/谷村美月
花の近所に暮らす主婦の声は、女優の谷村美月が担当しています。演技派女優としての知名度も高く、これまでには100本近い作品に出演しています。 声優としての参加作品も多く、代表作として2006年に『時をかける少女』、2009年には『サマーウォーズ』、2015年には『バケモノの子』に声優として出演しました。
堀田役/麻生久美子

花の近所に暮らしている主婦の堀田の声を担当したのは、「時効警察」シリーズの三日月しずか役で知られる麻生久美子です。堀田は初め、近所付き合いをしない花を遠巻きに見ていましたが、誤解が解けてからは親しくなっていきます。 麻生久美子は1998年公開の映画『カンゾー先生』で数々の国内映画賞の新人賞を受賞。他の出演作に『MIU404』(2020年)の桔梗ゆづる役や「オリバーな犬」シリーズの漆原冴子役などがあります。
毛野役/上白石萌音

毛野は雪の親友で、クラスメイトから雪が責め立てられている際に雪をかばい助けている女の子です。 実はこの毛野の声を担当しているのは、2016年の映画『君の名は。』でヒロイン・三葉を熱演し、今や大人気女優となった上白石萌音。人気が出る前の彼女の演技に注目してみてください。
『おおかみこどもの雨と雪』の声優キャストは超豪華だった!
主人公を始めとして、俳優としても声優としても活躍するキャスト陣が集まっていた映画『おおかみこどもの雨と雪』。 当時はそこまで注目されていなくても、今や超有名俳優として大活躍しているキャストも多数出演していました。ぜひ、ストーリーだけでなく彼らの演技にも注目して楽しんでください!











