糸なし糸電話
てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもん カラー作品集』1巻に収録されたエピソードに出たもので、『ドラえもん のび太と鉄人兵団』にも出てきたひみつ道具。名前そのままの糸の必要がない糸電話です。携帯電話、スマートフォンと実現されてきましたが流石にここまで多機能化するのを予想するのは難しかったようです。
立体オセロ
オセロを二次元から三次元の勝負ができるようにしたもの。近年、ホログラムの実用化が劇的に近づいているので近い将来、実際に商品化されるかもしれませんね。22世紀の人気ゲームでてんとう虫コミックス第23巻の『長い長いお正月』に名前が出てきました。
のび太が嫌がったので実際にはドラえもんが出そうとしただけで終わったので、どのような形状をしているかはわかりませんが、実際は平面のオセロとはルールがかなり違うかもしれません。
動物語ヘッドフォン
つければ動物の言葉がわかるようになるという道具。現実でも犬の言葉を翻訳できるバウリンガルが発明され、発売していることからその内に作中の性能に近い物が販売されるかもしれないです。てんとう虫コミックス22巻の『のら犬「イチ」の国』で活躍しました。
立体効果音8チャンネル(花見のにぎわい)
てんとう虫コミックス45巻にてのび太とドラえもんが深夜に花見する際にあまりに静かだと思って余興のために出した道具。ラジカセベースに8つの小型スピーカーが搭載されているというのは5.1chサラウンドが現状では最も近いと言えます。音響への需要はまだまだ高いので小型化しないのであればすぐに実現するのかも。
めんくいカメラ
カメラに意思があり美形と判断されなかったら写真に写らないというもの。美醜の基準を決めるのが大変に困難ですが今ではフォトショ修正が一般でも容易な時代なので一手間加えたら同じようなことは可能となっています。
のび太とスネオは映らず、ドラえもんは念の為に化粧をして撮影に臨もうとしました。このお話のオチはジャイアンに恐れをなしたカメラがおべっかを使ってジャイアンは普通に写すというものなので、完全再現となると人工知能が必要なのかも。
ユメコーダー
てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第5巻に出てきたひみつ道具で、マイクを向けた人の夢を吹き込むと映像として再生できるというもの。再生時はマイクが映写機になって壁に映像を投射する仕組みです。今ではCGやVFXの技術が飛躍的に向上しているため、カメラもありという条件もあれば実現にはグッと近づきそうです。
文明が発達すればするほど近づいてくる夢の未来世界。ドラえもんが開発されるよりもひみつ道具が開発される方が早いのかもしれません。